2018/08/04 - 2018/08/13
3313位(同エリア6875件中)
タブラオさん
新婚旅行以来のスペインに相方と一緒にドライブ&パラドール巡りの旅に行ってきました。スペイン1国だけでは面白くないため、アンドラを経由し一旦フランスに抜けた後、ピレネー山脈を超えてスペインに戻ってくるルートを取りました。
今回も旧市街の細い道に迷い込んだり、雹に降られて立ち往生したりと、スリル満点のドライブを楽しむことができました。また泊まったパラドールは有名どころばかりでしたが、どれも期待通りの素晴らしいパラドールばかりでした。食事も美味しく大満足のドライブ旅行でした。
1日目:フィンエアでヘルシンキ経由バルセロナに夜間到着。バルセロナ泊。
2日目:午前中、バルセロナ観光。午後にレンタカーをピックアップしモンセラットへ。カルドナのパラドール泊。
3日目:アンドラ経由、フランスのルルドへ。ルルド泊。
4日目:午前中カヴァルニー渓谷へ。ピレネー越えしオンダリビアへ。オンダリビアのパラドール泊。
5日目:サン・フアン・デ・ガステルガツェ観光の後、ゲルニカ、パルプローナへ。ソスデルレイカトリコのパラドール泊。
6日目:ソスデルレイカトリコ観光の後、クエンカへ。クエンカのパラドール泊。
7日目:カンポ・デ・クリプターナ、コンスエグラの風車を見学の後、トレドへ。トレドのパラドール泊。
8日目:レンタカー返却の後、午後はマドリッド観光。プラド美術館とソフィア王妃芸術センター見学。マドリッド泊。
9日目:朝の飛行機でヘルシンキ経由帰国。
①は、1日目と2日目の旅行記です。成田エクスプレスが途中で止まってしまうは、フィンエアはお決まりの到着遅延をするは、サグラダ・ファミリアは入場できないはで、想定外の出来事が頻発。一番困ったのがレンタカーが借りられなくなりそうになったこと! 何とか借りられましたが、ヒヤヒヤでした。カルドナのパラドールは期待通りの素晴らしいパラドールでした。
この日の主なイベントは次の通りです:
●ヘルシンキ経由バルセロナ到着
●サグラダ・ファミリア見学
●カサ・ミラ見学
●レンタカーピックアップ
●モンセラット観光
●カルドナのパラドール宿泊
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昨年のバルト3国旅行に引き続き使ったフィンエア。大幅に遅延するは、機内は寒いは、おまけに昨年はスーツケースを一部割られたり、変形して鍵の閉まりを悪くされたりで、非常に印象の悪い航空会社でしたが、フライト時間や料金面で他に適当な便がなかったため、不本意ながら今回もやむ無く使いました。
まあ今年も色々ありましたが、ここに書いても旅行全体の印象が悪くなるだけですので、敢えて詳細は書きませんが、飛行機に乗る前から頭に血が上りっぱなし! バルセロナ着は結局1時間位遅れましたが、それで済んだから良しとすべきか…。 -
空港からは、時間が遅かったこともありタクシーを使いましたが、スムーズに着くことができました。この日は寝るだけでしたので、その名も「ホテル・サグラダ・ファミリア」というサグラダ・ファミリアからも近い、機能面重視のホテルにしました。
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まあまあ広くて清潔感のあるお部屋でした。泊まるだけでしたので、充分過ぎるくらいでした。
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バルセロナには一泊しかしないため、ライトアップされたサグラダ・ファミリアを拝めるのもこの日だけでした。そのため長時間飛行で疲れた身体に鞭打って、写真を撮りに行きました。ホテルから歩いて5分も掛からないくらいの距離でしたので助かりました。翌日ももちろん昼間に見に行きましたが、夜の方が綺麗でした。
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サグラダ・ファミリアへの通り道で見つけた、お寿司のお店。ヨーロッパでは寿司は珍しいものではなくなった感があります。
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ホテルの朝食です。種類は少なめでしたが、味は普通でした。いつも朝をガッツリ食べて、昼抜きで夕食に備えます。
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最初は何かと思いましたが、このトング、とても合理的でいいなと思いました。これなら、トングの置き場所にも困りません。他のスペインのホテルもこんなトングを使っているのかと思いましたが、結局ここだけでした。
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サグラダ・ファミリアに行く途中のスーパーで水を調達しましたが、そのスーパーで見かけたトマト。トマトってこんな風に繋がってるんでしたっけ?
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いざサグラダ・ファミリアに行ってみたら、この通り。当日チケットは売切れだから、別の日のチケットをネットで買ってね、とのことでした。
大昔ですが、一度、二度見ているので、予約してまで見たいという考えが浮かばなかったというのもありますが、それにしても予想外の混みようにビックリ。上からバルセロナの町並みを眺めるのを楽しみにしていたため少し残念でした。相方もさぞかし残念がるのではと思いましたが、別にそんなに入りたいわけでもなく、外から眺めていれば充分とのことでした。拘るところも比較的似ているため、何だかんだ言って楽です。 -
ということで、サグラダ・ファミリアは外から眺めておしまいです。スマホだとここまで下がらなければ全体が入りませんでした。おまけに逆光のためイマイチ。
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次に向かったのがカサ・ミラです。地下鉄を使えばすぐでしたが、歩いて行きました。突然奇抜はデザインの建物が現れてきましたので、一瞬ワクワクしましたが、ワクワクはそれだけでした。
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カサ・ミラの入場料は25ユーロと随分高く感じられましたが、まあそんなことを言っていたんでは、せっかくバルセロナに来ても何も出来ませんから、仕方なく払いましたが、内容を知っていたら行かなかったかな(^_^;)
入口でガイド用のヘッドホンを貸してもらえます。もちろん日本語のもありますが、このヘッドホン、耳の上で支えるタイプのもので、ヘッドホンと耳が直接当たらないため、新鮮な掛け心地でした。 -
入口を入ってすぐのところです。建物の中庭から上を見上げたところです。この辺りはまだ物珍しさから写真をパシャパシャ撮っていましたが…。
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まず最初に屋上部分までエレベーターで昇って、屋上のオブジェを見学しましたが、オブジェが綺麗とか素晴らしいという以前に暑い! オブジェを楽しむ前に如何にして日向を避けて歩くか、そればかり気にしていたような…。おまけに狭い中、隣国の騒がしくてセルフィッシュな方々に囲まれて、居心地バッドでした。
屋上からは階段で下に降り、色んな部屋を見学しましたが、建物内も冷房の効きが良くないため、暑くて居心地が良くありませんでした。時間もなかったため、サッと見てすぐに降りてきました。 -
カサ・ミラの次は、歩いてカサ・バトリョに行きましたが、こちらも物凄い人でした。時間に余裕がなかったため、こちらは外から眺めておしまいです。
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カサ・バトリョまで来ましたので、ついでにカタルーニャ広場まで歩くことにしました。途中で見つけたユニクロの看板。時間がなかったため、中には入りませんでしたが…。
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カタルーニャ広場です。カタルーニャ広場に来るまでもなるべく日影を選んで歩きましたが、カタルーニャ広場はこの通り、日影がないため、横切るだけで暑くて死にそうでした。
初日からこの暑さだと、この後持たないのではと一瞬不安がよぎりましたが、結果的にバルセロナが一番暑かったような気がします。 -
暑さに耐えられず、この売店で買ったアイス。確か3ユーロと言われたような。なら要らないと言い掛けましたが、暑さに負けて買ってしまいました(^_^;)
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カタルーニャ広場からサグラダ・ファミリアまで地下鉄で移動しました。地下鉄の中が一番涼しくて気持ち良く感じました。
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14時にバルセロナ空港でレンタカーを予約してあったため、バルセロナ市内観光は早めに切り上げ、空港に向かいましたが、レンタカー契約時にトラブル発生!
さっきまで使えていたクレジットカードなのに、ハーツの担当のお嬢さん曰く、『「Bank Authorization」が必要だとコンピューターに出ていて、このカードは使えない!』んだとさ(結局滞在中、これ以外、すべてこのカードで支払いOKでした)。いつもは2枚クレジットカードを持って行くのに、今回はデビットカードを持って行ったためクレジットカードは1枚のみでした。デビットカードはダメかと聞いたがダメ! ならデボジットとして現金を支払うがダメかと聞いたが、これもダメ! 相方のカードでも大丈夫だが、その場合ドライバー登録が必須のため、国際免許証のない相方のカードもダメ! いい加減がトレードマークのスペインのはずが、何とも杓子定規な対応! 万が一に備えて、エイビスも予約してあったため、最後はエイビスに走ろうと思いながらも、融通を利かせてくれるよう粘ってみたが、結局他のお姉さんが出てきて、何だかんだ言いながらOKになりました。駄々をこねればOKってどういうことなんでしょう? 他にも日本の免許証の翻訳を求められたり、こんなこと初めてでした。おまけに予約した時の値段より大幅に高い! 予約時のメールを見せて違う旨を指摘しましたが、戦う気力も残っていなかったため、車を確保することを優先させてそのまま借りましたが、何とも納得のいかない対応でした。ちなみに返却時のチェックは絵に描いたようないい加減なスパニッシュ・チェックで拍子抜けしてしまいましたが(^_^;)
因みに車はBMWの2シリーズでしたが、パワーがない割には意外とよく走って、おまけに静かで乗り心地もgood。今年はその意味では当たりでした。 -
最初の目的地は、モンセラットです。高速をモンセラットに向けて走っていると、それらしき変わった形の山が見えてきますので、すぐにモンセラットとわかりました。
写真は、モンセラットの駐車場入口ですが、前の車が立ち往生して、その後にバックして引き返して行きましたので、一瞬車を横に停めて躊躇してしまいました。でも暫くして来た車が、何かをしたらバーが開いて、そのまま通過していきましたので、取り敢えずトライしてみましたが、機械のボタンを押したらカードが出てきて、それを取ったらバーが開きましたので、そのまま進みました(^_^) -
駐車場がありましたので、車を停めて、みんなが行く方に歩いて行ったら、これが見えてきました。
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建物と反対側は、写真の通りの絶景。乾いた景色がスペインらしいです。
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モンセラットには登山鉄道でも行けるようですが、車でも登山鉄道の終点近くまで行けます。
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登山鉄道の駅です。
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「地球の歩き方」に、さらにケーブルカーでSan Joanの展望台まで登れると書いてあったため、何があるのかもよく調べずにケーブルカー乗り場を目指しました。
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案内に沿ってケーブルカー乗り場まで着いたら、ちょうど出発する2分前であったため、急いでチケットを買い、乗り込みました。一人13ユーロでしたが、今思えばとても高いです。
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急こう配を上って行きます。修道院とモンセラットの山々の景色が素晴らしかったです。
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頂上に着いたものの、さて次はどこに行くのか? 「地球の歩き方」を見ると、20分も歩くと、黒いマリア像が発見された洞窟があるとのことであるが、流石に炎天下の中、更に20分も歩く気力もなく結局断念。もっと調べてからケーブルカーに乗れば良かったと後悔しました。
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少し登ったところに見晴らしの良さそうな場所があったため、そこまで歩くことに。まあ絶景と言えば確かに絶景だったんですが…。
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結局、頂上には30分位いただけで、すぐに降りてきました。写真は、下りのケーブルカーを下りたところ辺りから見えたモンセラットの山々と修道院。この日のベストショットです。
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モンセラットのメインは、お祈りをすれば、願い事が叶うという黒いマリア像。ただ事前情報では、黒いマリア像に辿り着くまでに相当並んで待つと聞いていましたので、どうしようか迷いましたが、取り敢えず近くまで行ってみることにしました。この門をくぐって少し歩くと修道院の入口です。
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修道院の入口です。
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修道院付属の教会堂です。この中に黒いマリア像が祀られています。
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教会の中です。正面の真ん中辺りに黒いマリア像が祀られていました。
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黒いマリア像の前まで行き、一人一人真剣な顔付きでお祈りを捧げている様子が教会内から見ることができました。緑の服の男性の前に黒いマリア像がありました。
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相当並んで待つと聞いていた割には、列はそれ程長くありませんでした。一人一人のお祈りの時間も長くなかったため、30分も待てば黒いマリア像の前まで行ける程度の列でした。この日は暑かったから訪れる人が少なかったのかな?
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修道院前の広場から登山鉄道とケーブルカーの駅を撮ったものです。ケーブルカーの駅から線路が上まで伸びているのがわかります。
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モンセラットの後は、この日の宿泊先である、カルドナのパラドールに向かいました。この坂道をスーツケースを転がして登りましたが、登ったところがパラドールの入口です。
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パラドールの入口です。お城の入口って感じです。
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楽しみにしていたカルドナのパラドールですが、値段もそうは変わらないため、一番良い部屋を予約していきました。受付で部屋番号は何番か聞くと、部屋番号自体なくて「カルドナ・スイート」という名前の部屋だと言われ、気分を良くして部屋に行きましたが、あれ、なんだか機械室への入口みたい。
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これドアを開けると素晴らしいお部屋があるとはとても思えない。消火器の置き場所、考えた方がいいのでは? パラドールの外観も内部も客室内もとても素晴らしいのにね。
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ドアを開けたら、中は期待通りの素晴らしいお部屋でした。新婚さんにはちょうど良さそうなベッド。うちはツインの方が良かったですが…。
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でも何だか変だぞ! スイート(予約時は「ジュニア・スイート」と表示)と言いながらも、部屋は一つしかないじゃん! まあでも天井がとても高くて好みの造りの部屋であったため、個人的には大満足でした。
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夕食が8時半からであったため、それまでの間、パラドールの周りをうろちょろしました。パラドールから見下ろすカルドナの町がとても綺麗でした。パラドールの建物はとても大きくて、遠くから眺めると巨大な岩の塊のようでしたが、近くで見るとその一部しか見えないため、どこを撮ってもイマイチな感じでした。
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レストランの入口です。岩の塊の中に入っていく感じでした。
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レストランに入ってすぐのところです。時間が早かったせいかお客さんもまばらでした。レストラン内の雰囲気がとても良かったため、興奮して写真を撮りまくりました。
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ところが、席に着いても全然オーダーを取りに来ない。やっとのことでウェイターを呼んでも、メニューをなかなか持ってこない。メニューを持ってきても、その後なかなかオーダーを取りに来ない! 建物は立派なのにウェイターは最低! オーダーした後は、料理を運ぶだけの別のお姉さんがテキパキと持ってきてくれましたが、それだけにウェイターさんの対応が残念。
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夕食は宿泊料金に含まれていましたので、どうやって料理を注文するんだろ? 宿泊者用の特別なコースでもあるのかなと思っていましたが、メニューにある前菜、メイン、デザートの中から好きな物をそれぞれ1つづつ選ぶ仕組みでした。
写真は前菜とお通しです。今となってはよく覚えていませんが、味はまあまあでした。 -
メインですが、これは結構美味しかったです。
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デザートです。
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朝食ですが、種類、お味ともに大満足でした。特にフルーツはどれを食べても甘くておいしく、これ以外にもお代わりしてしまいました(^_^) 今回泊まったパラドールの中で、朝食はナンバーワンでした!
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朝、綺麗に晴れ上がっていましたので、もう一度カルドナの町を撮ってみました。
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町の景色の右側です。スペインらしい広々とした景色が広がっていました。
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町の左側の景色ですが、町並みの景色とは少しアンバランスな景色でした。中央に白く見えるのが、塩の採掘場ですが、今は採掘はしていないようです。後から調べてわかったんですが、塩の採掘現場を探検する観光ツアーもあるそうで、それがまた幻想的な景色の中を探検するとのことで、行っておけば良かったと後悔。
それにしても、プールの青と何の競技場かわかりませんが、クレイ部分の茶色が浮いていて気になりました。
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