初上陸、福島の休日 2018年 8月

2018/08/12 - 2018/08/12

先月に引続き、4トラベル・日本地図の
塗りつぶし大作戦決行です。
5日間で5県、一日一県を巡ります。

第一日目は、人生初上陸の福島県。
福島観光といえば、会津若松を連想した私。

そして福島といえば、福島県出身の
野口英世先生。『小学一年生』という雑誌の
連載で知った、野口先生のドラマティックな
人生... 物語に引き込まれ、来月号まで待てず
母に初めて本をおねだり。

一年生には難しい箇所も多かったのですが
ひと月かけて一生懸命に読んだ記憶...

午前は会津若松市内観光、午後は野口英世と
二つのテーマで、福島県の町歩きです。

エリア 福島

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一から観光したいと思うと、選択肢は
高速バスになります。
大阪を20:30に出発したバスは、翌朝7:30頃
郡山駅前に到着します。

長旅の為か、腰当？枕の様な形状の硬い
付属品が椅子の上に置いてあります。

御盆の為か、満員と聞いていましたが
最終乗車の京都を過ぎても、私の横は空席。
真ん中の列だった座席を、隣の席へ
代わらせて貰いました。
端の席は自分でカーテンが引ける為です。
ラッキーな旅の始まり ♪

※ 真ん中の席には、自分で引けるカーテンは
ありません。

駅前のホテルに荷物を預けて、早速出発！

郡山駅 駅

みどりの窓口の親切なお姉さんが
色々と調べてくれて、結局今回の私の場合
普通に切符を購入するのが良いという
結果に至りました。

高速バスチケット購入の際、窓口のおじ様に
「福島は良い所だね。大好きなんだよ！」
と。。

「郡山から会津若松行きの電車に乗ってると
磐梯山が バーン！と見える場所がある。
ここが又良いんだ…」と教えて頂きました。
ここの事やね、確かに！

磐梯山 自然・景勝地

会津若松駅では、あかべぇ君が迎えて
くれました。

会津若松駅では、白虎隊も出迎えてくれ
ました。
会津といえば、白虎隊と思っていましたが
白虎隊以外に、青龍隊、玄武隊、朱雀隊も
あったそうです。
これは知らなんだ！ 驚

会津若松駅 駅

市内循環バスは一日乗って、@600円
先ずは、あかべこ号へ

最初に降りたのが、飯盛山。

飯盛山 名所・史跡

戊辰戦争の際、白虎隊 20名が市内の火災を
鶴ヶ城が落城したと早計、この地で自刃。

一命を取り留めた飯沼貞吉氏が生還し
記録を残したことで、16歳前後少年たちの
悲劇が伝わる事となったそうです。

ここは、その19名を祀るお社。
朝敵とされ、埋葬も許されなかった少年達
明治になって、やっと合祀が許され
現在に至るそうです。

宇賀神堂 寺・神社・教会

宇賀神堂と並んで建っているのが

さざえ堂 寺・神社・教会

さざえ堂

その形状にとても興味がありました。

栄螺の貝の様な、ねじれた建物。

歴代天皇も訪れた

正宗寺（しょうそうじ）の住職であった
僧郁堂（いくどう）が考案した建物

二重螺旋のスロープ構造、降りてくる人と
すれ違うことはありません。

てっぺんには沢山の千社札。

かつて、このスロープに西国三十三観音が
並べられており、お堂を上り下りする事で
西国巡りが出来たそうです。

スロープの途中から、外を観ると

宇賀神堂がみえます。

この面白い、六角三層の建物

国重要文化財に指定されているそうです。

正式名称は
円通三匝堂（えんつうさんそうどう）

重要文化財指定名称は「旧正宗寺三匝堂」

さざえ堂の上には、白虎隊の墓地があり

さざえ堂の下には、厳島神社があります。

厳島神社 (会津若松) 寺・神社・教会

その隣にある戸ノ口洞窟は、白虎隊の
隊員達が飯盛山へ向かう際、この洞窟を
進んで行ったのだとか。。

現在では、水量が抱負で中々涼しげな
場所でした。。

次に、会津武家屋敷で降りました。

会津武家屋敷 美術館・博物館

なまこ壁の大きなお屋敷

会津藩家老 西郷頼母の邸
その養子であり、『姿三四郎』のモデルと
される西郷四郎の銅像があります。

流石、家老のお屋敷

とても大きな武家屋敷です。

飾りが見事な螺鈿の箪笥や、甲冑

奥方様や娘子たちのお着物、屏風の絵も
素晴らしく、お風呂も立派です。

蔵は資料館になっています。

茶室もあります。

台所や女中部屋も立派です。
大変見応えのあるお屋敷でしたが
夫の足手まといにならないようにと
奥さまや娘達が自刃された場所でもあると
思うと物悲しいですね。。

又バスで移動。

会津のお城、鶴ヶ城です。

鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡

流石に混んでいました。
入るまで 15分とありましたが
そこまでは待たずにすみました。
しかし、内部も凄い人で写真は撮らず...

一階すつ登りながら見学、最上階の展望を
観ていっきに降りるルートでした。

赤い屋根のお城は初めて観ました。

お盆ということで、お昼は予約しました。

渋川問屋 グルメ・レストラン

松前漬けと濁り酒
こづゆと棒鱈煮、鰊の昆布巻、鰊の山椒煮
会津牛のステーキ
西瓜と珈琲

会津の郷土料理が頂ける、八重御膳。
（新島八重からのネーミングかと...）
どのお料理も、とても美味しかったです ♪

予約の時から、素晴らしい電話対応で
それは当日も変わりませんでした。

温かいおもてなしに、とても心地好いランチ
タイムとなりました ♪

反対方面のハイカラさん号です。

野口英世が、手の手術をした病院跡

野口英世青春館 美術館・博物館

現在は、二階が資料館。一階はカフェです。

資料館には、その後この病院の医師となった
野口英世の愛用品なども含め
所縁の品々が展示してあります。

ここは、『野口英世青春通り』という名が
付けられた通りで

広場には、銅像もあります。

野口英世青春広場 公園・植物園

凄い建物。。と車窓から見えたのは

老舗の酒造。
野口英世の母シカさんが、買いに来られて
いたそうです。

末廣酒造 嘉永蔵 名所・史跡

会津若松駅には、車輌庫もありました。

雪を戴く山もあり

又、磐梯山が見えて来ました。
目的地もソロソロ...

猪苗代駅
野口英世の出身地です。

猪苗代駅 駅

駅では等身大の野口先生が、出迎えて
くれます。
身長 153㎝、意外と小柄な方だったみたい。。

バスは無い時間だった為、タクシーで。。
猪苗代湖も見えています。

@2,000円程

野口英世記念館

野口英世記念館 美術館・博物館

沢山の来館者がいらっしゃいました。

記念館の裏に、そのまま残されているのが

野口英世先生の生家

ドキドキと近付いたのが、運命の囲炉裏端。

清作ちゃん（野口英世 幼少期の名前）が
囲炉裏に向かってハイハイしています！！
ここで終わったお話の続きが気になって
気になって仕方なかった場面です。

養蚕をしたり、凍り豆腐を作っている傍ら
柱に自分の志を彫る清作青年。
少し暗くてみにくいですが
実際に、その柱も見ることができます。

当時の調度品もそのままみたいに。。

ここは、母シカさんが洗濯されていた
小川だそうです。

記念館のなかでは、野口英世先生の研究の
功績をたどったり、ロボットの英世先生が
来訪者に語りかけたりと、とても見易い
施設でした。

清作ちゃんも観た、磐梯山や猪苗代湖も
観ることができます。

猪苗代湖畔にも行ってみたかったのですが
記念館の近くは草村で、湖には近付けない
との事だったので、バス停近くから。。

帰りはバスで駅まで。

車窓からも、磐梯山に

猪苗代湖がみえます。

明日は花火大会なんだね。。
本日にして良かったような。。
ちょっと残念だったような。。

郡山駅内にあるスーパーマーケットと
フルーツたっぷりのケーキ屋さんに寄って

郡山駅食品館ピボット スーパー・コンビニ・量販店

ホテルに戻って来ました。

磐梯の湯　ドーミーインEXPRESS郡山 宿・ホテル

チェックインして、すぐにお出かけ

お部屋は先月より、断然広かったです！

予約しておいた、お寿司屋さん。
愛想の良い、職人さんが楽しいお話と
美味しい料理で、もてなしてくれました。

因に、古来からの鮪の漬け・こち・石垣貝
目一鯛・鯨・中トロ
蛸・玉蜀黍の天ぷら・イクラ

寿司割烹 魚紋 グルメ・レストラン

アオリイカ・中トロ・北寄貝
赤身・新子・雲丹
卵焼き（二種類）・あおさの味噌汁・箕輪門

お勧めされただけあって、この箕輪門
めちゃ美味しかったです ♪

ドーミーインは大浴場が良いです。
こちらには桧風呂と露天もありました。

ハーフサイズの夜鳴き蕎麦も
ド－ミーインのお楽しみ ♪

ライブラリには、漫画が一杯！
その一角に、コインランドリーも ♪
夏旅には、コインランドリー有り難い！

末廣酒造の、野口カップを頂きながら
洗濯が仕上がるのを待ちました。

ホテルロビーで頂ける、無料の珈琲と
スーパーで買ったアイスクリームも ♪

郡山の夜も拭けました。
明日に備え、本日は早めに就寝します。
お休みなさい...Zzzz...

『初観光、山形の休日』へ続く。。