2017/12/29 - 2018/01/03
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この旅行記のスケジュール
2017/12/31
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その他での移動
タクシーでコロッセオへ
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徒歩での移動
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ファブリーチョ橋に到着
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2018.08.05
ローマ旅行3日目。
「アーモイタリア」で「公認ライセンスガイド終日観光(所要時間8時間、
8時半から16時半)」を予約し、ローマの名所を8時間ひたすら徒歩で、
でも効率良く巡ってきました。
観光名所を見つつ、美味しいものも食べて、たくさん歩いて大充実。
全てはガイドさんのおかげです。
ホテル→コロッセオ、バチカン市国→ホテルはタクシー利用ですが
それ以外は全て徒歩!
我が家のように、言葉やスリが心配で地下鉄やバスは不安だから
歩いて観光しようという方や、見どころいっぱいのローマを
どういう順序で巡ろうかと考えている方の参考になれば幸いです。
(ちなみに、自力で行けたスペイン広場とトレヴィの泉は
含まれていません)
++++++++++++++++++++++++++++++++
ローマ旅行3日目です。
この日は「アーモイタリア」というサイトでお願いしたガイドさんと
待ち合わせて、ローマ観光です。
自分達だけで移動して観光することも考えたのですが、地下鉄はスリが
心配、バスは使いこなすのが難しそうということで却下。
そもそもイタリア語も英語もよく分からないので、公共の交通機関は
我が家には厳しい。
観光バスで巡ることも考えたのですが、年末年始で混んでいて
座れなかったら嫌だなとか次のバスが中々来なくて待たされたら
時間が勿体ないな…とも思い、ガイドさんをお願いすることに。
事前にアーモイタリアに「12/31にガイドをお願いできるか」
というメールを送ったところ、とても丁寧な返信をいただけたこと、
こちらの行きたいスポットをいくつかお伝えすると8時間で完璧に巡る
スケジュールを見事に立ててくださりました!
ここなら安心してお願いできると確信し、「公認ライセンスガイド
終日観光(所要時間8時間、8時半から16時半)」を予約。
4名までで料金は480ユーロ。
3人での参加なので、1人当たり160ユーロでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
まずはAM8時15分にホテルロビーでガイドさん(女性)と合流し、
タクシーでコロッセオへ!
事前にメールで何度もやり取りしていたこともあり、
すんなりと打ち解けることができました。
ロマニコパレスホテルからは15ユーロくらいと
言われていましたが、ローマのタクシーは飛ばすからか
実際には12、3ユーロぐらいで済みました。
「コロッセオ」(Colosseo)
「おおー!これがあのコロッセオかー!」と感激。
間近で見ると迫力があります。
どんより曇り空なのが残念ですが…。 -
コロッセオとは、剣闘士同士や猛獣を相手にした戦いを
観衆に見せる巨大な闘技場。
およそ5万人を収容する規模とのこと。
名前の由来は、この地に立っていたネロ帝の巨大な像
(コロッソ)によるものといわれているそうです。 -
コロッセオの柱は階によって様式が異なっているそうです。
1階→ドーリア式。装飾がほとんどないシンプルなデザインの柱。
2階→イオニア式。柱頭の左右に垂れ下がる渦巻き模様の彫刻が
付いたデザインが特徴。
3階→コリント式。柱頭にアカンサスの葉をモチーフにした彫刻を
施した柱が特徴。
4階→コリント式の角柱がある壁。レンガを積み上げて柱に見立てた
建築様式とのこと。 -
早速中に入ります!
歩きながら撮ったのでブレていますが、一番下に
「急な階段に注意」と日本語の注意書きがありました。 -
コロッセオの外観しか知らないので、内部がどういう構造なのか
見られるのが楽しみ。
ちなみに入場チケットの購入もアーモイタリアのガイドさんに
事前にお願いしておきました。
(その場合1人4ユーロの手数料がかかります)
自分でWEBから事前購入しても良かったのですが、
英語だし何か間違いがあったら嫌だなあと不安だったので。
開館のAM8時30分に合わせて行ったのでまだ空いていて、
すぐに入ることができました。
開館と同時ならローマパス(優先して入場ができる)でなくても
大丈夫かもしれません。 -
イチオシ
内部も大迫力!想像よりもずっと大きくて広くて美しい。
-
コロッセオは西暦72年にヴェスパシアヌス帝が着工、80年に
息子のティトゥス帝が完成。
4万人の奴隷を使ってわずか8年で完成させたそうです。 -
「アリーナ」
写真手前の半円がアリーナ。
闘技場の舞台のことで、ラテン語の砂(=アレーナ)に由来。
取り外し可能な板張りの床に砂を敷き、試合で血に染まるたびに
新しい砂をまいたのだとか。 -
「観客席」
写真右下の白大理石が修復された観客席。
1階の大理石は貴族などのVIP席、2階は一般席、3階は立見席。
同じ階でも既婚者、女性、軍人と細かく分けられていたそうです。 -
この十字架が建っている場所が皇帝の席とのこと。
-
知識が豊富なガイドさんの説明を聞きながら
内部をぐるっと周っていきます。 -
古代ローマの技術力の高さに驚かされました。
-
そしてコロッセオ内にあるお土産屋さん(?)へ。
母はここで可愛いマグカップを購入。
妹が集めているスノードームも売っていました。
高いのかと思いきや、確か5ユーロぐらいで何て良心的なの!と
感激した母と私。
やっぱり香港の売店のスノードーム2,700円はぼったくりだと…。 -
今度は1階を見学します。
地下部分を間近で見ることができました。
まるで迷路みたいです。 -
「地下の檻」
地下には猛獣用の檻があり、闘技会に出場する猛獣は
ここで飼育されて手動式の昇降機でアリーナに
せり出されたとのこと。凄いなあ。
地下には他にも、大道具の倉庫や試合を待つ奴隷達の
土牢などもあったそうです。 -
捕虜となった兵士や、解放を目当てに奴隷達が剣闘士として
出場し、猛獣や剣闘士を相手に命がけで戦った闘技場。
負けた剣闘士は観光客に命乞いし、観客がその剣闘士の生命を
決めたり時には罪人の処刑までも見世物として行われる…。
こんな残酷なことが娯楽として観戦されていたなんて
信じられないです。
今では考えられない恐ろしい催しがコロッセオでは
行われていましたが、5世紀の中頃にホノリウス帝の
キリスト教時代に入ると残酷な闘技は中止されたそうです。 -
十字架のある皇帝席と観客席を一緒に撮ってみました。
-
内部見学を終えたら外に出ます。
違う角度からコロッセオの外観を撮ります。 -
イチオシ
内部の見学は大体40分ぐらいでしょうか。
私達は行きたいところがたくさんあるので、コロッセオや
この後行くフォロロマーノではそこまで長く時間をかけなくて
大丈夫ですということを伝えておきました。
逆に、ゆっくりじっくり見学したい場合はもっと時間を
かけてくれるのかもしれません。
朝に行って空いていたからというのもあるかと思いますが、
個人的には40分でも十分に見学ができて
写真もたくさん撮ってもらえて大満足です。
圧倒的な迫力と当時の技術力の高さに驚きです。
せっかく来たからにはコロッセオの内部も見学していくことを
オススメします。 -
コロッセオの次は「フォロ・ロマーノ」(Foro Romano)へ
向かいます。
フォロ・ロマーノの東側の入口、ティトゥスの凱旋門が
見えてきました。 -
「ティトゥスの凱旋門」(Arco di Tito)
ローマに残る最古の凱旋門だそうで、
ティトゥス帝の戦勝記念として紀元81年に建設されたとのこと。
写真を撮っている人が多かったです。 -
アーチの内側には繊細な彫刻が施されています。
-
いよいよ入場です。
「フォロ」は公共広場を意味するそうで、古代ローマ共和国の
集会や裁判、政治討論や商業活動の場として利用されたとのこと。 -
まずは「マクセンティウス帝のバジリカ」(Basilica di Massenzio)
木で隠れて見えづらいのですが…
裁判や集会用の会堂。306年にマクセンティウス帝が着手し、
コンスタンティヌス帝により312年に完成。
ローマ帝国有数の巨大建築だったそうです。 -
「アントニヌスとファウスティーナの神殿」
(Tempio di Antonino e Faustina)
コリント式の6本柱による神殿。
アントニヌス・ピウス帝が妻ファウスティーナを偲んで
141年頃に建設されたそうです。 -
写真右に写っているのが「セプティミウス・セウェルスの
凱旋門」(Arco di Septimio Severo)
203年に建設。
アーチには遠征場面を描いたレリーフがあるそうです。 -
写真左の建物が「クーリア(元老院)」(Curia)
共和政時代の政治の中心だった場所。
現在の建物は、ディオクレティアヌス帝時代の遺跡をもとに
20世紀に復元されたものだそうです。 -
遺跡がそこら中にゴロゴロ。もはや何が何だか分かりません。
凄すぎて意味が分からない。 -
見学時間は40分ほど。
歴史や遺跡にそこまで興味がない私は、ガイドさんの説明を
聞いてもよく分からず雰囲気を楽しむだけになってしまいました…。
当たり前ですが歴史に触れる時はちゃんと勉強していかないと
ダメですね。
でも、これだけの遺跡が大都会のローマに今もしっかりと
残っているということ、当時の建築技術がいかに優れていたか
ということを実感できました。
古代ローマにタイムスリップしたような感覚になりました。 -
印象に残っているのはガイドさんの説明。
カタカナだらけの遺跡や人名を全く噛まずにスラスラと
言っては詳しい解説をしてくださるので、
実は遺跡よりも、その見事な話術に家族全員で感動してしまいました。
「それが仕事なので~」と笑われてしまいましたが、
本当に素晴らしいガイドさんなのです。 -
続いて「フォーリ・インペリアーリ通り」を歩きます。
この通りは両側に遺跡が見えるのです。 -
「フォーリ・インペリアーリ」(Fori Imperiali)
フォロ・ロマーノの道を挟んだ向かいにある遺跡群で
「諸皇帝のフォロ」を意味するそうです。 -
カエサルの銅像がありました。
紀元前54年にカエサルがフォロを造ったのち、
アウグストゥス、トラヤヌスなど歴代皇帝が権力の証として
次々にフォロを造営、拡大したそうです。 -
馬車が停まっていました。可愛いお馬さん。
-
“ローマのへそ”といわれる「ヴェネツィア広場」
(Piazza Venezia)に着きました。
広場に面して堂々とそびえ立つのが
「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂」です。 -
1870年にイタリア半島を統一した初代国王エマヌエーレ2世を
讃えて建設されたそうです。
曇っているのであまり綺麗に見えませんが、
左右対称の白亜の建物が美しいです。 -
広場にはクリスマスツリーもありますが、あまりのしょぼさに
びっくり。
ガイドさんいわく「ハゲた木」というあだ名がつけられたほど。
かわいそうな木です…。 -
「カンピドーリオの丘」(Campidoglio)に着きました!
ローマにある7つの丘の中で最も神聖な場所とされたそうです。 -
階段の途中で振り返った景色。
-
階段を上るとミケランジェロがデザインしたという、
「カンピドーリオ広場」があります。 -
広場の正面には時計台のある美しい建物。
これがローマ市庁舎です。 -
中央には「マルクス・アウレリウス像」が立っています。
-
この像の正面の下に小さな丸があるのですが、
これがローマのゼロ地点だとガイドさんが教えてくれました。
誰も気づかなそう…。 -
広場を挟んで2つの美術館があり、こちらは「カピトリーニ美術館」
(Musei Capitolini)です。
もう一つはコンセルヴァトーリ美術館があるのですが、
写真を撮り忘れました。 -
ローマ市庁舎の裏手(?)に進みます。
そこからフォロ・ロマーノの絶景が見えるのだとか。 -
途中で可愛い猫ちゃん発見。
-
イチオシ
フォロ・ロマーノを見下ろせる素晴らしい景色が広がっていました!
-
わざわざ入場するほど遺跡に興味はないけれど、
とりあえず名所はおさえておきたいという方や
興味はあるけど入場する時間が取れないという方は、
ここから全体像を眺めるだけでも十分に楽しめるかもしれません。 -
「サトゥルヌスの神殿」(Tempio di Saturno)
入場した時には写真を撮っていなかったので、ここで撮影。
奴隷や貧民階級に敬われた農耕の神、サトゥルヌスを祀った
神殿だそうです。
現在は8本の柱とイオニア式の柱頭が残っています。
こんな遺跡が普通に街なかにあるのだから、
ローマって凄いなあと思います。 -
この後はカフェに向かいます。今度は鳥を発見。
-
どんぐりころころ。
-
ヨーロッパらしい石畳の道を歩いていきます。
-
「マルチェッロ劇場」(Theatre of Marcellus)
コロッセオに似ています。 -
最上階には人が住んでいますよと言われてびっくり!
-
確か「オッタヴィアの列柱」だったような。
説明もしてくれたのに覚えていません…。 -
何でもない普通の通りなのですが美しい。
-
「ファブリーチョ橋」に着きました。
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