２０１８イングランド南西部でのバカンス（１／８　東京 → ロンドン）

2018/08/24 - 2018/09/01

今回夏の旅行としてイングランド南西部に行ってきた旅行記です。日本人はあまり行かないようですが、イギリス人にとっては日本の軽井沢のように避暑地でゆっくりと休暇を過ごす場所として名高いです。
実はもともとフランスのノルマンディー地方とブルターニュ地方を見てこようと思っていたところ、いろいろあって旅行計画見直しになったので、ふと前から気になっていたコーンウォール地方をはじめとするイングランド南西部への旅行に急遽切り替えてみました。
これまでに組んだ旅行の中で一番の出来だったと思います。最高のバカンスになりました。

8/24（金）東京　→　NH211　→　ロンドン　→　Night Riviera Sleeper
8/25（土）　→　ペンザンス
8/26（日）ペンザンス
8/27（月）ペンザンス　→　プリマス
8/28（火）プリマス　→　トーキー
8/29（水）トーキー
8/30（木）トーキー　→　ロンドン
8/31（金）ロンドン　→　NH212
9/1（土）　→　東京

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

UKへの渡航自体が初めて。当然NH211搭乗も初めて。11:35出発は意外と朝早く家を出ないと間に合わない。羽田までの道路が一番混雑する時間帯に移動しないといけないのは結構つらいなと思う。予想通りバスは30分近く延着したが無事羽田に到着してチェックイン等終了したのでラウンジに入る。この時間帯はいつも混んでいる。席もいつもの定位置（と自分で決めている）の角の席は当然埋まっていた。
ビジネス客というよりはレジャー客（自分もその一人だが）が多い印象。深夜の時間帯の時も思ったが、シン〇ポール行きの搭乗が開始するとラウンジ内が静かになって落ち着きを取り戻すのはなぜだろうか？　なぜか客層が毎度特徴的なのが不思議。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

定刻通り離陸。インタミから16Lへのタキシングは結構時間がかかった。16Rの手前の22からの誘導路とのクロスが混雑するのかな。
この日は台風20号が最接近していて、当日羽田に到着するまでも正直不安であった。夜中も暴風雨が外で鳴り響いていてなかなか眠れなかった。離陸後も10,000フィート超えてもかなり揺れていた。台風の影響範囲はこれだけ広いのかと思った。777のウィングは好きだ。高度が上がってもvaporが出ていたが、ウィングレット（？）のところだけ発生していないようで、この形状の意味をなんとなく感じた。

IFEがクラッシュしていた。ほかの席は普通に動いていたので、個別に起きた問題の模様。裏ではLinuxが動いているのね。ログ解析したくなる。USB端子にiPhoneを接続した直後にフライトマップ表示しようとしたら画面が白くなってその後こうなった。何か因果関係があったのだろうか。。。

最初の機内食。そんなにしょっちゅうのっているわけではないのだけど、なんだか最近飽きてきてしまった。舌が肥えていないのでシンプルにハンバーガーでも出してくれたほうが嬉しいと思ってしまう。

今回往路だけプレエコにアップグレードしてみたので、ビジネスのデザートのおさがりがもらえる。洋ナシのケーキにしてみた。結構お休みになっている人も多かったのでもらっている人はあまりいないようだった。デザートはおいしい。でも食べすぎかなぁ。。

サンクト付近上空（と思われる）を飛行中。ヨーロッパ便往路で右側席に座ったのが実は初めてだったことに気づく。

フィンランド湾に浮かぶ小さな島が遠くに見える。Nikon D850でもAFがきくかきかないかくらいの小ささ。

うっすらと遠くにフィンランド側の陸が見える。出張で以前11月に行ったことがあるが、夏にもいつか行ってみたい。

エストニアの沿岸部が見えてきた。

タリンの近く。

このへんは多くの便が集中しているので飛行機雲がよく見える。

デンマークの内海。Stigsnæsværketという発電所のよう。

ランゲラン島。

到着前の機内食。このイングリッシュマフィンがちょっと苦手（ならもう一つのチョイスにしとけよというのがあるが）になってきた。うーん。コンビニのサンドイッチとかでいいんだけどなぁ。。ごめんなさい。

いよいよUKが近づいてきた。

上陸！　って陸じゃないか。

市街地が見えてきた。

テムズ川！　ちょうど主要スポットが一気に見える。

曇ってますねぇ。

よく見える。これを狙って右側席にしてみたので報われた気分。

高画素機を持ってきてよかった。

B7のウィングホント好き！

いやー着陸まで忙しい（写真的な意味で）。

ロンドンブリッジもよく見える。（手前はジェットブラストでピンと見えてないように見えているだけです）

ビッグベンが修復修理中でカバーかぶっていることにこのときに気づくべきであった。

というわけで27Lに無事着陸。ミュンヘンみたいに滑走路２本のシンプルなつくりだけど、とても大きい。タキシング中もほかの旅客機観察に必死で休めない。どこのB4なんだろう。。

MHのA350だ。しかもスペシャルスキーマ。

エチオピアン（のくせに、とは言ってはいけない）のA350。みんなA350好きだなぁ。よく出来すぎていてあまり個性がない気がする。私はA340-600みたいなのが好きだ。

入国審査官はとてもやさしかった。Bゲートからずいぶん歩かされるのね。知らなかったよ。ミュンヘンのKとかHサテライトみたいに地下にシャトルでも用意してくれればいいのに。

ヒースローエクスプレスに乗るのも結構歩かされるのね。パディントンまでは１５分で到着するが、ヒースローで駅に行くまでに15分近くかかったような。。。パディントン駅は混雑してましたがきれいですね。

パディントン駅 駅

さてホテルに直行、、、ではなく、今回はそのままNight Riviera Sleeperでペンザンスへ寝台移動するため、夕食をとる。どこかでfish & chipsでもいただこうと思っていたけど、あまりにどこも混雑していて、スーツケース引きずりながら店に入る気力がもうない。。日本時間で夜中の３時くらいだし。ということでスーパーでサンドイッチを購入。このタイプのサンドイッチはパンもちょっといい感じでなかなかうまい。
それにしても寒い。。寒すぎる。

１２番ホームのほうにある待合室に入る。ちょっとは寒くないかと思ったけど、なぜか冷房が。。ロンドンのホテルはどこも冷房がなくて今年の猛暑は死にそうだとか聞いたけど、ここはなんで冷房が入ってるの！？

一応名物のパディントンベアを撮影。あと、お土産に、売店でパディントンベアとかを購入。ほんとぬいぐるみはかわいい。

日も暮れると駅舎の美しさが際立つ。

Night Riviera Sleeperの利用客は、ファーストクラスでなくてもファーストクラス府ラウンジが当日の21:00から使用できるので入って休憩。でも思ったより狭いのと、同じこと考えている人がたくさんいて超混雑！　ワイン飲もうとしたら年齢きかれるし。イギリスで酒飲めるようになる年齢から１０も年食ってるんだよ！

もういいかげん眠いし、寒いしさっさと乗車して眠りたい。入線してきたのでさっそく乗り込む。出発の１時間前くらいから乗車できるよう。

南西部は非電化区間が続くのでディーゼル機関車

こだわりが感じられる。

生まれて初めての寝台列車。日本でも乗ったことがない。ポアロの中でよく出てくるような光景に思わず感動。ベッドを線路に垂直にぎりぎりまで配置しているので廊下は激せま。

客室はこんな感じ。清潔感がある。当然広くはないが、十分な広さはあり、スーツケースも広げられる。まどにはカーテンがかかっていて、その手前にあるテーブルが意外と便利。ベッドの真ん中のあたりに、手前に倒せるテーブルがあり、翌朝の軽食はそこにのせていただくことになる。
乗車してゆっくりしていると、車掌がやってきて、切符検札と翌朝のモーニングコールおよび朝食の要否を確認しに来る。その後はもうドアを閉めて眠れるのでさっさと乗車するとよさそう。ちなみに、アメニティとしてタオルもくれるので、おそらくそれで駅のシャワー浴びてくれば、という意味なのだと思う。今回はあまりに寒くてあまり汗もかいていないのでさっさと寝ることにした。

ベッドも飛行機のビジネスクラスくらいのぎりぎりの幅だけど、快適。さすがにホテルに泊まるほどではないが、これで翌朝ペンザンスに到着すると思うとやはりこれにしてよかったと思った。それでは長かった初日はこのへんで。もう日本時間では夜明け近くだ。