2018/04/01 - 2018/04/05
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toroppeさん
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今までにスキー旅行の際などチューリッヒには何度も滞在してますが、到着日に滞在、帰国前夜に滞在するだけでした
旧市街をぶらついたりする以外は、ほとんど観光らしいことはしたことがありません
チューリッヒは都会ですが、日本の都会とは雰囲気が全く違い、旧市街の石畳とかバーンホフ通りをそぞろ歩くだけでも楽しいので好きな街です
今回はスイス・フレキシーパスを買っており、乗車日には美術館などが無料で入れることや、1日使える日も残っていたので有効に使って行けるところを考えました
グリンデルワルトから移動した日は、チューリッヒ美術館へ
翌日は、まずはリギ山へ登り、下ったら湖上船でルツェルンへ
そこからエンゲルベルグに向かい、ティトリスに登ってからチューリッヒに戻りました
最終日はチューリッヒ滞在の最大の楽しみと言っても良い「シュプリングリー」での朝食をゆっくりとってから、湖上船に乗りました
折り返し地点のラッパースヴィルの古城がものすごくいい雰囲気だったので、予定を変更し下船してゆっくり見て回ってから、帰りも湖上船で戻りました
普通は90分のクルーズを選択することが多いようですが、チケット窓口では、ぜひ9時間以内乗り放題、乗り降り自由の26SFr(2等の場合)のチケットを買って、ラッパースヴィルに立ち寄ってみてください
時間がなかったり、クルーズに興味がなければ、鉄道で行けば時間の節約になります
<旅程表>
3/15 関空-北京-ジュネーブ
(エアー・チャイナ) 1泊
3/16 ジュネーブ-ツェルマット
(スイス・フレキシー・トラベルパス使用)
3/25 まで ツェルマット滞在 10泊
3/26 ツェルマット-グリンデルワルト
(スイス・フレキシー・トラベルパス使用)
3/31まで グリンデルワルト滞在 6泊
4/1グリンデルワルト-チューリッヒ
(スイス・フレキシー・トラベルパス使用)
4/4まで チューリッヒ滞在 3泊
4/4チューリッヒ-北京-関空
(スイス・インターナショナル・エアラインズ)
(エアー・チャイナ)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
チューリッヒの宿は「Limmatblick」
駅からはリマト川を渡ってすぐの交差点近くなので、ゴロゴロしても5分くらい
タクシー乗り場の前です
部屋はそんなに広くはないですし、バスタブもありませんでした
1Fのカフェは中もテラス席も結構人気があるようでした -
チューリッヒのホテルでバルコニー付きは珍しい
2Fのリトマ川側の2部屋だけが付いていました
これまたチューリッヒでは珍しくバルコニーで喫煙可能です -
到着日はイースターホリデイで、しかも日曜日なので、お土産屋さんくらいしか開いているお店もありません
スイス・フレキシーパスで無料ということでチューリッヒ美術館に向かいました
川沿いに北上してからレーミ通り沿いに行くと、入口の場所が裏側だったのでグルリと回って行きました
スイスパスで以前は無料でしたが、拡張されたからでしょうか16Sfrが団体料金と同じく11Sfrに割引になるだけでした
荷物や上着は、2Sfr入れて使用するロッカーに入れてから見て回りますチューリヒ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
さすが地元
ジャコメッテイの作品はものすごく多いです
他の作家もですが、これだけ有名なものを、しかも沢山、柵もなく、近くで見られる美術館はないので、16Sfrでも安いかも
写真もみなさん撮ってます -
同じく地元スイスのホドラーも大きな作品が
日本でのホドラー展で見た作品も数々ありました -
同じく地元のセガンティーニも大作が
サンモリッツの美術館にはない作品でした -
一枚もらえるなら・・・
マティスのこれが欲しい -
ミュージアム・ショップも魅力的な品揃えでした
日本であったチューリッヒ美術館展の時に買ったものもありました
今回は荷物にならないハガキを4枚
なかなか お洒落なデザインでしょ -
歩いて戻るうちに雨も結構降ってきたので
ホテルの裏手の旧市街にある中華で夕食
テイクアウトもあるので賑わってました -
サラダ
って
もやしも含めてほぼ生 -
中華ではスープを注文する時は、大抵これ
ホット&サワースープ
酸味とトロ味が好きです -
豚焼きそば
この3品を2人でシェア
あとビール1、グラス白ワイン1でトータル39.5Sfr
は今回の旅の1食で一番安いかも -
翌朝は久しぶりに見る青空
7時過ぎにはホテルを出ました
イースター・マンデイのため、この日も休日でお休みの所が多いので、観光に出かけました -
チューリッヒ駅構内のカフェで朝食
トマトと卵のパニーニを2人で分けました
日本人の男の子がお店の中で働いてましたね -
スイスの時刻表案内板は見やすいですね
左の赤が急行などですチューリッヒ駅 駅
-
乗車した列車はルガノ行きのユーロ・シティー(EC)でした
1等には半個室もありましたので写真だけ撮りに行って見ました
以前、スイスからミラノに行く時に、昔の映画に出てくるような個室に乗ったことがありますが、これは完全な部屋にはなっていませんでした
ECとかは、たまに予約が入っている席もあります
窓枠の上に名前が入っていたら、予約席です -
ちなみにスイス・パスの価格表
今回利用したのはFlexの4日間です
1ケ月間有効で、その間の任意の利用したい日を、使用前に自分で書き込んで乗車します
車掌が来たら見せるだけですが、たまにパスポートの提示を求められることもあります
スイス国内の列車、バス、船などが使用日は乗り放題
登山鉄道、展望台へのロープウェイなどは追加料金が必要な路線もありますが、パスがあれば半額になるところが多いです -
最初に下車するArth Goldauに近づくと、目的のリギ山が見えてきました
天気もまずまずで ワクワク
8:09チューリッヒ発、8:40Arth Goldau着 -
スイスは改札口もありませんので列車を降りたら目の前に見えているリギ山行きの登山列車の駅に登ります
「フィッツナウ・リギ鉄道」は欧州初の登山鉄道として有名です
リギ山は古くから貴族の高級保養地としてホテルや別荘が多い場所 -
9:10発の青い列車に乗車しました
観光客はアジア人、インド人がほとんど
欧州人や地元の人は、途中駅で下車してスノーシューやスノトレで雪道ハイキングする人も結構ありました -
頂上が近づき標高が上がってくると車窓から山々が見えてきました -
9:47 RIgi Kuim(1,750m) に到着したら、さらに上の鉄塔まで登りました
-
遮るものが近くにないので360度のパノラマです
-
アイガー、メンヒ、ユングフラウは残念ながら雲の中 -
しばし景色を楽しんで、カフェで休憩したら
この赤い列車で11:00発
山の反対側のVitznauに下りました
途中駅からロープウェイで下ることもできます -
11:40にVitznau駅に到着
すぐ目の前が湖上クルーズの桟橋です
12:09出航と、連絡がうまくできています
観光バスの団体はこちらについて、ここから登山列車でリギに向かう人が多かったですリギ山鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
こちらもスイス・パスで乗れます
1等は2階客室
最初は外の席で景色を眺める人が多かったですが、出航すると風で寒いので、中に移動してくる人が多かったです -
レストランになっているので、一応オーダーを聞きにきます
オーダーしなくても大丈夫ですし、ランチをとる人もありました
我々はビールを1本だけ
今まで見たことない銘柄でした -
スイスで湖上クルーズはいくつか乗りましたが、こちらは割と近くに山々が見えて景色の変化もあり、いいクルーズでした
こちらの山は30年くらい前に登ったことがあるピラトス(2,132m)
雪も残って美しい形です -
遠くには雲にかかったアイガー、その横の方にメンヒ、ユングフラウも見える瞬間がありました -
13:00ルツェルン桟橋に到着
船を降りてすぐ目の前がルツェルン駅ですルツェルン駅 駅
-
駅構内に入ってすぐのパン屋さんでランチを購入して車内で食べました
ヒマワリの種とかたくさんついたプレッツェルが、バカうま -
13:10ルツェルン発で13:53エンゲルベルグ(1,013m)着
この路線は初めて乗りましたが、ここまでの車窓の風景も綺麗でした -
駅のホームから直接、右に出てティトリスへの乗り場に向かいました
5分くらいで到着 -
ティトリスまでの往復はスイスパスで半額で46Sfr
中から見ると雪はグリンデルワルトより多い感じでスキー客もまあまあいました -
ゴンドラから、このロープウェイに乗り換えてティトリス展望台(3,020m)に14:30着
このロープウェイは、乗っている間に360度横にも1回転するので、全ての周りの景色が楽しめるようになっています -
到着したら外に出て、さらに鉄塔の方に向かいました
結構、観光客が来ています -
上に来たら雲が広がってしまいました
天気が良ければ、ここもかなり見晴らしが良いと思います -
ここの名物クリフウォーク
2012年末に標高3041mの山頂に長さ100mの吊り橋がつくられました
結構揺れますが、エベレスト街道で吊橋には慣れましたので、揺れても怖くなかったです -
下山してくるとゴンドラ乗り場に車が
うちのとは色違いですが・・・この色もカッチョいいなぁ
ダースベーダーみたいですが -
夕食は30年位前、旧市街のホテル・リュトリに宿泊していた頃から、チューリッヒでたまに利用する中華料理店
外観も中も、以前と変わらず
私らが行くのが早い時間帯だからか、客がいないのも以前と変わらず
でも、以前、大晦日か元旦にも営業していて助かりました
中国は旧正月が大事なので関係ないんですかね -
麻婆豆腐が食べたくなって
普通にうまいです -
翌朝はバーンホフ通りのパラデ広場交差点にある「 Sprungli」へ
チューリッヒに来たら必ず寄る、大好きなカフェです
日本ではチョコレート特にシャンパントリュフやマカロンが有名です
が我々の目的は違いますシュプリュングリ スイーツ
-
ほんとはホワイトアスパラのオープンサンドが食べたかったけど無し(泣)
サーモン、玉子のも美味しかったですけど -
スイスのパンはどれも美味しいですけど、私の一番好きなのはラウゲンロール
スイスではよくサンドイッチを見かけます
表面にラウゲン液を塗ってから焼くので、茶色に光ってて香ばしいんです
今回は表面にヒマワリのタネとかいっぱい付いたラウゲンロールのサンド
中身はクリームチーズと野菜でした -
以前春に食べたイチゴタルトはスキーで来ていた正月にはありませんでした
春は25年ぶりくらいかな
イチゴタルトがあり感激 !!
ミニエクレア、ミニチョコケーキも上品な味わい -
お気に入りは2Fのカウンター周りにある、窓側の席
カウンターの奥の方がテーブル席が多く、外にもテラス席が出ます
商品はガラスケースにあるものをオーダーして座席に持っていき、カウントしてもらうか、メニューから選ぶこともできますが、実物をみた方がわかりやすいですね -
ウィンドウにはイスーターの卵が展示してありました
買うとなると・・・どえらい値段するようです -
これから暖かくなるとテラス席も満席の日が多くなることでしょう -
食後、湖の方に歩くと、公園で、お花やフルーツ、食べ物などのマーケットが出ていました
イタリアのお菓子が美味しそうだったので購入 -
バーンホフ通りの先に、湖や川のクルーズ船のチケット売場があります
最初は3時間コースしようかと思いましたが、2等では26Sfr払えば、9時間乗り放題、どこで乗り降りしても自由なので、そちらにしました -
チケットにもオールゾーン 9時間と書いてありました
90分だと湖の1/5も行かないので、アルプスの山並みに近づくことはできません -
こちらの船も外の席が人気ですが、やはり出航すると風が強くて、中に移動して来る人が多くなります
こちらも2Fは一等
スイス・パスは使い切ったので、今回は2等の1Fです
こちらも中はレストランにもなっているので、とりあえずビールを1杯 -
お天気はイマイチでしたが、遠くのアルプスは見えていました -
折り返し地点のラッパースヴィルで下船せずに乗ったままでも良いのですが、船から見えた古城が素敵だったので、降りて歩いてみることにしました -
船着場から坂を登って行くと、街並みもいい雰囲気でした
道路がお城を取り囲むように円を描いているようでした
ザンクトガレンとかと街の規模は違いますが似ているかも -
お城の下まで来ると噴水のある広場と階段
なんとも ee感じです -
階段を登ってから見下ろす風景もee感じ
聖ヨハネ教会 (ラッパースヴィル) 寺院・教会
-
古城の城壁の向こうを眺めると雪山と湖と旧市街
なんとも絵になる風景です
スイス人に人気の保養地と言うのも頷けますね
住居はめちゃ高いらしくスイス人も憧れの地だそうです -
対岸とを結ぶ橋は鉄道、車用は普通の近代的なもの
歩行者専用は14世紀に架けられたもので、木造橋としては841mとスイス最長だそうです -
古城の城壁の中は公園になっていました
チューリッヒ方向の眺めが良いです -
お城の中はポーランドの美術館になっており有料です -
お城から出て旧市街を少し歩いてみました
お洒落なお店が多いです
これはリボンのお店 -
こんな看板も -
小さな旧市街ですが
セレクト・ショップなども洗練された雰囲気でした
やはり高い家賃払って住んでる人が多いからでしょうか -
日本の南部鉄を扱うお店も -
ホワイトアスパラの時期だからか
皮むき機も売ってました -
通りで子供たちが小遣い稼ぎをやっていたので、協力してパンとお菓子を買い、船着場の近くで軽いランチにしました -
船着ぎの前にはテラス席がたくさん並んでいます -
帰路は15:30ラッパースヴィルを出航し17:30チューリッヒに帰着
途中は雲も少し上がりアルプスの山並みが綺麗に見えてきました -
夕食はタイ料理店へ
こちらは正月スキーに来ていた時は、お正月休みでしたので、春に来て以来で約30年ぶりの再訪です
18時だったので予約なしで入れましたが、すぐにだんだん来客が増えてきました
20時からは予約で一杯のようでした -
トムヤムガイはココナッツ味でマイルドでうまい -
バッタイも味のツボにハマって美味しいです -
食後は橋の上で夕暮れを待ちました
ビルに日が当たる瞬間を待っての一枚 -
窓に映る風景も味があって良いですね -
夕暮れどきの街の風景はいいですね
だいぶ暖かくなったのでテラス席も増えました
驚きなのは全テーブルに灰皿があることです -
翌朝はいよいよ帰国日です
ホテルを出てすぐ左のパン屋さんで朝食を -
ラウゲンロールの玉子サンド
ゴマのクロワッサン
フルーツとヨーグルト
これを2人でシェアしました -
ゲペックで空港駅に送っていたキャリーバッグ2つをピックアップして、スイス・インターナショナル・エアウェイズでチェックイン
地下のモノレールで Eゲート移動しましたが、道中のトンネルの中でヨーデルの音楽が鳴り、壁をみているとパラパラ動画のようなスイスの絵が出て来ました
乗る方はお見逃しのないように !!
ビジネスラウンジも以前と全く変わっており、眺めの良いテラス席ができていました
チューリッヒ空港ではどんよりした天気のことが多く、遠くのアルプスまで綺麗に見えたのは初めてかもしれません -
スイスの出入国は以前は味も素っ気もなかった
日本人などはパスポートの中も見ないで返されることがほとんどでした
今やスタンプまで押してもらえるとは
以前は、スタンプ・プリーズと頼んでも・・・もらえたのは・・・
20打数1安打くらいでした(笑)
やはり月日の流れ
世界も変われば スイスも変わる <完>
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