2017/04/19 - 2017/04/20
3801位(同エリア6880件中)
mingさん
ベスト8の第1戦を0-3で敗れたバルセロナは、メッシ・スアレス・ネイマールのMSNトリオがブッフォンを中心とした要塞ユベントスに挑んだ。
【生活費】6万円
【飛行機】12万円
【チケット】24万円/2試合
【通貨単位】1ユーロ=116円
【英語通用度】全員
【旅程】6日間
4/17成田→マドリッド
4/18マドリッド→コルドバ
4/19バルセロナ
4/20バルセロナ→マドリッド
4/21マドリッド
4/22帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
(1)『パエリアランチ』
4/19 11:15 バルセロナのサンツ駅に到着した。
マドリッドとバルセロナ2都市間を高速列車のRenfeが2時間45分で結んでいる。
ホテルにチェックインし、早速パエリアを食べるために、地下鉄ベルゲタル駅に向かった。
カステイ・デ・チャティバは、昔ながらの雰囲気と本場バレンシア風のパエリアが味わえるレストランである。
シーフードの出汁がよく効いており、米に味がよくしみていた。
何よりもパエリアを1人用から注文でき、味・コスパともにレベルが高かった。 -
(2)『カンプノウに到着』
19:00 カンプノウ・スタジアムに到着した。
収容人数は98,000人とヨーロッパで最大級のスタジアムである。
試合開始前には、イムノ(=応援歌)とともに9万人の人文字が出現し、スタジアムの雰囲気は徐々に高まっていった。 -
(3)『ブラジル代表・先輩後輩対決』
バルセロナの左サイドはネイマールのドリブルを中心に攻撃の起点を作った。
相対するユベントスはブラジル代表の先輩であるダニ・アウベスがファウルすれすれのプレイで、ネイマールに無言のプレッシャーを与えていた。
ネイマールはダニ・アウベスをかわしても、センターバックのキエッリーニとボヌッチの厚い壁にドリブルを何度も跳ねかえされていた。 -
(4)『ネイマールの成長』
ネイマールはパリサンジェルマン戦での大逆転勝利の立役者である。
ベスト16の第2戦では、自ら2得点を決めるとともに、決勝点の柔らかいアシストでチームの逆転勝利に貢献した。
バルセロナでの4シーズンでテクニック一辺倒の若武者から、メッシに並ぶチームのエースへと成長した。 -
(5)『ユベントスの統率された守備ライン』
ユベントスはベスト16までの8試合で2失点、一方バルセロナはベスト16まで26得点と最強の盾と最強の矛の対決である。
ユベントスは4人のディフェンダーに加え、マンジュキッチとクアドラードの両ウィングがディフェンスラインに戻って守備に加わる。
写真はユベントスの右サイドで、右ウィングとボランチがバルセロナの攻撃を端に追い込む守備のシーンである。 -
(6)『新エース・ディバラ』
第1戦で2得点し、メッシの後継者と呼ばれるディバラも第2戦は前線からの守備に重きを置いていた。
ユベントスが守備をする時間帯は、両ウィングがディフェンスラインの両脇を固める6-3-1になることもあった。
ディバラ、マンジュキッチ、クアドラードなどの攻撃的な各国代表選手もしっかりと守備に徹するところも今年のユベントスの強さの秘訣である。 -
(7)『因縁のマッチアップ』
スアレスとキエッリーニは2014年ワールドカップでの噛みつき事件以来のマッチアップである。
コンタクトの後はタッチするなど、お互いを認め合っているようであった。
前半は、ユベントスの目論見通り0-0で終了した。 -
(8)『ネイマールの突撃』
後半開始早々、ネイマールは6人のユベントス守備陣に囲まれながらも、ドリブルでゴールに迫った。
ブッフォンに到達するまでに分厚い守備陣に阻まれたが、何度も堅守のユベントス守備陣に挑む姿は感動的であった。 -
(9)『3トップを支えるイニエスタ』
2列目から決定的なシーンを作り出すスルーパスや急ブレーキでディフェンスを翻弄するドリブルなどイニエスタの美しいプレーは健在であった。
イニエスタの最も印象深いプレーは、2008-09シーズン準決勝のチェルシー戦のゴールである。
ドン引きのチェルシーに枠内シュートすら打てなかったバルセロナは退場者を1人出し、敗色濃厚の後半ロスタイムにイニエスタの伝説的なゴールで決勝進出を果たした。 -
(10)『試合巧者ユベントス』
ユベントスは後半も守勢に回る時間帯が多かった。
この試合はバルセロナを2失点までに抑えれば、ユベントスが準決勝へ勝ち抜けとなる。
しっかりとゴール前の守備を固め、ボールを奪った後は両サイドのマンジュキッチまたはクアドラードを起点としたカウンター攻撃で、着実に時計の針を進めていった。 -
(11)『メッシのフリーキック』
後半12分、バルセロナはゴール前でのフリーキックを得た。
スタジアムはゆっくりとした太鼓のリズムに合わせて9万人の手拍子でメッシを後押しした。
ボールは放物線を描いたが、ゴールの枠右上をかすめて通り過ぎていった。
1点が重い展開に、観客も「あー。」とため息をついていた。 -
(12)『メッシの大チャンス』
後半20分、コーナーキックからブッフォンがゴールの外に釣り出された。
こぼれ球をスアレスがダイレクトで中央のメッシに折り返した。
メッシのボレーは惜しくもゴールの枠を捉えることができなかった。 -
(13)『門番マスチェラーノ投入』
後半32分、けがから復帰したマスチェラーノを投入した。
同時にDFのピケを前線に上げ、ボールをユベントスゴール前に放り込むパワープレイに作戦を変更した。
マスチェラーノは鋭い危機察知能力と高いボール奪取能力を兼ね備えたDFまたはボランチである。
相手のカウンターで「危ない。」と思った瞬間に、美しいスライディングでバルセロナのピンチを幾度も救ってきた守備の功労者である。 -
(14)『健闘を称えるバルササポーター』
後半45分を過ぎ、スタジアムでは自然と「オーレー、オーレー」とバルセロナを後押しする大合唱が始まった。
残り5分でユベントスから3点を取ることは不可能であるが、パリサンジェルマン戦の4点差の大逆転など1シーズンの労をねぎらうかのように最後の声援を試合終了まで送り続けた。 -
(15)『ユベントスのウィニングラン』
ユベントスはただ盾を引いて守るだけではなく、その盾を前に出して武器として攻撃するところもスキのなさを演出している。
かつてカルチョスキャンダルで2部に降格し、2年前には決勝でバルセロナに辛酸を舐めさせられたが、現時点では攻守ともに完成度の高いチームである。 -
(16)『試合終了』
試合終了のホイッスルとともに、カンプノウでの夢の時間も終了を迎えた。
結局、バルセロナは17本のシュートのうち、枠内シュートは1本に抑えられた。
何度もユベントス守備陣にドリブル突破を試みたネイマールは、悔しさのあまり試合終了と同時に涙を抑えきれずにいた。
バルセロナは2年連続でベスト8で敗れたが、美しいパスサッカーで勝利する強いバルセロナの復活を祈りスタジアムを後にした。
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