2018/05/26 - 2018/05/26
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アジア好きの晴れおじさんさん
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BSの民放では、毎日、様々なサプリメントのプロモーションが流れ、「30分以内に電話された方に限り、○○円の特別価格でご提供します。」のお決まりの文句に釣られて購入した経験は、多くの方がお持ちでしょう。
どうも、農産物や水産物も、旬の一定期間内に食べた方に限り、栄養価を超えた不思議なパワーがチャージされるように思えてなりません。
体力の衰えを感じ始めた還暦の晴れおじさんが、旬の食べ物を求めて東奔西走した体験を御紹介していきます。
以上の前振りで投稿した「旬を食べる」は、2016年10月以降、途絶えていましたが、久しぶりに「その4」として投稿します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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愛車は、飯豊連峰の残雪が青空に映える国道113号線を快調に走って行きます。
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自宅を出発してから1時間ちょっと、午前11時ちょうどに飯豊町(いいでまち)の道の駅「めざみの里」に到着。
飯豊牛のオブジェが出迎えてくれました。 -
少し早いけれど、昼食に何か食べておくことにします。
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めざみの里名物「牛ベコ汁」。値段も手頃なので、初めて食べてみます。
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売り子のオバサンにレシピを訊いたら、「牛スジ肉を大根、コンニャクと一緒に一晩煮詰めて作るんです。だから、午後になると牛スジ肉が煮崩れて来るんですよ。」とのこと。
オバサンは晴れおじさんが気に入ったのか、ご覧のとおり、ちょっと盛りを良くしてくれた感じがします。
旨かったぁ。 -
観光物産館では山菜祭を開催中。
ちょっと覗いて見ましょう。 -
山うど
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アク抜き済みの「わらび」
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採ったままの「わらび」
1キロ750円とは格安のようだけど、わらびの本場は、となりの小国町(おぐにまち)のように思うので、まだ買わないで置きましょう。 -
国道113号線をさらに西進すること20分。
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小国町森林組合の直売所「森のめぐみ」に到着。
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お、さっきよりも安いぞ!
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でも、特上品は、こんなに高価。
どうしてこんなに差があるのかと売り子に訊いたら、700円のは前日に採取したもので、根元のあたりが少し固くなっているかも知れないとのこと。
なるほどと納得して、売り子の勧める標準品(1キロ890円)を買いました。 -
敷地内に「ぶなの神」が祀られていたので、参拝。
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社には山神の札が付いています。
わらびを持ち帰るので、我が家の「山の神」も気を良くしてくれるかな? -
さらに西進して新潟県との県境を目指します。
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飯豊連峰が近くなってきました。本当に綺麗だ!
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途中、小国町の道の駅「白い森おぐに」でトイレを拝借。
この道の駅の山菜祭りは6月2日(土)~3日(日)に開催されるとのこと -
県境を越えて関川温泉郷に入りました。
ここは、荒川沿いに温泉が並んでいます。 -
新潟県関川村の道の駅「関川」に到着。
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時刻は13時20分。
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脇にあるドーム型の体育館のなかに
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ギネス認定された大蛇を展示中とのこと。
ちょっと見てみましょう。 -
80mを超える巨体は、体育館の三辺に沿って展示されていました。
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反対側からズームアップして撮った頭部。
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尻尾。
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地元の大蛇伝説をもとに昭和42年の羽越水害を忘れまいと、毎年8月第四日曜日に「大したもん蛇(じゃ)まつり」を開催しているとのこと。
人口の少ない村なのに、ほんとに大したもんじゃ。 -
次は、4トラの関川温泉郷の口コミで最初に出てくる「渡邉邸」を再訪。
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国指定の重要文化財になっている豪商にして豪農だった渡邉家の御屋敷で、平成の初め頃に家族で観覧したことがあります。
その後、平成21年~23年頃に通りがかった時は、大改修中でした。 -
かつて電話番号が2番だったことが判ります。
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きっと、向かいにある役場が1番だったのでしょう。
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600円を払って中に入ると、天井が高くて広々とした重厚な座敷が目に入りました。
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全盛期には使用人が75人もいたというだけに、台所の鍋も巨大。
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立派な神棚と仏間がセットで造り付けになっています。
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梁も凄い。
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奥座敷を歩いていくと
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新緑が眩しい庭園が眺められるようになっていました。
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京都から遠州流庭師を招いて1769年頃に構築したという庭は、約250年の歳月を経ながらも精彩を失わず、観る者の心を潤してくれます。
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京都の古寺にいるような錯覚に陥りながら、暫しまったりとさせていただきました。
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二階の座敷も観覧できるようになっていて、
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透かし飾りや
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襖絵を鑑賞。目の保養になります。
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外には、土蔵が6棟ありましたが、全盛期には12棟あった記録があるとのこと。
豪農、豪商の御屋敷は、これまでいくつか観ていますが、ここが最も立派な感じがします。 -
国道113号線を引き返す途中、旧道に入って
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関川温泉郷の「鷹の巣温泉」に立ち寄りました。
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荒川に架かるこの吊り橋を渡って行くようになっています。
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少し揺れる橋を歩いていくと、
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荒川の清流が眺められます。
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橋を渡り切ったところを右に行くと、
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旅館「鷹の巣館」の建屋が見えました。
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この旅館は昔から高級旅館として知られていて、外来入浴は受け付けていないとのこと。
またの機会に妻と泊まりに来ることにしましょう。 -
さて、帰宅してから、売り子に教わったとおり、大鍋に湯を沸かしてわらびを入れ、重曹と一つまみの塩を加え一晩寝かせてアク抜きをしました。
朝食のおかずに食べたわらびは、まさに旬の味。長生きができそうです。
完
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