北フランスの初夏、2018(その1)

2018/06/08 - 2018/06/20

6月8日から20日にかけて、パリ、ノルマンディ、それにブルターニュをちょっと、旅してきました。パリは、言われているほど治安が悪いというわけではなく、道にゴミが散乱しているというわけでもありませんでした。
ただ、雰囲気はちょっと。。。それがまた魅力なのかもしれませんけれども。

ノルマンディとブルターニュの美しい景色、親切な人々に魅了されました。これから行く方の参考になれば幸いです。

エリア パリ(フランス)

6月8日、金曜日、パリ到着。Bonjour!

シャルル・ドゴール空港からBus Directで直接行かれるモンパルナスへ。このバスの中で、パリ在住の日本人女性に出会いました。彼女に「ＳＮＣＦはストをしているから気を付けたほうがいいわよ」と言われ、ショック。予定を立ててきたのに予定どおりうまくいくかどうか。。

モンパルナス近くのホテルです。大きな通りから１本入った路地ですが、他の路地と比べるとレストランがいくつかあって、観光客もいくらかいます。なぜか日本食（？）のレストランも２軒。

こじんまりとしたホテルです。フロントはちょっと日本語も話せる、とてもフレンドリーな男性。エレベータも冷房もあっておすすめです。

6月9日、土曜日。ストを避けるため、予定を変えて今日はジヴェルニーに行くことにしました。モンパルナスからサン・ラザールまで地下鉄、サン・ラザール駅から１時間くらいのヴェルノンという駅で降ります。このようなミニトレインがジヴェルニーまで走っています。庭までは３０分くらいです。

ヴェルノンで見かけた家

ジヴェルニーは観光客で大変な混雑。例の睡蓮の池です。まだ睡蓮は咲いていません。

ちょうど6月、花の季節でしたので、ジヴェルニーの庭は花盛り

モネが住んでいた家です。中が見学できます。びっくりしたのは、彼自身が収集した多くの浮世絵。係の人の話によれば、どれも模造品ということですが、こんなに日本の浮世絵を愛してくれたんですね。日本に来られればよかったでしょうに。今、日本ではモネは大人気だということを聞いたら、どんなに喜ぶでしょうか。

寝室やキッチンも見学できます。キッチンは白と青で統一された、なんとなく南仏を思わせる可愛らしいインテリア。私もああいうキッチンが欲しい。。。

幸い晴れてきました。ジヴェルニーの村にはこのように、モネの庭を見に来る観光客相手のカフェがいくつかお店を開いています。

このあとパリに戻り、マルモッタン・モネ美術館にも行ったのですが、館内がとても暑く、気分が悪くなって早々に出てきてしまったので、写真はありません。

曇っているとうすら寒いのですが、晴れてくるととても暑い。せっかく晴れたからセーヌ川boat tripに行こうと思って、エッフェル塔へ。このすぐ近くに、船着き場があります。

さすがに大観光地。実に多くの人たちがおり、こまごましたお土産物を売る人たちもいっぱい。あとでＢＢＣのニュースを見て驚いたのですが、テロ対策としてエッフェル塔周囲に塀を作っているらしい。

船も大変混んでいます。暑さの中を１時間待って、やっと涼しい川風に吹かれることができました。

橋は、このように彫像が飾られた立派な橋もあれば、そうでもない普通の端もあります。この橋がいちばん立派だとか。

橋げたにはこのようなユーモラスな彫刻。

船から見たオルセー美術館。セーヌ川両岸にはこのようにパリの重要建築物が並んでいます。boat tripはいくつもの会社が運航しています。その他にも船上レストランになっている船、船上生活者(？）の船などがたくさん停泊していました。