2018/07/14 - 2018/07/18
993位(同エリア1671件中)
マルネコさん
毎年7月の連休は梅雨が明けるかどうかの瀬戸際で、毎年折角の連休なのにと残念な印象の日々でしたが、今年は連休前の梅雨明けが宣言され、晴天が続くようだったので、コンディションが良ければ行きたいと思っていた雲ノ平まで行ってきました。
連休初日の関西圏脱出は、至難の業であることを去年学習し、箕面森町から園部へ出て縦貫道・舞鶴道を経由して北陸道に入り有峰林道を目指しました。
この旅最大のポイントが駐車場確保でしたが夕方に下山される客が居たので、今年も狙い通り入れ違いに確保できました。
この時点では、通常の駐車場が確保できなくても臨時駐車場にはまだ空きがあることがわかり安心しました。
前夜は、駐車場横のキャンプ場でゆったりと過ごし、翌朝は快晴の中出発準備を整えました。
行程中は、とても良い天気に恵まれて、アルプスの登山を楽しめました。
14日大阪ー園部ー綾部ー敦賀ー立山ー有峰林道ーキャンプ場泊
15日折立登山口ー太郎平ー薬師峠テン場泊
16日薬師峠キャンプ場ー太郎平ー薬師沢ー雲ノ平テン場泊
17日雲ノ平テン場ー薬師沢ー太郎平ー薬師峠テン場泊
18日薬師峠テン場ー薬師岳ーテン場ー太郎平ー折立登山口
の予定でしたが、雲ノ平へ向かう途中の直登頃から体調不良でかかなり疲労したので、翌日17日は雲ノ平から一気に折立まで下山しホテルに宿泊しました。
翌日も本来なら湧水を汲みに行ったり、かき揚げを食べに行ったりもするのですが、今回はチェックアウト後は、そのまま富山インターから帰路に向かいました。
今回おそらく、軽度の熱中症に掛かっていたと思われます。
快晴続きのアルプスでは、想定以上の体力消耗を体感しました。
夏は特に縦走テン場宿泊の装備を見直す必要があると思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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有峰林道有料道路 1900円
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駐車場手前の側道に数珠つなぎになった車列
この状況に駐車場の空はないだろうと諦めていましたが、数組下山した客が居たので、無事に停められました。 -
臨時駐車場に行ってみました
こちらも結構停まっていましたが、それでもまだまだ空きスペースはありました。 -
翌朝の朝食
久々にトラメジーノを使用しました。 -
いざ出発です。
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いきなりの急登になります。
この2時間の登りが無風サウナの樹林帯で結構大変です。
どうか、今年は無事に通過できますように。
いつぞやは、1時間ほど登った辺りで、体調不良により諦めて下山した過去があります。 -
途中駐車場のあたりが見えます。
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三角ベンチ到着
雲一つない快晴、ようやく視界が開けた感じでホッとします。 -
折角サウナ状態の樹林帯を登ってきたのにここから少し下ります。
勿体ない気分になります -
ニッコウキスゲがあちこちで咲いています。
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下って上がってのハイマツエリアを登り切りました。
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所々に立派な休憩エリアがあります
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有峰湖が遠目に見えます。
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稜線歩きがとても気持ち良いです。
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左横手には薬師岳が綺麗に見えます。
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このあたりは群集でニッコウキスゲが咲いていました。
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いよいよ木道に到達
最後の登りです。
こんな登山日和は、どんなに歩いても疲れを感じにくいです。 -
太郎平小屋に到着しました。
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アルプスの山は何でも売っています。
暑かったので、一本400円もしたのですがコーラをいただきました。
勿論相方のおごりです。 -
明日は、あの緑の山の上を歩きます。
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太郎平小屋正面
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薬師峠テン場へ向かうため、太郎平山荘を背にして薬師岳方面に歩いて行きます。
それにしてもこの日は、快晴の空にもってこいのコースでした。 -
薬師峠テン場がみえました。
渋滞というほどではないようですが、賑わっています。
こちらのテン場は、山荘でなく現地で受付します。
一人1000円也 -
結構斜面が多いところです。
一番奥の方の平な場所にテントを張りました。 -
蛇口の無い水場
水は湧水で豊富にあります。
そのまま飲めるようです。 -
テント内の様子
去年より利用しているインフレーターマットを利用しての座椅子
これは非常に便利です。 -
この日の夕食
ビーフシチューと炊いたご飯
結構炊くのも上手くなりました。 -
あとはるさめスープ
これも意外と重宝します。 -
翌朝です
アルプスの朝は早いです。
陽が差す頃には、大半が既に撤収移動されています。 -
いよいよ雲ノ平向けて出発しました。
まずは、太郎平小屋まで戻ります。
この日も昨日に続き快晴でした。 -
少し先に小屋が見えてきました。
この先、太郎平小屋の左側を巻いていく感じで、どんどん下っていきます -
太郎平小屋傍にとても綺麗なニッコウキスゲの群集
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太郎平を通過し、これからどんどん下っていきます
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ん~~、帰りがしんどそうな下りだ。
お花松原へ向かうときみたいに容赦なく下っていく。 -
かと思ったら、少しまた登ったりもします。
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は~~木道で楽ちん。
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オオッ!
綺麗な沢。
薬師沢に到着 -
少し休憩した後雲ノ平に向けて出発しました。
今回2つ目の難所の急坂の登り。
聞いて分かっていても本当に凄い登りでした。 -
滝の水流が凄くて登山道にも被っています。
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振り返ると薬師沢小屋が見えます。
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こんな大きな岩を見上げるように続くところを登ります。
この岩登りが相方を苦しめました。
後で思うと熱中症になりかけていたようで、思うように足が運ばず、つまづき気味になったり、とにかく休憩を数えられないぐら取りました。 -
この岩山の登りはコースタイムが2時間なんですが、後に計算すると3時間掛って登っていました。
それでも重い荷物を持って登りきるところが、凄いなあと。 -
オオッ~~木道だ。
直登の終わりのお告げ?
木道が見えてきました。
しばらくは、辺りがみえない木道でした。 -
ようやく思い描く木道風景になりました。
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雲ノ平到着~。
ここは、アラスカ庭園
何がアラスカなんだか笑 -
やっと訪問できた雲ノ平~
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雲ノ平山荘も見えてきました。
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到着~~。
って、テン場はもう少し先になります。 -
先に見える雪渓の向こう側ぐらいにテン場があります。
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おっと!
ラッキー。
雷鳥を発見。 -
そばに雛も2羽いました。
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雲ノ平テン場到着
目前は、祖父岳になります。
テン場は、この木道の右側になります。 -
祖父岳に対して左側を見ると水晶岳です。
とても綺麗にみえます。 -
テントの中からは、黒部五郎岳が正面に見えます。
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チングルマの大群です。
北海道で本当に沢山見た花です。 -
夕日に照らされて綺麗です。
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夕日が綺麗です。
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翌朝朝日です。
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黒部五郎岳がこの日も綺麗に見えます。
今朝は、昨日の疲れから、どこの山にも登らず早々に撤収して、14時ぐらいまでに太郎平小屋に到着できたら、そのまま下山することにしました。 -
雲ノ平山荘まで戻ってきました。
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奥に見えるのは、槍ヶ岳です。
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山荘まで戻ってきました。
出発前に一息をとホットコーヒーを飲むことにしました。 -
いよいよ出発です。
と言いながら、この日も雲ノ平で結構な時間を過ごしました。 -
やっと訪問できた雲ノ平
往路も復路も快晴の天気で最高でした。 -
薬師岳も綺麗に見えています。
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気持ち良い木道歩きです。
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蝶々が沢山いました。
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昨日苦労した登りをこの日は下ります。
岩に苔が付きまくって滑りやすいので、下山も注意が必要です。 -
大分と下ってきました。
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上から見るとこんなところを登ってきたのか驚きます。
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間もなく薬師沢に着く辺りです。
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オオッ~~
綺麗な沢に薬師沢小屋 -
戻ってきました~。
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このつり橋結構隙間が広い。
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ここで少し休憩します。
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少し湿原の中を歩きます。
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カエルの撮影に成功
声は聞こえるけどなかなか姿がわかりません。 -
いよいよ太郎平までの登りが見えてきました。
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分かってはいたけど、暑くて本当にきつい登りになりました。
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木道だ~~
間もなく太郎平 -
見えました。
太郎平小屋
この時13時半でした。
下山のタイムリミット14時に間に合ったので、薬師峠テン場泊はやめて、下山することにしました。 -
小屋で食べた山菜うどん。
凄い美味しかった~~。
あと少し遅かったら、閉店してこれにありつけなかったところでした。
てか、アルプス何でも売っててサイコー。 -
下山開始する頃、薬師岳方面は、雲が発生して暗くなってきました。
こんな天気だと未練なく下山できます。 -
往路はしんどくて確認できてませんでしたが、とても素晴らしい稜線だったと気付きました。
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途中木道もあります。
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ニッコウキスゲの群集
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ただ今、登山道の改修工事がなされていました。
この方たちのおかげで登山者は安心して利用できます。 -
帰りは歩く稜線が長く遠くまで見通せます。
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しつこいですがニッコウキスゲ
こんなに多く見られて感動です。 -
どんどん樹林帯へと下って行きます。
しかし、下りと言えど本当に長い道のりです。 -
何故か、アラレちゃん。
皆さん結構撮影されていたので、とりあえず撮りました。 -
もう本当にまだ?と思うぐらい長くてしんどくなってきました。
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はあ~
やっと到着だ。 -
登山口に戻ってきました。
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何と、この日は連休翌日の17日17:00頃でしたが、まだまだ駐車している車が多くて驚きました。
この時点でも探さないと空いている場所が分からない程駐車していました。 -
片づけを簡単に済ませ、折立を後にしました。
駐車場近くの側道にはコーンがビッシリ敷かれています。
立山の立ち寄り湯に浸かり、その後富山市内のホテルを予約して、ゆっくりと過ごしました。
翌朝は、お決まりの湧水汲みには立ち寄らず、チェックアウト後そのまま富山ICより真っ直ぐ帰路に向かいました。
今回は快晴でとても有意義で感動する登山ではありましたが、それと同様にとても疲れた登山でもありました。
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