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 かねてから念願の雄国沼のニッコウキスゲを訪ねる旅を計画。この時期にヒメサユリもみたいと思って捜したら、高清水自然公園のヒメサユリ群生地が7月初頭まで見られるようだという。会津柳津温泉に宿を取ってでかけた。昭裕さんと知可、高知から来た姉と家族4人の旅。柳津の超微細彫刻や会津盆地の景色など、いろいろな発見や出会いがあった。<br /> 1日目は雨模様。2日目は天気が良さそうなので、コースを入れ替えることに。<br />千葉発 5:00 途中羽生SAでパンを買い、おにぎりとパンで朝食。まず、高清水自然公園に向かう。<br />

極上の会津 発見(その1)

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2018/06/28 - 2018/06/29

526位(同エリア1344件中)

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20

風待ち

風待ちさん

 かねてから念願の雄国沼のニッコウキスゲを訪ねる旅を計画。この時期にヒメサユリもみたいと思って捜したら、高清水自然公園のヒメサユリ群生地が7月初頭まで見られるようだという。会津柳津温泉に宿を取ってでかけた。昭裕さんと知可、高知から来た姉と家族4人の旅。柳津の超微細彫刻や会津盆地の景色など、いろいろな発見や出会いがあった。
 1日目は雨模様。2日目は天気が良さそうなので、コースを入れ替えることに。
千葉発 5:00 途中羽生SAでパンを買い、おにぎりとパンで朝食。まず、高清水自然公園に向かう。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 極上の会津1日目。早朝千葉を出て、南会津をめざす。<br /> 「天空のヒメサユリ」というポスターが見えてきて期待がふくらむ。途中の道の駅で見頃は過ぎているが、7月1日までは開園しているので早く見に行った方がいいとの情報。<br /> のぼり旗の案内で、道はどんどん登っていく。高清水自然公園の入り口を過ぎてさらに奥の群生地に向かう。入り口の消毒マットを踏んで入ると、広い群生地が見えてきた。<br />

    極上の会津1日目。早朝千葉を出て、南会津をめざす。
     「天空のヒメサユリ」というポスターが見えてきて期待がふくらむ。途中の道の駅で見頃は過ぎているが、7月1日までは開園しているので早く見に行った方がいいとの情報。
     のぼり旗の案内で、道はどんどん登っていく。高清水自然公園の入り口を過ぎてさらに奥の群生地に向かう。入り口の消毒マットを踏んで入ると、広い群生地が見えてきた。

  • ひめさゆり。何とも言えない優しいピンク。雨に濡れた姿が、より優雅に感じられる。

    ひめさゆり。何とも言えない優しいピンク。雨に濡れた姿が、より優雅に感じられる。

  • 一面の群生。

    一面の群生。

  • こちらはまた淡い色合い。

    こちらはまた淡い色合い。

  • ヤマボウシも今が満開。輝くような白。

    ヤマボウシも今が満開。輝くような白。

  •  地域の人々が、毎年火入れ、刈り込みなどの作業をし、ヒメサユリを育てている。植栽は行わず、こぼれ種による自然繁殖に任せているそうだ。案内板によると、タネは3年目までは葉が1枚出てくるだけで、4年目、5年目までは葉が増えていき、6年目でやっと1輪花を付けるという。遅咲きの姫だ。<br /> そして、刈り込みの後出てくるワラビは根をはってモグラの侵入を阻んでくれるという。<br /> この後は、ファーマーズカフェ大芦家で昼食。<br />昭和村大芦は戊辰戦争の激戦地だった所。カフェの玄関にあった掲示物で知りました。近くには矢ノ原湿原もあり、とてもいい環境です。中にはからむし織りの作家の服やエゴマドレッシング、地域の写真などがあり、地域の情報発信基地にもなっているようでした。おいしいそばをいただいて、からむし工芸博物館へは車で5分。<br /><br />

     地域の人々が、毎年火入れ、刈り込みなどの作業をし、ヒメサユリを育てている。植栽は行わず、こぼれ種による自然繁殖に任せているそうだ。案内板によると、タネは3年目までは葉が1枚出てくるだけで、4年目、5年目までは葉が増えていき、6年目でやっと1輪花を付けるという。遅咲きの姫だ。
     そして、刈り込みの後出てくるワラビは根をはってモグラの侵入を阻んでくれるという。
     この後は、ファーマーズカフェ大芦家で昼食。
    昭和村大芦は戊辰戦争の激戦地だった所。カフェの玄関にあった掲示物で知りました。近くには矢ノ原湿原もあり、とてもいい環境です。中にはからむし織りの作家の服やエゴマドレッシング、地域の写真などがあり、地域の情報発信基地にもなっているようでした。おいしいそばをいただいて、からむし工芸博物館へは車で5分。

  • からむし工芸博物館。<br /> この工芸館ではからむしの栽培から、繊維の取り出し、糸作り、機織りまで詳しい資料で展示しています。<br />昭和村は本州で唯一のからむしの糸の産地となっていて、かの越後上布、小千谷縮の原料となっているのだと初めて知ることが出来ました。上布の産地、南魚沼、小千谷にも行きましたが、昭和村とはむすびつきませんでした。<br />

    からむし工芸博物館。
     この工芸館ではからむしの栽培から、繊維の取り出し、糸作り、機織りまで詳しい資料で展示しています。
    昭和村は本州で唯一のからむしの糸の産地となっていて、かの越後上布、小千谷縮の原料となっているのだと初めて知ることが出来ました。上布の産地、南魚沼、小千谷にも行きましたが、昭和村とはむすびつきませんでした。

  • からむし織りの上布。からむしはイラクサ科の多年草で苧麻(ちょま)とも呼ばれます。その繊維は青苧(あおそ)というそうです。

    からむし織りの上布。からむしはイラクサ科の多年草で苧麻(ちょま)とも呼ばれます。その繊維は青苧(あおそ)というそうです。

  • からむしの栽培から織りまでの工程を人形で表しています。<br />

    からむしの栽培から織りまでの工程を人形で表しています。

  • 雪中に晒して仕上げる上布。ユネスコの文化遺産。

    雪中に晒して仕上げる上布。ユネスコの文化遺産。

  • からむしの畑が工芸館の敷地に作られていました。

    からむしの畑が工芸館の敷地に作られていました。

  • 車を只見川沿いに走らせ、会津柳津温泉へ.会津坂下出身で晩年は鎌倉から柳津に居を移したという斉藤清美術館へ。名前は知らなかったけれど、週刊朝日の表紙を飾っていたと知り,そう言えばと思い当たる。<br /> 会津の自然を愛し、その景観を版画で現したというその作品とそのポイントの場所と現地の写真が地図に表されていた。<br />

    車を只見川沿いに走らせ、会津柳津温泉へ.会津坂下出身で晩年は鎌倉から柳津に居を移したという斉藤清美術館へ。名前は知らなかったけれど、週刊朝日の表紙を飾っていたと知り,そう言えばと思い当たる。
     会津の自然を愛し、その景観を版画で現したというその作品とそのポイントの場所と現地の写真が地図に表されていた。

  • 柳津温泉<br />福満虚空蔵菩薩圓蔵寺が崖の上に見えました。ここはアカベコの発祥の地というわけで、橋のたもとには大きなアカベコが。(父親という設定。寺の境内には母親が。どこかに子どももいるという話)

    柳津温泉
    福満虚空蔵菩薩圓蔵寺が崖の上に見えました。ここはアカベコの発祥の地というわけで、橋のたもとには大きなアカベコが。(父親という設定。寺の境内には母親が。どこかに子どももいるという話)

  • 散策路の途中にある屋根の下は「魚淵」。魚のえさの無人スタンドがあり、ウグイがたくさん群れていた。

    散策路の途中にある屋根の下は「魚淵」。魚のえさの無人スタンドがあり、ウグイがたくさん群れていた。

  • 町の一角には冷たい水の湧く大清水が。弘法大師が杖で岩を叩いたら、清水が湧き出したという伝説があるとのこと。

    町の一角には冷たい水の湧く大清水が。弘法大師が杖で岩を叩いたら、清水が湧き出したという伝説があるとのこと。

  • 続いて、圓蔵寺の奥の院へ。

    続いて、圓蔵寺の奥の院へ。

  • 奥の院 弁天堂

    奥の院 弁天堂

  • 別の折口には大きなモミの木がそびえていた。

    別の折口には大きなモミの木がそびえていた。

  • 宿に戻って夕食をとってから二度目の散策へ。川面には霧がかかって幻想的な風景になっていた。<br /> 

    宿に戻って夕食をとってから二度目の散策へ。川面には霧がかかって幻想的な風景になっていた。
     

  • 橋を渡って道の駅近くまで散策。<br />明日はいよいよ雄国沼へ。

    橋を渡って道の駅近くまで散策。
    明日はいよいよ雄国沼へ。

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