2018/06/08 - 2018/06/12
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shiyohさん
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娘と2人でサンクトペテルブルクを楽しみました♪娘は初ロシア、私は2度目のロシア(1度目はモスクワ)。
TVのロシア語講座(少し前の「TVでロシア語」と「ロシアゴスキー」)で覚えたカタコトロシア語と、事前の準備と度胸と愛嬌でサンクトペテルブルクを満喫しました。
2018.06.08 アエロフロートにてモスクワ(シェレメチボ)経由サンクトペテルブルクへ
2018.06.09 現地ガイトさんと午前軽めの市内観光 午後エルミタージュ 夜は個人でミハイロフスキーバレエ鑑賞
2018.06.10 個人でペテルゴーフ(高速船利用)観光と市内観光+ショッピング+メトロで散策
2018.06.11 ホテルの周辺を散策 午後帰路 モスクワ経由成田へ
2018.06.12 2時間遅れで成田に到着 帰宅
(航空券・ホテル・2日目の現地ツアーはHISで手配 その他は個人手配)
4トラの皆さんの旅行記や口コミが大変参考になったので、私たちの旅行記が少しでもお役にたてれば幸いです。
旅行記(予定)
1:アエロフロートでサンクトペテルブルグに行くぞ~!
2:まずはガイドさんと市内観光
3:エルミタージュは広かった!★今回はコレ
4:ロシアに行ったらバレエを見ないとね!
5:ペテルゴーフ(夏の宮殿)へ行ってみよう!
6:イサーク大聖堂見学とネフスキー通りでショッピング
7:ロシアに行ったらメトロに乗らないとね
8:最終日はのんびりお散歩そしていろいろあったけれど無事に帰国
※2013年のモスクワ旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/10980758
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ランチの後はГосударственный Эрмитаж(エルミタージュ美術館)へ!
広い宮殿広場の中心にはアレクサンドルの円柱がそびえたっています。
…高すぎて見えな~い!(笑)宮殿広場 広場・公園
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ということでちょい望遠でパチリ。1834年、ナポレオン戦争の勝利を記念してアレクサンドルの円柱が建てられたそうです。アレクサンドル1世像ではなく、アレクサンドル1世がモデルになった天使なんですね。円柱は650トンですって!
アレクサンドルの円柱 史跡・遺跡
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イチオシ
ネヴァ川を背にしたエルミタージュ美術館。
しっかし、大きいわ~!
外側からは分かりにくいけれど、冬の宮殿・小エルミタージュ・大エルミタージュ・新エルミタージュの4つからなっています。
外壁は現在は薄いペパーミントグリーンですが、定期的に色を塗っていて、その時々で少し色が違うそうです。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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団体ツアーは川側に入り口があるそうですが、私たちは正面から入ります。
13時からの時間指定なので、待ち時間はナシ。
時間までまだあるので、宮殿広場で写真撮影を楽しみます。
ロシアンオールドレンズЮпитер3で撮影♪エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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宮殿広場を挟んでエルミタージュの正面にあるエルミタージュ美術館別館(旧参謀本部)。近代西洋美術の展示があるそうですが、まだ整備中の部屋も多いらしい。
旧参謀本部 建造物
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宮殿広場は観光用の馬車で回ることもできます。シンデレラ風の白い馬車が人気でした。
宮殿広場 広場・公園
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シンデレラの馬車をひく白馬。ちょっとお疲れ?
13時50分になったので、少し早めに入口へ。
エレーナさんが「少し早いけど入れて」と入口の係員に話すと、あっけなく入れました。簡単な荷物検査がありました。宮殿広場 広場・公園
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イチオシ
まずは大使の階段!いきなり豪華です!白と金がいかいもロシアっぽいですね。
ちなみに、エレーナさん曰く、「階段正面よりも、半分上ったここからが一番きれいに写真が撮れますよ」とのこと。本当だ~!そういえば、ガイドブックの写真もここからのものが多かったです。хорошо!エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井画。オリンポスの神々ですかね。意外とあっさりした絵でした。絵の周りは描かれたレリーフ。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この壁面の窓はフェイクで鏡を使っているそうです。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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続いてピョートル大帝の間。真っ赤な壁や絨毯に金色の装飾が映えます。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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天井の装飾やシャンデリアも豪華~!
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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続いて紋章の間 金ぴかの柱!!ヴェルサイユ宮殿の鏡の間のような空間でキラッキラ?
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブロンズのシャンデリアには紋章が入っているそうです。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館の中にある礼拝堂。白い壁に金の細工がこれでもか!という程装飾されています。その割に天井画は相変わらず地味(笑)
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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奥のBOX席が大帝用(だったと思う)。エカテリーナ2世は足が悪かったので椅子が用意されていたそうです。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
祖国戦争の画廊 ナポレオン戦争に参加した300人の将軍たちの肖像画。空いているところは戦死してしまったため肖像画が描けなかった人のスペースだそうです。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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お!イケメン発見!(笑) なんと、ストロガノフ君!(いや、将軍か…)
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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聖ゲオルギー(大玉座)の間 人が多すぎて、人を避けて撮影したら玉座がちゃんと写っていなかった(笑)
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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パヴィリオンの間 エカテリーナ2世の愛人が暮らしていた部屋らしい。黄金の「孔雀の時計」が飾られています。カラクリ時計ですが、現在は週に1回しか動かしているところを公開していないようです。残念。
ここも正面はすごい混雑ですが、少し横に回ると撮影しやすいです。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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横のモニターにはカラクリが動いているところのビデオが流れています^^
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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オトリーコリのモザイクの床(レプリカ)古代ローマ時代の公衆浴場のモザイク床のレプリカだそうです。幾何学模様部分は立体的に見えます。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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細かいモザイクが美しいです。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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部屋からは空中庭園を眺めることもできました。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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孔雀石の花瓶(?) すべてが孔雀石ではなく、中は普通の石で外側が孔雀石だそうです。外側だけでもすごいけど…。
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そういえば、ここまで美術館というより宮殿だったな…と思った頃に、ようやく美術館らしい彫刻がお出迎えしてくれました。
ここからイタリア美術です~。 -
ティツィアーノ「悔悛するマグダラのマリア」
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ティツィアーノ「ダナエ」
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レオナルド・ダ・ヴィンチ「ブノワの聖母」 ガラスが反射して正面からは見にくいし、写真も撮りにくいです。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」
ダヴィンチの作品はどこでもガラスケースに入っているんですね。反射してうまく撮影できない…というか中国の方たちが押したり割り込んだり、目の前にスマホをかざしたりで少しげんなり…。ゆっくり鑑賞できないのは残念。 -
途中、カラヴァッジオの部屋もありました。カラヴァッジオはプラドのほうが先品が多かったかな? 撮影しませんでしたが、リュートをひく若者は顔立ちが女の子みたいですが、少年です。どうやらカラヴァッジオは美少年が好きだったらしい…(笑)
お部屋を移動して…ここは水色の壁と天井に、白と金の装飾が美しかったです。飾られていた作品の記憶があまりないのですが… -
この部屋は人が少ないので、窓越しのネヴァ川を撮影してみたり…
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部屋全体を撮影してみたり…。うん、美しい部屋だわぁ~
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さて、お次は大人気のラファエロの間です。
ラファエロ「コネスタビレの聖母」
20歳の時の作品だそうです。そう言われてみると、全体的にあっさりしているような…?(ほんとうか?w) -
ラファエロ「聖家族」
あ~こっちのほうが好き。マリア様は美しく少し官能的だな~。
ラファエロって37歳で亡くなってしまったんですよね。もっと爺さんになるまで描いていたらどんな絵だったんだろう…。 -
ラファエロの回廊 ラファエロのヴァチカンのフレスコ画のレプリカが壁や天井に敷き詰められている美しい回廊です。
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でも、ラファエロと関係ない絵も結構あります(笑) わんこ!
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ねこ!(笑) 結構、好き放題な絵が置かれているなぁ…。
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天窓の間 イタリアの絵画とこちらは孔雀石ではなくラピスラズリの器。すごいね~!
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中央にあるのがジョヴァンニ・アントーニオ・カナールの
「ヴェネチアでのフランス大使の出迎え」
見る位置によって、右側のドゥカーレ宮の画面に占める割合が変わるそうです。
正面より左側からみると、ドゥカーレ宮は画面の3分の1程度な感じです。 -
この絵を右側から見ると、ドゥカーレ宮は画面の半分以上に見えますね。
レオナルドダヴィンチも使っていた技法で、見る位置によって遠近法が変わるっていうのでしょうね。
まぁ、そんなトリックがなくても細部まで丁寧に描かれた美しい絵でした♪ -
ミケランジェロ「うずくまる少年」
エレーナさん曰く、正面よりもこの背中が素晴らしいの!と。
ミケランジェロって筋肉の表現とか素晴らしいもんね~。
ちなみに、エルミタージュ美術館にあるミケランジェロの作品はこれ1つ。無造作に展示されていました。
そういえば、ラファエロの弟子のロレンツェッティ作「イルカと少年」の彫刻もあったのですが、イルカを見た事がないロレンツェッティはイルカにウロコを描いてしまっていました。ず~っと後世まで「イルカを見た事なかったのね…」って言われるのね(笑) -
他にも彫刻がいっぱ~い!壁にも絵がいっぱ~い!
(すでに2時間が経過していて徐々に疲れが…) -
突然、中世の甲冑の展示。クレムリンの展示ほどではないけれど、ずっしりと重そうな甲冑がずらり~。馬は重かったでしょうね…。
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続いてスペイン絵画の間。ベラスケス、ゴヤ、ムリーニョの作品がずら~り。
ゴヤ作「アントニア・サラテの肖像」って、左右反転したら大変なことになるよね…とか思ったりして…。で、この作品は誰のだったっけ…?(だめじゃん!)
そのあと、オランダの部屋でルーベンスのバッカス(お酒の神様、太りすぎ!)とかいろんな神様の絵画を見て… -
レンブラント!疲れていた脳みそが再び活性化しました。
光と影の対比が本当に印象的な「十字架降下」
十字架から降ろされるキリストから右側で失神する聖母マリアへの視線誘導がすごいな~。 -
もう1枚レンブラントで「放蕩息子の帰還」
聖書を題材にして描かれた晩年のレンブラントの遺言ともいえる最高傑作。
父は2人の息子に財産を与えたが、長男は家業を継いで真面目に働いたが、次男は財産を使って放蕩の旅に出るが、やがて財産が尽きてボロボロになり、しかたなく実家に帰ったところ、父は「死んだと思った息子が帰ってきた」とあたたかく迎えてくれたそうです。で、父の懐で次男は改心したそうです。大きな大きな愛ですね。 周囲の人は少し微妙な顔をしている感じですが、それもうなずけます。
ここもエレーナさんが丁寧に解説をしてくださったので、じっくりと鑑賞することが出来ました。 -
今回のエルミタージュ美術館鑑賞はここまで。
他にも印象派など近代美術は新館でも見られますが、我が家は今回はパス。
(次回はあるのか?)
いずれにしろ、すべてをじっくり見るならば1週間くらい必要だと思います。
残念ですが、はやりのインスタ映えしそうな大きな石を見てエルミタージュを後にしました。
丁寧に解説してくださったエレーナさん、ありがとうございました!
(もちろん、チップは大目にお渡ししました♪)
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