2018/06/30 - 2018/07/01
6位(同エリア108件中)
たっくん&ゆうすけさん
- たっくん&ゆうすけさんTOP
- 旅行記133冊
- クチコミ88件
- Q&A回答93件
- 1,627,709アクセス
- フォロワー160人
山形・宮城 旅行記(ブログ)のうち,赤湯温泉 YAMAGATAZA THE TAKINAMIの宿泊記。
http://takinami.co.jp/
『即身仏, 羽黒山五重塔, クラゲ水族館, 蔵王御釜と鎌倉温泉 ~山形・宮城 旅行記(ブログ) 1~』は,下記のURLからどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11366234
山形座瀧波は一休を通しての予約で,1泊総額108,864円でした。
表紙写真は,山形座瀧波の「KURA 01」の客室。
航空便は,
2018年6月30日(土)
JAL2233便 07:55 伊丹発 09:10 山形着
2018年7月1日(日)
JAL2238便 18:15 山形発 19:35 伊丹着
運賃は,「おともdeマイル割引」を利用。
2名分往復で,10,000マイル+26,000円。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
PR
-
山形県南部の置賜(おきたま)地域, 南陽市の市街地にある赤湯温泉「山形座 瀧波」の門。大きな門扉は,欅の一枚板だそうです。
門を入ってすぐ左手には,飲泉場があります。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
山形座 瀧波のフロント。
-
到着後,ラウンジで「ずんだ餅(ぬだもづ)」に,ウェルカム・ドリンクとして日本酒をいただきました(ゆうすけは「ずんだスムージー」だったかな)。
-
「ずんだ」と言えば,蔵王でこんなの見かけました。LOOK ずんだ(東北限定)!
-
【YAMAGATAZA THE TAKINAMI/ラウンジ「1916」】
玄関を入ってすぐの大きな空間です。セルフサービスの飲み物が用意されているほか,16:30からは花笠音頭が披露されます。19時以降は,お酒のサービスも。
1916は,この旅館の創業年。創業101年目の2017年にリニューアル・オープンしました。1916年は大正5年ですが,HPには大正4年創業という記載もあります。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
ラウンジ「1916」の畳敷きの部分
-
(写真左上)8畳×4間続き。
(写真右上)19時から22時までは,ウィスキーや日本酒のサービスも。
(写真左下)夕食後に日本酒など,いただきました。
(写真右下)翌朝も… -
ラウンジの心地良い椅子に腰かけて,ゆっくりとコーヒーを2杯堪能。普段めったにコーヒーのお代わりなんかしないんだけど…
-
【YAMAGATAZA THE TAKINAMI/客室「KURA 01・KURAグランドスイート」】
この旅館の創業者が, 瀧蔵・ お波夫婦→瀧波です。写真は,宮城県・七ヶ宿町から移築された大きな蔵屋敷をリノベーションした特別室「KURA 01」の入口。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
イチオシ
こちらは,白壁の米蔵をリノベーションしたメゾネット・タイプの「KURA 02」の入口(写真左下)と,「KURA 01」の2階部分にあたる「KURA 05」「Kura 06」「KURA 07」への階段です。
-
部屋の位置がわかる避難経路図です。図の右側が北の方角です。
「SAKURA」は,大正時代に使われていた小学校の校舎をリノベーションした棟で,お庭と桜の木をのぞみます。
「YAMAGATA」は,山形の工芸品などを集めた,山形の文化を体感できる客室棟です。 -
「KURA 01」は,東側に縁側があり庭園を望む三間続きのお部屋です。一番奥がベッドルームです。
仮に,手前から,一の間,次の間,ベッドルームと呼んでおくことにします。 -
イチオシ
逆に,「KURA 01」のベッドルームから,次の間,一の間方向。
-
イチオシ
一の間の付書院
-
(写真左上)一の間
(写真右上)一の間の地袋の襖絵
(写真左下)一の間から望む夜の庭
(写真右下)一の間から見た朝の庭 -
一の間と次の間
一の間のソファーは,Paper Knife sofa (Kai Kristiansen)
https://www.miyazakiisu.co.jp/ -
次の間と一の間
-
イチオシ
次の間の椅子は,
OW149 | COLONIAL CHAIR (右)
CH07 | SHELL CHAIR (左)
https://www.carlhansen.com/山形座 瀧波 宿・ホテル
-
次の間の違い棚と天袋の意匠
-
朝は,テレビを持って来て,庭を眺めながら過ごす…
-
三間続きの部屋の一番奥のベッドルームです。
部屋着や靴下,浴衣,帯,羽織,足袋などは,予め部屋に用意されているのではなく,好みの物を選べるようになっています。枕元にUSB電源があるといいんだけどな。 -
ベッドルームの床
-
三間続きの部屋の縁側の突き当りには,もう一つ部屋があって茶室になっています。茶室にもベッドが設えてありましたので,ゆうすけが一人でベッドルームを使い,おれはこちらの茶室で寝ることにしました。
茶室の南側から西側,北側へと回り込むように,書斎・トイレ・洗面所が配され,茶室の東側(庭園側)の屋外に露天風呂が設けられています。 -
茶室の横は,ちょっとした書斎になっていて…
-
テレビは充電式で持ち運び可能。電話機の代わりにiPad。冷蔵庫内のビール,ミネラルウォーターは無料。セイフティボックスも備えています。
さらにこの右手奥がトイレと水回りです。 -
トイレの設えも,この部屋全体の雰囲気によく合っています。足元が広くて使いやすい。
-
「KURA 01」の水回りとアメニティ
タオルウォーマーを備え,ふかふかのバスローブも用意されています。洗面所の奥に洗い場(シャワールーム),その奥は庭園露天風呂へと続きます。 -
洗い場は一人用。
-
「KURA 01」の露天風呂
源泉かけ流し,蔵王石の巨石をくり抜いた露天風呂です。湯が熱い場合は、加水して調節できます。奥は縁台。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
ゆうすけは広い縁台から見る庭が気に入ったみたいだ。翌朝は,ここに椅子を持って来てたな。
-
イチオシ
東向きの庭であるため,朝には日が差し込んで気持ちがいいです。
日が差していない時とは,また趣が異なりますね。
この露天風呂で撮った,光と水の織り成す造形の妙。
https://youtu.be/COas2RBsjVI
https://youtu.be/dmc9Zcmqi-M山形座 瀧波 宿・ホテル
-
【YAMAGATAZA THE TAKINAMI/湯処「073」】
この旅館の初代の女将が「お波」さんでした。男女別浴場は,15時から翌10時まで利用できます。すっきりとした脱衣場です。 -
男風呂は4つの洗い場+露天風呂のみですが,全19室,全室に露天風呂を備える旅館としては十分なのではないかと思います。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。旅館の玄関を出て右手には飲泉所もあります。
-
【YAMAGATAZA THE TAKINAMI/夕食(ダイニング 「1/365」)】
17:45 または 19:15開始。オープンキッチンの席と個室があります。
宿泊前日に電話があり,19:15から個室でお願いしておきました。
写真は夕食のメニューです。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
箸置きがしゃれてます。
-
お酒は日本酒のペアリングでお願いしました。「日本酒マリアージュセレクション」という100mlずつ6種類の日本酒のセットで,値段も4,000円(税別)とお手頃です。
まずは,付き出しの茄子の浅漬けとともに,
「Nature-H Sparkling」純米大吟醸(酒田市・楯の川酒造)から。
http://www.tatenokawa.com -
山形の恵み
置賜 村山
最上 庄内
左下のは「ジュンサイ」,右下は「ウニ」が使われています。夕食を通して,少量ずつ多種類の野菜が使われていることにも感銘を受けます。
「置賜(おきたま)」とは南部の米沢市を中心とするエリア,赤湯温泉のある南陽市も置賜地域に属します。「村山」は中部の山形市,「最上」は北部の新庄市を中心とするエリア,そして「庄内」は日本海側の庄内平野(酒田市や鶴岡市など)の地域です。 -
水ぬるむ
梅山葵
椀物は梅を溶いていただきます。器(輪島塗)ともども素晴らしい。
合わせる日本酒は,
「伯楽星」純米吟醸(宮城県・新澤醸造店)
https://niizawa-brewery.co.jp/ -
清流から
最上川下り
左から,カジカとハヤ,サケのなれずし,ノドグロ
魚料理の二種類目の酒は,
磐城壽「アカガネ」(長井市・鈴木酒造店)
http://www.iw-kotobuki.co.jp/ -
こちらは追加料理の岩牡蠣(800円,税別,写真は2人前)と月山筍(1200円)。
自己主張し過ぎず牡蠣の旨みを引き出すソースにも感服しました。どの料理も見事に酒が進みます。 -
里と海
焼野菜
庄内の旬肴
山のソース
焼き魚はアイナメ(関西ではアブラメと呼びます)。海苔が利いている。味噌を地野菜に付けていただくのもよろしい。この皿は,アイナメが主役ではなく,野菜料理に肴が添えてあるという扱いのよう。
ということで野菜料理に合わせる酒は,
「山形正宗」純米吟醸 雄町(天童市・水戸部酒造)
https://www.mitobesake.com/ -
水潤
米澤豚一番育ち
飯豊と蔵王
地元,南陽市で飼育されている銘柄豚。たっぷりの野菜を巻いてあります。肉料理が続くためか,こちらはあっさり目のお料理でした。
米沢豚に合わせるのは,
「荷札酒 生詰原酒」(新潟県・加茂錦酒造)
https://kamonishiki.com/
ゆうすけは,この酒が一番気に入った。 -
山野の香り
米沢牛
これはもう最高。レアに近いミディアム・レアという,ゆうすけのオーダー通りの絶妙の焼き加減。付け合わせの野菜も,ありきたりではない。ゆうすけの誕生日に,この旅館を選んで本当によかったと思いました。
米沢牛に合わせるのは,
「ゴールデンスランバ」(長井市・鈴木酒造店)
http://www.iw-kotobuki.co.jp/山形座 瀧波 宿・ホテル
-
瀧波の芋煮汁
馳走
南陽のお米を土釜で
煮えばなをよそってくださいました。お米が本当にきれい,まさに馳走です。残ったご飯は夜食のおにぎりに… -
さらに,打ちたての蕎麦も勧めていただきました。そば茶とともに。
-
ゆうすけの誕生日も祝ってもらいました。
ありがとうございました。ご馳走様でした。
食後はラウンジでさらにお酒を少々… -
【YAMAGATAZA THE TAKINAMI/朝食(ダイニング 「1/365」)】
7:30~9:00の間,30分刻みで開始時刻を選べます。山形座 瀧波 宿・ホテル
-
角盆の左手前はノンアルコールの甘酒(目覚めのお飲み物),右手前は秘伝豆の豆腐,左上が山形の朝の定番・漬物納豆、魚はメヒカリ。
-
米を主食に育った放し飼い鶏卵「コッコー卵」のだし巻き
フレッシュのジュースか果物があれば、なお良いのではないかとは思いましたが、観光で「さくらんぼ狩り」などに行く人も多いので、敢えて出さないのかもしれませんね。置賜地域らしい朝食でした。 -
夕食も,朝食も「オープンキッチンで、ライブ感とともに」というのが山形座瀧波のコンセプトです。特に夕食は,17:45か19:15に一斉に開始され,比較的詳細な料理の解説を伴います。
そういうのが好みでなければ,個室を希望するのが良いと思います。個室でも料理のお話は十分に聴こえてきます。
『即身仏, 羽黒山五重塔, クラゲ水族館, 蔵王御釜と鎌倉温泉 ~山形・宮城 旅行記(ブログ) 1~』は,下記のURLからどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11366234
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- wakupaku2さん 2018/07/07 23:10:13
- いつもスゴイお宿に泊まっていますね!!
- たっくん&ゆうすけさん
こんばんは。
いつも、通っぽい、スゴイお宿に泊まられている!!
お高くて手が出ないので、旅行記で楽しませて頂いています。
一休で予約されるんですね。
名前の知られた大型旅館は混むし、若者が背伸びして使う旅館も落ち着かない、今は旅館選びが難しいですね。
こじんまりして素敵な高級なお宿!!美味しそうで、いいなあ。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
たっくん&ゆうすけさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
赤湯温泉(山形) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
50