2018/06/13 - 2018/06/24
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美しきピレネーの旅、3日目です。
今回は、ルルドの「ろうそく行列」を紹介します。 どんな風景でしょうか。
ルルドはカソリックの聖地です。 何故って、話は19世紀まで遡ります。
その当時、一人のとても貧しい少女ベルナデッドの前に聖母マリアが幾度も現れ、その導きによって少女が触れた洞窟の地面から泉が湧き出たのです。 そして、その泉の水を飲んだ人は次々と病が治ったのです。 その奇跡の話は瞬く間にヨーロッパ全土に広まり、奇跡を求める人々が集まるようになりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
-
カルカッソンヌからバス移動し、ピレネー山麓の街ルルドに、午後6時ごろ到着しました。
今日の宿泊は「ホテル エリセオ」です。 ルルドの広場(聖域)から5分ほどの場所にあります。 -
夕食前に少しルルドの街を歩くことにしました。
ホテルを出て緩やかな坂道を下っていくと、ルルドの広場(聖域)へ出ます。
途中、お土産屋の通りがあって宗教的な品物がたくさん並べられていました。 -
店頭にマリア像(?)が置かれています。店内は宗教グッズでいっぱい。
-
これはローソクで、様々な大きさやデザインされたものがあります。
広場で行われる「ローソク行列」に参加する人が使う物を売っています。 -
お土産通りを抜けた広場(聖域)前の街並みです。 なんとなく宗教的な雰囲気が満載、といった感じですね。
-
この橋は、ルルドの街を流れるガーヴ・ド・ポー川です。
橋向こう側もお土産屋がひしめいています。 -
川の脇にあるレストランですが、よく見ると不思議ではありませんか?
ほら、下の階が水で浸かっているように見えませんか。
いたずらアートなのでしょうね。 -
ホテルに戻る途中で、巡礼奉仕団の若者たちに逢いました。
他でもこのような若者集団に何度もすれ違いました。 巡礼奉仕団はいろいろな街からやってきているとのこと。
ルルドでは介護を必要とする巡礼者1万人に対して、介護ボランティアが3万人いるといわれています。 ボランティアを申し込んでも3年ほど待つそうです。
私が想像するに、介護奉仕することで神からのご利益(日本人的発想?)があると考えているのでしょうか。
あるいは、ご利益なんて見返りを期待せず、ここで真に癒された喜びを返したいといった思いではないでしょうか。 -
夕食の前菜の後のサーモンのムニエル?
そのあとは、フルーツのデザートでした。特にコメントはありません。 -
そろそろ午後8時になります。ローソク行列の始まる時刻が迫ってきました。 このローソク行列は、毎年4月~10月の毎晩10時ごろに行われています。 このミサに参加するために、年間500万人もの人が奇跡を求めて訪れます。
始まる前ですが、広場(聖域)に行ってみました。
正面の一番奥に二つの聖堂(塔)があり、その下にモザイク画で壁一面を埋め尽くしているのが「ロザリオ聖堂」です。 -
ロザリオ聖堂のモザイク画です。実に美しく荘厳なものでした。
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その聖堂の上まで、祈りの人々が集まっています。観光客も多いのですが。
ロザリオ大聖堂の左右には、この場所に行ける坂道が造られていて、誰でもが
登っていけます。 -
その坂道を上がっていくと、目の前に二つの聖堂が堂々と現れました。
「無原罪の御宿り大聖堂」(別名:バジリカ聖堂)と呼ばれているそうです。 -
聖堂前のテラスに司祭さんでしょうか?前に進み出てきました。
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すると、遥か彼方から大勢の巡礼者が、聖堂に向かってゆっくりと、行進してきました。
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先頭は足の不自由な巡礼者が車いすに乗り、介護者に付き添われながら参列しています。
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そして、聖母マリアの像を掲げた一団の後には、、大勢の巡礼者が整然と並んで続きます。
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ロザリオ聖堂の前に巡礼者が整然と集まります。
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午後10時ごろ、ロウソクの灯りを持った大勢の人が、ロザリオ大聖堂を囲んでいます。
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さあ、祈りの時間です。
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ミサはまだまだ続いていましたが、ホテルに戻ることにしました。
10時過ぎて、ようやく辺りも暗くなってきて、お店にも灯りが
つきました。 -
一夜明けて、6月16日の朝を迎えました。
今日は、ルルドの街を見て昼前に、ビッグ・ドゥ・ミデイの大展望台まで移動します。
さて、ルルドの街見学スタートです。
丘の上に建つのはローマ時代からある要塞(城)です。 中世から現代まで重要なこの地域を守る要として重要であったとのことです。 -
昨日、川を渡ってきた通りに、また来ました。
この先に、奇跡の少女ベルナデッタが住んでいた牢獄跡の住居があります。
ベルナデッタは、粉ひき職人の第一子として、この先の水車小屋に生まれました。 誕生後10年間は幸せな家族だったのですが、 その後、地代を払えなくなり、一家は貧困の生活へと下っていくのです。
それでもベルナデッタは、神を信じ、人を愛し、何事をも乗り越えていく人格を作り上げていくのです。
水車小屋を出た後、家族は牢獄跡の一室を住居にして生活をします。 -
途中の街並みはお洒落で、ヨーロッパの雰囲気が素敵でした。
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住居の玄関回りも、質素な中にクールさを感じますね。
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そんな街並みの先に、牢獄跡の住居が残されていました。
ベルナデッタの家族は、相次ぐ不運の末、無料であるこの牢獄跡の一室に住むことを許されました。 でも、最悪の環境で、汚く狭く、薄暗い部屋でした。 ベルナデッタには、下に3人の姉弟がいました。
近くの洞窟に毎日薪を取りに行くのがベルナデッタの日常でした。
そんな苦しい時期に、ベルナデッタは聖母マリアの出現に出会うのでした。 -
この一室が、ベルナデッタ家族が住んでいた部屋です。
今は照明で明るく見えますが、当時はロウソクもままならない暗いジメジメした部屋だったのでしょうね。 ? -
ベルナデッタ家族の写真です。 大人になった頃に撮ったのでしょうか。
左から3人目がベルナデッタです。 -
牢獄跡の住居を出て、ベルナデッタが誕生した水車小屋に行きましょう。
道路の右端に青い線が伸びているのが見えませんか。 -
この青い線は、ベルナデッタの水車小屋まで案内をしてくれます。
巡礼者が迷子にならないようにとのことです。 -
この団体は、北アフリカから来た巡礼団でしょうか、旗を持って移動している他の団体も何度も見かけます。
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青い線に導かれて、水車小屋に着きました。
現在残っているこの水車小屋は、聖母マリアが現れた後、貧困から救済するために司教がベルナデッタ家族に与えた物だそうです。 -
ベルナデッタが誕生した頃の当時の水車小屋の写真です。
木造でボロ(失礼)ですね。 幸せな生活=裕福とは限りません。
【ミニ知識】裕福だから幸せ、とも言えませんね。 -
水車小屋の中の居室です。 他にも3部屋あり、下の階は台所と水車と粉式の仕事場になっていました。
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ベルナデッタの写真です。 利発そうな少女ですね。
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聖域中央の南にあるサン・ジョセフ(聖ヨセフ)門に向かいます。
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ルルドの聖域の全体図です。
左下の橋を渡り、サン・ジョセフ(聖ヨセフ)門から広場に入ります。その正面がロザリオ大聖堂④です。 -
サン・ジョセフ(聖ヨセフ)門に入ると、芝生の広場の向こうにロザリオ大聖堂が見えます。 昨夜、この広場で「ロウソク行進」が行われたのです。
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ロザリオ大聖堂の前まで来ました。
たくさんの人が大聖堂の中に入っていきます。 -
大聖堂入口の上には、聖ドミニコにロザリオを手渡す聖母のレリーフ。
正面のモザイクは教皇レオ13世と、ピオ12世の肖像です。 -
ロザリオ大聖堂の左右に設けられている階段を上がって、バジリカ聖堂の前に出ることができます。
階段の上に見えるアーチ形の建物は、緩やかな斜面の橋で、車イスや足の弱い人は広場からこの坂を利用して、バジリカ聖堂へ行くことができます -
大聖堂の側面のここでは、いくつかある蛇口から流れ出る水を手ですくって飲んだり、様々な入れ物に水を満タンにして持ち帰る姿が見られます。
奇跡の洞窟から湧き出る水をここまで引いています。
街のお土産屋では、小さなペットボトルが0.8ユーロから売られています。日本に持ち帰り用にいいかも。
ちなみに、私も小さなペットボトル(0.8ユーロ)を買って、聖水を入れたのですが、キャップから水漏れがして、日本に持ち帰ることができませんでした。
購入する際は気を付けてくださいね。
さて、ここルルドから次の目的地「ピッグ・ドゥ・ミデイ展望台」へ移動です。
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