2018/05/07 - 2018/05/25
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gontaraさん
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晴天に恵まれて瀬戸内海を順調に航海していた。
夜明けに出港して日没前に次の港に入る。1日の航行距離は60マイル(海里)ぐらいが目処かな。
1海里ってのは、地球の外周を4万kmだとすると、360度で割って、更に60分で割ると1分辺りが1.852㎞ってことになり海図上での緯度経度との見立てがしやすいので便利な単位。1時間に1海里進むスピードを1knotって言う。
6knotで12時間航行すれば72マイル走ったことになる。これって130㎞以上や!これを早いと考えるかノロいと考えるかは???
前回にも潮汐について少し触れましたが、海には干満の差によって流が生じます、この潮流は6時間周期で反転するので、12時間走り続ければ、プラスマイナスで打ち消し合いイーブンになるけど、そうならないのが潮流、今回問題なのは黒潮ってやつです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- その他
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今日は5月10日
弓削島は佐島と生名島と立派な橋でつながってるけど、因島にはつながって無いので、しまなみ海道からはハミゴにされてる -
朝食はホットサンドがマイブーム
ドラえもん柄に見えるけど、コールマンのプレートで、ランプ柄らしい -
伯方島の南側、宮窪と言う航路を通ります
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少しばかり連れ潮で通過できるよう狙ってます
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宮窪航行中
対地速度7,2knot -
前の海図でヨットの進行方向左手のマークです
左側に障害物アリの航路ブイ -
狭い航路を通過するのですが、500トンクラスの船舶が来ることもあるので要注意です
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この橋はしまなみ海道になります
右手が伯方島、左が大島です
大型の本船は通常大島と今治の間の来島海峡を通過します -
こんなヨットと出会いました
長距離航海をしてる雰囲気が漂ってる -
ひと段落したところで昼食
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海も凪いでいるので足が延ばせそう
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伊方原発ですね
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何とか日没までに三机に入れそう
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以前は沢山の漁船がひしめいていたそうですが、今ではすっかり寂れてしまってます
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岸壁留めの場合は干満の差によって、ヨットの乗り降りがし難くなるので階段を利用します
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すっかり寂れてしまった三机の町、かつてはフクちゃんと言うおばあさんが居て、ヨットの姿を見ると差し入れを持ってきてくれるなど、色々と世話を焼いてくれたのだが、今日はその姿は無い。
買い物も、お風呂も難しい町だ! -
今夜は風呂は無理だなと諦めてたけど、オヤブンが営業してないような宿に交渉して一人500円でお風呂に入れてもらえることになった。
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およそ旅館の大浴場には程遠いけど、ひと風呂浴びれるのは、一日中潮風を浴びた身としては至福のひと時
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今夜のディナーは、玉ねぎさえ有れば簡単酢豚の元
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納豆もオマケね
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5月11日 今日も晴れ
何とか細島まで足を延ばしたい -
朝食はサラッと卵かけ
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佐多岬半島を西へ
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長ーい佐多岬のようやく端っこ
灯台が見える -
岬をかわしたら一気に南下
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佐多岬を背に豊予海峡を南下
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今日のお昼は盛蕎麦
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沿岸の景色を楽しみながら
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確か、この辺りでサメかウミガメに遭遇
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大分県沖はいろいろな景色が楽しめます
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もう直ぐ細島ですが、日没も近い
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この辺りは柱状節理の地形を織りなしているので、このポイントだと思い入港コースを取る
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どうやら早く入り過ぎたようで、この場所は工業港やった
もう一つ南側の水路を進まなあかん -
ウロウロしている間に日没
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針路を取り直して細島漁港を目指す
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19:30何とか辿り着いた
14時間以上走ったことになるなぁ~
岸壁に舫うのは干満の差が有って辛いけど仕方ない -
今夜のディナーはレトルトの八宝菜と牛丼
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5月12日 晴天
今日は内之浦港を目指す -
細島は各地が柱状節理になってる
柱状節理は後日詳細に報告します
なぜって? 復路にこの港に5日も居ることになったんや、トホホ -
?????おうぅ・・・
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なかなかうまく撮れない!
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夥しいイルカの群れ
残念ながら行き会いで反対方向にイルカは泳いでる
カメラがGPSを補足する時間を与えずに去って行きました -
ヨットと並走してます
ヨットに興味津々で寄って来たんです -
漁労長も熱心に・・・
以前、宮崎沖でカツオが釣れたことがある。 -
魚を待てないので、ランチはパスタで
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この日はあまりにも天気やいいのでコックピットのオーニングを外しました
直射日光が眩しい! -
奇岩群を眺めながらの航海
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志布志湾を横切り内之浦へ
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この日は鹿児島在住のN氏に連絡を取ると、内之浦まで出てくるってことだ。
予定の到着時間を過ぎて、ようやく対面!
我々の到着前に、漁協に話して水の手配やら、着けていい場所を確保してくれていた。
N氏との出会いは、数年前に鹿児島の火山めぐりレースで彼のヨットに乗せてもらってからだ。
それ以来、毎年プエルトガレラ・ヨットレースに参戦している。 -
N氏の車でお風呂と食事へ
内之浦は小型ロケットイプシロンの射場として売り出してるので、かの国のロケットかと思わせるオモチャが国民休暇村に有った -
立派な温泉施設は嬉しい
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さて、ご馳走は・・
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食べかけて撮ってないことに気付いた
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魚の名前は聞いたけど忘れてしまった
N氏はヨットで一緒に泊まり、明け方帰られた -
さぁ、いよいよ種子島に渡るぞ!
って、今日の航程は30数マイル、楽勝やと思ったのが・・・ -
大隅半島のイプシロン関連施設を眺めながら種子島を目指し南下する。
南下するに従って、ヨットのヘッディングと対地の針路が大きくずれてくる、偏流を取ると針路とヨットの向きは90度ずれてる!
ラフな海面となり、対水速度は5knot以上あるけど、対地速度は2knot、時折0となり、到着予定時刻は午後10時となる。
種子島の南端より西側に流された時点で諦めてUターンして内之浦港に戻った。 -
後日航跡を見ると、南進できずに西に流されてるのが良く分かる。
黒潮をなめてたなぁ~ 大隅海峡の黒潮は予想を遥かに上回ってた!
言い訳を少しばかりしておくと、20年近く前になるけど、沖縄へ行った際に、油津(内之浦より少し北側)よりダイレクトで種子島の西之表港へ行ったことが有った。その年によって、潮の流れが異なるのかなぁ~ -
仕方なく内之浦ではランドリーに行き、徒歩で昨日のお風呂に行った
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寂しい感じが漂ってる
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内之浦を歩いてみると、イプシロン一色と言うかこれしか無いのか・・・
明日は種子島に向けて再挑戦や!
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この旅行記へのコメント (8)
-
- eahawkさん 2018/05/31 21:25:42
- お疲れ様でした!
- gontaraさん
なるほど!
潮が強いと走れないこともあるんですね♪
でも、全般に楽しそうです♪
eahawk
- gontaraさん からの返信 2018/05/31 23:49:56
- RE: お疲れ様でした!
引き続きありがとうございます
黒潮を舐めてたと反省です。
渡れなかった日は海面も荒れていたので、波に叩かれるとヨットは停まってしまうんですよ。
波が無ければ、ゆっくりでも進むことはできたと思いますが、撤退する勇気が持てる爺さん達です(笑)
-
- くろねこだりゅんさん 2018/05/31 10:54:27
- イルカを見たら…
- 思わず飛び込みたくなっちゃいます!
一緒に泳いでみたい☆でも、置いてきぼりで遭難しちゃう~(笑)
鹿児島はロケット関連は全て種子島にあると思っていましたが、内之浦にも関連施設があるんですね。
お刺身がピカピカ光っていてとても美味しそうです。
漁労長の太公望の成果は如何だったでしょうか?
黒潮の流れ、理解はしていても経験がないのでどの程度の流れなのか解らなかったのですけど航跡を見るとやはり凄いですね…南下出来ない激流
船旅はある程度の決まった場所でしか停泊できないのでスケジュールが大変そうです。
潮の流れに船を任せて…まさに自然に遊んでもらってますね(*^。^*)
- gontaraさん からの返信 2018/05/31 12:17:53
- RE: イルカを見たら…
- イルカに遭遇するとテンション上がりますね〜〜
一緒に泳ぐのはどうかな? 野生のイルカが背びれを待たせてくれるとも思えないしね。
内之浦は小型のイプシロンのみ打ち上げるそうです。大半は種子島に有るって認識で間違いないと思いますが、打ち上げた後は筑波のJAXAが追跡など、その後のコントロールを担当するそうです。
近くのスーパーで買って来たパックのお刺身、何だったのかなぁ〜コリコリしてたので、地魚だったとは思いますが・・・
今回のクルージングではルアーに掛かった魚はいませんでした。
釣れてもシーラぐらいですが・・・
黒潮を舐めてかかってましたと反省です。
流れも変化するので、一概には言えませんが、以前は何の苦労もなく種子島まで行ってるんです。奄美辺りで黒潮を横断するに苦労した覚えは有りますが。
スピードの遅いヨットにとっては激流ですね(笑)
明るい間に港に入れなかったら、そのまま夜間も走り続けるのですが、今回はナイトクルージングは嫌だって爺さんが居たので、昼間だけ走りました。
ナイトも天気が良けりゃ、海が光ってたり、月の光が眩しかったり、楽しみもあるのです。
自然相手の遊びなので、予定通りに行かなくて当たり前、それを楽しめないとヨットには乗ってられませんね。やっぱり時間にゆとりが要るんですね〜〜 爺さんの特権?
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- ワミさん 2018/05/30 15:13:55
- イルカさ~ん
- ヨットの真横に一瞬イルカ釣り上げたかと(^_^;)
イルカさんヨットと並走してるなんていいなぁ野生のイルカの泳ぎをまじかで見てみたいなぁ日本海にも朝早く浜辺から見えるぐらいに時々現れるみたですがイルカスポットって看板たてて人寄せしてるしね!
海図読めるってカッコイイです♪海図広げてるだけでも株あがりますよ~
バブルの時はヨット人口多かったでしょねぇ会社で所有してるとこもあったし若者は自動車さえも持たなくてもと欲もないしおじさまがたもっとヨットの魅力伝えなきゃね♪
- gontaraさん からの返信 2018/05/30 18:10:16
- RE: イルカさ?ん
- イルカさん、ピョンピョンジャンプするんで、デッキに乗っかっても不思議ないような勢いだったけど、イルカさんはお利口だから、有り得ないな〜
トビウオさんは、デッキに落っこちることもありそうだけどね。
野生のイルカもヨットに興味津々で、わざわざ逆方向に泳いで、ヨットに近寄って来たんだよ、可愛い!!
クジラならともかく、イルカって浜から見えるのかなぁ〜
サメはゆっくり泳ぐけど、イルカは早いからなぁ。
海図は読めるって言うか、今はGPS頼りだしな。昔は灯台確認しながら航海したけど、灯台は写真を撮る対象物以外考えないな。
ヨットの魅力って無くなったのかなぁ〜
今、ヨットに乗ってる爺っさま達は、若い頃からヨットに親しんでたんだよね。
そのまま年齢が上がって、若い人達はヨットには乗らないし・・・
絶滅危惧の遊びになりそう。
クルーが足りないから、動かせないヨットがいっぱい有るんだよね。
若者たちよ〜〜
ヨットの狭いキャビンで、爺さんたちだけで長期間過ごすのは辛いぞー
飯は豪華じゃないぞー
荒天になるとカップ麺さえ作れないんだぞー
どーだ、若者たちよ、ヨットに乗りに来ないか?
-
- jamokaさん 2018/05/29 22:09:14
- 黒潮には乗って~
- イルカも黒潮に乗ってやって来たんですね~!海中には鯵や鰯がわんさか泳いでいたに違いない!網を張って…なんてやってる場合じゃななかったのか~
東に流されなくて良かったです(^^)~~~
- gontaraさん からの返信 2018/05/29 23:19:30
- RE: 黒潮には乗って?
- 今回のグルージング中、3回イルカに出会ったんだけど、その内のもう1回は、同じく細島港から出た時、多分今日のイルカと同じ群れだと思う。
沿岸で眠って、夜明けに食事に出かけるときに出会ったんだと思う。
次の時はヨットも北進だったので、30分ぐらい一緒に遊んでくれたんだよ。
ヨットと一緒に泳いで、左右に飛び跳ねて、明らかにヨットと遊んでるんです。
メッチャ可愛いし、テンション上がりっぱなしでした。
動画もあるから、後日をお楽しみに!
でも、このイルカ、漁師には嫌われ者なんですよ、イルカが居ると全く魚が捕れないんです。
イルカと遭遇した場所は宮崎県になるので、黒潮はそこまで入り込んでないかな、多分。
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