2016/05/01 - 2016/05/04
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さぎぱんださん
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この旅行記のスケジュール
2016/05/01
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飛行機での移動
羽田→長崎
2016/05/02
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飛行機での移動
長崎→対馬
2016/05/03
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対馬ドライブ
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この旅行記スケジュールを元に
世界遺産になった軍艦島には、廃墟の街があるらしい。
訪問前はそれぐらいしか知りませんでした。世界遺産にもなったし、見に行ってみようかというのが本音でした。軍艦島が旅のメインになれるくらい濃厚なものなのかは疑問もあったので、今回のスケジュールに稲佐山の夜景や対馬も含めました。
しかし、軍艦島だけで長崎を訪れる価値は十分にありました。軍艦島は廃墟にワーワー騒ぐ場所ではありませんでした。訪問前にそう思っていた自分がいたことが申し訳なく思っています。
軍艦島はまさに栄枯盛衰であり、訪れた際には歴史に思いを馳せて欲しいと思います。結果的に、稲佐山や対馬も加わって濃厚すぎる4日間になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ ANAグループ JR特急 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は午後出発です。
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長崎についてまずは空港のレストランでさっそくちゃんぽんをいただきます。
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空港からバスで1時間、長崎の市街地へ。中華街は横浜と比べると小さめ。
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坂道を上ってグラバー園に向かいます。売店がたくさんあるところを通るんだけど、長崎は角煮まんが有名なんですね。
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グラバー園は眺めの良いところにあります。
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鯉も優雅に泳いでいます。
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海もすぐそばにあります。
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いい景色ですね。
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大きな船も見えます。
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グラバー園の近くがボウリング発祥の地なんですね。どこかの国のスポーツだったのが伝わったのかな?
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夕方、駅前からバスに乗って稲佐山に向かいます。
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ロープウェイ待ち。
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稲佐山は言わずと知れた日本三大夜景の1つ。
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頂上の展望台です。
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夕方、日没前の景色です。
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違う方向を見れば小さな島々が。
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長崎市の沖合に軍艦島があります。明日行きます!!
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しかし、稲佐山は外国人の多いこと多いこと。
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長崎市内の中心部です。
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5月ともなるとだいぶ陽が長くなりましたね。
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軍艦島のご案内
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少しずつ暗くなってきました。
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夜景のできるまで。
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少しずつ明かりが増えてきます。
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だいぶ夜景っぽくなってきましたね。
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これまで国内の様々な夜景スポットに行ったけど、夕方から行って夜景ができるまでの過程を撮るのがくせになった。
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もうほぼ夜景。
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完成形ですかね。特に右側の住宅街のあかりは手前と奥でかなり標高差があります。海と坂が織りなす夜景です。
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稲佐山は中継基地でもあります。
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海の方を見ると水平線にまだ陽がありますね。
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そろそろ帰りますか。
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結局、稲佐山には2時間以上いました。
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ホテルに戻ろうか。
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おはようございます。2日目、5/2の朝です。晴天です。
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この日はまずは市電に乗って、原爆資料館へ。
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この地に原爆が投下されました。
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有名な像ですね。
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途中、高台にある神社に寄り道。
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鯉のぼりもいいですね。
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午後になって海の方へ。これくらい大きな船で旅をしてみたい。
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しかしそんな船を尻目に軍艦島行きの船はこちらです。
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軍艦島には、ツアーに参加しないと行けません。ツアーを行っている会社は複数あります。
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船に乗って40分ぐらい。異様な世界観を持った景色が現れました。
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あれが軍艦島か!
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船着き場には各社の船が代わる代わる着岸します。
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一般人の個人的な上陸は不可らしいです。
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だいぶ緑が生い茂ってますね。
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右のむき出しの建物はたしか小中学校だったと思う。
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小中学校のズーム。
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上陸しました。ガイドさんの案内にしたがって移動します。
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正面で案内している方は元島民の方。
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日本のエネルギー資源が石炭であった時代、島民は海底から豊富な石炭を採掘していました。海底へのエレベーターがこの辺にあったようです。命の危険もある分、報酬は高く、本州で暮らす人たちより富んでいたとのことでした。
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ラピュタのようだ。
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島民がいなくなって早40年
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建物の劣化も自然なものによる。
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これ以上は先に進めませんでした。
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他社のツアーも同じ時間帯なので、けっこう混んでます。
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ちなみに軍艦島は観光地ですが、トイレと売店はありません。トイレは船内にありました。
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向こうは本州の陸地。
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当時は緑が1つもなく、島の大人達は子どもに植物を教えるのが大変だったようです。しかし、無人となった40年間に鳥や風が種を運び、島に緑がやってきました。
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このような生い茂った緑に元島民の方も驚いていました。
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時は経ち、石炭の需要が徐々に落ちてくると、島の暮らしにも影響が現れました。
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そして、軍艦島の機能はやがて衰退、停止し、島民は強制的に退去せざるを得なくなってしまいました。
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ツアーの最後に、島から少し離れた場所から全景をみました。
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あそこだけやはり世界が違う・・・
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軍艦島をテーマにした映画や漫画もありますね。モンタージュという3億円事件もテーマとなっている漫画が好きです。
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長崎市内には軍艦島デジタルミュージアムというのがあります。
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入館料がたしか1800円で、けっこう高いんですよ。でも、地元のお土産屋さんなどで買い物をすると割引券がもらえます。
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高い入館料だなと思いましたが、行ってみて良かったです! 展示物が良すぎて、時間が足りずに泣く泣く後にしました。
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もし今後行く方がいましたら、軍艦島を訪れる前に長崎市内にあるデジタルミュージアムを見てからがいいですよ!!
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ミュージアムを見る時間は2時間ぐらい確保しておくといいです。
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軍艦島は、国の政策によって廃墟にならざるを得なかった悲しい過去がいまだに残る場所なんですね。
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ちなみにお土産としてこんな証明書がもらえます。証明書コレクターの私にとっては家宝の1つです。
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石炭ももらえました。帰りの飛行機の荷物検査で引っかかるかなと思いましたがセーフでした。
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長崎市内に戻ってきてその日のうちに、私は対馬に飛びます。
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よく人に言われるんですよ。旅のスケジュールが忙しくない?と。
いや、無駄のない完璧なスケジューリングと言って欲しいな。3,4日間の旅で最大限の効果を上げるために毎回試行錯誤してるんですよ。 -
離島と言えばプロペラ機!!
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空港に着いたら路線バスで厳原(いづはら)地区へ。2日目はここでおしまい。
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3日目、5/3はここから。対馬では原付を借りて移動しています。
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しかし、5月だと言うのにバイクを運転するには寒いっす。
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ここは晴天なんですが、徐々に天候は悪化してきました。本来は対馬の最北端まで運転して「韓国が見えるぞー」って言いたかったんだけど、寒くて断念しました。もう軍艦島だけで今回の旅は十分という思いもあったので欲張らず。
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4日目、対馬の旅館の朝。
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これはサメです。柔らかくて美味いっす。
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対馬は長崎県の一部ですが、交通の便は福岡とのつながりのほうが強いです。今日は対馬から博多に海路で移動して、福岡空港から帰るはずでしたが・・・・
なんと、厳原港ターミナルビルに来て大ピンチ!! 空席がない!!
なんで予約してなかったんだろオレ!! -
ダッシュで対馬空港に・・・と言っても厳原港から空港までバス1時間ぐらいかかるけど、空港へ!!
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空路は長崎行と福岡行があります。福岡行は満席でした。やばい、今日中に帰れないかも。
幸い、長崎行は空いてました。長崎に着いたら特急で博多にいって福岡空港へ、のプランが間に合うかな。 -
この日は強風のため、長崎→対馬の便が着陸不可と判断されて折り返しとなったら、対馬→長崎の便が欠航になると言われ、席は確保したものまだ安心ならならい状況でした。
そして無事に対馬空港に着陸したのを見届けてようやくひと安心。 -
福岡ではもともと4時間ほど余裕を持って計画していました。九州大学に行って九州大学グッズを買うためです。しかし、それは海路が断たれた時点で諦めました。
代わりにこの緊急事態を救う4時間となりました。 -
長崎空港→長崎駅行のバスに乗り、諫早駅下車
諫早→博多で向かいます。 -
もともと予定していた福岡→羽田の便になんとか間に合いました。
軍艦島に行って本当に良かったです。まだ行ったことのない人には全力で勧めたいです。ご覧いただきましてありがとうございました。
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