マダムの美食・芸術鑑賞～DIC川村記念美術館

2018/08/18 - 2018/08/18

　2018年8月18日（土）佐倉のDIC川村記念美術館を訪問しました。ブリジット・ライリーの「ゆらぎ」展覧会を見て、お茶席でお抹茶と和菓子を頂いてきました。その旅行記です。

エリア 佐倉・四街道(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2018年8月18日（土）新聞屋さんのチケットが当たったものの、期限が迫っているので、佐倉市のDIC川村記念美術館に行きました。千葉県に住んでいながら、まだ行ったことがなく、生まれて初めて行く場所です。
　ＪＲ佐倉駅から、無料送迎バスが出ています。バス停はここらしいです。

　ＪＲ佐倉駅を出て左側、南口。ちゃんと案内が出ています。

佐倉駅 駅

ここが美術館行きのバス停。

土日は30分ごとにバスが出ています。

　バス停からJR佐倉駅を見ると、こんなに近い。方向音痴の私ですが、迷いようがありません。

　バス停で待っている人たちは、10名ほど。いかにも「美大生・芸術家風」の方が多いです。東京辺りの美術館はマダム風の方が多いけれど、休日のお昼のせいでしょうか？　

　40人ほど乗れるバスは半分程度埋まりました。まっすぐ美術館に向かいます。
佐倉の住宅街を走ります。母屋と離れ、白い土蔵のあるおうちなど、旧家が多いようです。そこを抜けると、田園風景が広がっています。ＱＶＣの広い倉庫もありました。

　20分ほど走ると、美術館に着きました。
ブリジット・ライリーの絵画　「ゆらぎ」の作品展です。
チケット売り場はバスを降りてすぐの所。チケットを持って右手に下って行きます。

ＤＩＣ川村記念美術館 美術館・博物館

　２枚持っていたので、そばにいた方に無料で１枚差し上げました。新潟からいらしたそうです。しかも２回目とか。千葉県民の私は初めてなのに。

入口にあった銅像。佐藤忠良「緑」

　ここではチケットをちらっと見せるだけ。簡単だなと思い、しまってしまいました。

広い池があり、噴水が上がっています。白鳥がいます。

　大きな作品。人と比べるとその大きさが良く分かります。
フランク・ステラ「リュネヴィル」

　ここが美術館の入り口。この中で、チケットを切ってもらいます。しまってしまったので、バッグの中をごそごそと探しました
　すぐショップがありました。ライリーの作品は2階。エレベーターもあります。
中はもちろん撮影禁止。天井は立体的な大きなボンボリの灯り。壁の一部は十字の花のようなステンドグラス。

　途中中庭があります。建物はＨ型。建物はゆったりと造られ、人もごみごみしていません。Ｈ型の横一の部分です。

　まっすぐ行くとお茶室。噴水と白鳥が見えます。

掛軸とお花

畳みあり。

何を頂きましょうか？抹茶と和菓子？
お煎茶と和菓子？

座席はこんな感じで池が見えます。

　この展覧会に合わせた、特別メニュー
和菓子と和紅茶のセット
　目はどちらも欲しいけれど、お腹は一つだしね・・・

　私はお抹茶と和菓子のセットにしました。
たまたま先ほどの新潟の方と一緒になり、お話ししました。
彼女はこちらにしました。確かに上が揺らぎの模様になっています。

　和菓子は「なつゆかた」だそうです。「金沢の村上」のお菓子だそうです。
練りきり　黄身餡で美味しかったです。
　他の方のは、「ひまわり（小豆こしあん）」や紫色っぽい「花火（抹茶餡）」。他人の物の方が美味しそうに見えてしまうのは、いつものことですが・・・
　～ネットで調べました。自分で選べるなら、花火が良かったなあ～
　お菓子のお皿は「錫」製。柔らかく、自由に曲げられます。お手入れは洗って、拭いて、めんぼうで・・・「綿棒」と聞いてしまい、聞き直すと「麺棒」で伸ばすとのことでした。

赤い実がなっていました。何の実だっけ？

白鳥池にはこれらの鳥がいるのかな？白鳥しか見えませんでしたが・・・

　「ゆらぎ」は大きな作品で、じっと見ていると、確かに揺らいできて、気持ち悪くなりました。怖い絵、恐ろしい絵等世界のあちこちで、様々な絵を見ましたが、酔った感じがしたのは初めてです。

　幾何学的パターンによって画面に動きをもたらす抽象絵画。
進んでは見に行こうとは思いません。

広い広いお庭があるので、庭園散策マップもあります。30ha！

四季折々の花が咲くようです。お散歩も気持ちよく、楽しそう。

　美術館は1990年に開館されました。20世紀美術を中心としたコレクションがあります。

　1階にはレンブラントの肖像画や、ルノワールの「水浴する女」、モネの
「睡蓮」などの作品が展示してありました。

　置いてあったので頂きました。美味しいお店マップ。

　美術館内のレストランにも行きましたが、土曜のせいもあって、満席、待合室にも座席がないほど。諦めました。地産地消を売りにしているようでしたが、残念。隣のギフトショップも覗きました。お客さんなのか、お店の方と声高に長々としゃべっている方がいて、感じが良くありませんでした。

　バス停でバスを待ちます。駐車場は2つありますが、ほぼ満車状態でした。美術館にはそれほど人はいないようでした。皆さん、レストラン？散歩？何をされているのでしょう？

　佐倉駅からお客を乗せてきたバス。全員降りたので、これに乗るかと思っていたら、行ってしまいました・・・

　次にやってきた、このルノワールのバスに乗車。佐倉駅まで20分乗って、自宅に戻ります。
　素敵な美術館を見つけました。秋になったらお散歩に来たいと思います。