2018/08/10 - 2018/08/11
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目元さん
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夏の京都恒例イベント五条坂の陶器まつり、そして下鴨納涼古本まつり。その両方に訪れようと、一泊旅行を計画しました。
宿泊は京都のお隣滋賀県にある琵琶湖ホテルです。
酷暑の夏 京都旅行 その1は、琵琶湖ホテルに車を置き、京都を1日乗車券で移動した記録です。
利用したきっぷ
「歩くまち・京都レールきっぷ 1日版」
2018年7月1日(日)から2018年9月30日(日)まで1300円で発売。
主に京都市内を走る京阪電車、京都市営地下鉄、阪急電車、嵐電、そしてJR西日本の定められた区間が乗り降り自由なきっぷです。
パークアンドライドの関係か、京都と滋賀を結ぶ京阪電車の京津線も利用可能でした。
(京阪電車 びわ湖浜大津駅にて購入)
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この夏の暑さは相当なものなので、早朝から動けるよう出発しました。琵琶湖ホテルについたのは午前7時前、写真は地上階の駐車場です。
フロントは2階部分にあり、先に荷物を預かってもらいました。琵琶湖ホテル 宿・ホテル
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ホテルから歩いて5分程度で到着した京阪電車の駅、「びわ湖浜大津駅インフォステーション」で「歩くまち・京都レールきっぷ1日版」を購入。
表紙が、きっぷを使用開始したびわ湖浜大津駅での写真です。
京阪電車の京津線は、街中も、専用も、いつの間にか地下も走っていて、乗っているだけで楽しめました。びわ湖浜大津駅 駅
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三条京阪駅で改札を出て、別路線の京阪電車に乗り換えました。
ここは清水五条駅、左の壁に陶器まつりのポスターが貼ってあります。清水五条駅 駅
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陶器まつりは朝9時からの開始です。まだ開店前、人影も少なく静かな様子です。このままこの通りを東へ進みます。
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陶器神社、若宮八幡宮に着きました。
まずはこちらの神社へおまいり。 -
陶器人形が飾ってありました。出雲縁結び空港で見た、平田一式飾のような雰囲気です。
右を見て弁慶と義経の話かなと思ったのですが、左が妖怪にしか見えなかったので別の物語でしょうか。 -
参道には今回のイベント関係の用意がありました。
うつわを実際に使っている様子の紹介。うつわが、購入者の人生に溶け込んでいます。 -
この奥に本殿。
右には大きな石枠の姿見、左には足利尊氏が献じたとされる蓬莱石がありました。若宮八幡宮 寺・神社・教会
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そして、由緒がわからないのですが気になった石。
ハートの形をした大きな石と、小さな石です。かわいらしい! -
五条通を進んだ先、東大路通を北にしばらく進んで再び東に入りました。
法観寺、八坂の塔が見えます。細い道と坂、木々と塔、京都っぽい! -
道なりに坂を進んで行くと、二寧坂にたどり着きました。
この坂を入っていきます。 -
ありました! スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店です。
朝の京都、ここで朝食を取ります。 -
お店利用方法の看板。
先に注文・商品を受け取ってから2階へ着席するということらしいです。
すぐ近くに階段がありますが、そちらは降り口で登り口は店の奥にありました。 -
注文カウンターの壁にあった招き猫。人を招く左手を上げています。
後に教えてもらったところ、ご近所の方がスタバの緑エプロンに合わせて色付けしたものを贈ってくださったとのことでした。 -
注文口から奥は長い通路、向こう側に庭が見え緑が美しいです。
この通路の暗さは、スタバ店舗として世界一の暗さと教えてもらいました。 -
雰囲気ある暗さの通路いちばん奥に、受け渡しのバーカウンターがあります。
注文口からめっちゃ離れていて面白いですね!
手前は黒板アート、奥は銅板アートがありました。 -
ドリンクとフードを受取り2階へ。
こんな風に、履物をぬいでくつろぐ席がいくつもありました。
とりあえず、スタバには見えません。 -
二寧坂に対して奥まった形になっている建物なので、通りを眺められる席は多くはありません。
遠めに雰囲気を感じられる、このソファ席でゆっくりすることにしました。
ドリンクはリフレッシャーズクールライム、フードは夏野菜&チーズデニッシュです。 -
今日はここ、スターバックス店舗内を見て回る「二寧坂コンシェルジュツアー」に参加。
築100年を超える建物をスタバの店舗としたことから、店舗内の見どころを案内してもらうというイベントです。
現在のところ、ひと月に2回の開催、そして少人数での案内になっていました。
写真は、旅館であった頃貴賓室的な、良いお部屋として使われていた場所です。他に比べて格式の高い床の間の作りになっています。
部屋それぞれに名前があるようで、ここはBrewの間。
掛け軸のテーマがBrew、コーヒーをいれるという表現で下に置かれた器と合わせるとちょうどコーヒーがカップにはいる様になっています。 -
こちらは二寧坂の様子が見える窓。
通りや周囲の建物、屋根の様子が古都の雰囲気です。
この近くの席にはすでにお客さんがいてひとりでは立ち入りづらい場所でしたが、ツアーのおかげで室内を紹介してもらえ、とても良かったです。
各見どころを参加者も、その場にいる方々も知ることができるいい方法だなと思いました。 -
降り口の階段から見える前庭。
つくばいがあることで、ここがお茶を飲めるお店だとわかるようになっています。
入口からもちらとは見えるのですが、全体は階段を降りる時にわかりました。
目に映る緑がやさしいです。
この後黒い招き猫や表から見える見どころなど案内してもらってツアー終了。
今回参加したツアーでは、天井や柱、お庭や飾られたアートなどを見る多彩な内容、それに京都のお約束や古い建造物を大切に使うかたちをじっくり体感できました。実に楽しかったです! -
スタバを出て二寧坂を上がり、清水寺方面へと進みます。
途中、写真の大日堂がありました。
津波で流された高田松原の松の木に、1万人以上の方がノミをふるって姿を現した大日如来坐像が中に。 -
清水寺まで来ました! 写真は重要文化財の仁王門、こちら解体修理はされていますが、室町時代に建てられたものだそうです。
奥に見えるのは西門と三重塔、江戸時代に再建されたもの。
今回清水寺では千日詣りがされていて、1日のお参りで千日分のご利益があるそうです。しかも特別拝観まで、これは行くしかないと思ってきたのですが。清水寺 寺・神社・教会
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本堂手前から見えた京都の街。
写真を見てわかるとおり、大分高いところまで登ってきました。地図で見たときには近く思えていたのに、そうでもなかった道のりと暑さがきつかったです。本堂だけではなく奥の院や滝も回ると考えるとかなり無理な状態に思えてきました。
スタバでゆっくりしたので大丈夫だと思ったのですが、この夏の暑さは酷暑が過ぎるようです。
体力を温存するために、お参りはあきらめ戻ることにしました。 -
五条通まで戻ると、すでに陶器まつりのお店が開いていました。お皿やカップ、湯飲み、おちょこ、いろいろあります。
お店により雰囲気もお値段もいろいろ。
気に入ったものをいくつか購入し、駅へと向かいました。五条坂陶器まつり 祭り・イベント
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ここは京阪電車の七条駅。清水五条駅の次の駅です。
コンビニでスポーツドリンクを飲んで駅で涼んだら、元気が出てきました。
この地図で目的地を探したときにちょっと間違えました。
上が北だと思い込んで見ていたのですが、よく見たら東が上。地図を見ている方向がそのまま上になってたどりつきやすいようになっていました。
現在地が七条駅、そこから東に進めばすぐに三十三間堂に行けそうです。七条駅 駅
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近いはずの三十三間堂、思っていたより疲れました。とにかく太陽の熱がきついです。
汗がとまりません。 -
三十三間堂、本堂です。
右手の入口で履物を脱いではいりました。
穏やかな暗さの中にたたずむたくさんの観音像、昨年すべての保存修理が完了し、つい先日には像の配置換えがありました。
版画などの資料をもとに当初の並び方に近づけたそうですが、前に訪れたときの資料を持参しなかったため変更点がわかりませんでした。
確実に違っていたなと思うのが風神雷神の近くにあった表示
「仁王、四龍対置 護法神最強の”いなづま”配列!」
という説明です。
いなづま配列がどのようなものかは理解していないのですが、勇ましく強そうと思いました。三十三間堂(蓮華王院) 寺・神社・教会
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三十三間堂から離れ、再び京阪電車を利用しました。再度五条坂の陶器まつりで買い物をした後、宿泊場所へ直行。
今回、きつい酷暑で体力が削られていく感覚はちょっと怖いぐらいでした。琵琶湖ホテルには温泉があるので、少しでも早く帰って疲れを取りたい気持ちでいっぱい。
写真は市営地下鉄東山駅。三条駅で来た電車に乗ったら目的地と違う電車だったので、ここで後続電車に乗り直しました。
利用のきっぷは嵐山にも宇治にも行けるものなので、元気さえあれば他の路線も使ってみようと思っていました。しかし「これぐらいなら」と計画した範囲ですらきつかった気温。無理をしないで良かったなと思います。
この日の暑さは、休憩しても、水分を取っても、なんとかなる範囲を超えていました。東山駅 駅
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