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ムバッペやグリーズマンらを中心とした堅守速攻のフランスとアザールやデ・ブライネらを擁する強力攻撃陣のベルギーとの準決勝は、「事実上の決勝戦」との前評判に違わぬ屈指の好ゲームとなった。<br />【生活費】8万円<br />【飛行機】12万円<br />【チケット】35万円/2試合<br />【通貨単位】1ルーブル=2円<br />【英語通用度】5人に3人<br />【旅程】5日間<br />7/9成田<br />7/10サンクトペテルブルク<br />7/11モスクワ<br />7/12モスクワ<br />7/13帰国

【91】旅行記40 (1)フランスvsベルギー・ロシアワールドカップ準決勝観戦記

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2018/07/09 - 2018/07/10

1189位(同エリア1810件中)

旅行記グループ サッカー観戦

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ming

mingさん

ムバッペやグリーズマンらを中心とした堅守速攻のフランスとアザールやデ・ブライネらを擁する強力攻撃陣のベルギーとの準決勝は、「事実上の決勝戦」との前評判に違わぬ屈指の好ゲームとなった。
【生活費】8万円
【飛行機】12万円
【チケット】35万円/2試合
【通貨単位】1ルーブル=2円
【英語通用度】5人に3人
【旅程】5日間
7/9成田
7/10サンクトペテルブルク
7/11モスクワ
7/12モスクワ
7/13帰国

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
5.0
ショッピング
4.5
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道
航空会社
アエロフロート・ロシア航空
旅行の手配内容
個別手配
  • (1)『サンクトペテルブルクに到着』<br />出発の1ヵ月前の6月中旬、チケットサイトで購入したワールドカップのチケットがブルガリアのソフィアから国際郵便で送られてきた。<br />急いで飛行機とホテルを予約し、出発の日を迎えた。

    (1)『サンクトペテルブルクに到着』
    出発の1ヵ月前の6月中旬、チケットサイトで購入したワールドカップのチケットがブルガリアのソフィアから国際郵便で送られてきた。
    急いで飛行機とホテルを予約し、出発の日を迎えた。

  • (2)『レストラン・セベリャーニン』<br />7/10 12:50エルミタージュ美術館近くのセンナヤ・プローシャチ駅から15分ほど歩き、セベリャーニンでランチを取った。<br />店内は帝政ロシア時代のような雰囲気で、インテリアや内装など細部にもこだわった店づくりがされていた。

    (2)『レストラン・セベリャーニン』
    7/10 12:50エルミタージュ美術館近くのセンナヤ・プローシャチ駅から15分ほど歩き、セベリャーニンでランチを取った。
    店内は帝政ロシア時代のような雰囲気で、インテリアや内装など細部にもこだわった店づくりがされていた。

  • (3)『ビーフストロガノフ』<br />本場のビーフストロガノフ(740ルーブル=1,480円)は、柔らかいマッシュポテトに、クリーミーな味付けのビーフや風味のあるマッシュルームなど一緒に食べる食材によって色んな味が楽しめる。

    (3)『ビーフストロガノフ』
    本場のビーフストロガノフ(740ルーブル=1,480円)は、柔らかいマッシュポテトに、クリーミーな味付けのビーフや風味のあるマッシュルームなど一緒に食べる食材によって色んな味が楽しめる。

  • (4)『ベルギー・サポーター』<br />17:00 エルミタージュ美術館を見終えて、ネフスキー大通りを歩いていると、100人以上のベルギーサポーターの大行進に遭遇した。<br />ベルギー代表はベスト8まで5戦全勝、1986年大会以来32年ぶりのベスト4進出、さらに直前のベスト8では優勝候補のブラジル代表を破るなどムードは最高潮を迎えていた。

    (4)『ベルギー・サポーター』
    17:00 エルミタージュ美術館を見終えて、ネフスキー大通りを歩いていると、100人以上のベルギーサポーターの大行進に遭遇した。
    ベルギー代表はベスト8まで5戦全勝、1986年大会以来32年ぶりのベスト4進出、さらに直前のベスト8では優勝候補のブラジル代表を破るなどムードは最高潮を迎えていた。

  • (5)『キエフ風カツレツ』<br />18:30 ネフスキー・プロスペクト駅近くのマーシャ・イ・メドベードで夕食を取った。<br />キエフ風カツレツ(600ルーブル=1,200円)は鶏の胸肉にバターを包み、衣を着けて揚げている。<br />揚げたてのカツにナイフを入れると、熱々のとろけたバターが流れ出す。<br />まろやかな味とともに、想像を超えた衝撃的な光景であった。

    (5)『キエフ風カツレツ』
    18:30 ネフスキー・プロスペクト駅近くのマーシャ・イ・メドベードで夕食を取った。
    キエフ風カツレツ(600ルーブル=1,200円)は鶏の胸肉にバターを包み、衣を着けて揚げている。
    揚げたてのカツにナイフを入れると、熱々のとろけたバターが流れ出す。
    まろやかな味とともに、想像を超えた衝撃的な光景であった。

  • (6)『サンクトペテルブルク・スタジアムに到着』<br />20:00 サンクトペテルブルク・スタジアムに到着した。<br />ベスト8でベルギーに敗れたブラジル・サポーターも数多く見られた。<br />豪華なメンバーが揃ったブラジル代表は優勝候補であり、ブラジル・サポーターもまさかこの準決勝の地にブラジル代表が勝ち上がって来れないとは夢にも思わなかったであろう。<br />ブラジルvsベルギーでのブラジル代表は、不運なセットプレイでのオウンゴールや、26本のシュートを放つなど終始攻撃で圧倒していただけに、ブラジル・サポーターもベルギー代表に敗れた事実が未だに飲み込めていないといった表情であった。

    (6)『サンクトペテルブルク・スタジアムに到着』
    20:00 サンクトペテルブルク・スタジアムに到着した。
    ベスト8でベルギーに敗れたブラジル・サポーターも数多く見られた。
    豪華なメンバーが揃ったブラジル代表は優勝候補であり、ブラジル・サポーターもまさかこの準決勝の地にブラジル代表が勝ち上がって来れないとは夢にも思わなかったであろう。
    ブラジルvsベルギーでのブラジル代表は、不運なセットプレイでのオウンゴールや、26本のシュートを放つなど終始攻撃で圧倒していただけに、ブラジル・サポーターもベルギー代表に敗れた事実が未だに飲み込めていないといった表情であった。

  • (7)『フランスの勝ち上がり』<br />フランスは、攻撃ではグリーズマン・ムバッペらのカウンターが鋭く、守備ではポグバ・カンテ以降の中央より後ろが非常に堅い攻守のバランスの取れたチームへと変貌を遂げていった。<br />ベスト16ではムバッペの衝撃的なスピード突破などで4-3とアルゼンチンに打ち勝ち、準々決勝ではヴァランのセットプレーなどでウルグアイを2-0と完封して勝ち進んだ。

    (7)『フランスの勝ち上がり』
    フランスは、攻撃ではグリーズマン・ムバッペらのカウンターが鋭く、守備ではポグバ・カンテ以降の中央より後ろが非常に堅い攻守のバランスの取れたチームへと変貌を遂げていった。
    ベスト16ではムバッペの衝撃的なスピード突破などで4-3とアルゼンチンに打ち勝ち、準々決勝ではヴァランのセットプレーなどでウルグアイを2-0と完封して勝ち進んだ。

  • (8)『ベルギーの勝ち上がり』<br />ベルギーは、アザールやデ・ブライネに加え、ルカクやクルトワらのプレミアのスター達が揃った攻撃重視のチームである。<br />ベスト16の日本戦では不意のカウンターを2発食らったが、フェライニの高さと終了間際の落ち着き払ったカウンターなど、日本の攻略ポイントを冷静に見極めて逆転勝利した。<br />続くベスト8のブラジル戦も攻撃的なポジションに上げたデ・ブルイネの得点と、ブラジル代表の猛攻を1点に抑え、大金星を挙げてベスト4へと勝ち進んだ。

    (8)『ベルギーの勝ち上がり』
    ベルギーは、アザールやデ・ブライネに加え、ルカクやクルトワらのプレミアのスター達が揃った攻撃重視のチームである。
    ベスト16の日本戦では不意のカウンターを2発食らったが、フェライニの高さと終了間際の落ち着き払ったカウンターなど、日本の攻略ポイントを冷静に見極めて逆転勝利した。
    続くベスト8のブラジル戦も攻撃的なポジションに上げたデ・ブルイネの得点と、ブラジル代表の猛攻を1点に抑え、大金星を挙げてベスト4へと勝ち進んだ。

  • (9)『アザールの切れ味鋭いドリブル』<br />アザールはフランス代表のポグバ・カンテの堅固な中央の守備陣を避け、左サイドで攻撃の起点として先発した。<br />すぐ目の前でフランス守備陣を切り裂くドリブルは迫力満点であった。<br />

    (9)『アザールの切れ味鋭いドリブル』
    アザールはフランス代表のポグバ・カンテの堅固な中央の守備陣を避け、左サイドで攻撃の起点として先発した。
    すぐ目の前でフランス守備陣を切り裂くドリブルは迫力満点であった。

  • (10)『ムバッペ』<br />スタジアムでのスタメン発表時、「キリアーン・ムバッペー」のアナウンスがあった。<br />スカパーでは「ムバッペ」、地上波では「エムバペ」と放送していたが、スカパーの「ムバッペ」が正確な発音であった。<br />この試合でも、スピードに乗って守備陣を置き去りにする高速ドリブルでスタジアムを何度も沸かせていた。

    (10)『ムバッペ』
    スタジアムでのスタメン発表時、「キリアーン・ムバッペー」のアナウンスがあった。
    スカパーでは「ムバッペ」、地上波では「エムバペ」と放送していたが、スカパーの「ムバッペ」が正確な発音であった。
    この試合でも、スピードに乗って守備陣を置き去りにする高速ドリブルでスタジアムを何度も沸かせていた。

  • (11)『チームプレイに徹したグリーズマン』<br />EURO2016のMVP&amp;得点王に輝いたグリーズマンは、大会を通してムバッペやジルーを活かすラストパスを出したり、中盤のカンテとともに献身的な守備など攻守両面での貢献が目立った。<br />この試合では、ウムティティへの正確なコーナーキックで決勝点を演出した。

    (11)『チームプレイに徹したグリーズマン』
    EURO2016のMVP&得点王に輝いたグリーズマンは、大会を通してムバッペやジルーを活かすラストパスを出したり、中盤のカンテとともに献身的な守備など攻守両面での貢献が目立った。
    この試合では、ウムティティへの正確なコーナーキックで決勝点を演出した。

  • (12)『影のMVPエンゴロ・カンテ』<br />ムバッペやグリーズマンの影に隠れていて派手さはないが、カンテはインターセプトやポジショニングでピンチの芽を幾度も摘んできた。<br />かつての守備的MFであるマケレレを彷彿とさせるような危機察知能力と豊富な運動量で、CBの守備の負担を軽くし、カウンターの起点となるなど攻守の要として機能していた。

    (12)『影のMVPエンゴロ・カンテ』
    ムバッペやグリーズマンの影に隠れていて派手さはないが、カンテはインターセプトやポジショニングでピンチの芽を幾度も摘んできた。
    かつての守備的MFであるマケレレを彷彿とさせるような危機察知能力と豊富な運動量で、CBの守備の負担を軽くし、カウンターの起点となるなど攻守の要として機能していた。

  • (13)『談笑する両エース』<br />後半開始前、アザールがムバッペに近寄っていった。<br />アザールがムバッペに話しかけ、後半開始とともに笑ってボールの方向へと走っていった。<br />いつの日かスペインの白または青・エンジのチームで両エースがチームメイトとなったら、破壊力抜群の楽しいチームになることだろうと想像を巡らしていた。

    (13)『談笑する両エース』
    後半開始前、アザールがムバッペに近寄っていった。
    アザールがムバッペに話しかけ、後半開始とともに笑ってボールの方向へと走っていった。
    いつの日かスペインの白または青・エンジのチームで両エースがチームメイトとなったら、破壊力抜群の楽しいチームになることだろうと想像を巡らしていた。

  • (14)『フランスの先制点』<br />後半5分、コーナーキックからウムティティのヘッドが決まり、フランス代表が先制した。<br />長身のポグバが囮となって相手DF陣をゴールの外に引き連れ、空いたスペースにウムティティがニアサイドの飛び込み、名手クルトワから得点を奪った。<br />この先制点を境にして、フランス代表は重心を下げての堅守速攻にシフトチェンジしていった。

    (14)『フランスの先制点』
    後半5分、コーナーキックからウムティティのヘッドが決まり、フランス代表が先制した。
    長身のポグバが囮となって相手DF陣をゴールの外に引き連れ、空いたスペースにウムティティがニアサイドの飛び込み、名手クルトワから得点を奪った。
    この先制点を境にして、フランス代表は重心を下げての堅守速攻にシフトチェンジしていった。

  • (15)『攻守の要デ・ブライネ』<br />デ・ブライネは、アザール・ルカクと並んでベルギー攻撃陣の中核の選手である。<br />正確なラストパスやフリーキックだけでなく、スピードに乗ったドリブルや献身的な守備など万能型のMFである。<br />ブラジル戦での2点目となるカウンターからの低く抑えた強烈なミドルシュートは、勝利を決定づけるとともに、今大会のデ・ブライネのハイライトシーンでもあった。

    (15)『攻守の要デ・ブライネ』
    デ・ブライネは、アザール・ルカクと並んでベルギー攻撃陣の中核の選手である。
    正確なラストパスやフリーキックだけでなく、スピードに乗ったドリブルや献身的な守備など万能型のMFである。
    ブラジル戦での2点目となるカウンターからの低く抑えた強烈なミドルシュートは、勝利を決定づけるとともに、今大会のデ・ブライネのハイライトシーンでもあった。

  • (16)『華々しく散ったベルギー』<br />試合終了のホイッスルが鳴り、ベルギー代表初優勝の夢はこの瞬間に断たれた。<br />ベルギーのサポーターからは、これまで勇敢に戦ったベルギー代表への惜しみない拍手が贈られた。<br />時間を遡れば、グループリーグ最終戦のイングランド戦で0-0で引き分けて2位通過をしていれば、ベルギー代表史上初の決勝進出はできたかもしれない。<br />だが、ベスト8までの5試合すべてに勝利し、最後まで勝って優勝するというのがベルギー代表の美学のようにも思えた。<br />日本戦やブラジル戦を含め、フランス戦でも見せた攻撃重視のスタイルは美しく感動的であった。

    (16)『華々しく散ったベルギー』
    試合終了のホイッスルが鳴り、ベルギー代表初優勝の夢はこの瞬間に断たれた。
    ベルギーのサポーターからは、これまで勇敢に戦ったベルギー代表への惜しみない拍手が贈られた。
    時間を遡れば、グループリーグ最終戦のイングランド戦で0-0で引き分けて2位通過をしていれば、ベルギー代表史上初の決勝進出はできたかもしれない。
    だが、ベスト8までの5試合すべてに勝利し、最後まで勝って優勝するというのがベルギー代表の美学のようにも思えた。
    日本戦やブラジル戦を含め、フランス戦でも見せた攻撃重視のスタイルは美しく感動的であった。

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