2018年5月30日：第19回ダムカード収集の旅 神奈川・千葉編（前編）　2018年4月配布開始の「鶴見川多目的遊水地」訪問　＆　大黒PA

2018/05/30 - 2018/05/30

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回で19回目です

第18回終了時点で、9都県の99施設を巡りました
※直近の第18回の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11366085

今回の第19回は神奈川・千葉編です。

交通費や日程の関係もあり自分なりに効率よくダム巡りをする様に心がけていて、神奈川県と千葉県のダムカードは各々コンプリートしていたのですが、2018年4月より神奈川県の「鶴見川多目的遊水地」が2018年3月より千葉県の「北千葉導水路」が新たにダムカード配布対象施設となりました。
今回のダムカードは単なる通過点ではありますが、それでも栄えある100枚目、少々思い入れのある鶴見多目的遊水地を100箇所目としました。
その後、ついでと言っては何ですが、千葉県の「北千葉導水路」も巡りました。

神奈川から千葉への移動は首都高速を使用しましたが、少々遠回りして十周年ぶりに「横浜ベイブリッジ」を渡り「大黒PA」にも訪問しました。恥ずかしながら今世紀になって初訪問（笑）でしたが、施設はともかく景観の激変に驚愕です。

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・後編に分けてお届けします

前編は「鶴見多目的遊水地」です

「神奈川県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 11
前編訪問数・・・ 1（ 9.1％）
累計訪問数・・・ 11（100.0％）

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 新横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

本日は神奈川県＆千葉県のダムカード収集の旅

神奈川県のダムカード配布対象は全10施設でしたが、2018年4月から「鶴見川多目的遊水地」が加わり全11施設となり
千葉県の県のダムカード配布対象は全9施設でしたが、2018年3月から「北千葉ど導水路」が加わり全10施設となりました

今回はその新規配布開始箇所2か所に訪問します。
東京都西部在住の私にとって神奈川県と千葉県とはかなり方向が違いますが、距離的には普段行っているダム巡りと比べれば近い物です

これによりダムカードは
神奈川県と千葉県を再度コンプリートとなります

出発前の愛車のＯＤメーターの値は137,750km
今日のドライブでどこまで伸びるのでしょうか？
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発～！

東京都の西部、多摩地区在住なので、
神奈川県に向かう場合は多摩川を渡る必要がありますが、本日は平日の通勤ラッシュを警戒して「稲城大橋」で多摩川を渡ります。
稲城大橋はかつて有料道路で無料化されたことが周知不足なのか他の橋が渋滞していても何時も空いています

時刻は7:50
今日は比較的近距離なのでゆっくり目の出発です

時刻は9:30
鶴見川多目的遊水地に到着です

「稲城大橋」から「鶴見川多目的遊水地」は一般道で25km程の道のり

新横浜公園 公園・植物園

「鶴見川多目的遊水地」は名前の通り「遊水地」を「多目的」に利用する遊水地です。
HP等に寄ると
「新横浜都心にある貴重な憩いの空間となるため、地内については横浜市が総合運動公園を整備します」
「この公園は、スポーツ・レクリエーション拠点であり、日産スタジアムを中心に、市民が気軽にスポーツを楽しめる公園になります。北側園地では年間約8.7万人利用」

新横浜公園 公園・植物園

新横浜公園はとても広大な公園で、様々なスポーツ施設などがあります
私自身は直接携わってはいませんが、私の会社が公園などの維持管理に携わっており、数年前に一度業務見学に訪れた事があります。
なので大した縁ではありませんが、タイミングもあったので栄えあるダムカード配布施設の100箇所目にチョイスしました（笑）

新横浜公園 公園・植物園

新横浜公園内にある日産スタジアム
国内最大級のスタジアムで横浜Fマリノスの本拠地です

遊水地内に建設されているので万一に備えて高床式で建築されています

日産スタジアム 名所・史跡

公園の北側には修景池があり、更に北側に越流堤防があります

越流堤防は堤高を低めに作ってあり堤防の更に北側にある水位が上昇すると堤防を越流して遊水地に鶴見川の水が流れ込みます
その際に地面を抉らない様に越流堤防の遊水地側は修景池となっています

オヤジギャグの様ですが修景池は水流の「緩衝」と「観賞」を兼ねている訳です

新横浜公園 公園・植物園

遊水地に溜まった水は貯留され鶴見川の水位が下がったら鶴見川に排水されます
なので排水門もきちんとあります

新横浜公園 公園・植物園

水の流入があるとグランド等は水没してしまいますが
遊水地内の各設備は水の流入を鑑みて、可能な限り高床式で建築されています

新横浜公園 公園・植物園

遊水地側から望んだ排水門

どうやらローラーゲートが一門の様です

新横浜公園 公園・植物園

新横浜公園（遊水地）の外周を巡って見ました

右側が鶴見川
堤防を挟んで左側が多目的遊水地
そして遊水地内にある日産スタジアム

新横浜公園 公園・植物園

鶴見川多目的遊水地

2003年（平成15年）竣工
遊水地面積　 84ha
総貯水量　　390万m3
越流提延長　450ｍ
排水方式　　自然排水

新横浜公園 公園・植物園

鶴見川越しに望んだ排水門

こう見ると日産スタジアムが遊水地内にある事が良く解ります

新横浜公園 公園・植物園

鶴見川と遊水地とを仕切る堤防及び越流堤防は立入禁止でした

こちらは鶴見川側の斜面

新横浜公園 公園・植物園

こちらは遊水地側の斜面

こう見ると堤防の下に修景池が配置されており修景池が「鑑賞」目的だけでなく越流水の「緩衝」になっているのが良く解ります（・・・何度もすみません）

新横浜公園 公園・植物園

2018年5月30日
本日、日産スタジアムはサッカー「日本　VS　ガーナ」戦です
試合は夜からですが、午前中から各スタッフが準備を頑張っていました
ご苦労様です

日産スタジアム 名所・史跡

「鶴見川多目的遊水地」のダムカードは
新横浜公園に隣接する「鶴見川流域センター」で頂くことが出来ます

「鶴見川流域センターは」水害や震災などの災害時の防災活動拠点として整備されましたが、展示コーナーも有り、鶴見川の防災についてや多目的遊水地の役割などが紹介されています

他箇所での洪水を防ぐための遊水地
遊水地内に貯留する事で他箇所の洪水が防げるのは良い事ですが、遊水地内に様々な施設があるので大変です

実際に貯留した時の写真が展示されていました、トイレ等がすっかり水没しています。

この遊水地は何十年に一度では無く、数年に一度のペースで利用されている様です。
鶴見川はそれだけ洪水未遂？が沢山ある様です

直近では僅か2個月程前の平成30年3月にも浸水したとの事

今回、車両は遊水地内の新横浜公園の第3駐車場に停めましたが
看板にも増水時利用できない案内がありました

新横浜公園 公園・植物園

こちらが、件の第3駐車場
写真の様に遊水地内にあります、この駐車場も数か月内は水没したようです

新横浜公園 公園・植物園

2か月前の水害で駐車場の料金徴収機が水没して壊れたようで
未だ治っていませんでした。

ここを水没させる事で、他箇所の水害を防げているので仕方ないですが
そのために遊水地内にも被害が出るのは大変です

公園内もドロドロになった筈ですが、機械の故障以外は、そんな事を微塵も感じさせないくらい綺麗に整備されていました
土地を有効利用するとは、こういう事なのでしょうが、ご苦労な事です

新横浜公園 公園・植物園

ダムカードの写真は遊水地内が浸水した時の写真が使われていました

「神奈川県」ダムカード収集の旅
全11ダム中第11号（本日の第1号）は

・鶴見川多目的遊水地
　ダムカードは2017年4月より配布開始
右上の目的記号は「なし」
□　F：洪水調節
□　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「なし」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので鶴見川多目的遊水地は
使用目的・ダム種別ともダムカード表面では分かりません

※これで2018年5月現在の神奈川県ダムカード配布対象施設
　全11枚をコンプリートです！

次なる目的地、千葉県の「北千葉導水路」を目指すべく首都高速に乗ります
2017年3月に首都高速神奈川7号横浜北線が開通し、新横浜周辺の高速は大変便利になりました

※写真は新横浜IC

神奈川県から千葉県に向かう場合、通常は横羽線か湾岸線を使うのですが、せっかく首都高速に乗ったし、久しぶりに「横浜ベイブリッジ」を渡りたくて遠回りして渡って見ました

20年近く昔は橋上に駐停車している車も多数いて横浜公園などを眺望していましたが、現在はそんな車は皆無
勿論、私も停車する事なく通過、よって景色は堪能しましたが写真は無し

その後、当時の定番「大黒PA」で休憩です

大黒パーキングエリア 道の駅

高速道路のSAには遠く及びませんがPAとしては、そこそこの規模です
そして首都高速でのPAとしては有数の大きさです

大黒パーキングエリア 道の駅

売店の品揃えも横浜みやげを中心に結構揃っています

20年程前は週末ともなれば（いやいや平日夜でも）夜遅くまで賑わっていました

大黒パーキングエリア 道の駅

屋上に展望台があり、そこから眺めるベイブリッジが美しくて
有名なデートスポットでした

中年親父が訪れる所でもないのですが、昼なので良いだろうと
約20年ぶり（表現を変えると今世紀初）に尋ねてみると・・・

ありゃりゃ・・・
見事なまでに倉庫が出来てベイブリッジが全く見えなくなっていました
こりゃ残念・・・時代は変わる物です（泣）

でも、もしかしたらこの倉庫、大黒PAの混雑防止には一役買っているかも・・・

大黒パーキングエリア 道の駅

ベイブリッジが見えなくなった景観でも、そして平日でも結構な混雑
今でも週末の夜は大混雑なのでしょう

爺い話で恐縮ですが、かつて週末には
FCやR32、NSX等が集う時代があり
その後、サスにハイドロ等を仕込んで上下に動くカスタムカー等が集う時代に変わり
更にミニバンの荷室に馬鹿でかいスピーカーを仕込んだ車が集う時代がありました

何れも私は参加では無く閲覧者でしたが、20世紀の終焉と共に私も子育てなどで訪問する事も無くなりました（遠い目・・・）

あれ？駐車場に爆音と共にランボルギーニが！
現代は高級外車が集うのでしょうか？

さて大黒PAも堪能したし
いよいよ都内を抜けて千葉県入りして「北千葉導水路」を目指します

とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです

大黒パーキングエリア 道の駅