2018/03/29 - 2018/03/29
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「川根は桜まつりの真っ最中・・」との情報がラジオから流れてきます。
今年は例年にない寒さが続いていたのに、急に桜が咲き出して、あっという間に満開になってしまった3月の末。
私たち老夫婦は、その川根の道の駅で車中泊をしようとしています。
5ヶ月間も車庫で眠っていたエブリイを引き出して、いざ出発!
桜のことは頭になかったけど、桜まつりとはラッキーです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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国道1号バイパス上り線の、牧之原台地の坂を下ると島田市に入ります。
ここが今回のスタート地点です。 -
大代インターを降り、大井川鉄道と並走する国道472線を北上します。
本日の目的地は『道の駅・川根温泉』ですが、川根に特別の意味はありません。
この季節に一泊できそうな道の駅、ということで決めただけのこと。
車中泊ができればどこでも良かったのです。 -
女房は地域の活動で忙しく、一緒に出掛けられる日がなかなか見つかりません。
この日の午後、無理を押してやっと時間の都合がついたのです。
川根に向かう道は登り坂となりました。 -
そのまま坂道を登っていくと、眼下に大井川が見えるようになりました。
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車を止めて景色を眺めます。
並走していた大井川鉄道の線路は、いつの間にか消えています。
きっとこの崖下を通っているはずです。
道路も川に沿って作れば坂道もなく、走り安いと思うのですが、なぜこんな山の上を通しているのでしょうか? -
見下ろせば、さすがは1級河川の大井川です。
川は人の造った堤防という檻の中に囚われています。
それに反抗して時折その檻を壊しましたが、今は檻も頑丈で、めったなことでは自由を取り戻せません。 -
遥か彼方に見える台地が牧ノ原台地で、その手前のエントツらしき白い塔のある地域が、島田の町ではないのだろうか・・?
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拡大してみます。
手前の橋が新東名高速の橋で、その向こうの橋が国道1号バイパスの橋のはず・・
いつまで見ていても見飽きませんが、先に進みます。 -
その後も山道が続きましたが、
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しだいに下り坂となって、平地が見えてきました。
途中にポツポツと桜が咲いていましたが、前方には桜が密集しています。
家山の桜トンネルです。
『桜まつり』が行われているというその中に、突入して行きます。
https://youtu.be/iHoBdqRn2JA -
駐車場がありましたが、満車状態に見えます。
コンビに一箇所空きスペースが見つかり、申し訳ないけどそこに停めさせてもらい、 -
観光案内版を見ると、たくさんの桜の名所が示されています。
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まずは、通過してきた桜トンネルへ戻ります。
桜トンネルが看板の川根ですが、そんなに長いものではありませんでした。 -
満開の桜が街道に立ち並び、
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両側にある駐車場の空も、淡いピンク色に染まっています。
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大井川の傍らには鉄道の線路が走り、対岸には緑の山並みが続き、
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春が来たよ~!!
と浮き立つような気分で歩きます。 -
休憩所にはテントが張られ、地場の物産が並べられていて、お茶を薦められました。
おいしい!!
しかし考えてみると、我が家には香典返しのお茶がたくさん貯まっていて、ここで買うのはやめました。桜トンネル 花見
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ほんわかした懐かしい臭いが漂ってきます。
その出所に近づいていくと、 -
田楽おでんでした。
こんにゃく、大根、卵、はんぺん、ちくわ、とありますが、 -
3つ組み合わせて250円。
かけてある味噌が、まあ良い臭いだこと。
喉の奥が欲しがりますが、今ここで食べてしまうと夕食が美味くない。
我慢、我慢・・・ -
「こんかつ」の文字もあって、結婚相談もやっているのかと思いきや、豚カツではなくて、こんにゃくのカツでした。
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大井川の支流である家山川に沿って、桜通りがあるようです。
その緑地公園の桜を見に行こうとすると、線路脇にカメラを構えた人が集まっていました。
間もなくここをSLが通過するようです。
またとないチャンス!
この人たちに混ざってSLを待ちましょう。 -
と、普通の電車がやって来て、
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北の千頭駅に向かって通過して行きましたが、
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しばらくするとその北の方向から、ボオオ~~と汽笛が鳴り響いてきました。
ドキドキしていると黒い機関車が姿を現し、 -
ガタゴトガタゴトとレイルが響き、見る間に機関車が眼の前です。
カシャ・カシャ・カシャ・・・
そこらじゅうから小気味良いシャッター音も聞こえます。
私たちは高級カメラではなく、コンパクトデジカメですが、 -
負けずとシャッターを押します。
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乗車している観光客たちが手を振ってくれます。
列車はあっという間に通り過ぎて行き、 -
後姿となってしまいました。
あっけなかったけど、私たちは大満足です。
天下の鉄道ファンが狂喜する、煙を吐いて走っていく蒸気機関車を、こんな近くで写真に撮れたのですから。 -
大井川の真上には、鯉のぼりたちがそよ風にはためいています。
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家山川を渡った先の堤防沿いの道路は、サクラ通りと呼ばれ、こちらの方が桜トンネルより規模が大きく華やかでした。
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川原を歩くと、こんな物体が展示されていて、
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洪水の時に、荒れ狂う川の流れを緩和するための『大聖牛』と名づけられた装置です。
これが家山川のあちこちに設置されているようです。 -
川原からサクラ通りに登ると、
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それはそれは見事な桜並木で、
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興奮してシャッターを押しまくってしまいました。
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「いいとこだなねぇ・・!!」
「こんなところに住みたいねぇ・・」
何度も何度も女房が言い続けます。 -
私たちが住んでいる地域には、川はありません。
川があり、田畑があり、山があり、桜並木のある生活・・
うらやましく感じてしまいます。 -
桜並木はずっと奥まで続き、
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その名に恥じぬ川根の桜です。
風流を解せぬ私も、これには参って、 -
じっと花を見つめます。
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花好きの女房は、桜以外にも花を見つけて、あちこち動き回り、
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シャッターを押しまくるのでした。
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花は植物が子孫を残すための生殖器官・・・
そんな見方をしている私も、女房につられて、 -
「これは可愛らしい・・」
などとつぶやいて、 -
名も知らぬ花々を楽しみ、桜まつりを楽しんだのでした。
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桜咲く奥大井で車中泊
この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2018/04/28 07:15:02
- 川根町サイコー!
- 川と云う自然が根っこに在るのね、そこに人間がちょこっとだけ細工をしてるのね。
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