2018/03/29 - 2018/03/29
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motogenさん
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サクラトンネル、桜通りを後にして、川根の道の駅に向かいます。
あちこちに桜が咲いています。
その桜を見ながら川沿いの63号線を北上すると、間もなく道の駅が現れました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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道路に沿って、縦に長い道の駅です。
https://youtu.be/QNwpHFyigYs道の駅 川根温泉 道の駅
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駐車場も広く、車をどこに停めようかと迷いますが、
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車中泊のことを考えると、人様に迷惑をかけないように中央付近はやめて、すみっこに停めることにしました。
トイレからは遠くなるけど、満開の桜の下です。 -
大井川が目の前を流れていて、対岸への赤い鉄道の橋が架かっています。
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パンフレットを見ると、右から川根温泉ホテル、道の駅売店、川根温泉ふれあいの泉と並び、線路の下をくぐると、ふれあいコテージ広場となっています。
温泉施設は大きくて、その中にレストランや室内プール、休憩室や貸し部屋まで備わっています。 -
辺りを見回すと、トレーナー型のキャンピングカーや、
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後部や側面の一部が外に飛び出す改造キャンピングカーが停まっていて、仲間がいるようで嬉しくなります。
この改造車の持ち主は、若い頃よりキャンピングカーが趣味で、巨大なアメ車ののキャンピングカーや様々な車を乗り回し、改造するための工場まで作ってしまったと言います。
そんなこんなでキャンピングカーに投じた資金は、億を越えているとのことです。 -
大型キャンピングカーがあるのに軽自動車にしたのは、山道や狭い路地では、これが最高とのこと。
車の中を見せていただくと、生活用品や電子機器がぎっしりです。
車中泊のアドバイスをたっぷり聞かせてもらいましたが、世の中には凄い人がいるものだと感心したのでした。 -
温泉施設を訪ね、温泉やレストランの営業時間を確認します。
レストランは午後の7時半までオーダー可能、温泉の受付は8時半までと聞いて安心し、散歩をします。
時刻は4時半、夕食には早過ぎます。 -
堤防を下流方面に歩いて行くと、
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川根温泉ホテルの裏側に出ました。
ここは道の駅とは別の施設だと思うのですが、壁もフェンスもなく、敷地の区分けも定かでなく、レストランや部屋の中が丸見えです。 -
その先にあったのは『村の市』で、水彩画工房や手漉和紙工房となっていて、そば屋もありますが、
特産品・御食事処 村の市 グルメ・レストラン
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メインは地元の特産物の販売所です。
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店内は広く、地元の野菜や特産品が、思いのほか安い価格で売られています。
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農産物ばかりではなく、工芸品や生肉類なども並べられていて、
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「けっこう安いねぇ・・」
と女房は山菜や菓子類を買い込みました。
「スーパーのないこの地域では、地元の人たちのスーパー代わりなのかな?」 -
温泉に戻って食事にします。
定食やどんぶり物、麺類がありますが、温泉(510円)と食事(730円)がセットで1100円となっているお徳サービスがあります。
「これは良い!」と、 -
1階のレストラン向かうと、そこは畳敷きで、昔の温泉ホテルの宴会場みたいです。
無料休憩所にもなっています。 -
料理は運んでくれますが、お茶や片付けはセルフサービスで、肩肘はらないこの気楽さが、私たちにはぴったりです。
時間もかからずに料理が運ばれてきました。
あまりにもうまそうな料理に、つい写真を撮るのを忘れてしまい、 -
仕方なく、どんなものを食べたのかを忘れないように、壁に貼ってある写真メニューを撮影しました。
私はカツ丼、 -
女房はねぎとろ丼です。
嬉しいことに海草サラダが付いてきました。 -
しばし休憩して、いよいよ温泉です。
ピカピカの滑りそうな、湯気の香りが漂って来る廊下を進み、 -
広々した脱衣場から、各種の内風呂の並ぶ湯場に入っていきます。
露店風呂がここのメインですが、まずは髪と身体を洗うと、シャンプーの泡立ちが悪く、肌はヌルヌルしてきます。
効能書きを読むと、源泉掛け流しのナトリウム塩化物温泉です。
皮膚浸透率が高く、肩こり、腰痛、皮膚炎に効果があると書いてあります。 -
内風呂はざぶんと浸かってみるだけで、すぐに露天風呂のある屋外に出ます。
汗ばむ暑い日だったけど、夜の空気は涼しくて、得もいえぬ気持ちです。 -
ごつごつした岩風呂が3つ4つあります。
湯の出口付近は暑いけど、流れ出している付近はまずまずの温度で、檜風呂もあります。
外にもシャワー付きの洗い場もありました。 -
月と星を眺めながらゆったりします。
星は残念ながらカメラに写りません。
昼間なら大井川鉄道が見えるそうですが、今は闇の中です。
家では数分で終わってしまう入浴も、露天風呂ではたっぷりと過ごすことができました。 -
「あちっ、あちっ!」
「じっとして、動かなければ大丈夫だよ・・」
「でも、こんなに真っ赤になっちゃった・・」
子どもたちが元気良にはしゃぐ姿も、良いものです。 -
出たあとは牛乳です。
冷たい牛乳が五臓六腑に沁み渡ります。 -
施設内を散策すると、大井川鉄道の写真展が行われていて、一味違う写真が数多く展示されています。
この温泉に通っていた落合選手の等身大のパネルや、バットも展示されています。 -
もちろん売店もあります。
レストランもそうですが、過度なサービスや商売っ気が見られず、落ち着ける道の駅でした。 -
車に戻ると、桜はライトアップされていて、
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その隙間から月がのぞいています。
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停めてある車はめっきり減りましたが、数台のキャンピングカーが増えていました。
横浜ナンバー、金沢ナンバー、千葉ナンバー・・
この寂しい山間の川根に、遠方からやって来る人がいるのです。 -
アルポットでお湯を沸かし、コーヒーを作ります。
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暗闇で味わうコーヒーは別格です。
いつも飲んでいるインスタントコーヒーなのに、この環境が良いのです。 -
黒い山、黒い空、人気のない駐車場・・・
営業時間の終わりを告げる音楽・・
野外にぽつんと停められた小さな車の箱の中で、今夜は過ごします。
ぞくぞくするような感動・・・ -
温泉施設の明かりは消え、室内プールのある建物だけが輝いています。
しかしこれもしばらすると明かりが消え、静寂な夜となりました。
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