2018/07/15 - 2018/07/16
248位(同エリア471件中)
jokaさん
今年もやってきました海の日の三連休。
四日前までは谷川岳馬蹄形テント泊の予定だったのですが、天候が不安定なため、より晴天確率の高い北アルプスの笠ヶ岳に急遽変更。
その甲斐あって快晴の北アルプスを満喫することができました。
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
22時前、例のごとく毎日新聞社ロビーに到着。
今日もお世話になります、毎日アルペン号。
(世間的には)三連休中日ということもあってか、思ったより人は少なめ。 -
本日は会社の同僚Hさんも同行。
Hさんと一緒の時にはなぜかいつもこのウインドウ前が定位置になります。
今日もしっかり空いていました。 -
今回のバスは後ろから二番目、三番目の列だけ足元が異常に広いタイプ。
前の席との差は一目瞭然。とても同じ料金とは思えません。
そのラッキーシートをまんまと引き当てて、実に快適な移動となりました。 -
5時10分、新穂高登山指導センター前に着きました。
昨年9月の北アルプス縦走以来です。 -
センター前のベンチで朝食摂ったりあれこれ準備。
洗面所が明るく清潔なので、コンタクトを装着しやすいのがなにより助かります。 -
5時45分、指導センター(1090m)を出発です。
-
なぜか俯くわたし。
-
-
5時57分、登山口着。
最初の1時間はほぼ平坦な舗装路、砂利道が続きます。 -
本日目指す笠ヶ岳が顔を見せました。
数時間後にはあの頂からこちらを見下ろしている予定です。 -
-
6時42分、笠新道入口(1360m)です。
-
コースタイム8時間のこのルートで唯一確実な水場なので、ここでしっかり水を確保しておかなくてはいけません。
ここからポカリ1Lと水3.5Lを担いでいきます。
ザックが一気に重くなりました…… -
今回の新兵器、ネッククーラーを濡らして装着。
一番日焼けしやすい首裏のガードもお任せです。 -
一週間ほど前から連日ニュース沙汰になるぐらいの猛暑続きの今回、いつも以上に暑さ対策には気を遣っています。
こちらはHさん持参のひんやりシート。帽子の裏側の額部分に貼り付けて使います。
効果のほどは… -
-
6時54分、準備を整えていざ出陣!
-
いきなり鬱蒼とした樹林帯の急登からスタートです。
-
直射日光が当たらないのはいいとして、とにかく蒸し暑い。
-
ニッコウキスゲ
これまで花や植物について無関心に近かったのですが、なぜか今回気が変わって、笠ヶ岳周辺の高山植物の下調べをしてみました。
とはいえ思いっきり付け焼刃なので、かろうじて数種類程度見分けがつくかどうかですけど… -
笠新道入口から1時間ほど、穂高の稜線が見えてきました。
とりあえず天気には恵まれています♪ -
う~ん、これはなんだろう?
-
これもなんだろう?
-
-
なんとかユリなんでしょうね…
-
この辺りから視界が開けてきましたが、それと引き換えに日光直撃。
-
画面左から、槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、いったんグッと下がって北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳。
すべてが3000m峰という日本屈指の天空トレイル。 -
槍穂の稜線を眺めながら一休み。
ちなみに中央の大きくえぐれた部分は大キレット。
笠新道入口から1時間半ほどです。 -
-
がんばれHさん。
-
-
たぶんハクサンシャクナゲ。
-
ゴゼンタチバナ
-
コイワカガミ
このあたりの花は名前がわかるものが多く、内心ガッツポーズ♪ -
-
シナノキンバイ、にしては花弁が尖り過ぎてるような…
-
笠新道入口から3時間弱、いきなり眼前が開けました。
この前後、急にガスが上がってきて一時的に眺望がなくなっています…
ガスの向こうには青空が見えるんだけど…… -
9時47分、杓子平(2455m)到着。
ここまで開けた場所のない樹林帯の急登が続いたため、多くの人がここで休憩をとっています。
わたしがザックを置いた横には、60過ぎの男性が足を投げ出して休息中。だいぶバテバテの様子。 -
立ち止まると歩きだしが辛いからとのことで、Hさんは休まず先行することに。
-
少し粘ると風に吹かれてガスが晴れました。
笠ヶ岳も目の前に。 -
ここからしばらく風に吹かれてガスにまかれたり、晴れたりの繰り返し。
-
登山道は右にいったん大きく巻くため、笠ヶ岳から遠ざかることになります。
なんかもったいない。 -
平坦な道は10分で終了。
ここから再びコースタイム1時間30分ほどの急登が始まります。 -
樹林帯の長い急登から一度平坦な杓子平に出ているため、余計にこの登りがきつく感じるわけです。
-
途中、雪渓から流れ出る水場がありました。
雪渓が融けたら終わりなので、8月に入ったら枯れてしまいそうです。
キンキンに冷えた雪解け水で顔を洗ったり、ネッククーラー濡らしたり、のどを潤したりしていたら、杓子平で見かけた年配の男性が追い付いてきました。
「ここの水飲めますか?」と尋ねられたので、「平気でしたよ」と答えると、「それはありがたい」ととても嬉しそうなのが印象的でした。 -
全国的に今年最高の暑さを更新する所が多かったこの日、ここ笠ヶ岳もガッツリ酷暑でしたが、天候に恵まれないことが多かったこれまでのHさんとのテント泊登山のことを振り返れば、「陽の光が強すぎる」とか「暑すぎる」なんてのは贅沢な話。
本当にありがたいことです。 -
とはいえ、暑いもんは暑い…
特に背中からの汗があまりにもサラサラと流れ出てきて、Tシャツの襟首からペットボトルを突っ込んで水を流しているんじゃないかぐらいの勢いです。
ザックに入れた給水用ボトルから水が漏れてないか確認しましたが、当然ながらただの汗でした。 -
ひたすら急登。
絶景を楽しむ余裕なし… -
-
稜線まであと少し!
-
11時8分、稜線に出ました。
笠新道入口から4時間10分ほどかかっています。 -
雄大なり…
-
11時14分、笠新道分岐(2770m)。
標識横にはずいぶん大胆な形でザックがデポってあります。
空身で笠ヶ岳まで往復してから笠新道を下山する方のでしょう。 -
中央の高い山が笠ヶ岳。その山頂直下に笠ヶ岳山荘と本日の幕営地“笠ヶ岳キャンプ場”があります。
ここから幕営地までコースタイムで1時間10分。
ここまでがんばってきたご褒美のような稜線歩きの始まりです♪ -
-
コイワカガミ
-
チングルマ
-
-
-
もっと楽に歩けるかなと思っていましたが、笠新道で予想以上に足を消耗しているようで、細かなアップダウンが意外にきつい…
-
-
-
コース上にもほんの少し雪が残っています。
滑らないように慎重に。 -
だいぶ近づいてきた気がする。
-
-
-
山頂から二つ目の雪渓下にテントが見えてきました。
笠ヶ岳山荘のテン場です。 -
-
あと少し。
-
12時8分、テント場に着きました。
-
海の日の三連休とはいえ、この時間帯だとまだ場所は選び放題です。
石垣で囲まれて平坦な一等地に張ることにしました。Hさんはすぐ上の平坦地を選びました。 -
目の前には槍穂の稜線がバーーーーン!
-
テント設営後、テント場すぐ下の水場へ。
事前情報で、朝方になると冷え込みで水の出が極端に悪くなる可能性が高いことを知っていたので今のうちに汲んでおくことにしました。
真ん中のオレンジ(とネイビー)のテントがマイホーム、左のグリーンのがHさんのテントです。 -
この岩場の下まで。
-
Hさんの陰に隠れている大きな木枠にドバドバ水が流れ込んでいます。
-
テント場すぐ横のこの雪渓の雪解け水が水場の源です。
例年だと8月半ばに雪渓が融けきるので、当然ながら水場も枯れます。
その後は山荘で天水(雨水)を分けてもらうしかありません。 -
Hさんのニューテント。
-
夏山では午後になると雲が湧きやすいので、晴れているうちに山頂へ向かいます。
が、ここから山荘までがけっこう遠い。
徒歩10分程度と聞けば大したことないようですが、実際歩くとなかなかの距離。
この岩ゴロゴロの急斜面上に小さく見えているのが山荘です。 -
途中で振り返るとテントがあんなに小さく…
-
雪渓を横切れば山荘はすぐそこ。
この雪渓のトラバースが曲者で、20mほどの距離とはいえトラロープ一本でコースが示されているだけで、いったん滑ったらおそらく止めるのは不可能。数十メートル滑落して大怪我の確率大。
今は気温が高くて雪が緩んでいるためまだましだけど、夜や早朝にカチカチ締まった状態で歩くのは気が進まみません。 -
笠ヶ岳山荘(2810m)
受付でテント場の手続きと本日の夕食、明日のお弁当の申し込みをしました。
ちなみにテント場使用料800円、夕食2200円、お弁当1000円です。笠ヶ岳山荘 宿・ホテル
-
山荘前には雪で冷やされた飲み物類とスイカの張り紙が。
-
13時18分、山頂へ出発。
-
今日歩いてきた稜線がきれいに見えます。
-
-
山頂手前の祠。
-
あちらが正式な山頂。
-
13時33分、笠ヶ岳山頂(2898m)。
-
-
朝からずっと見続けて、もはやそこにあるのが当たり前になってしまった槍穂の連なり。
高所恐怖症のわたしがいつか登る日はやってくるのでしょうか? -
明日歩く予定の双六小屋方面への稜線。
その先に双六岳、鷲羽岳。画面左遠くに見えるひときわ高い山は水晶岳ですね。
鷲羽岳と水晶岳は昨年の北アルプス縦走4日目に登りました。水晶小屋が小屋締め当日で手ぬぐいとTシャツを買えなかったのがいまだに心残りです。 -
クリヤ谷方面。
笠新道以上の急登&渡渉の多さで難路として知られるクリヤ谷ルート。
機会があれば歩いてみたい道です。 -
視線を西に転じると画面左端にこれまた昨年訪れた黒部五郎岳。
その右奥には時間が足らずに行けなかった薬師岳。これだけ離れていてもやっぱりデカい。
今年の夏の3泊または4泊の縦走。行き先はまだ検討中ですが、もし北アルプスなら裏銀座経由で薬師岳も登る予定です。 -
地平線上の一定に高さに並ぶ大きな雲。作り物めいた不思議な光景でした。
-
山座同定アプリで答え合わせ中。
-
-
今日の晴天のお礼と明日の安全登山のお願いをして下山します。
-
-
山荘に戻ったらまずはこれ♪
美味しく飲むためにかれこれ2時間以上何も飲んでいません。 -
腹ペコだったのでついでにカレーか中華丼を頼もうか迷いに迷った末、山荘の夕食が3時間後の17時開始なこともありおでんで我慢。
Hさんもビール&おでんでした。 -
その後は缶酎ハイと持参のおつまみでうだうだ。
-
お土産用に購入した山バッジと自分用の手ぬぐい。
山雑誌を読みながらリラックス。 -
もう一本。
この日の山荘は“布団一枚に二人”の込み具合にもかかわらず、4、50人収容できるこの食事スペースは終始ほぼ貸し切り状態で、のんびり過ごすことができました。 -
けっきょく夕食準備の始まる16時までずっとくつろぐことに。
-
その後は17時まで小屋前でのんびり。
-
槍ヶ岳や穂高連峰にも雲がかかってしまいました。
-
雪もすっかり融けました。
-
山荘の下駄箱も満杯。
-
夕食はなぜか一番乗り。
同じテーブルの方が話しているのが耳に入ったのですが、どうやら杓子平でへばっていた年配の男性が熱中症でヘリコプター搬送されてしまったようです。
水場で話した時には元気を取り戻していたように見えたのですが… -
中華丼を我慢しただけあって、ご飯三杯いただきました。
ご馳走様でした♪ -
予定では全員の夕食後(本日は宿泊者が多いので何回転かします)でないと用意できないと言われていたお弁当。
第一陣のわたし達が食堂を出たらすでに用意されていました。
弁当受け取りまでどこで過ごすか悩んでいたので助かりました。 -
いざテント場へ。
-
17時28分、我が家に帰還。
-
Hさんのテント内。わたしのと違って整理整頓されています。
性格がよく表れています。
あと1時間もすれば夕焼けですが、明日は2時起きなので18時過ぎには就寝。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
笠ヶ岳山荘
3.21
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年7月笠ヶ岳
0
114