２０１８年６月　東欧　３日目　その１　プーラ　円形劇場・旧市街地。アウグストゥス神殿など

2018/06/20 - 2018/06/20

　３日目はイストラ半島の観光です。
最初にプーラに行きました。
　円形劇場、３っつの門、アウグストゥス神殿などを見ました。

　ローマ時代の遺跡が残っていて面白かったです。

エリア プーラ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0

　ホテルの玄関前から海を見る。

　太陽が当たり海が白く光っています。

今日は８時３０分に出発し、プーラに向かいました。
プーラまで９２㎞です。

　高速道路を通りましたが、どうも有料みたいでした。
高速道路の号数によって料金所の屋根の色が赤や青と色分けしてありました。

　プーラには１０時５分に着きました。
海の側に駐車場があります。

　現地のガイドさんと合流

　歩いて行くと公園の奥に円形劇場が見えて来ました。

思っていたよりも大きいです。

　公園にある円形劇場の写真

　まず駐車場の側のトイレへ。
（自由時間がなかったのでプーラで使ったお金はトイレチップの５クーナ＝約１００円だけでした）

　それから円形劇場に向かいました。
今回は中の観光は予定に入っていないので外観を見るだけです。

　１世紀に建てられた、プーラの象徴的存在。
ローマ時代には闘技場として使われてました。

　長径１３２ｍ、短径１０５ｍ、高さ３０ｍ、２５０００人収容。
ローマのコロッセオよりも古く、１世紀初代ローマ皇帝アウグストゥスの時代のもの。

　人口が増えたので大きくし、さらに拡張されて現在見られる大きさになったそうです。

クロアチアの１０７クーナ札の裏にこの円形劇場が印刷されています。

　建物の真ん中あたり

　中に入る人はここから入るのかな？

中の様子を少し見る。

昔は格闘技が行われていたそうです。

　結構大きいです。

白い石灰岩でできています。

　ちょっとアップ

１世紀の石が今も残っているなんてすごいですね。

こちらは右の方

中が見えるかな・・・・。

　アップ

　ちょっと外回りの様子も写す。

　円形劇場から少し歩くとローマ時代の建物の基礎があります。

　１世紀ごろは地面が低かったと言うことです。

　石に何か模様があるような・・。

左の石に翼がある女神と人が見えますね。

　道の向う側にローマ時代の双子門がありました。

１、２世紀の門です。

町を取り囲んでいた城壁の一つ。
かつては１０あった門のうち残るのは３っつだそうです。

　ちょっとアップ

この中には博物館があり、ローマ時代のモザイクやや金属製品などが展示されているそうです。

　私たちはここには入りませんでした。

　博物館の前の道を歩くと紫陽花が咲いていました。

　ヘラクレス門が見えて来ました。

ヘラクレス門

　ちょっと中に入ってみたいな・・・。

　団体行動・・・それは無理・・・。

　古い石垣

ローマ時代の石垣の上に新しい石を乗せているとかって説明だったと思います。
全部が古いと言うわけではないようです。

　道路の側にはカフェがありくつろいでいる人達・・・。

　私たちはその横を歩き少し先のセルギ門に向かいます。

　セルギ門

　ローマ時代の門で旧市街地の入り口。

右手の石垣は守衛所みたいなのがあった場所でしょうね。
説明を聞いたような聞かなかったような・・・。
覚えていません。

　セルギ門ちょっとアップ

　正面から

　門の彫刻の様子

　アーチの真ん中の部分にドラゴンだとおもマスが彫刻があります。

　ドラゴンアップ

　左側の柱の彫刻

　右側の柱の彫刻

　門を入り旧市街地側から見る。

アーチの部分に天使の彫刻があると説明されました。

　ありました・・・。
左側の天使アップ

　右側の天使アップ

こっちは形が分かりますね。

　旧市街地を歩き、ちょっと振り返ってセルギ門を眺める。

　セルギ門の道から、横道を見た所。

　旧市街地の横道。
カフェとかお店とか一杯ありました。

　セルギ門からの道はあんまり幅がないのに人がたくさん歩いていたので写していません。

　現地ガイドさんが住民に何か聞いています。
　皆「ガイドなのに知らないとは・・」とちょっとあきれ顔。

　セルギ門からのメインストリートを左手に曲りそれらしき方面を歩いていたら、親切な現地の人が案内してくださいました。

どこに行くのかと思ったらローマ時代のモザイクが残っている場所でした。

　民家とかがあり、なるほど分かりにくいな・・。
入口にある標識

　ローマ時代のモザイクの床

　ちょっとアップ

きれいに残っています。

　左側モザイクアップ

　小学生たちが課外授業かなにかで、モザイクの前に座って先生の話を聞いていました。

　そっと写真を撮らせてもらいました。

　おばさんはズーズーしいです・・・。
あれ…右端柵が写っちゃいました・・・。

　真ん中のモザイクアップ

ちょっと斜めですが入り口の標識と同じ向きにしてみました。
標識と違って色彩があってきれいです。

　右端

　モザイクの床を見た後は今度は狭い通路で、お店の中を通り抜けたり・・・。
店の人えらい迷惑だろうな・・・。

　そしてセルギ門からまっすぐ進んだメインストリートに出ました。
お店の入り口に標識がありました。

　セルギ門からの通りを少し進むと突き当りにフォーラムと言う広場がありました。

　フォーラムの北にある建物で右が市庁舎で左がアウグストゥス神殿

市庁舎の右手にはカフェなどもあり賑わっていたけどこっちの建物に夢中になって写すの忘れていました。

　フォーラム近くの標識

　市庁舎正面

神殿建物を再利用したそうです。

あとで裏側の方に回りますが、横から見ると建物の雰囲気が違っていました。

　市庁舎の隣にあるのは紀元２～１４年にかけて初代ローマ皇帝アウグストゥスの治世をたたえるために建てられたアウグストゥス神殿

　神殿正面

コリント様式の円柱です。

　神殿は、ローマ帝国がキリスト教を受け入れ、以前から信仰してきた宗教が衰退すると教会に姿を変え、最初は四方を囲っていなかったけど、キリスト教の建物になった時に囲まれたとか。

　その後、さらに食物貯蔵庫などに使われたそうです。

　神殿の屋根

　斜め前から

現在は考古学博物館の別館として、ローマ時代の彫刻などを展示しているそうです。

　斜めから

後ろは石で囲まれています。

神殿の後ろ

屋根の飾りがあります。

　アップ

一部崩落したのかな？

神殿

市庁舎側から斜め後ろを写す・・・。
ちょっとしつこい。

　これはどこだったかな・・・。
ちょっと思い出せません・・・。

神殿ぽいけど・・違うみたい・・・。
右の建物って何だろう・・・・。

　左側柱の彫刻が取れたみたいね。

　市庁舎の横側です。
前となんだか感じが違います。

右の壁の上に海の女神の彫刻が残っているとのこと。

　市庁舎の建物にある海の女神像アップ

細かい彫刻なのによく残っていますね。

説明を聞くとポイントが分かっていいです。

　さてまた細い路地を歩きます。

あれ・・・キティちゃん発見。

　ヴェネチア時代の建物も残っています。

　ヴェネチア風の窓

　窓アップ

花も飾ってあって華やかです。

　窓ウォッチング

　通り

大聖堂の前に出ました。

　大聖堂

　大聖堂と鐘楼

　聖堂の中に入って見ることに。

　聖堂入り口

　聖堂内

天井が船底形です。

　聖堂内

簡素な感じの聖堂です。
シンプルなのもいいですね。

　大聖堂の壁の彫刻

　大聖堂の壁

　さらに進みます。
海が見えました。

　何か煙突があります。

瓦工場？

　現地ガイドさんい聞くと、以前は暖房施設として使われていたとか。

　新しい建物の側に石があります。

　ローマ時代の遺跡が出てきたのかな？

　正面に円形劇場が少し見えて来ました。

まっすぐに進まずに私たちは左手の海側に向かいました。

　何か公園があります。

　第二次世界大戦の記念碑だそうです。

　公園の前側。

記念碑を正面から眺める。

　記念碑の前は海です。

　海沿いに歩き駐車場に向かいます。

右手に円形劇場を見ながら歩きます。

　現地ガイドさんがネクタイはクロアチア発祥の地と言われ、何年か前に
ネクタイで円形劇場を１周巻いた時の写真と言われました。
巨大なネクタイですね。

　絵葉書でお店にも売っていました。

　プーラの観光１時間半でしたが、ローマ時代の遺跡が残り楽しかったです。

　次はボレッチに向かいます。