2017/11/18 - 2017/11/30
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HOUKOUさん
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夜「寛窄巷子」を歩いていたら,川劇をやっていたレストランがあったので入ってみる。
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適度に酔ったところで成都でも有数の繁華街である「寛窄巷子」へ繰り出すことにした。
ホテル隣接の「騾馬市」から寛窄巷子までは地下鉄4号線でわずか1駅。
ただ,駅を出たところは繁華街から外れた薄暗い場所であった。
基本的には中国のどこにでもある観光歩行街であるが,所々にこの街の歴史を物語るものが残されている。
そうした歴史性を醸し出すためか,通りの照明は暗めである。 -
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お菓子屋の店内には習近平の写真が掲げられていた。
前回のフフホト旅行ではタクシー電光掲示に習近平の文字がスクロール表示されているのが印象的だった。
徐々に進みつつある習近平崇拝の動き・・歴史は繰り返されるのか。
文革を知る世代はどう思っているのか。 -
行き当たりばったりに街を歩いていたら,隈取(くまどり)している役者を見かけた。
あえて化粧しているところを通行人に見せて客寄せに使っているようだ。
なかの様子を伺うとレストランになっていて,食事しながら舞台のショーを観るようになっている。
四川省で演じられる古典芸能は,いわゆる「川劇」とよばれるもので,当然出し物のなかには有名な「変面」も含まれるはずだ。
「子供だまし」的であり「大衆的演芸」的ではあるが,そうしたものにはあまり興味がないこの私も「変面」には興味があった。
テレビでも変面は何回か見たことがある。
全くネタバレのスキを与えないその技には感心せざる得ない。 -
このレストランに入ることにした。
メニューのなかから「夫婦肺片」とビールを注文。
ショーはまだ始まったばかりのようだ。
最初は琴と横笛の演奏から始まった。 -
途中掛け合い漫才みたいなものがあったり,
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古典的な演劇も。
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1時間ぐらいで終わるだろうと思っていたら,プログラムは盛りだくさんで次から次に舞台が変わっていく。
2時間ぐらいだったろうか,半分寝ぼけたころ,最後の最後になってやっと変面が登場。
あわよくば「変面」のネタを明かしてやろうとひそかにおもっていたりもしたが,寝ぼけ頭と暗い照明で全くヒントさえつかめず。
見事なものだ。
実は京劇も含めお金を払って中国の伝統演劇をみたのは初めてだった。
レストランの舞台に出るぐらいなので,役者たちのレベルはそんなに高いものではないだろう。
ちょっと長すぎるプログラムであったが,それなりに満足することができた。
会計したら130元ほどであった。 -
こうやって寛窄巷子の地下鉄駅のホームに立ったのは11時半ごろであった。
ホテル近くのラーメン屋がかろうじて開いていてラーメンを食べてホテルに戻る。
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