2018年4月 長崎B級グルメ食べ歩きの旅(5) ～念願の軍艦島へ！～

2018/04/23 - 2018/04/25

JALの特典航空券を使って、2泊3日で長崎に行ってきました。

4/23(月)　佐世保市内観光・ハウステンボス
4/24(火)　長崎市内観光
4/25(水)★軍艦島

実は、旅行先を長崎にしたのは、軍艦島に行きたいから。
軍艦島へのクルーズ船も、2か月前から予約して楽しみにしていました。
が、旅行に出発する前の段階では雨予報…
旅行中も、何度も天気予報をチェックして、とても心配していましたが、無事に上陸できました♪

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

東横インおなじみの無料の朝食です。前日の佐世保に比べて品数少な目…。飲み物もコーヒーくらいしかありませんでした。オレンジジュースが欲しかったな～。まあ、無料宿泊券で泊まってるんで贅沢は言えません。皿うどんは美味しかったのでそれなりに満足。

東横イン長崎駅前 宿・ホテル

軍艦島へは、「軍艦島コンシェルジュ」のツアーに申し込みました。5社あるツアー会社の中で、一番上陸率が高いという情報があったので。軍艦島デジタルミュージアムの入館もセットで申し込んでいたので、受付開始の9時に着くようにホテルを出たら、思ったよりも早く着いて、10分ほど周辺をうろうろして時間をつぶしました。

デジタルミュージアムのすぐ近くにある茶色いファミリーマート。城崎温泉のファミマも茶色かった気がします。この左側の坂を上るとグラバー園なので、修学旅行生が続々と上って行ってました。

9時ぴったりにデジタルミュージアムに入ったら、受付番号は7番…。この番号順に乗船するので、けっこう重要なんです。バカ真面目に時間を守って損したわ。

デジタルミュージアム自体はとても見応えがあって、9時50分まで自由にまわれたんですが、時間が足りないくらいでした。元島民のコメントを集めた「軍艦島の表情」が特に良かったなあ。ウリのVRは、酔って気持ち悪くなりました。

デジタルミュージアムからターミナルまで、番号順に並んで歩いていきます。ざっと数えて、ミュージアムとセットの優先乗船の人が20人くらい、上陸ツアーのみの人が30人くらい。これで、普段の1/3くらいの人数ですと言われました。前日からの強風・波浪注意報は解除されてたはずですが、まだまだ風が強くて、上陸できないかも…という感じだったし。

10時に乗船開始で、私は7番目なので、どうかなって心配でしたが、なんとか1階の右側の席に座れました。10時半の出航まで、ガイドさんのお話やビデオ上映があります。

出航してから軍艦島に着くまでも、ガイドさんがいろいろ案内してくれるんですが、ほとんどが右側に見える建物や島の話なので、できれば右側に座った方がいいと思います。話のほぼ全てにグラバーさんが登場してました。グラバーさんて、長崎だけでなく、日本の近代化に貢献したすごい人だったんですね。

11時頃、軍艦島(端島)が見えてきました。まずは、船で島の周りをグルっと1周回ります。この時は、外の席の左側からがよく見えました。満員だったら、あまりウロウロできないだろうし、最初にどこに座るか迷いますね。この日は空いてたので、自由にあちこち動き回れましたけど。

端島 名所・史跡

島の北側にある小中学校の建物。島内の見学ルートは、あまり建物のない南側の一部だけなので、北や西の建物は船からしか見られません。

学校の一番上の階は、3年くらい前に崩れたって言ってました。軍艦島は、現在進行形で崩壊しているようです。長崎市も頑張って保存してるみたいですが、金銭的にも技術的にも大変そうですよね。

西側から。この姿が、長崎で建造された軍艦武蔵に似ているので、軍艦島と呼ばれるようになったとか。似てます？

11時半、風が強かったので不安でしたが、なんとか上陸できました！

見学ルートの第1見学広場からの眺め。正面に学校が見えます。

人が住んでいたころは、草なんて生えてなかったらしいですが、今はこんな感じ。過酷な自然環境のはずなのに、植物の生命力ってすごいです。

第2見学広場。

赤レンガがキレイです。端島炭鉱総合事務所の内側の壁だと言われました。確かに、手前にも赤レンガの残骸がありました。

第3見学広場から。真ん中に写ってるのが30号棟。日本最古の鉄筋コンクリート造の高層アパートだそうです。すごいなあ、住んでみたいなあ。でも、7階建てでエレベーターなしの生活は大変だったでしょうね。

B'zの『MY LONELY TOWN』のロケ地ってこの辺かな…

島の一番端っこにあるのはプール。学校の近くにあったプールが台風で壊れた後、真反対の場所に造られたらしいです。

第3見学広場で解散し、集合時間までに各自で船に戻りました。行き帰りでそれぞれ自由席なので、普段だと、グループが一緒に座れなくて空いてる席を探し回ったりがあるそうですが、この日は問題なくゆったり着席できました。

12時25分に軍艦島を出たので、1時間弱の滞在でした。

閉山した1974年(昭和49年)まで人が住んでいたってことは、40代でも、この島で生まれ育った思い出がある人がいるってことですよね。そんなに昔のことじゃないと頭ではわかっていても、とても不思議な感じです。

元気なうちに、家族で過ごしたこの島をもう一度見たいと、クルーズに参加する年配の方も少なくないそうで、観光気分(実際、観光なわけですが)で浮かれて参加して、なんだか申し訳ない気分になりました。

帰りの船内では、じゃんけん大会やアイスの販売があって、13時過ぎに常盤ターミナルに戻りました。

船酔いが心配で、酔い止めバンドを持参しましたが、効いたのかどうかは不明。本当はもう少し肘側にしないといけなかったみたいなので…

1人、酔ってしまった女性がいて、ずっとベンチに座って見学できなかったようで気の毒でした。軍艦島コンシェルジュの受付でも同じものを売ってたので、お守り代わりにつけておいて損はないと思います。