ワンコと一緒に＊2018アンダルシアでドライブの旅-1セビリア前編

2018/04/26 - 2018/05/03

スペインは各地に名所はたくさんあるけれど、特にアンダルシアは見どころがたくさん！
セビリアの歴史ある街並みも、ロンダの絶景も、コスタデルソルの青い海も、青空に映える小さな白い村も、異国情緒あふれるカディスも、花の咲き乱れるコルドバのパティオも、そしてもちろんアルハンブラのあるグラナダも、どこも絶対に見逃したくない！
かといって、そんなに長期間愛犬を預けるわけにはいかないし、、、。
というわけで、ワンコも一緒に連れていき、さらに行きたい場所をすべて巡るという、ある意味贅沢な旅を計画しちゃいました。

※犬の写真多めの犬バカ旅行記です(^^;)
1日目:マドリードから電車でセビリアへ(セビリア泊)
2日目:セビリア観光の後レンタカーで移動(カディス手前のサンフェルナンド泊)
3日目:カディスを観光したあとタリファ、カサレスに寄りロンダへ(ロンダ泊)
4日目:ミハスを観光しフエンヒロラに寄ってマラガへ(マラガ近郊泊)
5日目:マラガを出発しフリヒリアナ観光後グラナダへ(グラナダ泊)
6日目:グラナダ観光の後コルドバへ(コルドバ近郊泊)
7日目:コルドバ観光(コルドバ近郊泊)
8日目:コルドバ観光の後セビリアに戻りレンタカー返却、マドリードへ


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その1:
セビリア到着から旧市街観光

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マドリードのアトーチャ駅です。

10時発のこちらの列車で旅はスタートです。

ワンコは車内では当然バッグの中です。
おとなしく寝てくれました。

アトーチャレンフェ駅 (地下鉄) 駅

時速243kmで走行中と表示がでていました。

2時間半でセビリア到着です。
結構あっという間でした。

タクシーでホテルに行き、まずはチェックインの手続き。
荷物を置いて、早速観光にでかけます。

とりあえず旧市街の中心部を目指し、狭い路地を進みます。

途中で見かけたピソ（アパートメント）の中庭。
よく手入れされていて、いかにもアンダルシアっぽいですね。

途中の広場で見つけたバルのテラス席で、とりあえずランチです。


サルモレホというスペイン名物の冷製トマトスープ。

同じ冷製トマトスープでもセビリアはガスパチョ派、コルドバはサルモレホ派らしいです。
我が家も夫はしっかりコクのあるサルモレホ派、私はさっぱりガスパチョ派ですw
どちらもおいしいですけどね！

サーモン。

ミニハンバーグ。
軽めのランチでした。

ワンコはおこぼれを期待してテーブルの下でイイコアピールに余念がありません。
しょっぱいのばっかりだからおすそ分けはなしよ。残念でした！


あまりに一生懸命オスワリしていたからか、道行く観光客の注目を集めていました。笑われたり、褒められたり、、、。意地汚いのがバレバレでハズカシかったわー(^^;)

ランチの後はさらに中心地を目指して進みます。

観光客相手のサービス。はたから見てる分にはいいけど、食べてる側でこれをやられたらプレッシャー感じちゃいますね！

ここはタブラオのようです。フラメンコギターの看板がかわいい。
フラメンコはやっぱりアンダルシアが本場なのでしょうね。

塔が見えてきました。

ヒラルダの塔を有するカテドラルです。
旧市街のランドマーク的な建物です。

その奥にはアルカサル。
この二ヶ所がセビリアの二大観光名所ですね。

カテドラルはもうクローズしていたので、アルカサルを観に行くことにしたのですが、着いてみると長蛇の列。

インターネットで予約すればよかった、、、と後悔しても後の祭り。
仕方ないので炎天下のなか1時間も並びました。
ワンコがいるので交代制。まずは私が先に見学しました。

アルカサル デ セビリア 城・宮殿

アルカサルは11世紀まではイスラム王宮でしたが、レコンキスタの後はキリスト教の王宮が建てられたそうです。14世紀にムハデル様式で建造されたペドロ1世宮殿が見どころのようです。

いかにも古そうな門をくぐると、、、

広い中庭を囲むように立派な建物が並んでいました。

内部

これはキリスト教のものですね。

タイルが美しい階段

二階の窓からの景色

壁面の細工がとても精巧です。

反対側

タイルのコレクション

イスラム建築にはかかせない中庭の水盤

中庭に降りてきました。

イスラムの建物は本当に素敵ですね～～(*´ω`*)

模様が色鮮やかなまま残っていますね。

窓の形もかわいい。

どこも絵になります。

でもレコンキスタ後のキリスト教徒の王が建てた王宮がなぜここまでイスラム様式なのでしょう？

、、、と不思議に思っていたら、ガイドブックによると、どうやらペドロ1世は相当なイスラムかぶれだったらしく、わざわざ職人を呼び寄せてアルハンブラみたいな宮殿を作ろうとしたとのこと。宮殿内ではイスラムの服装でアラビア語まで喋っていたというから驚きです。

アーチのアップも美しい。
キリスト教徒の王様でさえ惚れ込むというのも不思議はないですね。

大使の間は特に豪華で精巧な装飾が施されていました。

天井が見事！

宮殿内部だけでなく庭園も見逃せません。

お天気がいいので、お庭でのんびり休んでいる観光客もちらほら。

こんな静かで美しいところなら何時間でもいられます。

どこかおどけた雰囲気のある噴水

この時期の庭園は花が咲き誇っていました。

冬に訪れるのとではだいぶ印象も違うでしょうね。
いい時期に来られて良かった！

地下の何か。
暗くて手ブレになったうえに、急いでいたので何なのかわかりません。

お庭の池

かわいいワンコが待っているので駆け足での見学になってしまいましたが、イスラムの雰囲気を満喫できました。

いつかまた来る機会があったなら、次回はほかの観光客のようにお庭でのんびり過ごす時間も確保しようと思いました。

歩き疲れたのでホテルに一旦戻ることに。

ホテルの前の建物からひょっこり顔を出して外を眺める猫さん。
事務所のようでしたが、仕事場で飼っているのかな？

今夜の夕食はぼっち。
ワンコと散歩がてら夜に出かけて、テイクアウトの店か、お一人様でも入りやすそうで、尚且つワンコ連れなのでテラス席のあるバルを探しましたが、そんな都合のいい店はなく、、。
元々お一人様は苦手なのでハードル高すぎたのだけど。

チキンな自分に軽くへこみながらホテルに戻って、一階にあるレストランに犬がいるので部屋で食べたいと交渉してみたら難なくOK。クラブハウスサンドイッチを頼んだら、これがおいしかった！
なので結果オーライということで。

ホテルはHotels.comのアプリで予約したカタルニアヒラルダホテルでした。
写真を撮り忘れ、このサンドイッチの写真のみですが、部屋は狭いものの、ロビーはモダンでなかなかいいホテルだった気がします。

ホテル カタロニア ヒラルダ ホテル

翌朝、8時にホテルを出発し、近くのカフェで朝食。
旧市街にやってきました。

カテドラルの一般公開は11時からとのことで、早すぎました。

ヒラルダの塔と。
ヒラルダは風見という意味とのこと。
塔のてっぺんにある像が風で回るらしい。

まだ観光客もまばらなので、この機にワンコの撮影大会。
興味のない方はスルーしてくださいw

昨日訪れたアルカサルの入口の門です。
赤壁がいいですね。

アルカサルの城壁と。

カテドラルをバックに。

これは何だったかな？

うちのワンコが大好きなお馬さんとも撮らなきゃね！

でも生で見るお馬さんにはなぜか興味を示さず。
テレビだと、馬が映るとどんなに一瞬でも反応するのに。
競馬のCMとか大興奮なのにね～。
生だと大きすぎて目に入らないのかな？

お馬さんのほうはワンコに気づいてガン見してますけど。

あのちっこい黒のモジャモジャは何だ??って思ってるのかな？

カテドラルの周りをぐるっと回ってみました。

カッコいい女神の像がある入口。

セビリア大聖堂 (カテドラル) とヒラルダの塔 寺院・教会

別の入口

また別の入口

あれ、ここの入口は開いています。
時々中に入る人もいるので、私たちも交代で入ってみました。

一部だけが立入れるようです。
地元の人たちは通り抜けに使っているよう。

ほぼ誰もいないカテドラルをタダで見学できたのでラッキー。

あどけない表情のイエス様

このカテドラルはバチカンのサン・ピエトロやロンドンのセント・ポールに次ぐ規模のカテドラルだそうで、コロンブスの墓やゴヤの絵など見どころもたくさんあります。もちろんヒラルダの塔にも登れるし。

なので、一般公開の時間に来れるならそれに越したことはないと思います。
私たちは、ワンコ連れなので見学するとなると2倍の時間が必要になってしまうので、今回はちょっと時間的に厳しかった。だからちょっとだけでも内部を見れて良かったです。

でもコロンブスの墓はちょっと見たかったなあ。

それも次回のお楽しみにとっておきましょう。

って次回なんてあるのかしら、、、

カテドラルを出て、旧市街をぶらぶら。

どこかこの時間に見学できるところはあるかな？なんて言いながら、観光名所を探す。

トラムと一緒にパチリ。

そうこうしているうちにたどり着いたのはこちら。

闘牛場です。

かっこよくポーズを決めているマタドール像と、それに合わせたように精一杯の凛々しい顔をしてみせるワンコw

しかし闘牛場の見学ツアーは始まったばかりで、次の時間まで間があるとのこと。

待つのも面倒なので、目の前に流れる川沿いを歩くことに。

グアダルキビール川のほとりに建つ黄金の塔。
1220年に建てられたこの塔は、かつて黄金色のタイルで装飾されていたそうで。
川の検問所だったこの建物は、今は海洋博物館になっているそうです。

黄金の塔 モニュメント・記念碑

当時は塔の上から船の往き来を監視していたのかな？

せっかくなので、ワンコも記念に。

川沿いの散歩のあと、一旦休憩するためにホテルに戻りました。

セビリア後編に続きます。