2018/04/27 - 2018/05/05
12位(同エリア1022件中)
旅行三昧さん
今年1月1日に田縣神社の初詣を投稿して以来、約5カ月振りの投稿。
仕事が忙しかったとか、車を買い替えて車いじりに明け暮れていたとか、庭の倉庫をDIYしていたとか、言い訳は沢山ある。ただ、とても久しぶりであることは確か。
スペインからジブラルタル海峡を渡ってモロッコに行きたくて、半年以上も前にフライトチケットは購入したものの、なかなか気分が乗らず出発2週間前にやっと重い腰を上げ、宿や移動手段の予約をした。いつも以上に不十分な準備の割りに、まぁまぁ予定通りに行動できたことには満足。
もう何度目か分からなくなった上海でトランジットし、初スペインのバルセロナを経由地として、フェリーでジブラルタル海峡を渡り念願のアフリカ大陸へ上陸しモロッコを満喫した。
今回も無計画に回数は決めずに投稿する。また、帰宅して改めて写真を確認し、思った以上に適当な撮影になっていたなと反省したが、記録には確り残すことが出来たと割り切ることにした。
シリーズ11回目の投稿は、マラケシュのメディナ散策。
リアド・リンダで2時間程休憩して英気を養った旅行三昧は、改めてマラケシュのメディナ散策に出掛けた。
リアド・リンダのルーフトップはスコットランド人オーナーのリンダさんの趣味が満載のイングリッシュ・ガーデン。とても居心地の良い空間で、愛煙家の旅行三昧は煙草をふかしに、滞在中幾度も訪れた。
甘いお菓子が多い中ソルティーなナッツを見つけ通い詰めたお菓子店、オリーブの店、ミントの店、パシュミナ(ストール)の店、バブーシュの店、ストロー(水草)雑貨の店、灯りがともったモロッコランプの店、カラフルなプレートの店など、マラケシュのメディナは専門店街がとても楽しい。
夜の闇に包まれる前の刹那的な夕焼けに染まるジャマエル・フナ広場、バラエティに富んだ屋台の呼び込み、少し古いネタで苦笑いをしながら食べた屋台の夕食、大道芸やヘビ使いの出し物がいっぱいでまるで年中お祭りのようなフナ広場、そして淡い灯りが優しく美しいモロッコランプ。
そんなマラケシュのメディナをとても楽しく散策した。
【1】トランジットで久しぶりの上海・南京路と外灘
https://4travel.jp/travelogue/11356150
【2】初スペイン・バルセロナ~ミラさん家って石切場?~
https://4travel.jp/travelogue/11357139
【3】初スペイン・バルセロナ~ガウディが造ったバトリョさん家~
https://4travel.jp/travelogue/11357757
【4】初アフリカ大陸・モロッコ上陸~バルセロナからAVE、夜行バス、フェリーを乗り継ぎ、モロッコへ!!~
https://4travel.jp/travelogue/11358795
【5】タンジェ港からシャウエンまでの路
https://4travel.jp/travelogue/11359993
【6】フォトジェニックスポットの青い街シャウエンはカラフルな街だった
https://4travel.jp/travelogue/11360591
【7】フォトジェニックスポットの青い街シャウエンはカラフルな街だったII
https://4travel.jp/travelogue/11363317
【8】シャウエンからCTMでフェズへ ~フェズは聞いていた通りの迷宮都市だった~
https://4travel.jp/travelogue/11365315
【9】フェズから夜行バスでマラケシュへ到着 ~メディナの「リアド・リンダ」~
https://4travel.jp/travelogue/11365974
【10】カラフルなマラケシュのメディナを散策 ~モロッコがいっぱい~
https://4travel.jp/travelogue/11366970
【11】夕焼けとモロッコランプが美しい夜のマラケシュ <本投稿>
いつも通り拙稿の凸凹旅の記録となりますが、宜しければご覧の程。
なお、以前にも増してマイペースでの投稿になりますのでお許しを。
旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リアド・リンダのイングリッシュガーデン風ルーフトップ。
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バックの建物が雑なところはご愛嬌。
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モロッコに居ることを忘れてしまいそうなルーフトップガーデンが、心を癒してくれる。
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ここが宿泊した部屋。こじんまりした部屋だが、ただ寝るだけでは勿体ない、モロッコランプが美しい可愛らしい部屋。
ここもとても疲れた身体を癒してくれた。 -
3時間程リアド・リンダで仮眠を取りながら休憩し、再びメディナに繰り出した。
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リアド・リンダから徒歩5分のフナ広場は、殆どの店がオープンし、観光客の数が朝とは比べものにならない程増えていた。
ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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レストランの軒にはモロッコランプが多数。これに全て灯りがともると圧巻だろうな。
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モロッコ国旗が掲げられたフナ広場の露店街は、夜を迎える準備が既に整ったようだった。
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金銀細工のモロッカンランプ店。
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お土産用のカラフルでキュートなミニタジン鍋を売る店。
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このお菓子屋さん、手前のクッキーやら甘い味付けのアーモンドやら、1Kgの金額表示の量り売り。
似たようなお店が軒を連ねる中、所謂塩ピーが売られていた。このソルティーなナッツが美味しくて、お土産にも買って帰った。
広告のような紙を円錐状して包んで売ってくれる。
普通に味見をさせてくれるので、味見の上で好みのお菓子を買えるのが嬉しい。 -
ミントティーや臭い消しなど、モロッコにミントは欠かせない。
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パシュミナ(ストール)の店。
とてもカラフルで綺麗。 -
ストール、ショール、マフラー、スカーフ、ターバンなど、様々な用途で使えるパシュミナ。
様々な色やデザインで、女性向けのお土産には喜ばれるだろうな。 -
かれこれ2時間程メディナを散策し、疲れが取れていない旅行三昧は、リアド・リンダの居心地の良さを思い出し、戻って休憩した。
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ヨーロッパ同様で夜を迎える時間が遅いモロッコも、19:30頃には陽が傾き始めてきた。
夕焼けのマラケシュのメディナを観るために、リアド・リンダを出た。 -
裸電球に映し出されたバブーシュが可愛い。
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ストローと言う名の水草で編んだカゴや帽子などの雑貨も可愛い。
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マラケシュのメディナが夕焼けに染まり始めてきた。
ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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ジャマエル・フナ広場の周囲の建物でも際立つ存在のカフェ・ド・フランスも夕陽に照らし出されて輝いて観えた。
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さぁ、そろそろだな。
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気の早い人々もカフェ・ド・フランスのルーフトップでスマホを構えている。
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旅行三昧もマラケシュのメディナの夕焼けのために、カフェ・ド・フランスに上った。
メディナを見渡せるその眺めは素晴らしく、そのまたとない刹那的な夕焼けを陽が沈みきるまで観ていた。 -
そこからは、モロッコランプが命を吹き込まれたように、周囲の至る所で輝きだした。
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様々なカタチのモロッコランプ。
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ファンタスティックな色合いが美しい。
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まだ沈んだ陽の残光がある中、フナ広場のあらゆるライトやランプに灯りがともった。
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さぁ、マラケシュの夜の始まりだ。
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屋台では、待ってましたとばかりに様々な食材が並んだ。
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羊の頭に驚かされ、
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シシケバブの濃煙にむせ返り、
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オリーブのピラミピッドを観て笑顔を作りながら、
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ひと通り観て回り、結局は数種類のカテゴリーの店に大別できることを理解し、
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このニューヨークヤンキースのキャップを被って日本語を話す一貫性のない(笑)面白い男が客引きをしていた店で夕食を頂くことに決めた。
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初めてのモロッコでのある程度ちゃんとした夕食は、勿論定番を頂くことにした。
シシケバブ、クスクス、ホブス(モロッコパン)と、グリーンオリーブとブラックオリーブのサラダ。そしておまけのエビの塩焼き。飲み物はゼロ・コーラ。
最近小食の旅行三昧は、結局食べるのが面倒なエビの塩焼きと、お腹にこたえるホブスを残し、ごちそうさま。
締めて230ディルハム。高いなと思いながら、まぁ楽しめたし良しとしようと、一貫性のない男(名前を聞かなかったので、ごめんね)にチップの20ディルハムを含めて支払い(3,000円弱)、夜のフナ広場の散策を始めた。 -
夜のフナ広場は、大道芸やヘビ使いの出し物でいっぱい。まるで祭りのような賑わい。
これは"輪投げ"ならぬ、"輪釣り"とでも言おうか、輪っかを付けた竿で並べられたペットボトルのソフトドリンクを釣り上げる。。釣り上げるのか?輪を掛けて倒せば良いのか?結局よく分からなかったが、そんな感じの遊び。 -
フナ広場から観る、ライトアップされたクトッビーア・モスク。
三脚を持ってなかったので暗いが、雰囲気だけ(笑)クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会
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クトッビーア・モスク側から観た、夜のジャマエル・フナ広場。
周囲は真っ暗でフナ広場が屋台や周囲の建物でとても明るいことが分かる。 -
時刻は21:00過ぎ。
ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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メディナの夜はまだまだこれからの様子で活気に溢れている。
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ひとつひとつは柔らかなモロッコランプの灯りも、これだけ集まると流石に眩しい。
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プレートやタジン鍋を売る店も、ライトアップされると昼とは異なる鮮やかさ。
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オリーブ専門店もカラフルで眩しい。
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優しく淡い灯りがとても旅行三昧好みのモロッコランプの露店。
心が癒される。 -
明日は日本で予約してきた、ワルザザートとアイト・ベン・ハッドゥへ行くツアーの日。
また21:30だが、明日長時間バスに揺られて移動し、入り口とは言えサハラ砂漠の暑さのことを考え、リアド・リンダに戻って休むことにした。
マラケシュの夜は、エキゾチックでとても美しく素敵で楽しい。
明日ツアーから戻ったら、もう一晩楽しむぞ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 川岸 町子さん 2018/07/28 23:51:21
- カフェ ド フランス
- 旅行三昧さん、おばんでした。
同じ街を歩き、同じカフェで時間を過ごされたことを知り、嬉しくなりました(^-^)
広場を見下ろし、西の空を眺られたのですね。
アフリカの西のモロッコ。
今、改めて思うと、遠い国での非日常の時間は、かけがえのないものです。
その後、広場の屋台でお食事。こちらも同じです。私は魚とイカのフライでした。
リヤドまで同じ方向です(笑)
私も美しい木工細工の屋根の下を何度も歩きました。
地元の皆さんが行き交う商店街、あのような雰囲気が大好きです~。
違うのは、私は自分で決めた門限があり、早めにリヤドに帰らなければなりません。
昼と夜の二つの顔を持つジェマ エル フナ広場。今夜も大勢の人で賑わうのでしょうね!
旅行三昧さんがお撮りになったランプが灯り、夜がふけてゆく。
テロの標的になることなく、ずーっとずーっと平和な空間であって欲しいと願っています(^-^)
見せて頂き、ありがとうございましたp(^-^)q
町子
- 旅行三昧さん からの返信 2018/07/29 12:11:12
- RE: カフェ ド フランス
- 町子さん
こんにちは。旅行三昧です。
30年前と現在の旅の比較、興味深く拝見しています。
マラケシュ、基本的にはそんなに大きくは変わってないのかな?という印象です。勿論観光客が増え、ジモティが観光慣れしたのだろうなとは思いますが。
ネットで見ると、フナ広場は治安が悪いという情報も出ていますが、何を理由に治安が悪いというのかな?っと疑問を感じます。
30年前の町子さんの旅行記を拝見するに、治安が悪いってそういうことなんだろうなと思いますが、そういう意味では、今までの旅行三昧の旅では治安の悪さを感じたのは、上海だけですかね。ちょっとヤバいかもって思いました。
旅って色々ありますよね。やめられません!!
旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
-
- たらよろさん 2018/06/11 23:24:35
- 何だろう、、、この騒めき!
- こんばんは、旅行三昧さん
モロッコの怪しい雰囲気と騒めきが感じられる素敵な旅行記。
おっしゃるように、美しいルーフトップバーのアートと、
背景の雑多な感じがミスマッチで、
これが騒めきを感じる要因なのかしら?
全然スッキリしない雰囲気で、
綺麗なのに、アーティスティックなのに、
決してそう見えないところが、モロッコなのかな?
たくさん色とりどりに陳列されるランプやスカーフ、靴。
特にスカーフは思わず買いたくなっちゃうんだけれど、
こういう所って、値札がないのが面倒な私。。。
向かないんですよねー(笑)
たらよろ
- 旅行三昧さん からの返信 2018/06/12 13:09:27
- Re: 何だろう、、、この騒めき!
- たらよろさん
こんにちは。旅行三昧です。
そうなんです。旅行三昧の過去の旅先では、街の汚さはインドの次くらいかなと感じました。ロバや馬が観光用や運搬用に利用され、大小問わず当たり前。
後、土っぽいやら、砂っぽいやら。サハラが近いからかなぁ。
そんなスーク街を日本でお払い箱になった古いスクーターが猛スピードで次から次に走って来る。
ひとつひとつを切り取ると美しく素敵なんです。でも“雑”なんでしょうね。
この回の表紙の夕焼けも屋根の上はアンテナだらけ。
色彩は素晴らしいのにこの“雑”な点が残念ポイント。
でもこのアンバランスさが楽しかったですよ!
旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
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