熊本市への一泊旅行の二日目は熊本城近辺に絞った。昨年２月にも来ているのだが、今回は「しろめぐりん」という４００円の一日バス切符を購入し、途中下車可能ということで２か所に途中下車して、熊本城の周囲を一周した。勿論、内部に入り込めるコースも歩いた。<br /><br />で、昨年見た時よりも、もっと別の角度から見たし、今回もらった詳しい資料も読んでいくと、実際にはあちこち、想像した以上に広範囲な被害があることを知った。当時、マスコミの報道で知ったつもりの話以上に実態は酷いものだ。。。<br /><br />それに驚いたのは復元された新しい建築物も相当被害が出ていることも今回知った。復元された直後にみた本丸御殿も被害が大きくて当分再開されそうにないようだ。昨年書いた旅行記はその辺の情報が入っていなくて、楽観視しすぎたが、被害の実態は本当に酷い。。石垣もあちこちが崩れているようだし、櫓などの損傷も相当酷いようだ。<br /><br />鉄筋コンクリ―トの天守閣と小天守などは、工事中の姿が見えたが、これは、見ているとがっかりする。。。こんなところは完成してもわざわざ行こうという気にはならないだろう。私は、むしろ、古くからある櫓やその周辺の石垣などの修理を優先すべきだろうと感じた。古くからの櫓や、忠実に復元された本丸御殿のような建築物はちゃんと修理してほしいものだが。。<br /><br />途中で、熊本県立美術館にも立ち寄ったが、熊本城を一周した後は、流石に気分的にも疲労してしまい、次の場所に行く気が失せてしまった。午後の高速バスで博多に向けて移動することになった。<br /><br />一枚目は熊本市役所一四階の展望室から撮影したもの。この角度からは、工事中の天守閣などと、その手前に近年復元が完成していた本丸御殿などが見える。その手前の櫓は、多くは損壊したそうだ。ただ、この距離ではわかりにくい。 <br /><br />

熊本市まで高速バスで、一泊旅行（二日目は熊本城）

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2018/06/28 - 2018/06/28

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#お城めぐり

tadさん

熊本市への一泊旅行の二日目は熊本城近辺に絞った。昨年２月にも来ているのだが、今回は「しろめぐりん」という４００円の一日バス切符を購入し、途中下車可能ということで２か所に途中下車して、熊本城の周囲を一周した。勿論、内部に入り込めるコースも歩いた。

で、昨年見た時よりも、もっと別の角度から見たし、今回もらった詳しい資料も読んでいくと、実際にはあちこち、想像した以上に広範囲な被害があることを知った。当時、マスコミの報道で知ったつもりの話以上に実態は酷いものだ。。。

それに驚いたのは復元された新しい建築物も相当被害が出ていることも今回知った。復元された直後にみた本丸御殿も被害が大きくて当分再開されそうにないようだ。昨年書いた旅行記はその辺の情報が入っていなくて、楽観視しすぎたが、被害の実態は本当に酷い。。石垣もあちこちが崩れているようだし、櫓などの損傷も相当酷いようだ。

鉄筋コンクリ―トの天守閣と小天守などは、工事中の姿が見えたが、これは、見ているとがっかりする。。。こんなところは完成してもわざわざ行こうという気にはならないだろう。私は、むしろ、古くからある櫓やその周辺の石垣などの修理を優先すべきだろうと感じた。古くからの櫓や、忠実に復元された本丸御殿のような建築物はちゃんと修理してほしいものだが。。

途中で、熊本県立美術館にも立ち寄ったが、熊本城を一周した後は、流石に気分的にも疲労してしまい、次の場所に行く気が失せてしまった。午後の高速バスで博多に向けて移動することになった。

一枚目は熊本市役所一四階の展望室から撮影したもの。この角度からは、工事中の天守閣などと、その手前に近年復元が完成していた本丸御殿などが見える。その手前の櫓は、多くは損壊したそうだ。ただ、この距離ではわかりにくい。

エリア

熊本市(熊本)

旅行の満足度: 3.5

現地でもらったパンフレットが大変詳しい。熊本城の状態が詳細に記述されている。次ぎの写真はその一部。
赤い×は倒壊。赤い△は損壊。
上を拡大。あちこちに赤い×と△がある。これまでとは知らなかった。。。
これを前夜、読んでから、熊本城を一周したので、ショックは大きかった。

昨年、ツアーで来た時の印象は、旅行記にも書いているが、遥かにのんきに構えていた。。。これほどの被害とは認識していなかったからだ。。。あの時は、宇土櫓を見て、大事な古い建築は大丈夫だと思い込んでいた。。

今回の詳細なパンレットを読んでしまった後で、城を一周回ると、どうして、鉄筋コンクリートの天守閣と小天守を優先的に修理するのか、私には理解できなくなった。。。古くから受け継いだ櫓や石垣の重要な部分の修理を優先すべきだろうと私などは思うからだ。本丸御殿も内部観覧は当分できないそうだし。。。
しろめぐりんバスに乗ってスタート。
昨年来たので、ここは覚えている。バスを降りて歩き始める。
お城を見るのは後にして、先に県立美術館に行く。
熊本県立美術館
ブールデルの像。館内は撮影可能なものとだめなものがある。
マイヨール
ロダンの接吻だが、これは小型版。

ルノワール

藤田嗣二は熊本出身だそうだ。知らなかった。ただ、写真は残っていないので、許可されていないのだろう。他にも、熊本出身の画家の作品がかなりあったが、知らない名前だった。
美術館を出て、歩いて、宇土櫓の方に接近する。昨年も眺めた場所だ。ただ、今年は、この写真に見るように、鉄筋コンクリート製の天守閣と小天守の骨組みがもろに見えて、がっかりさせられた。せっかく熊本城は石垣や櫓など、本格的なものがたくさん残っているのに、どうして、ここだけ鉄筋コンクリート製にしたのか理解できない。。本丸御殿のように本格復元していたら、世界文化遺産に指定されてもおかしくないと思っていたのだが。。
崩れた石垣を正確に復元するために番号などをつけて並べてある。
崩れた石垣を正確に復元するために番号などをつけて並べてある。
痛々しい
痛々しい
それまで崩れなかった石垣なのだが。。。地震の強烈さがわかる。
地震の強烈さがわかる。
地震の強烈さがわかる。
地震の強烈さがわかる。