2018/03/30 - 2018/03/30
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motogenさん
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寸又峡への77号線は、しだいに坂がきつくなり、5速マニュアルギアを4速に、そして時には3速に落として走ることなりました。
トロッコ列車に乗って井川ダムに行ったことはあるけれど、その道路から外れて寸又峡に行くのは初めてです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
寸又峡は大井川の支流である寸又川の途中にある渓谷です。
向かっている場所は、寸又峡の近くにある小さな温泉街で、その温泉街の奥にある夢の吊り橋が目標点です。 -
山道をくねくねと走りますが、赤い橋もありました。
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トンネルもありました。
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樹木に覆われた薄暗い場所もありました。
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崖っぷちの危険な道路もあって、
-
そんな山道を走ること40分、温泉街が見えてきました。
目指すは温泉街の奥にあるという『夢の吊橋』ですが、 -
ひとまずここに車を止めて歩こうとしますが、
-
入口に展示されている森林鉄道の機関車に目が止まります。
昭和44年まで働いていた年代物です。
無骨な発動機や車輪をまじまじと観察し、町中へと足を進めますが、案内MAPを見ると吊橋まではかなりの距離があるようで、 -
女房の顔を見て、
これはだめだ・・
行ける所までは車で行こうか・・
と駐車場に戻りますが、熟年夫婦たちに出会うと、
「私たちは歩いていくよ。」
と元気な足取りで坂道を登っていきます。 -
後ろめためを感じながらも車で温泉街に入り、町外れまで来ました。
ここより先は車進入禁止となっています。
駐車場は宿屋や山荘のもので、有料ですが、貧乏な私たちはどうにか無料の駐車場を探し当てて、車を停めました。 -
下の星印が最初に車を止めた場所です。
中央が現在の場所で、そして上の星印が夢の吊橋です。
これを見ると、下の星印から中央の星印まで(温泉街)の距離は、かなりあるように見えますが、たいした距離ではありませんでした。
ここから夢の吊橋までが遠いのです。 -
ひとまず愛想いっぱいに客を呼び込むおばさんの食堂で、
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特産の「山菜そば」と「とろろそば」を味わって、
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吊橋への山道に進もうとすると、案内所があって、募金を呼びかけられました。
自然保護活動の募金ですので、喜んで?小額を募金します。 -
可愛い子どもや孫を連れた家族が、元気良く歩いています。
「ここは子どもや孫を連れて来る所だね・・」
と女房がつぶやきます。
私たちに孫はいません。
「いればそれなりに心配事も増えるもんさ・・」
とうそぶきますが、一抹の寂しさがあるのも真実です。 -
崖下に吊橋が見えてきました。
あれが夢の吊橋かな?
ここからはかなり下にあります。 -
休憩所も整備されていて、
「便座がポカポカして、水の流れるオルゴールまで鳴ったよ・・・」
と女房が驚く素敵なトイレのすぐ先には、 -
トンネルがありました。
「天子のトンネル」とこれまた素敵な名前が付いています。 -
歩行者天国なので、車は通りません。
照明のない暗いトンネルで、にじみ出てくる水で、水溜りができています。
遠くにいる人たちの声が、すぐそばにいるよう聞こえます。
歌を唄うと、カラオケのエコーよりも何倍も立体感のある声が響き渡りました。 -
トンネルをくぐり抜けると景色が一変し、
これは何だ!
と感嘆の声をあげる青色の川が現れました。 -
ダムです。
ダム湖です。
下に降りる階段ががあります。
https://youtu.be/_E2ONXwRF4Y -
急階段を降りていくと、
-
青い水面の上に吊橋が伸びていました。
先ほど見た吊橋とは違います。
これがその名に恥じない「夢の吊橋」です。夢の吊り橋 名所・史跡
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長さ90m、高さ8mと書いてあり、このデータではたいした吊橋ではありませんが、歩く板の幅が狭く、左右のロープも頼りなくて、
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先に女房に渡ってもらいます。
今日の3つ目の吊り橋ですが、この橋が一番揺れます。 -
その揺れも、ユッサユッサの上下の揺れに、左右へのロールまで加わって、生きた心地がしません。
パンフレットには「10m先を見つめて渡りなさい・・」と書いてあります。
目を回さないためのアドバイスです。
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途中でペタリと座りこんで、コバルトブルーにもエメラルドグリーンにも見える水面にカメラを構えます。
どうしてこんなに綺麗な青色なんだろう?
塩化銅や硫酸銅などが溶けている訳ではないだろうし・・
調べるとチンダル現象なんだそうです。
-
私を置いて、女房はあんなに先に進んでしまいました。
吊り橋の恐さは高さではないことに気づきました。
すぐ先に足の踏み場がなく、ぼっかりと空間になっているのが恐いのです。
自分一人が空中に浮いている感覚に襲われ、その感覚が正常な意識を失くすのです。 -
そう気づきましたが、気づいたところでどうしようもなく、
どうにかこうにか渡り終えて、
「頑張ったなあ・・」と自己満足します。 -
橋を渡った先には急階段が待っていました。
大多数の人はここで引き返します。
でもこの崖を登って上流に歩けば、『飛龍橋』という高さ70mの橋があるらしく、 -
登ってみることにしました。
すると先に進んだ若者たちが降りてきて、
「通行止めになっていて、進めなかったよ・・」
と教えてくれました。
諦めきれない私たちは、この目で確かめようと登ってみると、工事中ではあるが、隙間を何とか通り抜けることができて、 -
急な坂道だけど、意地でも頑張ります。
運動不足の女房はハーハーと息も絶え絶えですが、 -
木々の隙間から、青い湖と夢の吊橋が見えました。
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野山に咲く花も綺麗です。
そんな自然の美しさに励まされ、 -
ついに平らな道路まで到達できました。
右に100m歩けば尾崎坂展望台と書いてありますが、そこまで歩く元気は失っていて、左の飛龍橋に進路をとります。 -
平らな道のありがたさを感じ、トコトコ歩いて行くと、
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飛龍橋が見えてきました。
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渓谷に架かる高さ70mもある橋なのに、がっちり舗装され、強風や豪雨にもびくともしない橋で、恐さがない橋というのも面白みがありません。
飛龍橋 名所・史跡
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しかし下を見れば、なるほど70mのことはあります。
これぞV字谷の渓谷、日常生活とは隔絶した奥大井の大自然です。
かなりの距離を歩きましたが、
「来て良かった!」
と満足できる奥大井となりました。 -
帰り道、道の駅川根温泉で休憩すると、運よくSLの通過する時間と重なりました。
SLの雄姿を撮影できる二度目のチャンスです。
そしてこれが今回の、最後の活動となりました。
https://youtu.be/YB6l_d6WslU
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旅行記グループ
桜咲く奥大井で車中泊
この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2018/05/06 09:00:10
- 東南アジア探訪に勝るとも劣らない!
- 確か奥さんは腰を痛めていたと記憶してるけど完治されたのかしら。
ご夫婦健脚が車中泊自在旅行を+200%に拡げてるネ!
大昔の金嬉老事件で寸又峡のイメージは持っていたけど、まさに秘境ですね静岡市中心部から数時間で行けるなんて!
- motogenさん からの返信 2018/05/08 22:59:15
- RE: 東南アジア探訪に勝るとも劣らない!
- ありがとうございます。
金嬉老の事件の記憶は、薄ら薄らありますが、
「どんな事件だったの?」
「銃や日本刀を持って、誰かを人質にして、温泉にたてこもったんじゃない?」
そんな会話を車の中でしましたが、良く分っていませんでした。
いつの頃だったのか、最後どうなったのかも記憶が薄れてしまっていて、
「もしかしたらこの寸又峡ではなく、別の場所だったのかな・・」
なんてことも考えてしまいました。
脊椎を圧迫骨折した女房は、特性のコルセットをして生活していましたが、やっと回復したようで、普通の生活が出来るようなりました。
健康はありがたいものです。
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