2018/07/21 - 2018/07/29
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maitakeさん
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7月25日
今朝は特に高い山で雲がかかり、全体的に薄い雲がかかています。
今日は雲がかかれば行く価値なしと言われるシルトホルンに向かい、天候にあわせてその下のビルクまで行き、状況次第ではシルトホルン・ピッツグロリアまで足を延ばします。
<本日のハイキングコース>
Wengen~Lauterbrunnen~Gruetschalp~Muerrenウェンゲンアルプ鉄道(WAB鉄道)
ハイキング:ハイキングマップコース№67+007:Muerren~Schilthorn
(手持GPS実績)片道8.3km 時間4:00時間 標高差+1,459m/-76m
下り:Schilthorn~Muerren ゴンドラSchilthornbahn (約15分)
Muerren~Gruetschalp~Lauterbrunnen~Wengen
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今朝の山の上は薄い雲がかかっています。
天気がすっきりしないので、また朝食はゆっくり摂って出かけます。
Wengenの駅は昨日と打って変わってまばら。
天気がいまいちなので観光客の出足が悪いのか? -
これから向かう渓谷の反対側のミューレン方面です。
シルトホルンはあの山の奥にあるはずです。
今は天気がいけどどうなることやら。 -
インターラーケン方面に行く下り列車と言うこともあり社内はガラガラ。
-
電車で渓谷の下まで降り、反対側の高台までケーブルカーで上がります。そこからさらに列車に乗ってミューレンまでいくので意外に時間はかかりそう。
-
ラウターブルンネンでケーブルカーに乗り替え、グリュッチアルプからまた列車に乗ります。
ゴンドラに乗る人がちょうど列車に乗れるようになっているのか、車両も1両で時間もゴンドラに合わせてあります。
木の合間を縫っていくので、見晴らしが良い場所は少ないですので、ミュレーン方面に向かって左側に座ると景色が楽しめます。 -
ミューレンに到着。
といっても街の端なのでロープウェー乗り場までは10分以上歩く必要があります。 -
駅の外からはユングフラウ3山が別の角度から良い眺めということですが、雲がかかり逆光とあいまって、山の形も解りません。
-
ここから小高い丘の上のアルメントフーベルまでケーブルカーでいくか?
曇って見晴らしが良くないので、小高い丘を迂回するハイキングコースを歩いて進むことにします。 -
坂が急なので大きくジグザグした道が続きます。
遠回りになるのでこの道の左側の草むらの中をショートカットして登りました。 -
本当にこの道でいいのかな?と思った頃に標識が出てほっとしました。
シルトホルン方面に進みます。 -
スキー場に繋がる林道が少し開けた場所に出ると、左奥にロープウェーのケーブルが見えます。あの辺が目指すビルク当たりと思われます。
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振り返ると雲に覆われていますが、なんとなく左のアイガー、右のユウグフラウのような気配です。
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駅から約40分。コースの分岐点に到着。
先に目をやると、ブルーメンタールという谷が広く広がっています。 -
振り返ると、少し雲が少なくなってかろうじて山の形が解る程度になりました。3つの山が並んでいるのが解ります。
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地図を確認するとこの先の小山を右に迂回して登るコースになります。
これから先は放牧地帯ということで、ゲートを開けて進みます。
ロープウェーがあるところを歩く人は今日もいないだろうと思ったら、先に2名。大体同じスピードで登って行きます。
かなり急坂で、薄雲があるので比較的汗は少ない。
ただし、大きな落し物が大変多く、乾いているものからまだ最近の物まで。
さらにかぐわしい香りは日本の登山道では味わえない物です。
林道とはいえかなり急です。
先行くおじさんもかなりお疲れのようす。一旦私が先に進む形になります。 -
だいぶ登ってきました。
左の高台がアルメントフーベル、ケーブルカーの終点です。
急な坂には待っているのが絶景です。 -
ユングフラウが真ん中で、ドーンと迫っています。
左にメンヒ、アイガー
右へは色々な山が連なります。
いいわけかもしれませんが、あやしく雲をまとった大きな山はその存在を正確にはみせず、水墨画のように濃淡だけの光景が神秘的に感じられます。
晴天だけが素晴らしい風景ではないのです。(きっと・・・) -
この辺は羊の放牧で、珍しくハイカーが来たぞとみんなこっちを珍しそうに見ている。
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花もたくさん咲いていますが、さすがに種類は少ない。
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急な登りがひと段落つくと緩やかな谷になります。もうひとりの先行くおじさんは元気そうです。ついていけば大体のコースはわかるのでありがたい。
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このような時の岩はなんか魅力的です。
所々に雪渓が出てきて、コースが覆われていますが、先行くおじさんのおかげで道を見失うことはありませんでした。
踏み跡の分岐があるところは地図で確認はします。 -
ハイキング道を黙々と進みます。
山の上は雲に隠れ先の天気が心配です。 -
左のてっぺんがビルクだと思われますが、雲に隠れてロープウェーの駅があるがどうかが見えません。
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駅から約2時間で標識がたくさんあらわれ、ビルクまであと1時間とあります。
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大きな岩があるのでここで休憩します。
先行くおじさんもこの辺で休憩タイム。後ろを歩いていたおじさんもここでエネルギー補給です。
標高2400m 曇っているけど、登って来たので暑いです。 -
遠方は雲がかかっているので、ビルクのまだ見えぬ駅を想像しながら、リンゴとスモモで休憩タイム。
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目指すビルクはこの先真っすぐ谷の右側を進み、左の尾根を登って頂上にあるロープウェー駅に行きます。
この雲の中、先に進むかどうか悩むところ。
というのは、定かではありませんが、事前にWebで見ていた記憶では、ミュレーンからシルトホルンまでのケーブルカーがCHF115という値段がだった。この雲の中、降りるだけでそんな価値があるのか? 時間があるので歩いて行った方がよいのでは? -
とりあえずビルクまで行くことにしました。
ハイキング道の両側には岩の近くでも緑と花がたくさん咲いています。 -
ビルクの駅との間にある真っ白な雪は?とおもったら、解けないように覆われた白いシートでした。
何に使うのだろう?雪が少なくなってもここでヒップソリが出来るように?
ちなみに、ここまででも時より下っていく人がいます。登る人は我々3人以外見ませんでしたが。 -
ビルクとシルトホルンの分岐点に着いた頃、シルトホルンから子ずれ家族が降りてきました。日本でみたシルトホルンのHPでは、ここからシルトホルンのコースは赤マークで通れないと思っていたのに、子供でも通れるのか?
尋ねてみると、シルトホルンに行けますよと言う返事。
日本のように、進入禁止のロープなど大々的にはしないでしょうから、後は自己責任で、と言うことだと思います。 -
迷った挙句、せっかくなのでシルトホルンまで登ることにしました。
この雲は薄くなるのか、昨晩の様に雨を降らす雲になるのか?
頂上まで1時間なので、天候やコースが悪ければその時点で引き返すつもりです。 -
ビルクとシルトホルンの間にある池は山を映す鏡になるはずです。
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道の上に雪渓が出て来て、左側はがれ場の坂です。雪の上は時間がかかるので出来るだけ雪のない場所を選んで進みます。
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シルトホルンのゴールも見えず不安です。
ガスが深くなればコースアウトしかねないので、目印を慎重に確かめ進みます。 -
幸い雪も残っていなく、前が見えない程のガスもなく、印がはっきりしているので、急な坂ですが、何やら楽しくなってきました。
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時より晴れる雲の中からロープウェーが通過し、手を振ってみると、上からも手を振ってもらえました。
きっと、こんなところ登っている。と思ってっているんでしょう。 -
スイスのハイキングコースには少ない、日本の岩場登山道並みの場所になると楽しくなります。
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霧が薄くなったら、シルトホルンの頂上が見えてきました。
もうすぐそこです。左の尾根を迂回して進みます。 -
”賽ノ河原” ですね。
ケルンが積んであります。 -
下を覗くと分岐点で眺めたブルーメンタールという谷が見える。ずいぶん登って来た。
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あと500mの看板がでてきました。
急な岩に階段が切ってあるが、登りやすいとも言えず。
濡れて滑りやすいので下りは怖いだろうと思います。 -
今来た道が見渡せます。意外に近かった。
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最後の登りかと登ると・・・
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「蟻の戸渡り」が現れました。
左側は雲で見えませんが、右側は数百メートル下までの急斜面。
さすがに鉄の杭とロープがあります。
緊張とわくわく感は今回最高です。
念の為にストックをしまって、カメラもザックにしまい、さあ進むぞ。
最後のお楽しみです。 -
渡りきって振り返る。
杭とロープがあるだけで恐怖感は全く違います。
楽しい! -
駅から4時間。
結局シルトホルンのパノラマ展望台まで来てしまいました。
途中で引き返そうと思ったけど来てよかった!!! -
デッキからは当然のことながら何も見えません。
それでも晴れることを期待してなのか、観光客はそこそこみえます。
気温は10℃ですが、登って来た体には上着は不要。風もないのであまり冷える感じもありません。 -
今日は見えませんが、このようにユングフラウ3山は見えるそうです。
やはり、雲の無い山と、先ほど中腹で見た怪しげな雲をまとった山を比べると、それぞれ魅力があります。 -
ライブカメラで見たときから、何かと思ったら、ジェームスボンドの立て看板でした。
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標高2970m 「晴れていれば」と残念がる事もなく、ここまで歩いて登って来たという達成感で大満足です。
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中に入り音がする方を見ると、アルプホルンではないですか。
スイスで見てみたい、聞いてみたいと思ったことがかないました。 -
最上階のレストランは私には合わないので、下の階は007のコーナーに(と言うよりロープウェー乗り場に)向かいます
さらに下の階のロープウェー待合所で007の映画が、この舞台になったワンシーンとして放映していましたが、見たことがない古いもので内容は解かりません。 -
登るだけで、疲れる下りはロープウェーとはホントに楽です。
ビルクの中間駅に着きました。
シルトホルンを仰ぎ見ると雲の中です。 -
ビルクの駅のデッキが新しいと思ったら、2014年にこの広いデッキが完成した様です。
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下を見るとミューレンまで見えます。先には、雲の中から、この山はユングラウヨッホですね。
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ロープウェーからの景色も素晴らしいですが、景色を楽しむ合間もなくすぐ通過してしまうことが残念。
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ミューレンの街中を15分程あるいて鉄道駅まで戻ります。
ここも車が入れない静かな街ですが、どちらの駅からも遠いのが欠点かな。
そう思うと、Wengenは交通の便が良く、駅から宿も比較的近いので、Wengenの宿を選んでよかったと思います。 -
ミュレーンの町から、ラウターブルンネン渓谷の先が見える場所があります。この渓谷を進んで小屋まで歩くコースがあり、魅力的ですが歩いて帰ってこなければならないのが悩みどころ。
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グリュッチアルプまでの列車の中、今日は渓谷の反対からWengenをみている。
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余力があったらラウターブルンネンの町を通ってWengenまで歩いて戻ろうとしましたが、列車の窓越しにしか見る時間が出来ませんでした。
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今日の雲のなかでも羊の合間には新しい種類の花も意外に多く見られました。
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岩稜帯のようなところでもひっそりとしっかり根付いています。
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今日もホテルに戻ったらコーヒーでまったり。
今日は天気は良くなかったけど満足した一日でした。 -
夕方、窓からの景色はまた雲が無くなった青空。
明日の天気はどうだ?
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