2018/03/01 - 2018/03/02
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PiChonさん
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5歳のときからショパンの大ファンで、いつかポーランドに行きたいと思っていました。ようやく念願がかなったのは2017年。ショパンの命日である10月17日に、彼の心臓が眠っている聖十字架教会にてレクイエムのコンサートがあると知り、それに合わせてワルシャワに行ってきました。
その際、ショパン・パス(ChopinPASS)というサービスを利用して、ショパンの生家、ショパンが洗礼を受けた聖ロフ教会、夏休みを過ごしたサンニキも訪問。それはそれは素晴らしい体験で、大好きなショパンをもっと追いかけたくなりました。
フレデリック・ショパンもトラベラー。ポーランドで過ごした20年間、国内の色々なところへ旅しているのです。彼は何を見て何を感じたのでしょう?
というわけで自分なりに色々と下調べを行い、今回はショパンを追いかけてポーランド各地をまわってきました。もう少し時間があればよかったのと、ショパンの誕生日weekをねらったためマイナス14度(!)の極寒の毎日。しかし寒さなんてなんのその、ショパンの愛したポーランドはとても美しく、人々もすばらしく暖かい。最高の旅になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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この旅最後の目的地、ワルシャワに戻ってきました。ポーランドでショパンに最もゆかりのある土地、と言えるでしょう。前回10月(ショパンの命日)に初めて訪問し、大好きになった街でもあります。
そのときの旅行記「はじめてのワルシャワ~ショパンの街」で、ワルシャワでのショパンについては詳しく書いているところです。
こちらは、文化科学宮殿にあるTourist Information。かっこいいショパン先生が出迎えてくれます。 -
最終日の今日は、ショパン博物館を再度堪能して、しめくくりたいと思います。
その前にここ、横断歩道がピアノの鍵盤になっている場所です。Tourist Informationの前の通りにあります。 -
さっそくショパン博物館にやってきました。
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前回10月に来た時は改修工事中で、博物館の周りが工事現場みたいだったのですが、綺麗になっていました。
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冬の青空に映えて綺麗です。
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博物館の正面は、ポーランド国立フレデリック・ショパン研究所。
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隣にあるフレデリック・ショパン音楽アカデミーの壁。
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さっそく博物館に入りましょう。入ってすぐの階段も豪華です。
ここでは、今回の旅に関係ある展示を中心に写真を載せていきたいと思います。 -
まずはピアノのある部屋へ。この博物館で一番の宝物なのではないでしょうか。
ショパンが最後まで弾いていたピアノ。プレイエルというフランスのメーカーのものです。クラクフで見たのもプレイエルでした。フレデリック・ショパンが「完全無欠」と評したピアノです。 -
今回の旅で、ショパンのピアノをいくつか見ることができましたが、彼が実際に弾いていたというのが信じられないような、ぞくぞくするような、見るたび不思議な気持ちになりました。
作曲したり、演奏したり、このピアノの前に座っていたんですよね、ショパン先生。 -
ショパンの楽譜は書き直しも多く見られます。繊細な筆跡ですが、書き直しかたはけっこう激しいなあと思います。
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マズルカの楽譜。
ショパンの最初のマズルカは、今回の旅で訪れたシャファルニャで生まれました。その後たくさんのマズルカを作曲したショパン。
こちらは、マズルカ第3番 嬰ハ短調(Op.50)。 -
シャファルニャの博物館で見た「シャファルニャ通信」の原本。14歳のフレデリックがユーモアたっぷりに書いた「新聞」です。
このワルシャワのショパン博物館には、今回の旅で見てきたものの「本物」をいくつも見ることができて「あっ、ここ行ってきた!見てきた!」と、旅の総復習のようになって楽しかったです。 -
博物館の展示は、時代ごとやテーマごとにいろいろ工夫されています。
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ワルツ 変イ長調 Op.34-1。
この楽譜を前回の訪問で見た時、何の曲か見てすぐ分かったためか、初めて「ショパンってほんとにいたんだ」と実感したのを覚えています。ヒザがガクガクして写真がろくに撮れなかったので(笑)今回再チャレンジです。 -
そして今回もあまりうまく撮れていない写真(苦笑)。
「ワルツ」と書いてあります。そしてショパンのサインが。やはりヒザがガクガクします。 -
博物館内部。
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豪華な階段をいったりきたり。何時間いても飽きない(笑)。
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博物館内部。
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コンサートのチケット。
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ショパンが鉱泉治療で訪れ、チャリティーコンサートを行ったドゥシニキ・ズドゥルイでの療養滞在者名簿です。ドゥシニキで見たのはコピーで、これが原本。左側の欄、300のところにChopinの名前があります。
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今回訪れたポズナンでは、ラジヴィウ公爵に招待されショパンが演奏した宮殿を見てきました。チェロの名手であったラジヴィウ公爵に献呈したのがこの曲。
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ピアノ三重奏曲ト短調作品8です。
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前述のピアノメーカー、プレイエルのコンサートホール。1832年、フレデリック・ショパンがパリでのデビュー演奏会を行った場所です。大成功だったそうです。
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ショパンの左手。
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長い指の綺麗な手を最後に見て、名残惜しいですが博物館をあとにします。
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そろそろショパンを追いかける旅は終了です。最後にワジェンキ公園にやってきました。ショパン像も寒そうです。
ポーランドを出た後のショパンは、ウイーン、そしてパリへ向かい、故郷に戻ることはかないませんでしたが、愛するポーランドは彼の心や音楽にいつも大きく存在していたのでしょうね。
若きショパンが旅した道を歩くことができた今回の旅で、ますますショパンが好きになりました。またポーランドに戻ってきたいです。 -
お帰りなさい、Panie Chopin.
長い旅の後、Heart(心臓)がワルシャワに戻ってこられて本当によかったですね。そして、ありがとうございます。
ここまで読んでくださった皆様へも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (1)
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- kwanghoさん 2018/08/24 09:55:51
- ポーランドは26年前に
- ワルシャワだけ行ったきりだったんで、今度はゆっくり訪ねてみたいです。
楽しい旅行記、ありがとうございました~✨
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