ソウル'17～地下鉄で水原華城へ

2017/09/15 - 2017/09/17

週末海外で、ソウルに出かけました。目的は、世界遺産観光です。今回は、水原華城を訪れることにしました。

※9月15日(金)09時50分関空→11時50分仁川、チェジュ航空
※9月16日(土)水原華城観光
※9月17日(日)15時40分仁川→17時15分関空、チェジュ航空

※1,000ウオン＝100円で計算しています。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

明洞のど真ん中にあるサヴォイホテルに宿をとりました。
ちなみに、仁川からソウル駅までは、空港鉄道 A'REXを利用しています。2人で片道16,000ウォン(1,600円)。難波から関空まで行くのと、似た感じの価格設定だと思います。

サヴォイ ホテル ホテル

少し広めのツインルームが、朝食なしの２泊で28000円。1人１泊7,000円でこの立地条件に宿泊できるのですから、まあ、よしとしましょう。
ホテルの近くに美味しい飲食店がたくさんありますので、ホテルの朝食は、むしろ要りません。

チェックイン後に、まずは昼食。明洞餃子が、すぐ近くにあります。

明洞餃子 地元の料理

餃子とカルグクス(うどん)。２人で分け合って食べました。18,000ウオン(1,800円)。

空腹を満たした後の観光は、景福宮です。明洞からは、地下鉄ですぐ。ソウルを代表する観光地ですね。入場料は１人3,000ウォン(300円)。

景福宮 城・宮殿

景福宮のすぐ近くに、これまたソウルを代表するレストランがあります。土俗村です。景福宮を見るよりもこの店に行くことのほうが楽しみだというのが、本音だったりします。昼食と夕食の間の食事です。

土俗村 (トソッチョン) 韓国料理

参鶏湯。スープが濃厚で、このお店の参鶏湯はやっぱりおいしいです。ここでは、１人１人前をきちんと注文して、きっちり食べきります。１人前16,000ウォン(1,600円)。

明洞に戻って、ホテルで小休止して、夕食。神仙ソルロンタンです。
日本での朝ご飯を含めると、今日４食目の食事です。入りたいレストランが多い海外旅行の場合、時々、一日４食になってしまいます。

神仙ソルロンタン (明洞店) 韓国料理

参鶏湯もそうですが、韓国では「〇〇タン」というスープの料理が非常においしいと思っています。ソルロンタンは、牛のスープです。正直、同じ牛のスープであるコムタンとの違いはあまり分かりません。ただ、韓国を訪れるようになって、私はすっかり「〇〇タン」の料理にはまってしまいました。
その中でも、このお店は、スープがおいしく、キムチもさっぱり食べやすく、１人前7,000ウォン(700円)と比較的安めなので、非常に気に入っています。

とりあえず、初日はこれで終了です。

２日目。
明洞で朝食をとって、観光に出かけることとします。
日本人観光客に人気のイェジ粉食に行きました。バンチャンは卵焼きがおいしいです。

イェジ粉食（イェジプンシッ） 韓国料理

スンドゥプチゲが大変おいしいです。
日本語が少しできる、人当たりの良いマスターもこのお店の好印象ポイントかと思います。１人前6,000ウォン(600円)。

さて、観光です。
明洞から水原までは地下鉄で行きました。１時間ほどです。T-moneyカードでの引落しなので、１時間の地下鉄代金がいくらなのかは正確には知りません。ただ、大した金額にはなっていないと思います。
しかし、地下鉄はそこそこの乗車率で、ほぼ立ちっ放しとなりました。途中からは地上に出ますが、ほとんど地下を走っていますので車窓観光をというわけにもいかず、結構、疲れる退屈な時間となってしまいました。ですので、帰りは在来線を利用することになりました。

水原駅下車後は、観光案内所でバスについて質問をし、バスに乗って、八達門まで行きました。ここからが、観光のスタートとなります。

八達門 史跡・遺跡

水原華城は、丸い形の城壁の遺跡です。一周およそ３時間程度です。バス停のある八達門は、時計でいえば６時の場所に位置します。６時の位置から時計回りに城壁を巡ろうかと思ったのですが、まず最初に華城行宮を訪れることにしました。入場料は1,500ウォン(150円)。

華城行宮は時計の中心に位置する宮殿です。写真は一枚だけですが、いろいろな韓式の建造物がありました。

華城行宮 城・宮殿

華城行宮の向いは、公園か広場かといった感じです。時計の中心に位置する華城行宮を見てから、また八達門に戻りました。

八達門から時計回りに、城壁を歩いていくことにします。始めが相当な登り坂となるのですが、その後は緩やかな上り下りとなりますので、最初に思うほどのハードな行程にはなりません。
ちなみに、入場料は１人1,000ウォン(100円)。値段の安い世界遺産です。

水原華城 城・宮殿

時計回りにずっと歩いていきます。

華城の高台から、水原の街を眺めています。

城壁沿いを上ったり、下ったり。ここは下りです。

ずっと歩いています。世界遺産観光というより、ハイキングといった感じになってきます。

時折、建造物も現れますから、歩いていて飽きません。そして、９月の水原の気候が非常に心地よいです。

時計の12時の位置に華虹門があります。おそらく、水原華城の写真として一番取りあげられる場所ではないでしょうか。

華虹門 （ファフォンモン） 史跡・遺跡

華虹門の近くに、有名な焼肉屋さんがあります。ヨンボカルビです。ここで昼ごはんを食べることを意識して、先に華城行宮に行ったりして時間を調整していました。

ヨンポカルビ 焼肉

水原名物の水原カルビです。
ビールを頼み、定食を頼み、さらに肉をお代わりして、２人で8,500円のカード引落しとなりました。やや肉を食べすぎたかもしれません。金額はさておき、韓国の焼肉を十分味わいました。

焼肉を堪能した後、また時計回りに城壁を巡っていきます。

東北空心ドン 史跡・遺跡

城壁の内側は市民の憩いの場所になっていました。
我々は普通に入場チケットを買いましたが、華城はどこからでも入っていけるような感じで、チケットを買わないでも入れてしまうのではないかと思わせる造りになっています。この人たちがチケットを買ったのか、あるいはそもそも、この人たちにはチケットが必要なのか気になったのですが、安い金額でもありますし、深く考えないことにしておきます。

途中、城壁の外にキリスト教の教会もありました。この構図は、振り向いて撮影をしています。

６時頃の位置まで戻ってきました。そろそろ、城壁も１周です。
行く前は、きちんと１周するかどうか思案していたのですが、思っていた以上に城壁散策が楽しくて、結局、城壁を丸々歩くこととなりました。
韓国の世界遺産にいくつか行っていますが、水原華城はハイキング気分の散策が楽しいうえに、地元の名物グルメも味わえるので、韓国の世界遺産のなかでもお気に入りのスポットとなりました。

高速鉄道で水原から明洞に戻っての夕食は、味加本です。神仙ソルロンタンの真上に店があります。

ミガボン (味加本) 地元の料理

お粥がおいしいお店です。２人で17,000ウォン(1,700円)となって、この日は終了です。

３日目。
昼過ぎまで、明洞の街をぶらぶらしておりました。
朝に冷麺を食べたもののカメラを忘れて写真が撮れず、昼は再度の神仙ソルロンタンで〆ましたので写真は省略です。
最後に、少しかわいいキャラクターのお店でアクセサリーを買って、帰国の途につきました。