2020/01/10 - 2020/01/14
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yk-papaさん
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真冬のロシア渡航は今年(2020年)で5回目、今回はバレエ鑑賞の旅を計画した。
今年の年始3連休(1月11~13日)は、サンクトペテルブルクの2大劇場、マリインスキー劇場とミハイロフスキー劇場の公演日程とうまく合致し、ロシアの冬の風物詩「くるみ割り人形」を2夜連続で鑑賞できると判明。チケットは、それぞれの劇場のオフィシャルサイトからクレジットカード決済で事前に購入することができた。航空券は、1月10日に新千歳を出発、成田を経由してモスクワ(ドモジェドボ空港)まで、マイルを活用したJALの特典航空券(ビジネスクラス往復)を確保。モスクワからサンクトペテルブルクまでは、S7航空の航空券(エコノミークラス)を別切りで往復購入した。バレエは両日とも夜公演なので、日中はホテルを拠点に、エルミタージュ美術館、イサク聖堂、血の上の救世主教会などの歴史的な建物や市内のレストランなどをタクシーで巡る計画とした。
今回利用した札幌からサンクトペテルブルクまでの空路は以下のとおり。
<往路:1月10日>
JL3040 CTS 7:50 - NRT 9:35
JL421 NRT 10:50 - DME 15:10
S7 1015 DME 17:30 - LED 19:10
<復路:1月14日>
S7 1010 LED 12:20 - DME 14:00
JL422 DME 17:00 - NRT 8:35(15日)
JL513 HND 11:30 - CTS 13:05(15日)
いつもながら、3泊5日の弾丸ツアーとなった!(笑)
(① 渡航編は、宿泊先のホテル到着までの様子です。空港や飛行機に関する記述が多いので、興味のない部分はスルーしてください。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
新千歳空港チェックインカウンター
<2020年 1月10日>
出発の日の早朝、北海道地方は幸い穏やかな天候に恵まれた。
自宅から最寄りのバス停を5:50に出発。バスは順調に走行し、新千歳空港までおよそ55分で到着した。昨年度、JALの国際線をけっこう利用した成果でJGCダイヤへ昇格。専用のカウンターでモスクワまでのスルー・チェックインをスムーズに終えることができた。 -
ラウンジから観る日の出と羽田行きのJAL機
ラウンジへ上がると、ちょうど日の出に遭遇! 眼前の羽田行きJAL機は機体についた氷を溶かすデ・アイシングの作業中だった。 -
新千歳空港DPラウンジ
ラウンジではパンとオニオンスープを少量いただく。空腹だったので、温かいスープは胃にも優しく一息つくことができた。 -
成田行きJL3040便 機内
成田行きのJL3040便にはクラスJに空席があったので、+910円(国際線へ乗り継ぎがあるので免税価格)でアップグレードしていただいた。この便はいつも国際線仕様のBoeing737-800型機が使用されるので、クラスJはビジネスクラスのスカイラックス・シートである。
JAL機は荷物の積み込みに時間を要し、約10分遅れて新千歳を出発。成田での乗り継ぎがさらにタイトとなってしまった! -
成田空港 本館Fラウンジ
JL3040便は定刻より10分遅れて成田へ到着。降機後、競歩並の早足で保安検査とイミグレにダッシュ! 国内線降機から保安検査とイミグレまで11分で通過。成田での今までの最短記録を更新した。(笑)
イミグレ通過後、搭乗開始まで約15分を確保したので、Fラウンジに立ち寄り、にぎり寿司(マグロ3貫)をいただく。 -
成田空港2タミ本館 65番ゲート
モスクワ(ドモジェドボ空港)行きJL421便は、2タミ本館65番ゲートからの出発。本館の端なのでラウンジから遠く、再び早足で向かうことに。
ゲート前の待合スペースにはロシア人の乗客も少なくない。最近のJAL国際線は、以前よりも外国人の利用客が増えているように感じられる。この傾向が続くとよいと思う。 -
JL421便 Boeing787-8型機
モスクワ(ドモジェドボ空港)行きJL421便は、Boeing787-8型機を使用。真冬にもかかわらずツアーの団体さんも利用していて、2クラス186席の機材はそこそこの搭乗率だ。 -
ZIPAIRの機体
JL421便は、定刻の5分前にプッシュバック開始となる。滑走路へ向けてタキシング中、JALが出資して設立されたLCC ZIPAIRの機体が視界に入ってきた! ZIPAIRは、最初はNRTとICN、BKKを結ぶ路線からスタートする予定とのこと。 -
JL421便 ビジネスクラス機内食
離陸から1時間少々経過。巡航高度に到達すると間もなく1回目の機内食となる。ロングフライトでは機内の食事も楽しみの一つだ。今回は洋食、メインは肉料理を選択した。お肉はほどよい熱の入り具合で、とても美味しくいただいた。 -
食後のチーズ盛り合わせ
メインの食事が終わり、チーズ盛り合わせと赤ワイン(ピノ・ノワール)をいただく。機内食だけで、けっこうなカロリーになってしまったようだ!(笑)
食事が終わり、映画(今回はロシアの戦争映画を選択)を1本見終わったところで、シートをフラットに倒してしばし眠る。 -
フライトマップ
JL421便は順調に飛行を続け、モスクワまで残り3時間となる。ウラル山脈の麓の大都市エカテリンブルク付近を通過するあたりで2度目の食事となる。 -
2度目の食事は醤油ラーメンをお願いした。このラーメン、シンプルながら、脂っこくないあっさりしたお味が美味だった。満足!
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JAL機はモスクワの東側を通過、モスクワ南部に位置するドモジェドボ空港へ向けて降下していく。
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モスクワ ドモジェドボ国際空港へ着陸。この空港では、国際線の機体が到着すると、誘導路を「Follow Me」と屋根に掲示したオレンジ色の自動車が先行し、駐機スポットまで到着機を誘導する仕組みを採用している。
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S7航空の機体
ドモジェドボ空港は、JALと同じワンワールド陣営に属するロシア国内線最大手 S7航空のハブ空港である。国内線の駐機場には、緑色に塗装されたS7の機体が多数並んでいた。
ちなみに、JALは3月29日から、モスクワの乗り入れ空港をアエロフロートのハブであるシェレメチェボ空港に変更する。一方、新たにこの路線に就航するANAは、ここドモジェドボ空港を使用する予定とのこと。ANAはモスクワから先のロシア国内線をどのエアラインと提携するのか、気になるところ。 -
モスクワ ドモジェドボ空港 到着・出発フロア
ドモジェドボ空港にしては珍しく、降機からイミグレまで超スムーズに通過してスーツケースをピックアップ。制限エリアから到着フロアへ出る。 -
モスクワ ドモジェドボ空港 到着・出発フロア
到着フロアに表示されている Meeting Point でモスクワ留学中の長女と落ち合い、S7航空国内線のチェックインカウンターへ向かう。この空港は、到着と出発フロアが同じで、国際線と国内線のチェックイン・カウンターが隣接するコンパクトな配置になっている。
インフォメーションボードには、タイ観光の巨大広告が! 実は、タイと韓国はロシアとの間で観光ビザを相互免除として以降、互いの交流が急速に広がっているという。日本も早く、観光ビザの相互免除に踏み出してほしいと思う。 -
モスクワ ドモジェドボ空港 国内線制限エリア
S7のチェックインを済ませ、搭乗券を受け取って国内線の保安検査を通過。国内線の出発エリアにもカフェがたくさんあるので、ラウンジが使えなくても不自由はしないと思う。ちなみに、写真の牛の模様の看板の文字"КАФЕ"は「カフェ」、"МУМУ"は「マイマイ」ではなく「ムームー」と読む。(笑) 「カフェ ムームー」はモスクワのいたるところにある人気のカフェだ。 -
モスクワ ドモジェドボ空港 国内線制限エリア
ムームーと並んでパンダのマークのカフェ「PANDA」があった。
パンダといえば、モスクワ動物園は、中国以外の外国では最も早くパンダの繁殖に取り組んだ動物園の一つなのだそうだ。 ちなみに、女性雑誌「an・an」は、1960年代にモスクワ動物園で飼育されていたパンダの名前がその由来だ! -
モスクワ ドモジェドボ空港 国内線制限エリア
サンクトペテルブルク行きのS7便の搭乗口へと向かう。 -
S7航空 国内線ラウンジ エントランス
搭乗口を過ぎてからエスカレーターを上がり、さらに奥へと進むとS7航空のラウンジが見えた。S7はJALと同じワンワールド・アライアンス所属のエアラインなので、S7の搭乗券とJGCのカードがあれば、このラウンジが利用できる。搭乗開始時刻まで出発ラウンジが使えるのはありがたい! -
S7航空 国内線ラウンジ
年始のこの時期の夕刻、S7のラウンジは国内各地への出発待ちの利用客でけっこう賑わっていた。 -
ロシアのビール、ボルシチなど
ロシアのラウンジらしく、メニューにはロシア定番のサラダ「オリビエ」や赤ビーツのスープ「ボルシチ」があった。カウンターで生ビールを頼むと、スタッフがサーバーからグラスに注いでくれた。暖かいボルシチは胃にも優しく、お味も美味しくいただいた。 -
サンクトペテルブルク行き S7航空 Airbus-A320 機内
サンクトペテルブルク行きへ搭乗。この便はほぼ満席、機材はCクラスが2列8席のみで、他はエコノミー席だった。 -
プルコボ空港 バゲージクレイム・エリア
実質1時間ほどの飛行で、S7機はサンクトペテルブルク プルコボ空港へ到着。
モスクワからサンクトペテルブルクまでは、東京から岡山までとほぼ等距離である。 今回は飛行機で移動したが、高速鉄道「サプサン(隼の意味)」を利用しても、4時間弱で移動できる。 -
プルコボ空港 到着口前
"ДОБРО ПОЖАЛОВАТЬ В САНКТ ПЕТЕРБУРГ"
「ダブロー パジャーラヴァチ ヴ サンクトペテルブルク(ようこそ!サンクトペテルブルクへ)」と書かれた歓迎のメッセージボード -
ターミナルから外へ出ると、濃い霧がかかっていた。この霧の中を定刻で到着できたのは、運がよかったと思う。それにしても、年始の1月上旬に、モスクワもサンクトペテルブルクもまったく雪がないというのは、冬のロシア渡航歴6年目にして初めての経験だ。
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柱に掲げられた番号表示は、タクシーのピックアップポイントの目安として利用
ホテルまでの移動は、タクシー予約アプリ"Yandex Taxi"を利用した。このアプリを利用してタクシーを予約する時には、この柱番号でピックアップポイントを指定する仕組みだ。このアプリはロシア版のUberやGrabだと思えば分かりやすい。 -
Kempinski Hotel Moika 22 エントランス
Yandex Taxi で呼んだタクシーを利用して、空港から35分ほどでホテルへ到着。料金は596ルーブル。空港からホテルまで18kmほどあるので、日本円に換算しておよそ¥1050は格安だ!
今回、ホテルは booking.com からドイツ資本の Kempinski Hotel Moika 22を予約しておいた。このホテルは、エルミタージュ美術館入り口まで徒歩3分、血の上の救世主教会や今回バレエを鑑賞するミハイロフスキー劇場も徒歩圏内にある抜群のロケーションだ! ビザサポート・レターもメール添付で迅速に送付されてきたので、スムーズにビザを取得することができた。 -
Kempinski Hotel Moika 22 エントランスホール
夜遅いこともあり、落ち着いた装いのエントランスホールは静かで心地よい! -
ホールに飾られたクリスマスのオーナメント お菓子のケンピンスキーホテル
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エントランスホール脇に置かれたくるみ割り人形の装飾
年末から年始のこの時期にふさわしく、ホールの一角には「くるみ割り人形」の装飾が置かれ、お菓子のホテルとともに宿泊客の気持ちを和ませてくれている。 -
ホテルの客室は明るくスタイリッシュなインテリアだ。
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ホテルの客室
デスクに置かれたデジタル時計には、スマホの充電に使えるUSBポートが2口装備されていて、滞在中はとても重宝した。
翌日以降は、② 滞在編-1日目に続きます。(↓)
https://4travel.jp/travelogue/11591460?lid=notice_vote_travelog
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旅行記グループ 年始のロシア バレエ「くるみ割り人形」鑑賞の旅
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