山形・宮城 旅行記(ブログ)1　即身仏，羽黒山五重塔，加茂水族館(動画)，蔵王御釜，鎌倉温泉　

2018/06/30 - 2018/07/01

山形・宮城 旅行記(ブログ)のうち，宿泊した「山形座瀧波」以外の部分です。本明寺と大日坊の即身仏，羽黒山五重塔，加茂水族館・クラネタリウム，五百羅漢，御釜，中華亭分店と鎌倉温泉など。

『赤湯温泉・山形座 瀧波「KURA 01」宿泊記 ～山形・宮城 旅行記(ブログ) 2～ 』は，下記のURLからどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11337599

旅程は，
<1日目>
　山形空港 09:30発
→本明寺 10:45着 11:25発
→大日坊 11:40着 12:55発
→出羽三山神社・随神門 13:20着 (昼食+羽黒山五重塔へ) 14:20発
→加茂水族館 15:00着 16:00発（→月山湖PA 16:55着 17:15発）
→山形座 瀧波 18:25着

<2日目>
　山形座 瀧波 09:40発
→玉龍院 09:55着 10:20発
→蔵王刈田リフト 11:25着 (蔵王御釜へ) 12:10発
→遠刈田温泉／中華亭分店 12:45着 13:50発
→鎌倉温泉 14:10着 15:45発
→山形空港 16:55着

レンタカーのアクア，400キロ以上走行しましたが，ガソリン消費量は20.8リットルでした。空港内カウンターで手続きをして，山形空港駐車場から即，出発できるので，時間のロスもなく便利です。

航空便は，
2018年6月30日(土)
JAL2233便　7:55 伊丹発　09:10 山形着
2018年7月1日(日)
JAL2238便　18:15 山形発　19:35 伊丹着

運賃は，「おともdeマイル割引」を利用。
2名分往復で，10,000マイル＋26,000円。

加茂水族館・クラネタリウムの動画もどうぞ。
https://youtu.be/kIkn7_GICNw
https://youtu.be/l7DZSkB-qTE
https://youtu.be/_TkE6mUQ3CI

表紙写真は，加茂水族館のアシカ。

エリア 宮城蔵王・遠刈田温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

ゆうすけの誕生日祝いを兼ねた1泊2日の山形・宮城蔵王旅行。

2018年6月30日 JAL2233便 伊丹 07:55発 山形 09:10着より，新潟・福島・山形三県にまたがる飯豊（いいで）連峰の上空(08:47撮影)。
日本海側の新潟県 新発田市，胎内市，村上市が遠望できます。

長井盆地（山形県 長井市と西置賜（にしおきたま）郡 白鷹町の市街地）が見えます(08:51撮影)。南から北に最上川が流れ，山形鉄道フラワー長井線が走ります。

フラワー長井線は，白鷹町の荒砥駅と，今日の宿泊地・南陽市の赤湯駅を結んでいます。
https://flower-liner.jp/
市街地は見えていませんが，写真手前側が赤湯温泉のある南陽市になります。

山形市上空(08:54撮影)。
山形城跡「霞城（がじょう）公園」や「きらやかスタジアム」，山形北ICなどが，上空からもはっきりと確認できます。

以上、エンブラエル170（E170）型機の1Aの席から撮影しました。
https://www.jal.co.jp/aircraft/conf/e70.html

【不動山 本明寺／即身仏「本明海上人」】
https://mokkedano.net/spot/30014
住所は，山形県 鶴岡市 東岩本（ひがしいわもと）字内野388
見学には予約が必要です。

山形空港から車で75分。空港を09:30に出発し，10:45に到着しました。羽田からの便のある庄内空港からの方が近くなります（約30分）。見学所要時間は40分でした。

本明寺本堂に至る石段の下には、「本尊湯殿山大日如来」「本明海宗和上人即身仏」と二行に分けて彫られた石碑と，「湯殿山」の文字が見える自然石。

本明寺 寺・神社・教会

即身仏「本明海上人（ほんみょうかいしょうにん）」を安置する即身仏堂です。
ご住職の奥様が案内してくださり，即身仏と対面させていただきました。

本明寺 寺・神社・教会

即身仏堂から望む本堂。
本堂では，今でも神仏習合とのことでした。

本明寺 寺・神社・教会

即身仏堂に掲げられている，昭和36年（辛丑）の本明海上人御衣替の記録。

本明寺 寺・神社・教会

本明海上人の入定塚（にゅうじょうづか）。

本明寺 寺・神社・教会

本明寺は，湯殿山 注連寺の末寺です。中連寺には，今回は行きませんでしたが，即身仏「鉄門海上人」がおられます。

【湯殿山 注連寺／即身仏「鉄門海上人」】
山形県 鶴岡市 大網（おおあみ）字中台92-1
http://www2.plala.or.jp/sansuirijuku/

注連寺 寺・神社・教会

【湯殿山総本寺 瀧水寺（りゅうすいじ）大日坊／即身仏「真如海上人」】
山形県 鶴岡市 大網字入道11
http://www.dainichibou.or.jp

本明寺から車で15分。本明寺を11:25に出発し，11:40には着きました。もう少し早く切り上げることも可能だとは思いますが，見学所要時間は約75分。
写真は，茅葺きの大日坊「仁王門」。

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

仁王門の風神・雷神像

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

仁王門と本堂前の地蔵様

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

（写真左上）即身仏「真如海上人」（大日坊のパンフレットより）
（写真右上）大日坊本堂
（写真左下）徳川家ゆかりの品々
（写真右下）参道の紫陽花

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

本堂でお祓いを受け，住職のお話（廃仏毀釈に応じなかったこと，神社となった出羽三山のこと，出羽三山神社が平成29年に7千万円かけて仏像！を安置する「千佛堂」を竣工させたこと等々）をひとしきり伺った後，即身仏「真如海上人」と対面させていただきました。

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

真如海上人の「御衣入御守」（郵送してもらうこともできます）。

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

国指定・重要文化財『銅造如来立像』（飛鳥時代）

（以下，文化庁「国指定文化財等データベース」より引用）
出羽三山の一つ湯殿山の麓に所在する大日坊に伝来した金銅仏。左右対称形を基調とする衣文の形や手足を大きく表して直立する姿など飛鳥時代の仏像と共通する形式を示すが，柔和な表情や起伏のある衣の表現には中国・南北朝時代の梁，さらには朝鮮・三国時代の百済の仏像との関連がうかがえる。飛鳥時代の仏像様式の多様性，外来様式の伝播の様相を考えていく上で重要である。

瀧水寺大日坊 寺・神社・教会

【羽黒山（出羽三山神社）】
http://www.dewasanzan.jp/

大日坊から，羽黒山の麓にある出羽三山神社の山門「随神門」まで，車で25分程度。大日坊を12:55に出発し，13:20に到着です。

まずは随神門前の「大川商店」で軽く腹ごしらえ。
https://mokkedano.net/spot/31043
なめこおろし麦切り(850円)をいただきました。ナメコも山菜も旨い！

ところで，「うどん」と「麦切り」って，どう違うんだろう。
うどんは小麦で，麦切りは大麦？

大川商店 グルメ・レストラン

【国指定・特別天然記念物『羽黒山のスギ並木』】

随神門から五重塔までの参道は，基本的に下り坂です。途中，国指定・天然記念物『羽黒山の爺スギ』があります。

どうやら，近くの婆スギが倒れるまでは，どちらが爺スギでどちらが婆スギか，定まっていなかったようですw

羽黒山の爺スギ 名所・史跡

また，随神門から一の坂，二の坂，三の坂に渡って続く1.7kmの杉並木は，『羽黒山のスギ並木』として，国の特別天然記念物にも指定されています。

目通り幹囲1～4m，樹齢200～300年のスギの木が，右側に284本、左側に301本あるそうです。

羽黒山の爺スギ 名所・史跡

【国宝『羽黒山五重塔』】

山形県下唯一の国宝建造物。五重塔は，修験道で名高い出羽三山のひとつ・羽黒山の山中にあって，山上の『羽黒山三神合祭殿（国指定・重要文化財）』に至る参道脇にひっそりと佇んでいます。

出羽三山とは「羽黒山」「月山」「湯殿山」の総称です。そしてそれぞれの山頂にある「出羽（いでは）神社」「月山神社」「湯殿山神社」の総称が「出羽三山神社」です。神社に仏塔があるのは神仏習合であったからですが，明治初年(1868年)の神仏分離令により，出羽三山は神社となりました。湯殿山の大日坊は，それを拒否したわけです。

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

（以下，文化庁「国指定文化財等データベース」より引用）
出羽三山神社の参道の傍にたっている。室町時代初期の応安5年（1372）ごろに建てられたものである。
高さ29メートル余，周囲には緑をめぐらす。塔として正規の手法をとっており，細部手法には室町初期の特徴がよくみえる。当時の五重塔としては，貞和4年（1449）建築の明王院五重塔（広島県福山市）があるが，羽黒山五重塔はこれとならんで室町時代の五重塔を代表するものである。

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

2018年11月4日まで，「国宝・羽黒山五重塔特別拝観」が行われています。五重塔の初重（一階）の内部を見学できるほか，特設されている階段を上って，二重（二階）の心柱を中心とする内部構造を覗き見ることができます。気温30度を超える暑い一日でしたが，五重塔の内部はひんやりとしていました。

写真は，五重塔の二重（二階）部分から撮影。下に見えているのが初重（一階）の屋根で，柿（こけら）葺きの屋根の様子がよく見て取れます。こんな角度から五重塔を見ることができるのも特別拝観ならではです。

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

様式は純和様で、塔身に彩色を施さない素木の仏塔です。

五重塔で折り返して帰ってくる場合，見学の所要時間は，食事の時間も含めて約60分でした。羽黒山上の『羽黒山三神合祭殿』には行っていません（参道を歩いて登ることも，車で行くこともできます）。

羽黒山の麓，随神門近くの駐車場を14:20に出発し，次の目的地「加茂水族館」には，15:00に到着しました。

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

【世界一のクラゲ水族館／鶴岡市立 加茂水族館】
https://kamo-kurage.jp/

クラネタリウム(1)
加茂水族館＝クラゲドリーム館では，ほぼクラゲの展示だけを見て回り，所要時間は約60分。なんだか癒されます。ところで、クラゲって脳ないの？心臓もないの？

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(2)
ゼリービーンズみたい！

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(3)

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(4)

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(5)

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(6)

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(7)
触手、長っ。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(8)

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラネタリウム(9)
直径5 メートルの水槽「クラゲドリームシアター」

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

アシカのプール

加茂水族館から，今日の宿・赤湯温泉までは，車で2時間かかります。ずいぶん遠くまで来てしまいました。
加茂水族館を16:00に出発し，途中，月山湖PAで約20分間の休憩を取り，赤湯温泉「山形座 瀧波」への到着は，18:25になりました。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

【赤湯温泉／「山形座 瀧波」】

『赤湯温泉・山形座 瀧波「KURA 01」宿泊記 ～山形・宮城 旅行記(ブログ) 2～ 』は，下記のURLからどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11337599
写真は「山形座 瀧波」のラウンジです。

引き続き、2日目の旅行記にお付き合いください。

山形座 瀧波 宿・ホテル

【玉龍院／五百羅漢】

住所は，山形県 東置賜（ひがしおきたま）郡 高畠町大字金原430－2
曹洞宗のお寺です。
赤湯温泉「山形座瀧波」から車で15分ほど。
お忙しい中，ご住職様が案内してくださいました。

正面の壇にお釈迦様を中心に十六羅漢像が，まわりの壇に五百羅漢と三十三観音像が安置されています。

五百羅漢 名所・史跡

現在，修復が進められているそうですが，画面ほぼ中央，立ち姿の羅漢様は顔面が取れてしまっています。

画面左下，段の下に置かれている羅漢様は，お顔はきれいに残っていますが，像としては壊れています。経年劣化に加え，東日本大震災による落下もあったということです。

五百羅漢 名所・史跡

こちらの羅漢様は美しく修復済です。
最下段，右から3番目の羅漢様は筍を抱いていますね。

五百羅漢 名所・史跡

羅漢像は，京都の仏師・正司覚太を中心する一門の合作で，京都から海路はるばる運ばれ，酒田からは川船に積み替えられて最上川を上ったということです。十六羅漢は天保2年(1831年)，五百羅漢は天保6年(1835年)に搬入されました。

五百羅漢 名所・史跡

【天寧寺（広島県尾道市）／五百羅漢】

五百羅漢と言えば，かつて幾度か，やはり曹洞宗のお寺で拝見したことがあります。こちらは，広島県尾道市の天寧寺。十六羅漢，釈尊十大弟子，五百羅漢の計526体の像があります。
(2002年9月22日撮影)

天寧寺 寺・神社・教会

【天寧寺（滋賀県彦根市）／五百羅漢】

滋賀県彦根市の同じく「天寧寺」。京都の名工・駒井朝運が刻んだ五百羅漢です。
(2002年4月6日撮影)

天寧寺 寺・神社・教会

【全昌寺（石川県加賀市）／五百羅漢】

こちらは，石川県加賀市の全昌寺です。
京都の仏工・山本茂祐により，慶応3年(1867年)に製作の始まった五百羅漢像は，500体すべて揃っているそうです。
(2001年12月16日撮影)

全昌寺 寺・神社・教会

【たかはたファーム】
https://www.takahata-farm.co.jp/

五百羅漢の玉龍院と同じ高畠町に、工場と物流センターをもつ食品メーカー。友人へのお土産は、お取り寄せしておいた「たかはたファーム」のゼリーとシャーベットにしました。シャーベットは常温保存可能、自宅の冷凍庫で凍らせるタイプ。
さくらんぼやラ・フランスはもちろん，キウイ＆バナナのシャーベットもお薦めです。

立ち寄りませんでしたが，高畠町にある
【高畠ワイナリー】
https://www.takahata-winery.jp/
も名が通っています。

高畠ワイナリー 名所・史跡

【蔵王刈田リフト】
http://www.zaoliza.co.jp/smmr/trekking/kattalift.html

玉龍院から刈田リフト・下駅まで車で約65分。山形市内や赤湯温泉からも同程度(60分強)，上山温泉からは45分程度のようです。

車で蔵王御釜へいく方法は，大きく分けて2つ。
①「蔵王エコーライン」から「蔵王ハイライン(普通車540円)」に入り，「蔵王刈田岳山頂駐車場（蔵王山頂レストハウス）」から徒歩5分。
②「蔵王エコーライン」の「蔵王高原刈田駐車場」から，「蔵王刈田リフト(7分半，往復750円)」に乗り，山頂駅から徒歩4分。

今回，利用したのは②のルートです。
御釜の西側から北側へと続く「馬の背」方面に歩く場合には②のルートの方が若干近く，刈田嶺神社（奥宮）に行く場合には①のルートの方が近くなります。

地理院地図の参照ページ
https://maps.gsi.go.jp/#16/38.130337/140.442739

【蔵王御釜】

刈田リフト山頂駅から，馬の背を少しだけ北上しました。御釜のすぐ右手後方の峰が五色岳(1,672m)です。五色岳の南側の窪地（写真では右手奥の窪地）が，五色岳の当初の火口でした。画面左上，馬の背の部分には僅かに雪渓が残り，御釜には雲が影を落としています。

蔵王町観光情報
http://www.town.zao.miyagi.jp/kankou/
蔵王物産観光協会
http://www.zao-machi.com/

御釜 自然・景勝地

「馬の背」はカルデラを取り囲む外輪山（の一部）ですが，外輪山は東側（仙台市方向）が崩壊しているため，ちょうど「Ｃ」もしくは「右側が切れたランドルト環」のような形をしています。ランドルト環の切れている部分から，濁川が，振子沢や丸山沢と合流して，東に流れ出ています。

そして，外輪山の内側にある中央火口丘（カルデラ内に新たに形成された小規模な火山）が「五色岳」で，五色岳の西側中腹の爆裂火口に水がたまってできた火口湖が「御釜（五色沼）」です。したがって，「御釜」はカルデラそのものに水が溜まってできた，いわゆるカルデラ湖ではありません。

地理院地図の参照ページ(Globe)
https://maps.gsi.go.jp/globe/index_globe.html#3648/38.12797951/140.45233333/1/0.37/-68.25/0/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=

天候に恵まれて望む御釜の水は、翡翠色とでも言えばいいのでしょうか。写真で見ていたのよりは、かなり明るい色調に感じました。

御釜 自然・景勝地

【中華亭 分店】

蔵王刈田リフトから車で約35分。遠刈田温泉にある有名ラーメン店。
https://sites.google.com/site/chuukateibunten/
住所は，宮城県 刈田郡 蔵王町 遠刈田温泉字七日原478-1
写真は、「中華亭 分店」のメンマ・チャーシュー・ラーメン(950円)＋ねぎトッピング(130円)。

活気のない店だなぁというのが第一印象。
12:45頃に到着して，店内で立ったまま40分待ち（車内で待っている客も多い）。席について更に10分待ち。日曜日の昼下がりに行くのが間違っているんだろうけど，短い旅行なのに，こんな所に時間を割くのはもったいないと感じるレベル。ゆうすけの評価は，「スープは悪くないけど、中の上ぐらい」。

思い起こせば、函館の「星龍軒」はよがったなあ！！（2018年4月28日に，惜しまれつつ店を閉じられたと聞き及ぶ。）
『弾丸・函館旅行記 (ヴィラコンコルディア宿泊記, 冨茂登, 阿佐利本店, 星龍軒, うにむらかみ, すしの鮮昇)』
https://4travel.jp/travelogue/11222993

「中華亭 分店」を後にしたのは，13:50頃。

中華亭 分店 グルメ・レストラン

【鎌倉温泉】

遠刈田温泉にも共同浴場「壽の湯」
http://toogattaspa.jp/
などがありますが，
遠刈田温泉から車で約20分の一軒宿「鎌倉温泉」に向かいます。
https://www.kamakuraonsen.com/
住所は， 宮城県 刈田郡 蔵王町 大字平沢字鎌倉沢102

鎌倉温泉から山形空港までは，車で60分程度です。

鎌倉温泉 温泉

左側が鎌倉温泉の宿泊棟，右側がフロント、風呂、食堂のある棟。二棟は渡り廊下で繋がっています。

鎌倉温泉 温泉

日帰り入浴は7時から20時までで、一人300円（1時間以内）。

牛乳，ビールなどの飲料，スナック菓子，おにぎり（みそ，牛こぼう，しそこんぶ，ウメ），自家製野菜などの販売もしています。地元の方でしょうか，キャベツをまるごと1個買って帰る客もいました。女将さんや従業員の応対もとても気持ちがよくて，ほっこりとした気分になれる湯治宿です。

食堂では11時から13時まで，簡単な食事もできるようです（卵うどん500円，みそ・しょうゆラーメン600円など）。

鎌倉温泉 温泉

風呂はリニューアルされています。
湯舟はさほど大きくはなく，カランも2つしかないので，日帰り入浴客でかなり混んでいる時間帯もあります。

鎌倉温泉 温泉

泉質は，低張性アルカリ性冷鉱泉。
微かに白濁している湯は、アトピーなど皮膚病にも効果があるそうです。
温泉水の販売も行われています（温泉水20L 500円，ポリ容器付き1,600円）。

鎌倉温泉 温泉

午後５時までなら，８畳一間のこんなお部屋で休憩もできます。今回は予約なしで利用しましたが，予約を入れておいた方がよいと思います。

湯茶のサービスのみ，浴衣やタオルはなし，トイレや洗面所は共同ですが，入浴料込みで一人1,080円。一風呂浴びて，扇風機の風に当たりながら，ゴロ寝をして運転の疲れを取るのもいいですね。部屋には、鍵式の金庫も備わっています。トイレの清掃が行き届いている点も印象に残りました。

鎌倉温泉 温泉

上の写真の右下隅に見えている年季の入った木製の長火鉢。寒い時期には活躍しそうです。

鎌倉温泉 温泉

こちらは1階の別の客室。二間続きの部屋としても使えるのかな。

鎌倉温泉 温泉

宿泊棟の縁側。
廊下の片側に客室が並びます。

鎌倉温泉 温泉

階段を上がった二階にも，湯治客がいるようです。

僅か2時間弱しか滞在できなかったけれど，本当に来てよかった…。
平成の御代も終わろうとしているというのに、昭和の面影を色濃く残し，鄙びてはいるがとても風情のある湯治場でした。

鎌倉温泉 温泉

【山形空港／名月荘エアーポートキッチン欅】
https://www.yamagata-airport.co.jp/cms/keyaki/

「かみのやま温泉 名月荘」
https://www.meigetsuso.co.jp/
がプロデュースするレストラン。

伊丹便に搭乗する前に，ゆうすけは「山形牛しゃぶしゃぶ(2,800円)」を。

山形空港 空港

おれは，芋煮などの「山形づくし御膳(2,000円)」をいただきました。
ｼﾜｼﾜのさくらんぼの漬物！！初めて食ったw

エアポートキッチン欅 グルメ・レストラン

松本市上空から遠望する冨士山
（2018年7月1日 JAL2238便 山形18:15発 伊丹19:35着より，18:53撮影）

了

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2018/07/22 09:35:11

  涼しいかも

  たっくん&ゆうすけさん　はじめまして
  
  う～ん、即身仏にクラゲ。何だか不思議な組み合わせですが、
  いずれにしてもちょっぴり涼しくなった気がします。
  
  ところで表紙はどこかのモスクにも見えますが、ヴェネツィアの
  サンタ・マリア・デッラ・サルーテですか?
  
  なんだかドドーンと惹きつけられます。
  
  ももであ

  たっくん&ゆうすけさん からの返信 2018/07/22 12:26:58

  Re: 涼しいかも

  ももであさん，ご訪問ありがとうごさいます。
  
  そのとおりです。
  １泊だけ奮発して，大運河の見える部屋に宿泊しました。
  https://4travel.jp/travelogue/10744077