2016/07/17 - 2016/07/25
80位(同エリア125件中)
tonaさん
今年の夏はどこへ行こう
毎年候補にあがるアイルランド、あとロマネスク教会が点在するサルディーニャ(イタリア)もいい~
季節は夏。年々暑くなる夏・・・。目を閉じると緑あふれるアイルランドの大地、吹き抜ける風(って行ったことないけど)ってことで、今年は姉とブルターニュに続く第二弾、ケルトの地アイルランドへ!
知っているようで知らないアイルランド、ということで、歴史について調べてみよう
~~~アイルランドに住む人々は、ゲルマン系でもラテン系でもない、ケルト(Celt)人と呼ばれる人々。古代、欧州中部や西部に住んでいた先住民族で、古代ローマに征服されなかった唯一の欧州。古代ローマ人はこの地をヒベルニア(Hibernia ラテン語で「冬の地」の意)と呼んだ~~~
ヒベルニア?聞いたことある、っと思ったら、エーコ著『薔薇の名前』で出てきたね
中世には「聖人と学者の島」とも呼ばれた
英国のブラックジョーク本で、「アイルランドは坊主と酒飲みしかいない。坊主も酒飲みだから酒飲みしかいない」な~んていうのも
それはさておき、聖人と言えばシャムロック(シロツメクサ)を手に三位一体を説明した聖パトリック
文学では、3人のノーベル文学賞受賞者(バーナード・ショー、イェイツ、ベケット)をはじめ、ジョナサン・スウィフト、O・ワイルド、J・ジョイスなどなそうそうたる作家人を輩出
行く前にイェイツの妖精本と、ジョイスくらいは読んでおきたいな~
★ジャイアンツコーズウェイ&ベルファスト
ゴールウェイ
アラン諸島
モハーの断崖&バレン高原
ダブリン
キルケニー
ダブリン→帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス
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10:30 成田空港発
アムステルダム経由でダブリンへ成田空港第1ターミナル 空港
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15:10 Schiphol空港(アムステルダム)着
20:35 Schiphol空港発
アイルランドといってまず思い浮かぶのは妖精、ジョイス、IRA、ギネスビール、映画『ダブリン上等!』
気付くとわりとアイリッシュの映画を見ている。監督だとジム・シェルダン、ニール・ジョーダン、ケン・ローチ。俳優だとピーター・オトゥール、コルム・ミーニィ、リーアム・ニーソン、コリン・ファレル、ジェラールド・バトラー。スティーヴン・レイは北アイルランドだったかな
他にもダニエル・デイ・ルイス、エイダン・ギレン、キリアン・マーフィー、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリス・オダウド、アンドリュー・スコット、アレン・リーチなどなど、好きな俳優ばかり!
独特なアクセントが好きだけど、あれがアイリッシュ訛ってやつかな~スキポール空港 (AMS) 空港
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Schiphol空港で軽めの夕食
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21:20 Dublin Airport着
ダブリンまではAir Lingus
ロゴマークはシャムロック! -
イチオシ
空港からホテルまではAir Coach(@7.00eur、約20分)で
念のためポール・ウェラー似の運転手に尋ねると、細い高めの声で‘コ’に強いアクセントを置いて「O’Connell Street、行くよ!」
アイルランドはYes、No.とはあまり言わず、「~するよ、しないよ」と言うらしい。これか~、いいねいいね
ダブリン一の目抜き通りO’Connell Streetに着いたのは22時過ぎだけど、観光客風の人たちが緩~く歩いている。ヨーロッパ一治安がいい、というのは本当そうだねダブリン空港 (DUB) 空港
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Arlington Hotel
立地◎&リバーダンスも見られるホテル
今日はダブリン発着「ジャイアンツ・コーズウェイ日帰りツアー」
7時には出ないとで、ホテルの朝食(7時~)は超残念ながらスルーアーリントン ホテル オコーネル ブリッジ ホテル
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O’Connell橋のたもとに立つ、Daniel O’Connellの像
オコンネル通り 散歩・街歩き
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07:10 Discover Ireland Center前集合(ホテルから歩いて10~15分)
by Paddywagon
ほぼ満席の大盛況
ニック・ザ・グリーク(映画「Lock Stock & Two Smoking Barrels 」)似のドライバー兼ガイドの兄さんが
「みんな準備はいいかな、僕はみんなのドライバー兼ガイド兼語り部兼友達兼、よければそれ以外にでも・・・・」
笑いもとりつつ、エリアガイド、歴史、政治の話、と流れるように話す
話が途切れたら姉に訳そうと思っていたら、気付けば2時間近く話しっぱなし・・・
「たくさんの人にアイルランドの良さ伝えたい!」という熱いトークは、久々のがっつり英語圏な耳にはしんどくもありつつ、心地いい -
最初のスポット
ダーク・ヘッジズ?聞いたことある・・・。そう、以前「不思議な景色10選」だかで見た、あの超ダーク・ファンタジーな道! -
イチオシ
The Dark Hedges(18世紀のブナの並木)
世界五大美しい木のトンネル
午前中なので、あの妖し~いファンタジー感はないけど、隅々まで明るみに照らされた幹、枝、緑のグラデーションが美しい!
いい妖精に出会えそう -
TVドラマ「Game of Thrones」の舞台にも
そのせいなのか、もともとなのか、並木道は大型バス、車から降りて散策する人たちで賑わっている -
夜も見たいけどね~
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次のスポットは吊り橋
駐車場から橋まで遊歩道で約1km、歩いて20分くらい
橋を渡りたい人はドライバーさんからチケットを購入(5.90£ or 8.00eur) -
海、緑、厚い雲
だ~いぶ先の丘の先に人が消えていく。まだまだ先だね・・・
旅行直前に膝をケガした姉にはキビしいので、行けるところまでのんびり来てもらうことに -
Carrick-a-Rede Rpoe Bridge キャリック・ア・リード橋
沖合の小島Carrick Islandと Causeway Coastの断崖間(24m)を、ロープで渡した、もともとは地元の漁師がアトランティック・サーモンを釣るために架けた橋キャリック ア リード吊り橋 建造物
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橋の手前に係の人がいて、往復の人数を見つつ制限している
一歩踏み出すと、揺れる~、横から足元から風が吹き抜ける~
360度の景色がすごい!けど足元を見ると背中がゾクゾク~
釣ったサーモンを背負って戻るのは・・・さぞ怖かっただろうな -
エメラルド・グリーンの海
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重たい空、もやった海、もこもこ生き生きした緑
なんとなく風景が一味違う
親しみやすい、というかやさしい、というか心地いいというか。これがアイルランドの自然、かな -
Fullerton Arms
パブでランチ
店の前には「Game of Thrones Door No.6」の看板 -
入口の扉(「Game of Thrones」のドラゴン)
この凝りに凝った彫刻の扉、強風で倒れてしまった(2016/1)ダーク・ヘッジズの木で作ったんだそう!
全部で10のドアに生まれ変わる予定で、ドラマ撮影があった付近のパブ、カフェ、インなどに設置していく予定なんだとか
楽しい~。こういうのってコンプリートしたくなるっ。って肝心のドラマは最初の方しか見てないけど -
ウッディーな落ち着いた店内
ギネス・パイ
パイがサックサク、熱々でおいしぃ~! -
Giant’s Causeway
一度目にしたら忘れられない奇景、しかも創ったのは巨人フィン・マックール!
車中でドライバーさんが「フィン・マックールの物語」をムード満点で披露してくれて、準備万端!
いよいよ、ジャイアンツ・コーズウェイ到着ジャイアンツ コーズウェイとコーズウェー海岸 海岸・海
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ビジターセンターでオーディオガイド(日本語あり)もらって外に出ると、海岸行きのシャトルバスが
姉はバス、私は徒歩で向こうで再合流
ガイドを聞きながらテクテク。だいぶ空が明るくなってきた。いいねいいね -
びっちり引き詰められた六角形の石、石、石!
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大きな岩もゴロゴロ
四万本の石柱群からなる奇怪な崖
地殻変動、マグマ云々と説明されようとも、これはやっぱり大きな足のフィン・マックールの仕業! -
地図、というかざっくり案内
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Giant's Gate
そびえ立つ六角柱の林 -
イチオシ
あんなところにも人が!
巨人の世界に迷い込んだ、小人気分 -
イチオシ
丘の向こうから巨人の頭が覗いてきそうでちょっとドキドキ
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W.B.イェイツ著『アイルランド各地方の妖精譚と民話』で巨人の定義についてこう書いてある
「アイルランドの異教の神々・・・<トゥアハ・デ・ダーン>・・・が、崇拝も供え物も奪い取られて、一般の人々の想像の中でしだいに小さくなっていき、ついに妖精になってしまったとき、異教の英雄たちは次第に大きなものになっていき、ついに巨人となったのである」 -
奪われても、失われても、大切なものは人の心の中では生き続ける、ね
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ポツポツ咲いている黄色いお花がかわいい
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帰りはバスで戻ろうと思ったら大行列・・・。ギリ乗れたけど(@1.00£)、ビジターセンターのトイレも行列!なんとか集合時間に間に合った~
ドライバーさんが「時間は厳守、時間になったら出発するよ、with or without you~♪」って歌ったからか、戻り率ほぼ100%。いろんな国の人が参加しているのに優秀~ -
Dunluce Castle ダンルース城
Causeway Coastに点々と残る古城のなかで最大の城 -
全景ビューなスポットで下車
雨で湿ったふわふわしたやわらかい緑、ポツポツと顔を出す黄色い花
アイルランドの景色ってほんと、美しい。胸に沁みるねダンルース城 城・宮殿
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ジャイアンツ・コーズウェイを後にしたところで雨が
ついてるね! -
途中、廃墟となった教会とかを眺めつつ、一路ベルファストへ
クロムウェル率いるイングランド議会軍(1649年)にことごとく破壊された教会群、これもその1つかな -
Belfast City Hall ベルファスト・シティホール
北アイルランドの首都ベルファスト到着
ここで1時間ほどフリー
エメラルド・グリーンのドーム屋根がかっこいい。敷地内のベンチ、芝生にはのんびり過ごす市民でにぎわっているシティホール (ベルファスト) 建造物
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City Hallの門のベルファストの紋章
鎖につながれた狼(左)、ドラゴン?かと思ったらSeahorseタツノオトシゴらしい(右)。さらにその上にこれまた小さなタツノオトシゴ
知ってるタツノオトシゴとはだいぶ違う感じだね~ -
ベルファスト散歩
大通りVictoria St.を歩いていて、ふと、「ここ、あのベルファストなんだよな~」っと
長い長い紛争の舞台となってきた北アイルランド、ベルファストと言えばその最前線のような響きがある
グラムロックが流行った60~70年代、ここでプロテスタントの警官隊が武装し、カトリックの民間人との衝突、IRAのテロが頻発。ここがその地なんだと思うと、何とも身が引き締まるような、冷たいものが体を突き抜ける -
St George's MarketにあるAvocaなどでショッピングの後、カフェ(Nero)でまったり
ポンドを使うのもここが最後だ -
すべての行程を終え、一路アイルランドのダブリンへ
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国境を超えると、道路標識は再びゲール語と英語の二か国語表記に
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ダブリン、ただいま!
行程といい、トークといい、濃厚な1日だった~
英語の洪水にアドレナリンだかなんかが出っ放し状態で、妙に元気リフィ川 滝・河川・湖
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20時頃ダブリン着
O’Connell Streetはまだまだ明るいオコンネル通り 散歩・街歩き
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けっこう歩いたし、今日のディナーはホテルのレストランにしよう
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Kingsbridge Bar (Arlington Hotel)
店内奥では生演奏中でいい感じ
アップル・タイザー(sodaと頼むとこれがでてくる、の予習通りで出てきた)、メインはサーモンのサラダ
分厚い&たっ~ぷりのサーモンも、パン(ソーダブレッド?)も、そしてバターがこれまたおいしい!
アイルランドは乳製品がおいしいっていうけどまさに! -
部屋(ホテル)
明日はゴールウェイへ。他の日のスケジュールがぎっちり目なので、明日はのんびりモード
部屋でお茶を飲みながら「明日、ど~しようか~ね~」。こうゆう緩い時間が贅沢でいい
ダブリン観光は後半にして、明日は朝から移動しようアーリントン ホテル オコーネル ブリッジ ホテル
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バスルーム
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お風呂はバスタブつき
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