2025/11/09 - 2025/11/13
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房総のアライグマさん
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たまたまテレビで見た中国古代文明の三星堆。その博物館に行きたくて、4泊5日の成都旅行を計画。
もちろん、成都と言えばお約束のパンダ、そして激辛四川料理も堪能した旅でした。
飛行機とホテルはエクスペディアで予約。飛行機は中国国際航空で上海浦東国際空港乗換え、ホテルは成都の中心地から徒歩圏内の立地重視で比較的安価なところを選びました。
合計で8万円弱でした(朝食付き)。
主なスケジュール
1日目 成田→上海→成都天府国際空港18時30分着
地下鉄でホテルまで移動
2日目 成都大熊猫繁育研究基地
3日目 三星堆博物館 寛窄巷子
4日目 金沙遺跡博物館 武侯祠 玉林街
5日目 成都天府国際空港10時30分発→上海→成田20時過ぎに到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
■旅行の準備
中国で使うsimカードは、Amazonで購入しました。
GoogleやLineも使えました。
スマホが使えないと中国では移動できない、ものが買えないというのは本当でした。
もしもう一度中国へ行くとしたら、中国の電話番号付きsimカードを購入すると思います。
AlipayやWechatPayで電話番号入力が求められる場合もあり、あった方が便利だと思います。
準備した主なアプリは、Alipay、WechatPay、高徳地図、成都地下鉄路線図です(WechatPayは結局使いませんでした。電話番号があれば、支払だけでなく観光に使えるミニプログラムもあるので使っていたと思います)。
あと、翻訳アプリも必須でした。Googleが使えたので、Google翻訳を活用しました。
人民元の現金も1万円分くらい用意しました。Alipayがなぜか使えなかった土産物屋や、外国人は現金で支払う必要のある観光施設(金沙遺跡博物館・武侯祠)で役に立ちました。 -
■上海浦東国際空港での乗継
成田→上海、上海→成都、ともに中国国際航空だったのですが、上海で入国審査を受けるために預けた荷物も一旦受け取り、制限区域外に出る必要があります。
写真には「Domestic Transfer」という表示がありますが、この表示に従っても乗継できません。
「出口」に向かい、税関(申告するものがなければ特に点検されないようでした)を通り抜け、制限区域外に出ます。
それからエスカレーターでひとつ上の階の搭乗手続きフロアーに行き、指定されたカウンターでチェックインしました(Expediaで中国国際航空を予約すると、ウェブチェックインできず、いつも有人カウンターで座席指定など受けていました。手続自体は迅速で、係りの人も親切でした)。
帰りも同様に上海で出国手続きなので、一旦出口を出て再チェックインが必要でした。 -
■中国国際航空について
成田・上海間は往復ともエアバス社A321でしたが、往きの上海・成都間は真新しいA350でした(帰りはA320)。
国内線でも、写真のような入れ物の機内食が出ました。
味もまずまずでした。 -
■成都天府国際空港
空港に着くと、早速火鍋の広告が迎えてくれます。 -
■成都の地下鉄について
空港から都心部のホテルまでは地下鉄(「地鉄」という表示です)を使用。大体1時間ちょっとで着きました。
料金は11元(約240円)。
成都は地下鉄が全部で15路線もあり、今回の旅行ではよく乗りました。
初乗りが2元(約40円)でとにかくリーズナブル。
Alipayがあれば、チケットを買わずにそのまま乗れます(一番最初にちょっとした操作が必要ですが、ネットに出ていますので、そちらを参考にしてください)。
あと、トイレが日本と違って改札を出たところにあるので、急なトイレの時に地下鉄に乗らなくても使用できます。
ただ、改札の前にセキュリティゲートを通る必要があるのでご注意ください。 -
■ホテルについて
ホテルの場所は、地下鉄の「市二医院」駅から徒歩3分、一番の繁華街である春熙路まで歩いても15分くらいの便利な立地。
コンビニや果物屋も近く、食事場所にも困リませんでした。
ホテル名は英語表記だと Xu Li Traveling Hotel でした(中国語表記では 序里旅行酒店)。
写真の部屋に朝食付きで4泊して、2万4000円程度。一人旅で立地重視だったので、私にとっては良いホテルでした。 -
■大熊猫繁育研究基地
2日目の午前中に行きました。
地下鉄の「軍区総医院」(実際には簡体字なので、これで合っているか分かりません)まで行って、そこからシャトルバスで西大門に行きました。
8時の開園前に着いたのですが、20名くらいしかいなくてすぐ入れました。
入口横にビジターセンターがあり、そこに園内マップがあります。
あとWechatでこの基地をフォローすると園内地図がスマホで見れます。これにはそれぞれのパンダ舎にいるパンダの名前も表示されているので、目当てのパンダがいる方は便利だと思います。
私は60歳以上なので無料でした。予約も不要で、入口でパスポートを見せるだけで入れました。
園内の移動はカートを使うか、徒歩になります。私は徒歩で回ったのですが、4時間かかりました。
徒歩の方には西大門から入り、南大門から出ることをお勧めします。それは、西大門の方が標高が高いからです。園内はアップダウンが結構あるのですが、比較的下りが多かったと思います。 -
■お勧めのパンダ舎
見ていて楽しいのは、やはりよく動く子どもパンダでした。
その子どもがいるのが、「産房」がつくパンダ舎です。
全部で3カ所あるのですが、いずれも元気に動いてました。
写真は木登りして木の股で休んでいるパンダです。 -
■三星堆博物館
3日目午前中に行きました。
チケットは事前予約が必要です。
私はtrip.comで予約しました。パスポート番号で予約するので、当日は入口でパスポートを見せるだけです。
博物館までの交通手段は、春熙路からのバスにしました。往きだけtrip.comで予約しました。7時半出発で9時前に着きました。
帰りは予約無しで春熙路行きのバスに25元で乗りました。
春熙路から三星堆博物館までは何社かが直行バスを運行していて、往復で45元のようです。予約なしでも大丈夫なようでした。 -
■三星堆博物館の展示物①
青銅のマスクなどが多数展示されています。
他のどことも違うようなデザインが印象的です。 -
■三星堆博物館の展示物②
青銅の大きな人形です。 -
■三星堆博物館の展示物③
何に使われたものか分からないが、かなり大きなツリー型の青銅製品。
3000年くらい前に栄えた文化のようですが、独特の意匠が本当に面白い。来てよかった。
遠足で来ている小中学生がたくさんいて、かなり混雑していました。 -
■寛窄巷子
3日目午後に行きました。
古い街並みはそのままに、内側をリフォームしたお店が並んでいる主に観光客向けの場所です。
耳かき屋の店先で音叉(のような耳かき道具)をチャリーンと鳴らしている人や変面ショー屋の店先で(変面ショーに使う)大きな扇をバサッと広げている人たちばかりが目立つ通りで、入りたいと思う店は少ない印象でした。
ちなみに、耳かきは人民公園で受けてみました。両耳で40元(850円)とちょっとお高い印象。最後は音叉(のようなもの)で仕上げとなります。興味がある方は受けてみたらよいと思いますが、本当にきれいになっているかは?です。 -
■金沙遺跡博物館
4日目午前中に行きました。
ホームページには、60歳以上無料とでていましたが、窓口で聞くと外国人は有料とのこと。現金で70元でした。 -
■三星堆の影響
入口を入ると、三星堆の青銅マスクのような大きなオブジェがお出迎え。
40キロくらいしか離れていないので、三星堆の影響を受けているらしい。 -
■発掘現場が保存された博物館
象牙がたくさん出土したことから、昔は成都にも象がいたと考えられているらしい。 -
■金沙遺跡博物館の代表的展示物
純金製の出土物。真ん中がぬけているが、太陽を模しているらしい。ギザギザは12あり、1年12カ月を表していると考えられている。
成都のシンボルとしてこの展示物のデザインが使われており、町中でもよく見かけます。 -
■武侯祠
4日目午後に行きました。
ここも外国人は60歳以上無料の対象外で、現金でチケット購入しました(50元)。
諸葛孔明を祀った場所ですが、劉備玄徳のお墓もあります。
事前に三国志を読もうとしましたが、読みきれませんでした。
結構混んでいましたが、三国志に興味のない方は無理に行く必要はないかと思います。 -
■四川料理食べ歩き
四川料理と言えば、激辛という印象しかありませんでしたが、成都に行くにあたって写真の本を購入しました。
10年程前の本ですが、これを参考にしながら、あとは高徳地図の評点なども参考にして行くお店を探しました。 -
■1日目の夕食はホテルの近くで
ホテルに着いて荷解きなどしたら8時くらいになったので、近場の食堂に行きました。
下調べなしで、そこそこお客が入っているお店ということで写真の食堂に。 -
煮込んだ豚肉をさいてご飯の上にのっけて、炒めた野菜や酸菜ものっけた料理です。
これが14元(300円弱)でしたが、美味しく頂きました。
これは四川料理とは言えないかもしれません。辛味はほとんどなく、豚肉も甘辛く煮込まれていました。
中国でも人気の料理のようです。 -
■陳麻婆豆腐旗艦店
2日目のお昼は陳麻婆豆腐旗艦店へ行きました。
地下鉄の草堂北路駅から歩いて15分くらいです。
平日の1時頃に行ったのですが、待たずに入れました。 -
麻婆豆腐とヤマイモとキクラゲの炒め物を頼みましたが、一人で食べるには量が多過ぎました。
麻婆豆腐の色がいかにも辛い感じですが、美味しく食べられる辛さです。花椒が効いてるので痺れる辛さです。
ビールも頼んだのですが、ビールが進む進む!
ヤマイモとキクラゲの炒め物は、全く辛くなく、本当に美味しかったです。 -
デザートに杏仁豆腐を頼みましたが、これも結構量が多い!
日本の杏仁豆腐より少しザラザラした舌ざわりですが、麻婆豆腐の辛さを洗い流してくれる感じです。
ご飯も頼んだのですが、これも一人で食べるには多過ぎて、残しました。
これら全てで71元(1500円)なので、とっても良心的なお店だと思います。
お腹が痛くなるほど食べて、結局晩御飯は抜くハメになりました。
できれば2人以上で行って、シェアすることをお勧めします。 -
■王婆蕎面
3日目のランチは春熙路近くの王婆蕎面へ行って、牛肉蕎麦15元。
見た目通り辛い。蕎麦自体は、少し柔らかすぎるかな、という感じ。 -
■春熙路の貴金属店
ものすごく金ピカで、派手な外観です。
店員も赤いガウンを羽織っていて、いかにも金満という感じ。 -
春熙路のもう一つの貴金属店です。
こちらも負けず劣らず派手です。
「龍虎相うつ」という表現がピッタリだと感じました。 -
■CHAGEE 覇王茶姫(寛窄巷子店)
Starbucksの中国版お茶屋さんです。
寛窄巷子の西のはずれのお店ですが、とにかくおしゃれな外観です。
街のあちこちにあります。
なお、コーヒーショップとしては、Luckin Coffeeという中国発祥のチェーン店が人気のようです。
もちろんStarbucksもたくさんあります。 -
ジャスミンミルクティーを注文。20元。
中国としては高めの値段だと思うけど、入れ物もおしゃれ。
もちろん味もよいです。 -
CHAGEEのストローもかなり独特。
細いストローを3本まとめた形状ですが、なぜこのようになったのかは分かりません。 -
■游氏?堯脚牛肉
寛窄巷子の西側にある食堂で、高徳地図の評点が高かった(4.7)ので、3日目の夕食で行きました。
メニューの左上の鍋がお勧めとのことですが、量が多過ぎると伝えたら、一人用の定食を勧められました。
-
26元(550円)で一人用の鍋が出てきました。ビールが12元で計38元(800円)。
美味しい牛肉入り鍋が食べられました。
辛さは自分で調節できたので、それもよかったです。 -
■洞子口張老二涼粉
武侯祠近くのお店でブランチ。 -
「白涼粉」という名前の、トコロテンのような感じの軽食。7元(150円)。
「涼」という名前や見かけに騙されてはいけません。
かなり花椒が効いていて痺れます。ニンニクも入っていて、見た目とのギャップにやられました。 -
■永記湯元面館
武侯祠を観光したあとに、担担面を頂きました。16元。
日本と違って汁なしです。これをかき混ぜてから食べるのですが、麺はうどんのような食感でジャージャー麺に近い感じです。もちろん辛いです。 -
■玉林街はグルメストリート
四川省体育館の南側に広がるのが玉林街ですが、ここは色々な飲食店が並ぶグルメストリートです。
写真は「玉林串串香」という火鍋に入れた串を食べる店ですが、高徳地図では最高に近い評価です。
今回は一人旅で火鍋を食べるのはシンドいと思い、入らなかったですが、是非食べてみたいお店です。
ちなみに、支店が春熙路近くにもあるらしいです。 -
■玉林剪刀土豆
4日目の晩御飯はテイクアウトで美味しいものを食べることにしました。
玉林街の西側にある屋台ですが、土豆とはジャガイモのことです。
揚げたジャガイモをハサミ(剪刀)で刻んで、それにお好みの具材を混ぜ合わせることのできる料理です。
特に具材を入れないプレーンなものだと8元。色々調味料を加え、更に唐辛子を入れるとピリ辛なおつまみの出来上がりです。
ビールにピッタリです。
これは本当に美味しくて、お勧めです。 -
■王媽手撕火考兔
玉林串串香の隣にあるウサギ肉のテイクアウト専門店。
この周辺には他にもウサギ肉のお店があり、かなり人気になっている様子です。
半頭分で35元(750円)。
写真の右側は剪刀土豆です。 -
これはウサギ肉を食べたあとです。
ウサギ肉を炙ったものを割いて、それを唐辛子などの調味料と和えた料理です。骨付きです。
残っているのは大量の唐辛子とそれに漬かったピーナッツです。
はっきり言って激辛でした。これだけ辛いと鶏肉と言われても私では分からない状態でした。
まぁでも一度食べてみたかったので、満足でした。 -
■成都天府国際空港の陳麻婆豆腐
最終日、成都天府国際空港でチェックインが終わったあと、少し時間があったので、陳麻婆豆腐で朝ごはんを食べることにしました。 -
排骨面を注文。
排骨は骨付きでお肉は少しでした。
見た目通りの辛さでしたが、四川料理もこれで食べ納め。
四川料理の辛さは痺れる辛さが中心でしたが、旨味もあり美味しく頂けました。
私は激辛マニアではありませんが、また食べたいと思わせてくれる辛さでした。
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