北米縦断の旅2018 ニューヨーク編

2018/05/08 - 2018/05/26

旅も中盤です。
親友と別れて私はNYに移動　短い滞在ですが5日間のプチトリップです。
前回の怖かった思い出が頭を横切り、当初一緒に旅する予定だった歳上のマダム達を引き連れて、また危険な目に会うのは嫌だったので
はぐれても自力で戻ってこれる？タイムズスクエア目の前のマリオットマーキースに宿泊することにしました。

マリオットブランドは色々とありますが、マーキースはサンフランシスコで滞在して以来の2回目。　色々あって部屋を変えてもらい、満足する滞在ができたサンフランシスコ。　またその時のことを思い出すような最低な事がチェックインの時にありました。ここでの出来事はホテルステイで史上最低なスタッフの対応にマリオットフリークの私ですら呆れて公に書かずにはいられませんでした。。

北米旅行をするとたまたまなのかも知れないけれど、都会に来ればくるほど、アジア人に対しての扱いが明らかに違ったりして、私はそういうことに敏感に感じるので、不愉快なことを目にしたり、体験する事が多々あります。

だけど、私は日本人としてプライドを持って生きているから全然怯まず、理不尽なことには頑として戦うよ！と、海の向こうに行ってもあいも変わらず強気のママブー♪なのでした。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

ラガーディアに到着、一緒に行く予定の年配マダムが急な体調不良でどうしても自信がないということで泣く泣く旅行キャンセルという理由から４人で予定していた旅が３人キャンセル（身内３人だったため）でNYからは一人旅だ！と覚悟していた旅も出発直前になって、私の事をねぇ様と慕ってくれている９歳年下の子が、「私もNY行きたい！」と言い出して急遽NYだけ合流する事になりました。

初渡米という事もあり、韓国慣れしている彼女なので仁川経由でくる事になり私より２時間ちょっと早いJFK着、　それもありとにかく私は少しでも早くホテルに向かわないと英語が全く話せない彼女が困るといけないので焦っていました。
彼女はタクシーを一人で乗るのも不安というので、乗り合いのシャトルバスを事前予約してあげて、その紙をみせればなんとか乗れるだろうと計画して彼女にはホテルの予約確認書とそれに私のサイン入りで先に到着したらチェックインしてあげて欲しい旨を書き、予約確認書にもマリオットオーナーサービスに連絡して同行者として彼女の名前を入れてもらいました。（予約センターは最近対応悪くてダメなので予約についての諸々はオーサーサービス経由がほとんどです）

私はUber利用を考えていたのですがやはりラガーディアにはUberがほとんどその時間は近くにおらず、マイアミで利用したLyftを起動しました。

そしてポイントを決めてPick UP待ち状態でいたのですが・・・　火曜日の午後14時半頃、とにかく空港は到着した人たちの迎え待ちで車がごった返していました。
４TraのQ&AにUberを日本で登録したほうがいいか現地で登録した方がいいかと聞いていた人がいましたが、あの場には書けないけどそんな事心配している人はそもそも使えないんじゃないの？と内心思っちゃいました。
こんな時代だからこそ、検索して余計わからなくなったりすることもあるのでしょうが、そもそも現地で設定できない訳ではなく、設定できなかった人の戯れ？を読んで心配して日本で・・・？
だったら素直にタクシー使えよ！と思う今日この頃。←意地悪かな？

だって現地でだって登録できる訳だし、実際に現地の方が初回割引ついていたり利用するのは海外なんだから、そこで手間取るほど難儀なら使いこなすの無理なんじゃ？って思っちゃいました。　案ずるより産むが易し・・・まさにその言葉を言いたかった。

ま、どっちでも良いんだけど。　

登録したって結果・・・私はマッチングできない状態になり、車の多さとスーツケースと鞄2個で計4個の私は身動きとるのに難儀してカートに乗せてはいたけれど車のナンバーや車種を見分けるのが出来ずに途中でやり取りしたドライバーが混んでてこっちも探せないからごめん・・・ってキャンセルしやがった！！

で、さっさと出たのにその段階でタクシーに飛び乗れば並んでいないタクシー待ちに並ぶ事もなく既に車内だったかホテルだったかなくらい20分くらいロスタイムして並んでイエローキャブに乗ることに。涙

何事も経験なんですわ。　それは現場でしかできない経験だからこそ、ネット上で質問したって無意味じゃんってQ&A沢山あるなって最近思います。あとは自分で調べろや！って人もわんさか。

だけど暇人な私は時々思ったことをはっきり書くけれど回答しちゃうと言う。。。
過去の記憶を引き出すほど旅してないわけじゃないからなるべくリアルな感想や回答を書くことを心掛けているのできついことを書いていたらごめんなさい。とここで謝っておこう。。。爆

で、私が乗ったワンボックスタイプのイエローキャブのドライバーさんはフィリピン系の女性でした。　感じの良い人で私を同郷？と思ったのか？？話しかけてくるくる。もう否定もしないけど。　あまりの渋滞に私がこんなに混んでるって何？？って聞くと、平日は15時くらいから帰宅ラッシュが始まるとか。　JFKからマンハッタンに向かっている友達がいると話すとあっちはもっとかかるから大変ね・・・って。ミッドタウンに向かうのはこの時間帯と朝は要注意よ。との事。

帰りはJFKから土曜日の出発だと話すと土日はLuckyとのこと。通勤ラッシュがないから早いとJFKでも30分くらいで着くわよと。まじか！？　　そういえば前回の帰国は日曜日だったけれど余裕を持って出発の三時間前には到着しておこうとタクシー予約をホテルからしたら確かに40分くらいでついた記憶があったのでちょっとホッとして・・・

でもそれが結果大変な失敗を引き起こす羽目に。

そうこう話しているうちに無事にホテルに到着。　混んでいたので50ドルくらいかかりました。

ニューヨーク マリオット マーキース ホテル

入り口の黒人のポーターがすかさずやってきて荷物をタクシーからピックアップしてくれました。　チェックインだと話すと８階がフロントになっているからそこまで行ってチェックインするように。ただ、私はそこまで行けないんだ、レディ・・・と
意味有り気に言ってくるので勿論知ってるよ、と返事をしてチップを渡すと大事に届ける手配をしておくよ、と嬉しそうに半券を渡してくれました。

まぁそんなようなニュアンスでって事で、決して無作法ではない素敵なジェントルマンでしたよ？　チップを要求する人嫌いだけど、そんな言い方は嫌じゃないでしょ。日本人はそう言うのわからない人もいるでしょうから言っても良いと思います。スマートだと思いました。

そして8階に向かうと通常チェックイン時間ではなく、まだ閑散としていたのでエリートメンバーのラインに並ぶとすぐにカウンターが空いて呼ばれました。
意外と背の低い中年の女性。　最初の挨拶は悪くはなかった。

だけど、パスポートを出したその後から彼女の早口は弾丸の如く、私に質問をさせまいとする様な矢継ぎ早な言葉でエリート特典を話していく。　そして私が口を挟もうとすると信じ難い事が起きました。　

説明していた言葉を止めずに左手のひらを私に向けて発言するな！STOP合図。
で、もうそこからはと言うか既に早口すぎて何を言っているのか半分くらいしか聴き取れず、で、自分の説明が一通り終わるとさっさとカードキーを用意して渡してきたのでそこで初めて「その部屋の眺望はタイムズスクエア側ですか？」と聞きました。

すると「あなたはツインベッドの希望でしょ、ツインベッドはタイムズスクエア側にはないの。」と言うので私は「キング一台でも良い」と言いかけているのに後ろの人の向かって「Next!!」と呼び私の言葉を遮りました。

嘘だろ～？？　　こんな対応人生で初だわ。　サンフランシスコのマーキースでも随分な事をされたけどここまでは無かったよな。と。　マリオットさん、まじですか？？こんなレセプションで良い訳？？

この人では拉致があかないと思い、とりあえずアサインされたお部屋を見に行くことにして鍵を受け取りました。

JFKから向かっていた友達はシャトルなので当然普通より時間がかかる上に最後に下されたと言う事で私より後に到着。３時間近くかかって疲れ切っていました。　チェックインが終わったところで彼女から到着したと連絡があり、フロントの後ろで待っている様に言っておきました。

鍵を受け取ると彼女が「ねぇ様！」と声を掛けてくるので私が物凄い形相で「部屋を見てくるから待ってて」と言うと「出た出た。。。」と。

だってあの態度何！？　どんな部屋を案内したか観てやろうじゃないの。マリオットヘビーユーザーでマリオットラブなプラチナエリートの私がベストシーズンで全米中？NY中の親子が大学進学の為にマンハッタンに集まってくると言うこの時期のめっちゃ高い宿代払ってマンハッタンのど真ん中のマリオットに泊まろうとしているんだから！！

プラチナエリートがマンモスホテルのどの位置に私を泊めさせようとしているのか観てやろうじゃないの。

と鼻息も荒く、私はフロントでの対応は言わずに一人で部屋に向かいました。

48階建てのこのホテルは巨大なホテルでNYでの部屋数No1、部屋の広さでもNo.1の定評と聞いていました。　いつかNYに行ったらこのホテルに泊まりたいと思っていたホテルです。

前回の滞在で近くの他のマリオット系のホテルに予算の関係で滞在して、のんびりボケボケな友達と夜にホテルに戻るときに危うくホールドアップ！されそうになった怖い経験から、当初そのメンバーでの再訪だった事もありホテルはここにしようと決めていたのです。

一番安いレートで一泊税込で550ドルしました。　４人で一部屋使うつもりだったから泊まれると判断したけれど、結果行けなくなったと言う事で一人では泊れないと一度はポイントを使ってタイムシェアに泊まるつもりでした。
だけど、一緒に来てくれると言う友達ができた事で、英語もできない、慣れない友は向こう見ずなところもあり、きっと一人でも買い物に行きたければ行ってしまうだろうと思った私はやはり安心をお金で買うことにしました。

で、迷っても戻ってこれる場所だしここと決めたのに・・・
アサインされたお部屋は28階、部屋は9階からになり46階までがお部屋があるわけだからハイフロアではあるのだけど・・・　エレベーターを降りて左側に行き、そこから左に行くとタイムズスクエア側になるのですが、違うと言われたので当然右。。。そしてさほど曲がらずに着いた部屋は・・・でた・・・

サンフランシスコマーキースと同じ最初にアサインされた部屋はビルの谷間・・・いくら大都会でもそれはないでしょ、タイムズスクエア側でなかったとしてもシティービューが楽しめる、ハドソン川が遠くに観える（流石に部屋からは見えないか）何か遠くを見渡せる部屋であって欲しかった。

こりゃダメだ・・・。パッケージのツアー客じゃないんだぞ！とますます鼻息荒くドアを出るとポーターが荷物を丁度持ってくるところだったから、「ダメダメ、この部屋じゃ私寝ない！！」と言って荷物は一旦預かっておいてと戻しました。

そして既に16時の定刻チェックインが始まっており、エリートメンバーレーンは並んでいました。

なので友人に部屋を変えてもらうからと言って一人で一般フロントに行くと丁度空いた所があったので声をかけて正直に言いました。
「さっきチェックインしたのですが、どうしてもこの部屋では嫌なので変えてください。」と。。。。すると当然何故ですか？と聞かれる訳です。
で、「初めてのNY滞在を楽しみにしていた友達にあんな部屋の眺望では納得できないです。タイムズスクエア側が希望でしたが、ツインベッドがないならキングサイズ一台でも構わないので変えて欲しい」と言うと、今日は満室で明日じゃないとタイムズスクエア側には変えられないと言うので「明日でも構わないけれどとにかくあの部屋で今夜は寝たくない」と言いました。

そして改めてリワードナンバーで予約確認をして欲しいと言ってからちょっとイヤらしかったけれどモバイルチェックインのプラチナカラーのリワード番号をみせました。

すると印籠のごとき効果！？　態度が微かに変わったのを感じ無理言ってすみませんと一言付け加えました。

すると「大丈夫ですよ、それでは明日部屋をタイムズスクエア側に変えるという事で今日はこの部屋でご滞在ください。」と新しい鍵を受け取り、友人を促し彼女のスーツケースをポーターに預け、私たちはいざ、お部屋に向かいました。

部屋は28階から34階に変更・・・エレベーターをでて左に曲がったら左・・・・ずっと左・・・

長い廊下でマンモスホテルの辛い所・・・で、到着したのは一番奥の角部屋でした。
私たちは右側のお部屋

開けてみると・・・ツインダブルベッド・・・　で・・・あれ・・・？

窓に近寄ると・・・！！！

タイムズスクエア側にツインの部屋はないとか言ってたけどもろタイムズスクエア見えるし！

友達感動！　大喜びで「ねぇ様ここで十分過ぎるから。」と。
で、取り敢えず良かった良かった・・・一泊５５０ドル払った甲斐があったと一安心して、彼女に一休みしているように話し、私は今夜の早速の予定のミュージカルのチケットを買いに出かけることにしました。

チェックアウトの日、隣の左側の部屋のお掃除を仲良くなったハウスキーパーさんがしていたのでさぞや良い眺望だろうと覗かせて、と声を掛けて見せて貰うとあらビックリ！向きが違う為にタイムズスクエアは見えず、目の前の高層ビルが観えるだけでした。
ハウスキーパーさんに「貴方達の部屋がこのフロアでは1番いい部屋なのよ。」と言われビックリ?? ちょっと位置が違うだけでこんなに違うのね。何れにせよ、きちんと嫌なら嫌と言うのは大事と思いました。

それにしてももうこんな思いはしたくないです。。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

目の前にあるチケッツ・・・

タイムズスクエアビジターセンター 散歩・街歩き

前回は正規価格でクリスマススペクタクラーを観たのですが、ロングランのブロードウェイミュージカルが観たかったので、あるかな？と思って行ってみました。
並んでいるかと思ったら、もう四時半回って居たからかな？
心配なくらい誰も居なくて、ガラス越しに聴くとあったので購入

現金しかダメと誰かのブログで見て居たけれど、クレカも使えたのでカード払いに。私は閉所恐怖症時代の名残？で、今は大丈夫なのですが、ついつい端の席を選ぶ傾向があり、それが災いして残念な結果になってしまいました。

ホテルのすぐ前なのでちょっと買い物、ちょっと何か、には便利な場所です。

無事、今夜のチケットを2枚確保してお出掛けまで30階にあるラウンジに行く事に。

ニューヨーク マリオット マーキース ホテル

ちょうどイブニングタイムだったので席の空きが無いほど、大盛況でした。

日本人は居ない様でチビの私達はなんだか大きな大人に囲まれる様な形でカウンターの席に割り込みました。
アルコールは有料なのですがまずはビールを一杯
チーズが豊富で、サラダやスティック野菜がありちょっとしたおつまみになりました。

部屋に戻り、お着替えをして夜のミュージカル鑑賞に相応しい様な格好で出掛けました。
部屋からの景色は言うことなし。充分だと言うことになり、明日は移動はしないでいいね、と話していました。

毎晩、全面ガラス張りの部屋の窓からこの景色をみてはNY来たね！楽しいね！と言ってくれた友達に感謝です。　私も一人だったらこんなに景色を楽しんではいなかったかも知れません。　

旅は道連れがいると疲れることも沢山あるけれど、その分楽しいことも沢山あるし。一人旅の良さはわかっているけれど、前ほど憧れなくなりました。
誰かと共有するって素敵と思えるようになって来ました。

チケットは40%オフで手に入ったので満足です。
今夜は大好きなシカゴを観ます。

歩いてすぐの場所というミッドタウンエリアの滞在はやっぱり便利でいいです。

映画でも見たし、楽しみにしていたのでワクワク！

席は端っこがいいと言ったので斜めに見る感じ。
残念だったのは意外にも劇場が小さく座席は平坦な席なため、前の人が背の大きい人だと残念な結果になると言うこと。

そして端っこにしてしまったがために、早めに座席についていても後から後から入ってくる客のために狭いシートなのでいちいち立たないといけなくて、しかも開演してからもそれが続き、ちょっと不愉快でした。

しかもこの日はそれ以上にもっと不愉快なことがあったのです。

私の前のバカップル。

ミュージカルが始まってもイチャイチャ、ベタベタ・・・真っ直ぐに座っていてくれないから間から見る事が出来ずに身体をずらさないと観れない。しかもじっとベタベタくっついてりゃいいものを離れて観たり、くっついて観たり、コソコソと話したかと思うと笑い声がうるさくてちょー迷惑。　
迷惑顔の私の事など気付いていても御構い無し。

それでスタッフが何人かの人に座高が高くなる座布団を配っていたから、私も！と合図すると在庫切れだと言う。。。だからバカップルを指差して何とかして！！って小さな声でいうと「わかった、待っていろ・・・」と。

しばらくすると持ってきたのはなんと！！お子様用のプラスティックの椅子。　それに座れってか！！
お尻入らないし・・・硬いし痛いし・・・それでもみえないよりはマシという事で痛いのを我慢して半分腰掛けお股が挟まって痛い（涙）

スタッフがそれで我慢してくれと言うので辛い・・・とコソっというとこのバカップルの男、後ろを向いて「うるさい」とか言ってくるから思わず日本語で「バーカ！煩いのはお前達だよ！」と言ってやった。

腹が立つわ、不愉快だわでせっかくのミュージカルが楽しさ半減・・・。でも気にしない事にして最後まで楽しみました。

私の後ろの若い女性が私が底上げすると見えないかも？と思ってごめんね・・・と口話でいうと、「大丈夫よ、ずれて観れるから」と笑顔で言ってくれてバカップルの事を指差して「お気の毒・・・」と私に同情してくれました。

ショーが終わった頃には友達は完全に居眠り状態

そんな事なら席代わってくれよ！と言いたかったけど、長いフライトでお疲れだったのね。　仕方がない・・・。

今日はホテルのチェックインといい、ミュージカルの座席といい・・・・散々な日だったなと思いました。

気を取り直して部屋に帰って寝るのも良いんだけど、何と無く小腹も空いているという事でダイナーに入る事に。

ジュニアズ 地元の料理

ホテルのすぐ脇にもあるのですが、ブロードウェイ沿いにある方の店に入りました。

シート席に案内されひと息つく事に。

友達はサラダとスープ、私はオニオングラタンスープを頼みました。
たっぷりな量で美味しかったです。

隣に後から座った年配のご夫婦らしき方がビールと共に大きな巨大なチーズケーキを各自それぞれ頼んでいたのを観て来たケーキの巨大さに思わず声が出てしまい、目が合ってニコッとされました。

しばらくしてウェイターがデザートはどうだい？とメニューを持って来たのであれ、頼もうか・・・と隣の席の人たちが頼んだチーズケーキを指差して話していると、奥様の方が私にアイコンタクトで「ダメダメ」と合図を送って来ました。
するとウェイターが隣の席にドギーバッグを持って来ているのを観てウェイターが離れた後、「甘かったんですか？」と聞くと頷きました。

それでこの方達はアメリカ人ではないんだなと思い、どちらから？と聞くとフランス人のご夫婦でシカゴのミュージカルを観て来たのよ。と言って来られたので私たちも！と話が弾み、「ケーキでもと思って頼んだけれどとてもじゃないけれど甘すぎて食べられないわ。でも悪いから・・・」と奥様が言うので「フランスのお菓子は美味しいですからね」と褒めると嬉しそうに気を付けてお帰りなさいね。と先に帰って行きました。
きっと甘くて食べないであろうケーキを失礼だからかな？わざわざお持ち帰りにしたのには何とも素敵なマナーを持った方々だなと感心しました。

最後の最後で素敵なご夫婦に出会えた事で今日の諸々は帳消しになりました。

と言う事で馬鹿でかいアメリカンのコーヒーを追加オーダーして帰ることに。

夜のネオンが凄い中、ホテルが目の前！最高！とか言いながら夜中0時過ぎにホテルに戻りました。

入り口はブロードウェイストリートには面していませんが、すぐなので全く心配なしです。
前回のホテルはブロードウェイストリートから曲がって１ブロック近く東に行った奥まった場所にあったので、夜中23時頃ノコノコと女４人で帰ったアホだったので、怖い思いをしました。

私の斜め後ろを付けていた男性がヤバイなと気付いた時にはその男がポケットに手を入れて迫って来た瞬間に、反対側の角から３人組の男性が曲がってきて彼らの笑い声で一瞬、そいつが離れた隙に大声で「走れ！！」と皆に掛け声をかけ全速力でホテルに駆け込んで難を逃れたという・・・何とも情けない経験をしたものです。

その昔、新婚旅行でNYを訪れた友人夫婦が夕方ヒルトンホテルを出てすぐにホールドアップ！と背中に何かを押し付けられポケットに入っていたお財布を持ち逃げされた経験談を聞いていたのにそんな真夜中に路地に入るような場所を歩いているのですから・・・アホとしか言いようがないですね。
恐らく昼間ならその通りは大して心配のいらない場所だと思います。

だから今回はとにかく場所にこだわったこともあり、だからと言って夜中までフラフラするのはどうかと思いますが、ミュージカルの日は仕方がないなと思って気を引き締めてホテルに戻りました。

ぐっすり眠った翌日、ラウンジで朝食を摂りました。　フルーツがディズニークルーズ とは違い、野菜のようでしたが、食べるものはそれなりにあり十分でした。

ラウンジで新聞を見るとマイアミから移動する日の空港での違和感・・・国旗が半旗になっており、なぜか電光掲示板が黒地に白で表示されていてチケッツの近くにあった国旗も半旗で何だろう？と思っていたのですがこれを見て知りました。
アフガンに兵士を送っているんだ・・・と。日本人は平和ボケしているとよく言われるけれど、世界のどこかではまだ戦争をしているところもあるのだなと改めて思って悲しくなりましたが、その一方で観光を楽しんでいる欧米人もいてマンハッタンの街は賑やかだし何とも不思議な気持ちでした。

日本でその頃、ラグビーだか何だかの競技でコーチからの圧力でフェアプレーをせず相手選手を怪我させたという事で大騒ぎになっていたようですが、帰国してそのことを知ったのですが、職場の院長がアメリカではその事はどんな風にニュースで報道されてた？とかアホな質問をしてくるので、世の中はそんな日本で起きた馬鹿な指導者の指示で起きたトラブルなど小さな話で、海外でニュースになったりなんてしません。と思ってしまいました。

ラウンジから部屋に戻る時に、ハウスキーパーにエレベーター前で声をかけられ部屋を変わるでしょう？といきなり言われたので、あの部屋気に入ったから変わらないことにします。と返事。
じゃあお掃除に入るわね、と言われました。

長い廊下を歩きながら何故私があの部屋だってわかったんだろう？と不思議に思いましたが友人曰く「ねぇ様VIPだから」とか茶化すから「そうね」と笑いましたが、本当に不思議。　部屋にどんな人が滞在しているかも把握しているのかなぁ？とハウスキーパーの発言に部屋の前で呼び止められたならわかるけどなんだか変な感じでした。

町歩きの支度をしてスタートはホテル近くにあるヤンキースショップに。

ニューヨークヤンキースクラブハウス 専門店

そして42St.ポートオーソリティ駅からメトロスタートです。

駅構内はそこそこ綺麗でした。
メトロカードを7日間有効のものを購入。　滞在5日間の中でどのくらバスやメトロを乗るか行程表を考えてシングルライド券を買った場合とどのくらいのお得感があるか調べます。
実際、毎回駅の券売機に寄る煩わしさも加味すればメトロカードを購入した方が便利なので無くさないようにして持っていれば良いでしょう。

５Av./53st.で下車し歩いてInsta映え！？する場所に。
この日は小雨で雨が降る中でのお出かけでした。

LOVE
W 55th St & 6th Avenue
New York, NY 10019

NY滞在中は雨が続き寒い日ばかりで洋服に本当に困りました。
暑い中南米からの移動もあり持って来た服はカーデイガン程度の羽織りものしかなく、コートがないと居られないような日もあって靴などサンダルが活躍する日はありませんでした。

縦の移動や横の移動・・・メトロ駅が近くない場合などはバスを利用するのが便利です。

降りたい位置がはっきりしなくてもGoogle Mapを開いているとGPSが作動するので自分のいる場所、走っているところが観れるので、それを観て目的地近くのあたりで下車すれば良いだけです。

バスは後方からも前からも降りることができました。後方のドアは自分で押して出る感じになっています。

アッパーウエストまでやって来ました。

セントラル・パークに近い場所にあるシェイクシャックでランチをとることに。

シェイク シャック ファーストフード

混んでいましたが、オーダーはスムーズです。
ただ、席を探すのが大変！
地下もありましたが降りるのが面倒だったので、入口そばのガラスのテラス席を順番を待って座りました。

オーダーすると名前を聞かれ待てば呼ばれてPICK UP

余分なものは要らないのでバーガーのみ頼みました。
肉のミンチが粗めでステーキ肉を潰して作っているらしく、ジューシーで美味しかったです。
日本でも食べられるのでどのくらい違うか今度試してみようかなと思いました。

自然史博物館を目指したのですが、雨の日ですから混んでいるのが目に見えていました、だからまた次回、時間を作って行ってみようかと思います

雨なのでセントラル・パークもせっかくですがお預け・・・
メトロの階段ですが、綺麗にタイルで飾ってありました。でもメトロは臭いです。。。
臭いだけは最後まで嫌でしたね。　あんまり感じないところもあるのですが、アッパーウェストやロウワーエリアではそういう駅もありましたよ。

ユニオン駅近くにあるノードストロームラックでお買い物。
雨の日はウロウロせずにデパート巡りもいいです。

ノードストローム ラック (ユニオン スクエア店) アウトレット

ネットで探したエスマック　
マカロニチーズのお店です。

NYに来たからには王道のチーマカ食べなくちゃ！とやって来ました。

エスマック アメリカ料理

トラベラーがくるような店では無いのでしょう。
店内はお持ち帰りの人も含めて住んでいる人が来るような店・・・って感じで
すごくローカル感があります。

食べるものは決めていました。
いろんな味が楽しめるサンプラーというチーズマカロニのプレートです。

来ました！　すごい量ってほどじゃなかったのですが、結構なカロリーでしょうね・・・・でもおいしかったです。
なんだかんだとぺろっと食べちゃいました。

そのあと、ついでだからと甘いものを食べようと徒歩で移動

ベニーロズ カフェ

チーズケーキならここって口コミを見ました。

ベニーロズ カフェ

店内はイタリアで入ったカフェのようです。

でも二人して頼んだものはチーズケーキではなく・・・ショートケーキとミルフィーユでした。

私はエスプレッソダブルを頼んだので辛うじて甘いと思いながらも大きめのケーキをひとつ食べちゃいました。

友人は甘いといいながら食べていましたが半分でGive UPだったようです。

歩いてメトロ駅まで向かいます。
途中で韓国人の人がやっているアクセサリーの店に。

手作りのお店でNYのアーティストの作品を取り扱っているそうです。
私は娘にLOVEとコイルで書かれているリングをお土産に。
もちろんイミテーションですからすぐに禿げてしまうでしょうが、可愛かったので決めました。

足も疲れたのでここに来るつもりで前回同様チャイナタウンのマッサージ店に。

定評と言うことでまた来たのですが、前回より大分値上げされていました。
60分キャッシュで45ドルです。カード払いだと46ドル。
ボディを60分、友人はフットを60分お願いしてやってもらいました。

チップは値上げされていたこともあったので5ドルだけポケットに入れてやったのですが、これが気に入らなかったようで１０ドルよこせと終わったあと言ってきました。私はこの態度にちょっとムカついたので現金を持っていないんだと言ってそのまま立ち去ろうとしました。
だって全然やる気なくて途中で手は止めるし出て行くしで本当に真剣味がなくてこれって詐欺じゃん！って途中でストレスになったくらいだったから。

友達を知らん顔して待っているとなかなか出てこない。
するとしばらくして彼女がねぇ様・・・と大きな声で呼んでいる。どうしたの？と聞くとチップが気に入らないらしくて出してくれない。と。

頭にきてスタッフに彼女英語がわからないんだから通しなさいよ！と怒ると男性の施術者と出てきて、事情を聞くと５ドル渡したら返してきて１０ドルって言う。。。と。　
入り口にいた前にも受付をやっている感じの良い青年は既に帰宅したのか他に客もおらず、私と友人だけ。
これって何よ！　と頭にきて、私たち明日帰国するから現金ないの！と再度言って彼女の手を引っ張って出てきてしまいました。

怒鳴っていましたが聞こえないふり。　散々でした。

チップの相場で言ったらマッサージとかは２０％くらいあげても良いのかもしれないけれど、そんな決まりはないわけでしょ。ましてやる気のない態度で、そんな人にあげる気にもなれない。

二度とここには行かないって思っちゃいました。　

フィションハーブセンター エステ・スパ・マッサージ

そんなこんなで今夜もただいま・・・

色々とありますな。。。

翌日も前日に引き続き雨模様・・・予報をみると私たちがNYをさった後に天気が良くなる模様・・・残念すぎる

今日は予約してあったサークルラインクルーズ60分のもの。
雨だけど仕方がない・・・乗りましょう。

サークルラインクルーズ アクティビティ・乗り物体験

一応防寒対策をしつつ、持ってきた衣類を着込んで乗船

船が出る頃は雨は一旦止んでおりとりあえずラッキーということで、持っていたティッシュで座席を拭いて場所取りして待機

風が冷たい！

いざ出航・・・

せっかくのクルーズなのに天気が悪いなんて最悪です。雲が厚くて・・・

ビルの上が見えない！
確か、あそこにはメモリアルタワーが見えるはずなんだけど・・・・涙

でもまぁ若い子達はキャーキャーと盛り上がっていました。

そして一番の目的は自由の女神を観ること。
友達が観たいと言っていたし、前回は私はスタテンアイランド島行きのフェリーから眺める作戦でいったけど、思ったより近くなかったから。

これならマンハッタンを半周するし、景色を見て、戻りで写真を撮り・・・と盛りだくさんな観光船なのでオススメです。

もちろん、自由の女神像のある島に行くフェリーもありだけど、登らなくていいっていう人や、写真を撮るにもあまりにも近すぎてその手段だとうまく撮れないだろうなと思うのでイチオシです。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

前回利用したスタテンアイランド行きのフェリー
無料だからちょっと観光気分で遠目に自由の女神を眺めるにはいいですよ。

こんな天気でもヘリコプターの観光かな？ひっきりなしに飛んでました。

ブルックリンブリッジの下をくぐります。
前回は雨の中、橋を渡ったんだな・・・そう考えるとNYはいつも雨だな。。。

ベストシーズン到来だって言うのに天気が悪けりゃ楽しさ半減ですね。。。

でもまぁ　なんとか観光もできているし、寒いけど楽しい滞在

あまりに寒くて室内で説明を聞きながら・・・に変更

中からだと写真を撮るには厳しいね。

と言うことで、なんだかんだの観光フェリーでした。

サークルラインクルーズ アクティビティ・乗り物体験

ハイラインに向かってハドソン川沿いを散歩しました。
途中のピア７８の売店のところでトイレを借りて待っているとマンハッタンの色々な場所の割引カードみたいなものがありました。
メイシーズとかマダムタッソーとかタイムズスクエア周辺の土産物屋とか・・・

歩くの嫌だとか言ってる友人をよそに私は黙々と・・・歩いてハイラインの入口に到着

ちょうどメガバスの発着場所になってました。

ハイ・ライン・スタート・ポイント
5861 High Line
New York, NY 10001

昔の高架橋の跡などが見えて鉄道跡を歩けるようになっている場所です。

電車がたくさん止まっている車庫なのかな？？

34丁目ハドソン ヤード駅 駅

雨が少し止んでいたので皆さんのんびりしていました。

ハイラインからはハドソン川が眺められます。

鉄道跡というだけあって線路が残っている場所や埋められて歩ける様になっている場所もあります。

本当はハイラインをずっと通ってチェルシーマーケットまで行くつもりだったのに、友人、歩きたくないと駄々をこねまして・・・

結果ハイラインを降りたが為に散々な目にあうという・・・悪循環に陥りました。

バス停が近くにないんです。メトロも遠いんです。。。　タクシーは使わない、が前提の旅　そんな何ブロックも先じゃないからタクシーなんて・・・却下。

で、横に移動してバス停を探してなんとか乗ったけれど、そのバス停まで行くくらいならまっすぐ南下すれば着いたでしょうよ。という距離。

文句言いながらも何とか近くでバスを降りて結局歩いて・・・

で、何とか到着

目的はお土産選びとロブスターを食べようと。。。

チェルシーマーケット 市場

だけどここで問題発生
何と調べが足りず、ここは立食の店でした。

流石に私も足が疲れていてここで立って食べるほど楽しい食事になるとは到底思えずに、諦めようと言うと空腹と疲れ（日頃ほとんど歩かないらしいお友達）でまるで小学生の様に大声をあげてわめきだした。

嘘でしょ・・・勘弁してよ・・・と私は周囲が驚いて観ている中で、「子供じゃないんだからそんな大声あげるのやめて、ここはアメリカなんだから私、捕まっちゃうから。」っていうと「どうせ私のせいで諦めるんでしょ、ねぇ様旅に妥協はしないって言ったじゃない。」と。

別にあなたのせいじゃないし、歩いて疲れているのはお互い様なんだから無理してここで食べなくてもいいんだからと話すももうただの子供・・・メソメソ泣き出すしもう参った・・・。

しばらくその場を離れて私は土産物屋などを観て少し冷静になる事に。ある程度予想はしていたんだけど、まさかこんな展開になるとは。

ロブスタープレイス シーフード

で、しばらく経って戻ると通路の脇に座っている彼女の所に行き、取り敢えず座れる所に入ろうと促す。
こんなに混んでいるとは思わなかった事もあり取り敢えず糖質をお腹に入れないと。

で、サラベスに入る事に。
コーヒーとパウンドケーキを食べる彼女を待たせて、これでは納得しないだろうと思い私はロブスタースタンドに。

サラベス (チェルシー マーケット) パン屋

ロブスターロールとロブスタービスク　
彼女の分も購入し戻ってサラベスのカウンターで食べる事に。

ご法度かなと思ったけれど、チェルシーマーケット内では店以外にもあちこち座るところがあり、そこで思い思いのものを食べている人たちを見たので店内までいかない、入り口のカウンターの所で店を広げる事に。

そして私はデザート用にサラベスでクッキーを購入

ようやく機嫌が直った彼女を促してホテルに戻ろうと。

買い物は諦めました。

最初から私の旅は歩くから歩きやすい靴で・・・と言ってあったのに革靴ばかり仕込んできた彼女。　UGGを履いてくればよかったのに格好を気にしてこの日は履かなかったから尚更足が疲れて痛くなったのでしょう。　翌日からは靴は変えるというので無理して付いてこなくてもWifi借りている彼女なので別々に行動してもいいことを話すが、一緒に行くという。

じゃあもうこんな事はしないでね、と釘を刺したが何と無くわだかまりが。

メトロでホテルまで戻って来たのですが、結局そんなイマイチな状態でホテルに戻る時に、ブロードウェイミュージカルの劇場前の人混みに先に歩いていた彼女を私が見失う形に。
でも１ブロック隣にホテルは見えていたのでしばらく曲がり角で待っていたが、彼女らしい姿は見えず、先にホテルに戻ったんだろうと帰りました。

するとまだ部屋に戻って来ておらず、ホテルのWifiを繋いで見ると着信が何度もあったので部屋に戻って来ているから。とLINEを送るとしばらくして戻ってくるなり怒鳴り出す。

「私、ねぇ様のこと待ってたんだよ」と。

あんまりぐちゃぐちゃ言うから「先を歩いていたのはあなたで私ではないから。」
といってもうほっておこうとPCをしながら仕事のスケジュールなどを作っていました。

ベッドでメソメソ泣いていたようだけれど、30分ほど経ったので「ラウンジ行くけどどうする？」と聞くと「行く・・・」と言うので一緒にラウンジに。

そこで少し摘んで休んだ後、彼女が食べたがっていたステーキを食べに行くか？と言うと「うん」と。
「じゃあ少し歩ける？」と言うと「頑張る」と言うので「泣いたら置いて行くよ」と言うと「もう大丈夫」と。

と言うことでホテルから２ブロックくらい離れたところにあるストリップステーキハウスをGoogle Mapで調べて予約を。　便利ですね・・・。

ゆっくり歩いて予約時間前に無事到着

ストリップ ハウス ステーキ・グリル

２階の席を案内されたからなんかまた気負ってしまったけれど、そんな事なくひとつ隣の席では誕生日のお祝いをしているグループがいたり、奥でカップルが食事をしていたり、それなりに混んでいました。

1階はBarが重視なのか？？飲んでいる人がちらほらいました。

何を食べるか悩んだ結果、１６ozのニューヨークストリップに。
友達はドライエイジドのプライムビーフの１４ozを。

だけど持って来たものは友達のは合っていたけれど私のはドライエイジドの１４ozのニューヨークストリップだと言うので、まぁいいやって事で否定しませんでした。焼いたものを持って来た人はオーダーを取った人じゃなくてコックが直に持って来たので間違えたのかな？？と　
値段はこちらの方が少し高いはずだったけれど会計をみるとオーダーの通り１６ozのオーダーになっていました。

頼んだものとは違い届いたドライエイジドの肉は予想外の美味さ！
そして柔らかい。
ドライエイジドのお肉をハワイのウルフギャングで食べた時に値段を考えたら二度と食べなくていいな・・・と言う感想しかなかっただけに正直、ドライエイジドだのステーキだのに期待はしていませんでした。

だけど何このお肉！　と言うくらい熟成したからなのか？肉の質なのか？？焼き具合なのか？？？　とにかく美味しい。　ここ最近食べた中でダントツでした。

付け合わせはほうれん草のペースト　ひとつで十分
１４ozも食べられるか自信が無かったけれど、ペロッと食べてしまいました。

焼き具合も最高

薄暗い中で写真を撮ってもここまでが限界。　露出を上げると見えるけどそれじゃあね。

美味しいご飯に、スタッフも気さくで色々と気にしてくれるけど、決して押し付けでない。とてもいいディナーでした。

ふらふら歩きながらホテル直ぐにあるLINEのキャラクターのお店を覗く。

ホテルに戻ってお酒でも飲んじゃう？と、ステーキハウスでワインを飲んで気持ちよくなったところで、今夜はトップオブビューに行くことに。

エレベーターで46階まで行ってあれ？？
その上に行けない・・・どう言うこと？？

ニューヨーク マリオット マーキース ホテル

と・・・８階に立ち寄りウロウロ・・・

ホテルにはチケットデスクもありミュージカルのチケットを買うこともできます。

そして８階にはショップもあります。

また、ツアーデスクや両替所もあり・・・至れり尽くせりです。

そして案内を見たら三階にThe Viewに行く専用エレベーターがあるのでそこから一気に行きます。

このホテルのエレベーターは一箇所集中型で行き先階を押すと案内される表示番号のところで待っていればあとは乗れば勝手に目的階まで行ってくれるんです。

４８階にBarがあります。
遅い時間だったけれどまだ結構な人がいました。

ザ ビュー ビュッフェ

薄暗い中でしたがちゃんと窓側の席に案内してくれました。

お店の名前がついているカクテルをオーダー

一周１時間かけて回ります。
ペーパーナプキンには見えるビルの名前が。

眺めながらのんびり過ごしていい時間がすぎました。

今日あったことも話しました。　明日の予定も、あと二日しかない事も。

雨が降った街は灯りがキラキラ光って見えて余計綺麗でした。

翌日は雨が上がっていたので思い切ってセントラルパークに行く事に。
街には散歩をしている人たちが沢山。バイトなのか飼い主なのか。。。。

ルーテル教会
Holy Trinity Lutheran Church
3 W 65th St
New York, NY 10023

ここからセントラル・パークに入ります。

馬車があちこち走っていました。

パーク内にある売店で物色する友達・・・揚げたてチュロスを食べて喜んでました。

ミッドタウンの街が見えます。手前では犬を連れている人やのんびり芝生に寝そべってる人など・・・様々な思いで休んでいました。

シープ メドウ 広場・公園

公園内に人だかりができていて黒人の若者たちがパフォーマンスをして小遣い稼ぎをしていました。

ウェディングドレスを着た人が撮影してもらっていました。　雑誌とかのモデルかな？？結婚式風ではなかったですが・・・。
でも公園内で1組のカップルが仲間に祝福されて写真をとっていました。年齢からしたら再婚かな？小さなお子さんも一緒に撮っていました。

SATCの世界を覗きたくてNYに来たかった私。　ここでキャリーがコーヒー飲んでいたな・・とか色々とドラマの中のシーンを思い浮かべながら楽しく過ごしました。

お友達はUGGの靴で来たから今日は大丈夫と頑張って歩いていました。

ベセスダの噴水 史跡・遺跡

景色は薄暗かったけれど雨じゃなくてよかった。。。

馬車に乗りたかったけれど友人が怖いとか言うし・・・

だいたいチャレンジャーじゃないんですよね。なんでも怖い、酔うとか色々とフェリーに乗る前もそんなこと言ってみたり・・・。旅はチャレンジャーな人と行かないとつまらない・・・。

イマジンのモニュメント

別にビートルズとかの世代じゃなかったけれど何と無く行ってみたかったからストロベリーフィールズに。

ダコタアパート

ジョンレノンとオノ・ヨーコが住んでいたと言うアパート・・・

ダコタ ハウス 建造物

一通り歩いたからメトロに乗ってお昼を食べに行こう・・・と歩くと工事中でメトロ入り口が無くなっていた。

で、仕方がないので最寄のバス停でロワー側に走っているバスに乗りメトロ駅近くでGPSを見ながら下車
そこからメトロに乗り換えリトルイタリーまでやって来ました。

駅からすぐにあるベニートワンと言うイタリアンのお店に。

チァンバーズ ストリート駅 駅

店内は小さいけれど活気があり、ランチタイムを過ぎていましたが、それなりに混んでいました。

トリップアドバイザーで上位に入っている店だったので予算を見ながらここに。

Benito One イタリアン

こじんまりしているけれど可愛らしい店の中で家庭的な感じがします。

パンがドンと置かれましたがこれが美味しくてなんだか手が止まらない！

ムール貝の酒蒸しみたいなものを頼んだのですが、これがとっても美味しくてパンに付けてスープを吸い込ませて食べてしまうほど！

私はカルボナーラをオーダー
なかなかのボリュームでしたがなんと美味しくて残さず完食！
やっちまったなぁ・・・と言う感じ。

お腹が一杯になったところで今夜のお楽しみに向かうことに。
最寄駅で降りて歩いているとニューヨークタイムズの会社前に。
へぇ・・こんな感じなんだ～と訳もなくパチリ

ニューヨーク タイムズ社 建造物

そして到着したのはここ！

バードランド 劇場・ホール・ショー

とにかく来たかった。
なんで前回思い付かなかったのか・・・後悔しきり。

私がJAZZの中で一番好きな『バードランドの子守唄』この曲の生まれた店
ここに来たかった事をすっかり忘れていたので、Q&Aにどこに行ったらいいかなんて質問してしまった。　店が多過ぎて迷ったのに、ここを思い付かなかったなんて。

で、敢えてBirdland JAZZオーケストラの演奏日に合わせて事前予約しました。

お腹が一杯だったのでミニマムチャージ１０ドルからなのでデザートを頼むことに。

チケットとは別にオーダーが必要ですが１０ドルがミニマムなんて安いものです。
アップルコブラならぬピーチコブラにバニラアイスクリームをトッピング

ハンドメイドのデザートという事でしたが、甘かったけれど疲れた身体にはちょうど良かったです。

とにかく素敵な演奏でCDと当日のシンガーのCDと友人へのお土産に三枚CDを購入して帰りました。

幸せな気分で店を出るとまだ明るい・・・

で、話し合ってSTACの世界にもうひとつ行こうと友人が乗り気だったキャリーのお家に。

駅から少し歩きましたが全然辛くなかったようで、友達も楽しそうに歩いてくれたのでホッとしました。
すぐに場所はわかりました。
何人かの観光客がやはり写真をとっていました。

この電信柱のところにビッグが寄りかかって窓から顔を出すキャリーを待ってたな・・・とか。色々とドラマの世界に！

ちょうどこの旅行の頃見始めたゴシップガールの世界にも興味はあったけどアッパーイーストは少しだけ歩いたし、また今度チャンスがあったらブルックリンにも行きたいし色々と思い描くとNYはこれで満足って訳でもないなって私の中では完結したかに思えましたが、街を歩いてもっとあちこち行きたくなったし、マンハッタンを飛び出してもいいなって思いました。

東海岸にはまだまだ行ったことがない場所がたくさんあって私の北米の旅はしばらくは完結しないので元気なうちはあちこちに行ってみたいと思いました。

キャリーの家 (SATCロケ地) 観光名所

そしてまだ出かけられると言うのでプーケットに一緒に行った時にどうしても買いたいと彼女が騒いだアメジストの指輪

それを今回はどうしても手に入れたいと言うのでメイシーズに観に行くことに。
ちょうど前日に１日セールというメールが来ていて半額のものが沢山あるようなことを書いてあったので行ってみることに。

店内に入ってびっくりな木製のエスカレーター！！　これを観ただけでも観光になったねって笑ったけど・・・アクセサリー売り場は友人の興奮が止まらない程の激安になっていたのでもう真剣に買うってショーケースを駆け回りあちこち覗いていました。

メイシーズ (ヘラルドスクエア店） 百貨店・デパート

散々、お店の方と色々と話をして通訳してあげながら彼女が見立ててというので選んだ一品はこれ。
知らなかったけれどブランド物らしいです。　それが正規価格より大分安価で手に入れられたし、日本では５カラットものアメジストには最近お目にかかっていなかったので良いものが手に入ったと思いました。

二人で選んでいたとはいえ、私があれだこれだと話しているものだから相手をしてくれた店員さんが彼女に選んでもらって幸せね、って私たちをカップルと勘違いしたようでした。。。笑

店を出たらこっちを向いて「ねぇ様本当にありがとう」と目に涙を溜めてウルウルしているからびっくりしちゃいました。

本当にこの子は面白い子だなぁとつくづく私の周りにいないタイプの子だなと。
でもまぁ付き合ってあげられて良かったです。　

昨日散々泣かしたから少しは穴埋めできたかな？

すっかり店を出た時には閉店時間
エンパイアステートビルをここでようやく間近で眺めてメトロに乗って４２stまで帰りました。

メトロを今回はとにかく利用したなぁ・・・と。
楽しく旅できたなら良かったけれど、彼女は満足だったのかな？

すると「こんなにメトロを乗りこなしてメトロカードフル活用で最高だよね！」と。
喜んでくれたなら何よりでした。

４２St.まで戻って来ました。

メトロ駅を出るとそこはネオンが一杯のブロードウェイストリート

人ごみをかき分けながらホテルに戻ります。

今夜は滞在最後の夜ですからパッキングもしなければならないのに遅くまで遊んじゃいました。

案の定、パッキングは明日でいいや・・・と友達はご就寝
朝、のんびりしていられないけれどいつもマイペースな彼女・・・シャワー浴びるとかトイレでゆっくり・・・とか結局11時に出かけると言っていたのに朝食を食べに部屋を出たのが10時です。

しかもラウンジは週末はクローズするので８階のレストランでとることに。

この時は旦那さんからきたLINEに呑気に返事をしていた彼女

早めに空港に向かいなよ・・・と言われたのに、バフェが嫌だと言ってパンケーキを二人ともオーダー

混んでいる週末の朝の朝食会場　なかなかオーダーしたものが来ません。

結局パンケーキが来たのは10:30

私の今日のフライトは15:30なのでそこまで焦ることもないのですが、なにせ一人で空港に行かせるわけにもいかないので13:50フライトの彼女の便に合わせて出発するには遅くとも２時間前には着かなければ心配です。

だけど私はNY到着日に週末は楽勝だよと言われていたことを彼女に話していたので出発は11時でもいいかと思いつつも、少しくらいなら遅れても大丈夫だろうと思っていました。

だからレストランを出て11時に部屋に戻った時はそこまで焦っていなかったのですが彼女が「今日は雨だね・・・」と言った言葉に一抹の不安を覚え、部屋を出るというのにまだパッキングが終わらないとモタモタしている彼女をまくし立てチェックアウトを先に済ませようとフロントに向かいました。

するとスタッフにタクシーを呼ぶのか？と聞かれましたが、Uberを配車すると話すと雨だから少し時間がかかるかもしれないと言われ、予約時間を11:30にして荷物をピックアップしてもらい部屋にいる彼女と一緒に下におりました。

すると嫌な予感的中です。
Uberの到着が遅れますと表示され到着時間は11:50でした。JFKまでということで呼び出したドライバーはモハメッド　ホテルスタッフが助手席とトランクに荷物を積むのを手伝ってくれていざ出発したのですが・・・ホテル前が大渋滞

雨で今日は混んでいると言われ愕然としました。
マンハッタンを出るまでに30分はかかってしまったのです。
友人がだんだん不安げな顔になり、私は大丈夫としか言えない状況に「信じよう」と最後の外の景色を楽しもうと窓の外を指すとそこは墓地・・・なんか縁起でもないって感じで二人で顔を見合わせて苦笑い。

モハメッドにJFKまでどのくらいかかる？と聞くと何時のフライトなの？と聞くのでだいたい14時だと話し、彼女を先にターミナル１に下ろしてから私をデルタのターミナルまで乗せて行ってと話すと、14時なら十分間に合うよ・・・というのですが、マンハッタンを出てすぐにまた渋滞・・・今度は何？と見ると電光掲示板に事故渋滞と。

泣き顔になる友達にとにかくオンラインで先にチェックインしなさいと促し、座席のアップグレードを目論んでいた彼女はオンラインチェックインをせずにいたので車内でするように言いました。

そしてこの時すでに私は心の中で乗り遅れたらどうしたらいいのか、私は今日は息子が住んでいるトロントへの移動だったが、それは無理だろう。一緒に残るしかないし、彼女のフライトは１便しかないので翌日になるとして宿をまた取らなければならないなとか頭の中でいろんな事を考えていました。

すると渋滞が少し解消された頃モハメッドが道路から外れてガソリンスタンドの方に行き、いきなり止まるので「何？」と聞くと呑気に「喉が渇いちゃったから飲み物買ってくるけどドーナツ食べる？」と彼がいきなり指差す先にダンキンドーナツが！！

私はいきなりの展開にヤカンのお湯が沸騰して吹き出すように「何言っちってんの！私が急いでって言ってるのわからないの？このマヌケ！フライト間に合わないかもって話しているのわかってるよね？？え？？」とまぁなんとも流暢なスラングが飛び出す飛び出す。

考えずに喋るってこういうことを言うんだなってくらい流暢な英語がベラベラと出てきました。　すると「ごめん！すぐ戻るから」と人の言葉を無視して雨の中走って店内に行ってしまうモハメッド・・・・二人で引き攣り笑いをして「なんなのこの展開？」とほぼ半べそ状態の友人。

もう笑うしかないってこの事を言うのかしら。。。頭の中にはJFKは３時間前には到着していろとか色々と読めば読むほど他人様のブログには乗り遅れ、差額代徴収の金額が大変とか・・・探せば探すほどドツボにはまる恐怖。

で、私の頭から湯気が出ているのに気づいた彼は本当にすぐに戻ってきたのですがバックミラー越しに「もうすぐつくから大丈夫だよ」と指差す方にデルタのカーゴが見える。。。空港らしい。ってGoogle Mapを見るとラガーディアと。
「私たちがJFKだってあれほど言ってんのにあんた何言っちゃってんの！！ここは違うでしょ！！」と物凄い形相でバックミラーに映る彼に向かって怒鳴ると視線を外して小さな声で「だってホテルスタッフがラガーディアだって言ったんだもん」と。
だから私は「あんた何見て私のオーダーを受けたの？JFKって書いてあったからきたんでしょ！！しかも車内で何度JFK、JFKって言ったと思ってんの！」ともう怒鳴りまくりな私の横で手をぎゅーっと握ってきて目を潤ませている彼女に「とにかく一緒にカウンター行くから大丈夫」とだけ言って時計をみるとこの時すでに1２：５０
ほぼ無理だろうと心の中では諦めていたけれどあまりの私の形相に恐れをなしたのか？モハメッドが急に二車線を縫うように走り出し必死に空港に向かい出したのでターミナル１に着いたのは１３：１０でした。

Uberってだいたい料金が記載されておりそれで自分で選んで車を決めるのだが、この日は雨だったからなのか？フラットレートではなくだいたい５０ドルから６６ドルと記載されていた事を後で思い出しました。ワザとだなと思ったけれど後の祭り。

安心して乗った私の痛い教訓になりました。

ターミナルに着くとモハメッドがトランクから彼女のスーツケースだけを下ろしているので「全部だよ！」と言うと「デルタにはいかないの？」と聞いてくるのを無視して助手席のトランクを自分で降ろしながら泣きべその友人にとにかく大韓航空のカウンターを探して行って。すぐに追いつくから。と言うと「無理だよ、もう」と言うので「諦めるな！！」と怒鳴り行かせました。

私は荷物が沢山なのでカートをとにかく急いで借りて自分の荷物を積みこむと急いで彼女の後を追いました。するとやっぱりわからずウロウロしている彼女。

こっち！！と声をかけるとカウンターにすでに2名の若い韓国人らしい子が手続き中。　既にチェックインカウンターは閉まっています。
それでスタッフに声をかけると順番に受け付けるから待ってくださいと。　若者に聞くと同じ便だと言う。
その子たちが手続きが終わると駆け足で出国ゲートに向かっていき友達の番に。
荷物を乗せてパスポートを提示。「ねぇ様、乗れるの？乗れるの？？」と聞く彼女にやってもらっているから大丈夫だと思うよ。と言うと急いで出国ゲートに向かってくださいとスタッフ。
そこで「彼女は英語が喋れないし初めてのJFKだから私はデルタなのでフォローしてあげてください」と言うとカウンターの中から韓国人らしい女性が出てきて「わかりました。じゃあ一緒に行きましょう」と彼女を促してくれました。

「一緒に行ってくれるから大丈夫だよ、気をつけて帰ってね。」と声をかけると涙をいっぱいに溜めながら「ねぇ様ありがとう、本当にありがとう。ごめんね」と。握ってきた手は震えていました。

走り去る彼女を見て私も涙が伝ってきてその場からしばらく動けませんでした。

結局雨のせいなのかはわかりませんがフライト自体が遅延したようでそれが功を奏したと言うか、14時になってからラインで「搭乗開始したよ、ねぇ様ありがとう。ごめんね。」とメッセージが。
そして『大好き』のスタンプが。

本当にぐったりするぐらい色んな事があったけれど終わり良ければすべて良し・・・をマイアミ編でも書いたけど、またまたここで使ってしまったと言う。

でも慣れって本当に恐ろしいってまた旅先での失敗を重ねてしまった。

そのうち本当に事件に巻き込まれたり、飛行機乗り遅れたり、まずいことにならないようにもう一度気を引き締めようと思った次第です。

無事、私もチェックインを済ませ、息子の待つカナダトロントへ移動です。