栃木の秘境・湯西川／川俣

2018/07/14 - 2018/07/14

東武鉄道の駅に置かれていたパンフレットに興味を持ち、栃木県北西部・湯西川温泉と川俣温泉に行ってみました。

今回はドライブ中心で、一番奥（もっと奥もあるけど）の川俣温泉・間欠泉を見て戻ることにしました。

東京はこの日は猛暑。
山の中は涼しいかと思いきや、避暑には至りませんでした。

エリア 栃木

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日の夜に近くまで移動しました。

途中、宇都宮市の宮環のすぐ近くにある、中華のお店「ひょうたん」で夕食を食べました。

子供の頃からよく行っていたお店です。

ひょうたん グルメ・レストラン

焼肉定食700円。

お値段は親が払ってたので知りませんがｗ
ロースの厚いお肉を噛んだ瞬間、昔食べた懐かしい味を思い出しました。

豚肉のおいしさがホント引き立っている焼肉定食です。

宿泊は矢板市のルートイン矢板。

ここから目的地の日光市栗山地区までは全然方角違いに見えますが、国道４６１⇒国道１２１を通ると意外に近くて、1時間までは掛かりません。

ホテル　ルートイン矢板 宿・ホテル

まず最初に五十里湖へ。

小学校の遠足で行ったはずなのですが・・・
どこにも観光地らしきものがないぞｗ

私は当時、一体どこに行ったのでしょう、という感じ。

五十里湖 自然・景勝地

こちらが五十里ダム。

泥がたまりやすいらしく、改良工事が行われていました。

五十里ダムの展示館。

五十里ダム 名所・史跡

ダムの湖底に沈んだ集落の情報、当時は日本最大級のダムだったことなど、五十里ダムの歴史を知ることができます。

続いて、五十里ダムからは山を挟んですぐ近くにある川治ダム。

五十里ダムでも感じたのですが、まだ本格的な夏はこれからなのに、水量が少ないです。気になりますね。

川治ダム 名所・史跡

こちらも結構高いダムです。

道の駅湯西川。

足湯、温泉施設、物販施設、レストランなどを備えた大きな道の駅です。

日光市栗山地域（旧栗山村）は結構広い割に道が悪いので、この道の駅で折り返して、湯西川を楽しんだつもりで帰る人も結構いるのだとか。

道の駅 湯西川 道の駅

私は川俣温泉まで行く気なので、先に進みます。

湯西川温泉・水の郷。

湯西川ダム建設により湖底に沈んだ地域の振興のために建設された施設です。
周囲にも新しい建物しかない、道の駅からここまでは快適な2車線道路、ソフトに比べて豪華すぎる建物。

ダムを造ると地域が潤う典型ではないかと思います。

湯西川温泉　水の郷 名所・史跡

足湯もあります。

ただ、ここまで来る人はあまりいないんですよね・・・

湯西川を渡る吊り橋もあります。
とにかくお金使ってますｗ

周囲のきれいな建物や整備された区画。

ダムのお陰ですね。

「湯西川温泉　水の郷」を過ぎると、快適な2車線道路は終わって、中央車線もなく、クルマがすれ違うのに減速を余儀なくされる道に変わります。

その先にあるのが、平家落人の集落。
源平の合戦で平家が湯西川まで逃げ延びて、ここで永住を決心したのだとか。

もちろん、集落は復元したものですけど。
お店や旅館にしているのですが、さすがにきれいすぎませんかね。

平家の里。

ここは昔ながらの平家落人の隠れ里の様子を展示しています。
入場料510円なので、入口からだけ眺めました。

平家の里 名所・史跡

壇ノ浦の敗戦から800年を記念して作られた施設。

石碑には

隠れ忍んで八百年　　　　　　　　　　　　
今この里甦る

と文字が彫られています。

古民家が復元されていました。

川俣温泉に向かい、さらに進むと県道23号の旧道に「見晴らしがいい」と宣伝された休憩所があるようだったので、行ってみました。

・・・が
営業してないやん！（土曜ですよ）

瀬戸合見晴休憩舎 グルメ・レストラン

休憩所の脇に階段があり、「瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋」まで行かれるようでした。
実際に行っている人もいましたね。

紅葉の時期なら歩いてみたいところ。
この日は関東でも35度越えの酷暑。山の中とはいえ30度ぐらいありました。

瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋 名所・史跡

川俣ダムまで来ました。

このドライブインも、途中の看板に宣伝があったのですが。

・・・やはりオープンしてない・・・

川俣ダムを過ぎて約５ｋｍ。

時に車がすれ違うのもやっと（場所を見つけてすれ違う）の道が半分、整備された道が半分ぐらいの割合で、その先に川俣温泉があります。

川俣温泉の名物は、間欠泉。

間欠泉の吹き出し口。

左の岩の割れ目から高温のお湯や湯気がちょいちょい吹き出していましたが、間欠泉がいつ噴き上がるの情報はなく、しばし待つことに。

待つ人のために、足湯が用意されてました。

ただ、長いこと虫がお風呂に入っていたような感じもあり、メンテナンスはイマイチ。

間欠泉が噴き出しました。

周りが山なので分かりにくいですが、結構な高さまで噴き上がってます。

間欠泉 自然・景勝地

川俣湖の橋の上から。

西日本で水害のあった７月。関東は逆に渇水ですね・・・

川俣湖 自然・景勝地

川俣温泉方向です。

先ほどの写真を撮影したのは、この橋の上。

サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを彷彿とさせます。

言い過ぎ？

川俣大橋 名所・史跡

清水の舞台にも似たこの建物。
上人一休の湯。

露天と内湯とも、無色透明の温泉がかけ流しになっていますが、それほど広くはないので混雑していたら避けた方がいいかもしれません。

場所柄空調も入ってなかったのですが、さすがにこの日は暑かったです。

上人一休の湯 温泉

湯西川方面に戻る途中、蛇王の滝が見えるスポットがあったので立ち寄ってみました。

レストランの脇から見ましたが、もう少し近くで見るための遊歩道もありました。

蛇王滝 自然・景勝地

栗山地区から山を登って、霧降高原の大笹牧場に行きました。

大笹牧場の名物はブラウンスイス牛乳。
濃厚でクリーミーで美味しく、あっという間に２杯飲んでしまいました。

大笹牧場 動物園・水族館

かなり遅めの昼食で、ジンギスカンを食べることにしました。

お昼３時ぐらいだったので、かなり空いていましたね。

大笹牧場レストハウス ジンギスカンハウス グルメ・レストラン

ジンギスカンのセット１５００円です。
牛豚のセットとか、もう少しお安い値段であるとありがたいですが、美味しかったですよ。

六方沢展望台。

標高１４４０ｍの展望台からは、空気が澄んだ季節だと関東平野がきれいに見えそうです。

平野では酷暑のこの日も、標高の高いこの場所だと涼しかったですね。

国道１１９号⇒国道４号で自宅へ。

途中でろまんちっく村（１１９号から２９３号に入って３ｋｍほど）に立ち寄りました。温泉や地元のお土産や食材、広いガーデンなどがあります。

道の駅 うつのみやろまんちっく村 道の駅

夕食は帰り道の宇都宮で餃子みんみん。

宇都宮みんみん 江曽島店 グルメ・レストラン

揚げ餃子６個、焼き餃子６個、ライスで６０５円（税抜き５６０円）。

餃子は宇都宮のソウルフードです。