2018/06/14 - 2018/06/15
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schneewittchenさん
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オンフルール、ルアーブル
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翌14日、木曜日。トゥールを発ってオンフルールへ。途中Mezidonという駅で乗り換え、Risieuxという駅ではバスを1時間待ちました。オンフルールには鉄道はとおっていません。相変わらず鉛色の空。雨まで降りだしてきてさえない1日。
やっとオンフルール到着。今回初めて、ここで民泊を利用しました。お部屋はすごくよかったんですけれども、ホストと行き違いになってしまいました。私は部屋まで行ってしまったのに、彼女はバス停で私を探してくれていて、やっと落ち合えたときにはおたがいに「ごめんね~」。ほんとうに悪いことをしてしまった。。。 -
この町は100%観光の町のようで、港の周囲にはお土産物屋さんやレストランがひしめいています。どこも花を飾ってきれい。
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B&Bで一息いれ、町へ。もちろんここのお目当ては「サティの家」。賑やかな港周囲から少し入ったところにあります。このように大々的な表示があるのですぐにわかります。梨の絵に思わず笑ってしまいました。
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普通、音楽家の記念館といえば、自筆譜とか、手紙とか、身の回りの品といったものが展示されていると思いますが、ここはそういうものはありません。彼の音楽のような、不思議なオブジェの数々。
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シャ・ノワールのポスター
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自動ピアノが、ジムノペディやピカデリーを演奏しています。ヤマハ製なのでうれしくなりました。
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シャ・ノワールの中はこんな雰囲気だったのでしょうか。数日前に訪れたモンマルトルを思い起こしました。
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梨の形をした小品(笑)
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お借りした部屋はこんなに素敵。キッチン兼リビングは広く、調理器具も食器もすべてそろっています。
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ベッドルーム。この他に独立した洗面所があります。今日もいい夢。。。
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翌15日、金曜日。昨日のお天気がウソのように晴れ渡りました。るんるん気分で港へ。赤いテントのようなものはすべて、港の周囲でお店を開いているレストランの、屋外のテーブルです。
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オンフルールからバスでノルマンディ橋を渡り(オンフルールと、セーヌ川対岸のルアーブルを結ぶ大きな橋。後述)、ルアーブルへ。
バスを降りたとたん、ルアーブルの地図を忘れたことに気づき(--;、道行く人に道を尋ねながらやっとアンドレ・マルロー美術館へ。ルアーブルの駅からアンドレ・マルロー美術館までは、歩くと30分くらいあります。
やっとついたと思ったら、開館は11時であることを知り (--; (--;、仕方がないので、地元のお年寄りがひなたぼっこをしているような、ほんとうの地元のカフェでのんびり。開館時間を間違えたおかげ(?)です。このような素晴らしいお天気の中、港を見ながら、コーヒーを飲みながら、音楽を聴いたり友人にハガキを書いたり・・・ -
アンドレ・マルロー美術館は、印象派の絵を多く所蔵しています。というのは、ここルアーブルがかのモネの「印象、日の出」の地だからです。「モネはここでこの絵を制作しました」旨の表示が港のそばにあります。
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美術館でばったり、ここに住んで美術館のガイドをしている日本人女性に出会いました。彼女が展示をていねいに説明してくれました。私が知らないようなこと、見過ごすような絵まで詳しく説明していただいて、ほんとうに感謝です。
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ここでブーダンの絵を(ほとんど初めて)知りました。彼女の説明によれば、「ブーダンは印象派の成立に非常に貢献した人です。彼の助言がなかったら、モネは今知られているような絵を描きはじめることはなかったでしょう。ブーダンはもっと知られていいと思いますよ。特に、空の絵が有名」
ほんとうに美しい空の絵。何枚もあります。オンフルールにブーダン美術館がひっそりとありました。見学すればよかった。 -
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私の好きなマルケの絵もあってうれしくなりました。日本ではマルケはめったに見られませんから。ポンピドーセンターにはあったかもしれない・・・(--;
ただ、デュフィの絵はあまりありませんでした。時期によって展示が変わるものと思います。 -
美術館の明るいカフェでランチをとり、また外へ。これ以上ないほどの上天気。港を船が行きかっています。
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ヨットハーバーもあります。ルアーブルは、印象としては、横浜港、磯子のコンビナート群、逗子マリーナのヨットハーバーを合わせたような場所です。
この写真の右手側には、10階建てくらいの大きなマンションが並んでいました。ルアーブルには工場がたくさんありますので、この街で働いている人たちの住居ではないかと思うのですが、このように、ヨットハーバーや海辺の公園に面したところにあるので、リゾートマンションにしか見えません。うらやましい。 -
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この海辺からは、駅までいくトラムが頻繁にあります。
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再びバスでオンフルールへ戻ります。オンフルールは花ざかり。
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観光地らしく、観光馬車も走っています。
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4時20分出航のBoat tripに。お支払いにカードは使えないので注意。
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オンフルール港を出て、セーヌ川河口を、ノルマンディ橋までさかのぼります。
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ノルマンディ橋。横浜ベイブリッジのような形で、長さははるかに長い。
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セーヌ川河口はかなり広く、波でけっこうゆれました。
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ルアーブル。コンビナートや港がある側。
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オンフルールに戻り、港の周囲にあるレストランで、カモのコンフィを食べました。カモのコンフィって、一般的なフランス料理よね?と思っていましたが、メニューにある店はなかなかありませんでした。念願のお料理が食べられて大満足。
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