2018/02/06 - 2018/02/07
546位(同エリア2553件中)
ケロケロマニアさん
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2月5日の夜、父を連れて北海道にやって来ました。
本旅行記ではそこから2泊3日の父との旅、および、旭川空港で父を見送ってからは、自分自身としては、長かった米国旅のラストとなる旅程を取り上げさせて頂きます。
北海道内では何度か父と会ったことがあるのですが、名古屋から共通の旅程での北海道入り、という意味では、長い人生においても、これが初めてのことでした。もっと父が自由に歩けるうちに、こんな旅をしておけば良かったなあと思いつつも、まだしっかりと自分の足で歩いてくれた父の姿に、こちらまで元気を頂いた気がする、とても有意義な旅になったと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス ANAグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月6日。
札幌で迎えた朝です。
ホテルの客室からは豊平川が望めました。
お天気は良さそうですね!東横イン札幌すすきの南 宿・ホテル
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ホテルの無料朝食の様子。
東横インといえば、おにぎりが主体の簡素なメニューというイメージでしたが、知らない間に内容がグレードアップしていたようですね。
○ーパーホテルチェーンを意識しているのか? -
札幌駅まで再び送迎バスを利用することもかんガエルましたが、時間が合わず断念。父が歩けるかどうか心配ですが、取り敢えず足慣らしに、雪道を歩いてみましょう。
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街中ですので、出来るだけ雪道でないところを選びながら・・・。
でも雪まつり会場まで歩くのは大変そうでしたので、結局南4条あたりから大通の西8丁目までタクシーを利用。
流石、この時期のタクシーさんは観光客慣れしているようですね。降車の際に、雪まつりのパンフを頂きました。 -
という訳で、いよいよ父には会場内を歩いてもらいましょう。
8丁目から東に進んで4丁目まで、というルートにて・・・。大通公園 公園・植物園
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8丁目にあった大雪像はこちら。
薬師寺?だったかしら・・・。
正直、本年の雪まつりに関しては、雪像よりも父を見ている時間の方が長い気がします・・・。2018年のさっぽろ雪まつり会期二日目の様子 by ケロケロマニアさんさっぽろ雪まつり 祭り・イベント
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ここはHTB広場、(テレ朝系)ということで、同局のマスコット、オンちゃんがステージを賑わせていました。
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こうしてシワシワに小さくなるのが持ち芸(?)らしい・・・。
小さくなる度に、子供達から大歓声が上がっていました。 -
青空に映えて美しいですねぇ~。
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では、次の大雪像へ。
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7丁目会場にやって来ました。
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ここはHBC(TBS系)広場となっていますね。
2018年はスウェーデン・ストックホルムの大聖堂でした。 -
2018年は、日本とスウェーデン国交樹立から150周年とのこと。
んっ、150周年ってどっかで聞いたことがあるような…。
そう、今年は北海道命名から150周年ということでも、道内的には注目されていますね。てか、要は明治から150年、ということか…。 -
個人的には、怪しくない系列(?)未訪国の一つ、スウェーデン。
やはり物価高のイメージから、行けていないんでしょうね。貧乏人的には…。
スウェーデンといえば、先日の冬季五輪での、特に個人的には男女カーリングチームの活躍を思い出します。男子は惜しくも準優勝でしたが、女子は優勝しましたね。カーリング王国と呼ばれる欧州勢が次々と苦杯をなめた中では、この国の活躍で面目躍如といったところでしょうか。
それにしても、カーリング男子決勝の米国VSスウェーデン戦での、米国チームのビッグエンド(5点)には驚いた!でも、日本国内的には、みんな女子ばかり注目していて、いくら決勝とはいえ、観ていた人は少なかったことでしょう。
繰り返しとなりますが、もぐもぐタイムとか、そだねジャパンとか…。
アホか、日本のメディアは…。 -
でも父は大雪像を見て満足そう…。
私的にはそれが何よりも嬉しかった!
お天気にも恵まれましたし。 -
次いで、6丁目の方に移動すると、こんな中雪像も。
私的には、父の姿を撮影する方が楽しくなってきた…(;^_^A。 -
この日は2月6日。
翌日は北方領土の日、ということで、こちらも雪まつり会場では恒例となりましたね。
ただ、個人的にはロシアに対しては複雑な思いがあるので、私的には署名することが出来ません。両国関係の好転を陰ながら願うばかりです…。 -
そして5丁目へ。
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ここは毎年、大雪像ならぬ大氷像が設置される会場ですね。
おっ、今年は何と、先日訪れたばかりの台湾ネタだよ!
旧台中駅はまだ実物を見たことがないので、次回は是非、嘉義の扇型車庫と共に、見てみたい台湾の鉄道関連建造物の一つです。 -
まずは父と共に撮らないとね( ´∀` )。
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ホントは、ライトアップされる夜の姿を父にも見せてあげたいのですが、やはり夜間にツルツル路面を歩かせるのは怖いので、それは諦めましょう…。
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思えば、ここ数年で、北海道=台湾は便数も増えて、劇的に近くなった印象がありますね。そのうち、新千歳=台中便の定期運航とかも実現するかもしれませんね。
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雪まつり序盤の平日午前中、ということもあって、多くの子供達を見かけました。世界的に有名なさっぽろ雪まつりも、この時期に来ると、より地元民的な風情で楽しめるのかもしれませんね。
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そして4丁目の大雪像を見て…。
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その脇ではこんなのも配っていて行列が…。
ただ、私も父も、こういうのには一切興味ないので、”団子より花”(?)テイストで、雪まつり見物を続けましょう。 -
父にはどちらかといえば、昔ながらの小雪像を多く見て欲しいと思っていたのですが、大通会場の中心部は小雪像が少なくなった気がしますね…。
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まあ、これも時代の流れと言えるのかも…。
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でもやはり、小雪像エリアは見せておきたいので、4丁目会場を見終えた後は、大通駅から地下鉄に一駅だけ乗車します。
こんな短距離で乗車することは、ドニチカきっぷでも使用していない限り、一人ではまずあり得ないので、これはこれで、父との旅の思い出となることでしょう。大通駅 駅
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東西線に一駅だけ乗って、西11丁目駅へ。
父目線では、東西線が新鮮だったようで、一駅だけでしたが案外嬉しそうでした。西11丁目駅 駅
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ここの間近の西11丁目会場では、お馴染みの国際雪像コンクールが開催されていますね。これも父に見せたかった会場の一つです。
雪まつり期間の序盤だったので、丁度製作過程が随所で見られて楽しかったです。 -
2年前は、”人を喰らうカエルさん”、という、壮絶なテーマの雪像を製作して楽しませてくれたオーストラリアチーム。
今年はカエルさんではないようですね。やっぱりカエルさんでは賞が獲れないと気づいてしまったのかも…(-_-;)。 -
青空に映える、ミュンヘンとの姉妹都市提携の象徴、マイバウム。
いつ見ても美しい~。マイバウム 名所・史跡
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父も、こういう製作風景には興味津々でしたよ!
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本当は製作作業も楽しんで欲しいものですが…。
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本年のコンクール参加チームの一覧はこんな感じでした。
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中国チームの製作風景に見入る父。
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中国はベテランチームだけあって、毎年ハイクオリティーの作品を仕上げてくる印象がありますね。哈爾濱の雪まつりとかも、いつかは行ってみたいなぁ~。
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こちらもお馴染みのインドネシアチーム。
オーストラリアチームと同様、3~4年前にはカエルさんの雪像作品で、北のカエル馬〇を興奮させてくれましたが、この作品も受賞はならず…(-_-;)。 -
まっ、そんなこと、父には関係ないわな…。
でも、この雪像製作の場面には、以上に食いついていたなぁ~。 -
そして今度はポーランドチーム。
そういえば、ポーランド語とロシア語は似ているので、確か、”こんにちは”は、ロシア語と逆(露語:ドーブリージェニ、波語:ジェンドーブリー)だったなと思い出し、そう挨拶したら、嬉しそうにしてくれました( ´∀` )。 -
ハワイチームはまだ完成まで時間がかかりそうですね…。
ハワイ時間でのんびりと造っているのかな? -
こうして、国際雪像コンクール会場を堪能した後、更に西を目指します。
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ここが大通会場の西端、12丁目会場ですね。
沢山の市民雪像が並ぶ、古き良きさっぽろ雪まつりが感じられるエリアでもあります。 -
大体、ここを歩くと、前年度に何が流行ったのかとかがよく解りますね。
そりゃ、ブルゾンネタも見られる訳で…。 -
父は何をかんガエルながら、雪像を巡っているのだろう…。
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まあ、何とかツルツル路面を転倒することなく歩いてくれたので、これはこれで一安心です。
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本当に素晴らしい青空。
父も私も、それほど晴れ男という訳でもない(寧ろ、私はカエルマニアなので、雨に好かれがち…(;^ω^))のですが、この時期としては信じられませんね…。
父子お互いの日頃の行いが良いから、と、勝手に解釈しておきましょうね。 -
西端到達を記念して撮影する父。
私にとっては、どうでもないことですが、やはり雪道に慣れていない&足がちょっと不自由な父にとっては、大変なことなのです…。 -
どんな些細なことでも良いので、さっぽろ雪まつりの記憶が少しでも残ってくれたら…。
そう願いながら、父の後姿を見て過ごします。 -
中にはこういうやる気なさげな作品もあります。
昔は何も加工せずに、”お豆腐”みたいな作品もあった気が…。
でも、市民雪像は最近は抽選が激戦なので、概して当たったチームはどこも気合を入れて作るようになった気がしますね。 -
派手さはないけれど、この12丁目会場が、さっぽろ雪まつりの大通会場としては個人的な一番のお気に入りです。
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一人で見る場合は、朝早く、人がいない時に一通り歩くんですけどね…。
流石に父を連れて、それは出来なかった…。 -
でも、無事、大通会場をそれなりに父に見せることが出来たので、短い時間ではありましたが、私としても、妙な達成感がありました。
自己満足なのかもしれませんけどね…。 -
最後に雪ミクの中雪像などを見ながら…。
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土産を買いたいという父が、オフィシャルショップに向かいます。
そういや、個人的には一切興味ないのでいつも素通りしていましたが、どんなのが売ってるのかな??? -
荷物にならないようなコンパクトなメモ帳やボールペンみたいなのを数点お買い上げ…。
父も基本的に”実用主義”なので、置物的な記念品は買わないようです( ´∀` )。 -
こうして、2月6日午前のさっぽろ雪まつり見学は終了となりました。
本当はすすきの会場とかも連れて行きたかったのですが、やはり歩くのにお疲れ気味の父でしたので、ここは無理せず、切り上げましょう。 -
昼はラーメンを食べたいというので、ド定番のエスタ内にある札幌らーめん共和国へ。
そういや、10年ほど前は父と共に薄野のラーメン横丁へ行った記憶がありますが、ラーメン激戦区といわれる札幌では、もう、ラーメン横丁という過去にド定番だった名所は、忘れ去られてしまったような印象がありますね…。札幌都心部で無難にラーメンを頂きたい場合はこちらへ。 by ケロケロマニアさん札幌ら~めん共和国 テーマパーク
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お店は幾つかありますが、ここは私も父も似た感性の所があって、今いる札幌、これから向かう旭川系のお店を敢えて外して、函館系のラーメン店へと入ります。
まあ、ここが相対的に空いていた、というのが一番の理由でしょうけどね…。
私は店の一押しメニューという、ド定番の特塩拉麺というのをオーダーしましたが…。函館の味を札幌で頂くのに良いお店です by ケロケロマニアさんあじさい 札幌エスタ店 グルメ・レストラン
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父は何と、こんなパワフルなチャーシュー麺をオーダーしていました。
77歳のおっさんがなかなか食べられるメニューではないような気がしますが…。
結構雪道を歩いたので、お腹が空いていたようですね。
こうした父の胃袋の健全な姿にも、何故かホッとする息子でした…。 -
そして、気を良くした父は、更に札幌のカフェに入りたい、というので、京都のイノダや名古屋のコメダが好きな父なので、旭川に向かう特急の待ち時間を利用して、今度は札幌の高級(?)珈琲店、宮越屋珈琲の駅傍店舗へと連れていきます。
長年札幌に暮らしていた身ではありますが、実は私にとっても、業務でなく客としてこのチェーン高級珈琲店に入るのは初めてのことです。
まあ、今回もお財布は父持ちなので、偉そうなことは一切言う権利ないですが…。昼過ぎは比較的空いていました by ケロケロマニアさん宮越屋珈琲 パセオ店 グルメ・レストラン
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そして、旭川に向かいます。
何と、父は特急を指定席で取ってくれました。
札幌=旭川間を4810円も払って(繰り返しですが、自費ではないですが…)移動したことは、北海道に20年以上暮らしている身にとっても、初めてのことです。
(これは記念になりますので、旭川では自動改札に通さずに無効印を押してもらって、持ちカエルりました。それが表紙の画像です。)
父の財布を使って、JR北海道の支援をした、と思うことにしましょうね( ´∀` )。 -
勿論、”カムイ”という名前になってから、この北海道を代表する特急に乗車するのも初めての経験です。
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父以上に、寧ろ興奮しているのは自分かもね…(;^ω^)。
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4号車は、懐かしのUseat車両のようですね…。
旭川から直行では新千歳まで行けなくなってしまいました…。 -
腐るほど移動してきた区間でも、こんなブルジョワな乗り物で移動するのは、懐かしの周遊きっぷで乗り回した時以来だなぁ~。しかも、指定席だなんて…。
父ちゃん、有難う~。指定席では懐かしの快速エアポートUシート車両のテイストを楽しめます by ケロケロマニアさん特急カムイ 特急ライラック 乗り物
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という訳で、さらばじゃ、札幌。
札幌駅 駅
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特急に乗ってしまえば、1時間20分で着いちゃうんですねぇ~。
所要2時間の高速バス(夏季ダイヤ)でも速く感じてしまうダメ旅人だけに、特急の偉大さを感じつつ…。 -
その車内では、昨日のGK機内の残りのアップルジュースと、昨晩、A・Dさんに頂いた「萩の月」を頂きながら…。
A・Dさん、どうもご馳走様でした。 -
札幌よりも、どんどん雪が深くなっていく風景を目の当たりにして、驚き続ける父を横目に…。
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あっという間に、旭川に到着です。
特急、速ぇ~。 -
次に乗るのはいつのことやら…。
Sきっぷフォーが廃止されてから、割高になった印象がありますが、現在では、何やらえきねっとで買うと、特急料金込みでも2500円程でカエルようですね。
まあ、たまの贅沢に時々乗っても良いかもね、と、この場では思いつつ、現実問題としては、きっとそう頻繁には乗らないことでしょう…。 -
私の旅としては、米国旅の帰路、という位置付けの旅が続いていますが、旭川まで来ると、漸く生活圏まで戻って来た、という気になりますね。
という訳で、2週間近く不在にしている和寒の家の雪の状況が気になってくる、現実に戻される瞬間でもあります。旭川駅 駅
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気温も明らかに札幌とは違います。
父もそれを肌で感じたようで…。 -
まあ、取り敢えず、厳冬期の旭川に到達した記念撮影をしておきましょうね。
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時刻はもう16時前なので、本日のお宿にチェックイン。
私は自費では一生泊ることはないと思われる、3年前にオープンしたばかりのJRイン旭川。ここは駅直結なので、父のことを考えて、今回はここを予約しました。
ツイン一泊で朝食付きで17000円位。まあ、雪まつりシーズンとしては安い方といえるでしょうね。JRイン旭川 宿・ホテル
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ただ私的には、実はエスタがあった頃の、前身のステーションホテルには宿泊したことがあったので、客室からの景観に関しては当時のことを思い出してしまいました。
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眼下にはスケートリンクも見えますよ!
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さて、父はちょっと疲れて寝てしまったのですが、普段泊ったことのないような高級ホテル(?)でテンションが上がっている身には、そのホテルの仕様が気になる訳です。
フロント脇にはちょっとしたラウンジのような所があって、コーヒーも無料で頂けるようになっていました。
コーヒー片手に、ちょっと新聞でも読みながら、ビジネス宿泊のふりをしてスタイリッシュに過ごしてみましょう。 -
お部屋に戻って、今夜の降雪予想をチェック。
おおっ、旭川界隈は降らないみたいですよ(;´∀`)! -
明日の午後には父はもう名古屋に向かう飛行機に搭乗する予定ですが、何とか天気も大丈夫そうですね。
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まあ、その分、冷え込みは厳しい、ということになりますが…。
旭川の最低気温はマイナス18度。名寄は22度になってるし…。
間の和寒は20度位かな?
あ~、カエルりたくない…。
と、ヌクヌクとしたホテルの客室内で、明日の現実に思いを馳せて、気が重くなる夕刻でした…。 -
寧ろ、積雪状況としては、この時は本州が大変なことになっていたようですね。
特に福井県では、1500台の車が立ち往生とか…、あり得へんわ…。 -
お部屋で一休みして、父も食欲が出てきたようです。
という訳で、外に一歩も出ることなく、ホテルから直結で行くことが出来るイオン旭川駅前店の4階レストラン街へ。
でもここって、北海道の地元民が、道外の味を求めて来るような所なので、それで良いのかな、と思いましたが…。特に北海道のものが食べたい、というような欲望は父にはないようでした( ´∀` )。わらび餅が人気になっています by ケロケロマニアさん五穀 イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン
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ここでも、父のお財布で、普段は食べたこともないようなお殿様のようなメニューを頂きます。
実は父よりも、自分の方がこの旅を楽しんでいるのでは???
ちょっと不安になってきます(-_-;)。 -
ここの名物はわらび餅のようで、最後にデザートとして頂いて、父もご満悦の様子。
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でも、せっかくの厳冬期の旭川の夜に、一歩も外に出ることなく終わってしまうのも、私的にも不本意に思えたので、あまり乗り気でない父を促して、取り敢えず、買物公園通りの入口の電飾の所まで連れていきました。
この時点でマイナス二桁に到達するかしないか、位だと思いますが、流石に寒そうで、あまり長居させることもできず、すぐにホテルへと退散です( ´∀` )。平和通買物公園 名所・史跡
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そして翌朝。
この日はホテルの朝食バイキングから一日が始まります。 -
ここでも、テンション上がりまくって、どこぞのラウンジ暴食を髣髴とさせるかのように食材を取りまくっている馬〇息子をよそに、父はちょっと食欲がなさげ…。
やっぱり、慣れない気候で、ちょっと疲れているみたいですね。
あまり無理はさせられないなぁ~。 -
フロントの所に、こんなお天気画面が提示されていました。
気温は昨日のテレビのよりも更に下がって、今朝はマイナス20度だったようです。
ただ、一応私は早朝に一人で外に出て、ダイヤモンドダストでも見られないかなと確かめたのですが、そこまでは冷えていなかったような…。
まあ、街中なので、多少色々な要素が関連して、気温が上がっていた可能性もある訳ですが…。 -
この日は2月7日。
旭川冬まつり、としては、実は丁度会期の初日となります。
因みに、札幌の方は”さっぽろ雪まつり”と平仮名表記しますが、旭川の方は漢字表記で、しかも”雪まつり”ではなく、”冬まつり”というのが正式名称です。
メイン会場の旭橋河畔までは、数年前から、無料のシャトルバスが運行されるようになりました。 -
初日の午前中ということもあってか、バスもそれ程混雑してはいませんでした。
てか、寧ろ、動物園行きのバスは大行列だったけど…。
やはり、現状ではまだまだ旭川冬まつりは、旭山動物園に勝てるような人気ではないと言えそうですね…(-_-;)。
ただ、意外とお勧めなのは、冬まつり期間中は、旭橋の会場から動物園行きのバスが運行されているので、祭りを見てから動物園に向かう、というルートの方が空いている上に、大雪像も間近で楽しめる、という良さがありますね。 -
という訳で、旭橋河畔のメイン会場に到着。
札幌と違って、吹雪いたら地下に逃げ込む、なんてことが出来ない土地柄、天気だけが最大の懸案事項でしたが、この時期の旭川としては、信じられないような青空に恵まれてしまいました!2018年の旭川冬まつりの様子 by ケロケロマニアさん第67回旭川冬まつり 祭り・イベント
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そして路面に関しても、寧ろ氷のようにツルツルになっている、おっかないさっぽろ雪まつり会場よりも、寒くて締った雪なので、とても歩きやすいですね。
札幌と違って、基本ずっと寒い旭川なので、厳冬期は特に溶ける・凍るを繰り返さない分、やはり、雪道が苦手な方にとっては、さっぽろ雪まつりよりも、旭川冬まつりの方がお勧めだと思います。
父もこの点にはとても驚いていました。 -
さっぽろ雪まつりほどは、あまり観光客テイストでない分、牧歌的な風情で雪国らしい祭りを楽しめるのが、旭川の良さでもありますね。
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そして、雪像の規模としては、札幌の大雪像よりも遥かに巨大な大雪像前に父をご案内。
そして記念撮影です。 -
大分、寒さにも慣れてきた模様の父の後姿。
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同じ市民雪像でも、やはり寒い旭川の方が、出来栄えが美しいように感じますね。
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札幌の雪まつりのように、もっと多くの方に訪れて頂きたい、道北の都の冬まつりです( ´∀` )。
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旭川の小雪像の一つの特色として、小さな滑り台が付属していたりすること。
札幌の雪まつりでは、”見る系”が大通&すすきの、”遊ぶ系”がつどーむ、と分けられてしまっていますが、旭川の場合は、両者が混在していて、古き良き時代の冬まつりといった風情が楽しめますね。 -
さて、今回は父の動向が気になるので…。
旭川の大雪像の最大の魅力といえば、何といっても上まで登れることです。
最初は尻込みしていましたが、どうしても上まで連れて行きたかったので、車椅子を借りて、これで運ぶというと、父も意地になって、自分で歩けるわいっ、とな。
うまく挑発に乗ってくれましたよ( ´∀` )。
でも、まだ自力で歩く意欲がある父の姿に、正直安心もし、嬉しさのあまり、ちょっと涙も溢れてしまいました…。
まあ、何かあるといけませんので、一応、車椅子は持参の上で、大雪像の頂部へと向かいましょう。 -
その通路に並行して、巨大な滑り台も設けられていて、旭川冬まつりの人気スポットの一つとなっています。
父にも勧めてみましたが、流石に遠慮しておく、とのご回答…(-_-;)。 -
ゆっくりとした足取りではありましたが、何とか大雪像の頂部に到達。
ここから望む旭川のランドマーク、旭橋です。
このアングルでは冬しか望めませんので、これを是非、父に見せたかったのです。旭橋 名所・史跡
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思えば遠くへ来たもんだ~。
的な遠い目をしている父。 -
祭りの初日、しかも午前中ということもあって、オープンスペースも空いていて歩きやすくて、最高のコンディションでした。
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結局、無事、つカワズに終わった車椅子と共に…。
こんな元気な父の姿をいつまでも見守っていたいです! -
とは言いつつ、カエル途中の下り坂で、ちょっと油断して転倒。
近くにいた外人さんが、凄いスピードで駆け寄って来て助けてくれました。
幸い、父にケガもなく、笑っていたので良かったですが…。
やっぱり油断はいけませんよね、反省…。
冬まつり会場の滞在時間は1時間もなかったかな。
まあ、寒さに慣れていない父連れですので、これは仕方ないと思います。
カエルりも、おとなしくシャトルバスで旭川駅まで戻ります。 -
発車時刻の15分も前からすでに車内で待機。
やっぱり暖かいなあ、と思っていたら、父にとってはちょっと寒かったようです。流石に、まだ北国仕様の体にはなっていない模様。 -
車窓から最後に、カエルさんみたい(ライオン?)な雪像を見送りながら…。
あばよ、旭川冬まつり!
まあ、自分にとっては準ホームですけど…。 -
そして駅からは旭川空港行きのバスに乗車。
午後から曇る天気予報でしたが、フライトには全く問題なさそうな好天です。
良かった、良かった!!!空港バス (旭川空港) 乗り物
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で、フライトの2時間以上前に早くも空港に到着。
旭川空港 空港
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そしてレストラン街の各店舗のうちで、父が目に付けたのはこちら。
意外とお勧めな、和スイーツメニュー by ケロケロマニアさんティファニー グルメ・レストラン
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では、”ティファニーで昼食を”。(byケーロリー・ヘップバーン)
何のこっちゃ…。 -
てか、朝食バイキングでまだお腹が一杯だった自分は、こちらのデザートだけでした。(上のは父がオーダーしたサンドウィッチです。)
お抹茶がなんか凄く美味しかった~。 -
いよいよ、お別れの時間が近づいてきました。
名古屋行きはNH便ですが、JLカウンター前の方が、旭川らしさが感じられる風情なので、こちらで泣き顔ガエルさんに変身させた父をパシャリ。
尚、父のカエルりの航空券はNHのマイル使用です。雪まつり時期という繁忙期にも拘らず、AKJ→NGOのO/Wを僅か6000マイルで手配することが出来ました。
寧ろ、便数が多い新千歳便の方が、この時期のマイル航空券の空席は殆どありませんでしたので、そういう意味でも、ちょっとマイナーなNHのNGO=AKJ線は狙い目だと思います。 -
搭乗便はNH326。
OZとのコードシェアみたいですね。
OZは旭川線の定期運航を時々復活させますが、現状ではAKJまではセントレア経由で、ということなのでしょうか…。 -
そして最後のセキュリティーゲート入口前にて。
旭山動物園に因んで、最後は胡散臭いパンダ(?)に変身して頂きました。(ここにパンダはいないけどね…(;´∀`)。)
父ちゃん、来てくれて、本当に有難う! -
その先は自分は展望デッキに移動して、父の離陸を見守ります。
まずはトーイングから…。 -
そして、滑走路端へとタキシング…。
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グリーンポートの展望台が見える脇に到達しました。
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そしていよいよ加速して離陸です。
さらばじゃ、北海道!(byケロケロ父) -
バイバ~イ!!!
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さて、ここからは自身の旅の続きとなりますが…。
思えば、1月27日にこの空港からBR機に乗ってTPEに飛び立って以来、11日が経過していました。
この時期だけ限定的に定期運航しているAKJ→TPE線は水・土曜運航。
飛び立ったのは土曜日でしたが、この日は水曜日ということで、丁度BR機の運航がある日となっていました。 -
という訳で、父を見送った後、一旦カウンターの様子を確認。その後、再び展望デッキに舞い戻り、まずは台北からやって来るBR機を待っていると…。
おおっ、やって来たのはスタアラ塗装機でした! -
ほぼ定刻での到着となりました。
流石、定時発着率99.1%を誇る、旭川空港だけありますね! -
まあ、この年1月末を以て、無事(?)、星組Gも陥落したことですし、また暫くは星組系エアとはご無沙汰の日々が続くかと思いますが…。
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BRのお姉さんパネル。
じゃ~ね~。再來! -
空港ターミナル入口にはこんな氷像もありました。
2018年は戌年ですしね。 -
往路は父とやって来た空港。
そのカエル道すがら、一人になってしまうと寂しさが倍増してしまいますね…。 -
BR機の離陸まで見送っていたら、大分遅くなってしまいますので、それは諦めて、旭川駅へと向かいましょう。
あまり知られていないことかと思いますが、旭川駅~旭川空港間には、通常の空港バスの他、富良野とを結ぶラベンダー号と、更には駅と旭岳方面とを結ぶバス路線も、空港を経由して運行されています。
この66番バスは、通称”いで湯号”と呼ばれ、ここから旭川駅までのルートも若干異なっています。意外と、地元民の足としても使えるバスです by ケロケロマニアさんいで湯号 乗り物
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始発は旭岳なので、混んでいたらどうしようかなと思いましたが、冬だしまあ大丈夫だろうと乗車してみます。
案の定、ガラガラでした。 -
このバスは途中、東神楽の市街地を経由するというのも面白いですね。
前年に巡った北海道179市町村スタンプラリーのことをふと思い出します。
(東神楽町のスタンプは、冬季は市街地の図書館に、夏季は森林公園に置かれていた…。季節を違えて別の場所にスタンプが設置されていた市町村は、他には礼文町位だったかな、と思います。) -
東神楽のバスセンターを横目に見ながら…。
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途中、こんなトトロっぽい雪像を製作されているお宅も発見しましたよ( ´∀` )。
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で、旭川駅前に到着。
最後に、イオン内のジュピターに立ち寄りましょう。
ここでは時々カエルさんにお会いできますね( ´∀` )。ジュピター イオンモール旭川駅前店 グルメ・レストラン
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で、ケロケログミとグアバジュースをお買い上げ。
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この日は空港からバスで駅に到着していますので、そのまま60分以内に名寄行きの道北バスに乗り継ぐと100円割引になります。
ということで、何とか60分以内のバスに乗り継ぐことが出来ました。道北バス 乗り物
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この路線バスは、途中、旭橋も経由します。
車窓から、午前中に父と巡った冬まつり会場を眺めながら…。
よく、あんな上まで登ってくれたよ、わが父!旭橋 名所・史跡
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同じ名寄行きの道北バスでも、普通と急行とがあり、今回は急行乗車ということで、塩狩を過ぎると和寒まで停まりません。
(まあ、普通便でも、旭川市街地を過ぎると、途中のバス停で乗降客を見かけることは殆どありませんが…。) -
こうして10日以上の時を経て、久し振りに和寒に戻ってきました。
カエル馬〇の帰還を歓迎(?)してくれるかのように、また激しく雪が降り始めました。
ただ、この10日余りに関しては、意外と降雪は少なかったようで、恐れていた”暗闇の中での玄関前での雪はね”は、殆どすることなく、家の中に入ることが出来ました。(しかしここからの数日で物凄い大雪に見舞われて、連日泣きを見ることになる…(-_-;)。)
という訳で、最後に父との雪まつり見物の旅路を綴った本旅におけるラストステージの旅行記はこれにて終了となります。6編にわたる長旅となりましたが、最後までご閲覧下さった方、どうも有難うございました。
そして、今回の父との旅に関しては、普段からご家族旅行を楽しまれているSさんに多くをインスパイアーされ、貴重なアドバイスも沢山頂きましたこと、末筆ではございますが、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。普段は一人旅ばかりの私ですが、やはり家族との旅は色々な意味で楽しいものです。同じような一人旅派の皆様も是非、可能な限り、ご家族での旅を楽しまれてみて下さいね!和寒駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- S...t...e...Pha...n...i...Eさん 2018/03/20 23:40:59
- いい思い出になりましたね!
- ケロケロさん、こんばんは~
すっかり遅くなりましたが、お父様との2人旅、ゆっくり読ませていただきました♪
すごく楽しそうなのと、お父様に楽しんでもらいたいって思いが伝わってきて、寒そうな雪祭りや冬まつりですが、とってもあったかい気持ちになる旅行記でした・・・(*´`)
やっぱり家族旅行はいいもんですね~
特に久しぶりともなればなおさらなんじゃないでしょうか?!
途中ちょっと危ない場面もあったようですが、77歳とは思えないほどしゃんと歩かれてたようですごいなぁと思いました^^
私は札幌の雪まつりで何度も転びましたよ(笑)
冬ならではの北海道、楽しんでいただけてよかったですね♪
今度はぜひお母様もご一緒できたらいいですね~
きっとご実家ではお父様が沢山土産話をされてらっしゃるでしょうから、その内私も・・・と言われるかもしれないですね(笑)
私もまだまだ親と一緒に行きたいねって話した場所や食べに行きたいねって言ってる名物もありますし、これからも出かけられたらいいなぁと思います^^
ステファニー
(トラベラー名の表記は変わりましたが、読み方は変わってないので、今まで通り、よろしくお願いしまーす♪)
- ケロケロマニアさん からの返信 2018/03/22 12:29:58
- RE: いい思い出になりましたね!
- Стефанийさん、こんにちは!
(露語にすると、形容詞みたいなお名前ですね( ´∀` ))。
いつも旅行記をご閲覧下さり、どうも有難うございます。
正直、私の当時の心境としては、やはりハラハラの連続だったので、特に雪道を歩行中は自分自身にプレッシャーがかかっていた旅となりましたが、その分、普段は頂けないお食事や特急などを父が奮発してくれて、自分自身にとっても、とても思い出に残る旅となりました。
父がまだバリバリの頃は、私は四国に住んでいたのですが、その頃は毎週のように家族でドライブに出かけたりしていたので、逆にそれが当時の自分には億劫で(あまりにドライブばかりなので、休日は家でゆっくりしたい、とか、罰当たりなこと思ってました…(-_-;)。車酔いがあったのも、この週末ドライブが憂鬱の原因だったのでしょう。
でも、今思えば、子供のうちに色々な見聞を拡げておきたい、という親心だったのでしょうね。今更ながらに、感謝の気持ちを感じつつ、すっかり弱々しくなってしまった父の後姿を追い続けた2泊3日の旅でした。
ステさんは、関西系ですので、やっぱり周りを楽しませるために、雪まつりでも転倒のイベント(?)を楽しまれたことと思います(←怒らないでケロ〜)。でも、普段から逆にもっと過酷な北海道の冬を体験されている貴殿のこと、逆にさっぽろ雪まつりのあのツルツル路面は違和感をお感じになったかもしれませんね。
母は寒いのが極度にダメなので、母は沖縄にでも連れて行こうか等と思案中です。(逆に父は、山が殆どない沖縄に全く興味がない…。)
これからも、親孝行のためにも、お互い、家族旅行を楽しんでいきましょうね。
あっ、勿論、某社支援のための鉄子活動も何卒宜しくお願い申し上げます。
by遂に北海道新幹線に乗ってしまった ケロケロマニア
> ケロケロさん、こんばんは?
>
> すっかり遅くなりましたが、お父様との2人旅、ゆっくり読ませていただきました♪
> すごく楽しそうなのと、お父様に楽しんでもらいたいって思いが伝わってきて、寒そうな雪祭りや冬まつりですが、とってもあったかい気持ちになる旅行記でした・・・(*´`)
> やっぱり家族旅行はいいもんですね?
> 特に久しぶりともなればなおさらなんじゃないでしょうか?!
>
> 途中ちょっと危ない場面もあったようですが、77歳とは思えないほどしゃんと歩かれてたようですごいなぁと思いました^^
> 私は札幌の雪まつりで何度も転びましたよ(笑)
> 冬ならではの北海道、楽しんでいただけてよかったですね♪
>
> 今度はぜひお母様もご一緒できたらいいですね?
> きっとご実家ではお父様が沢山土産話をされてらっしゃるでしょうから、その内私も・・・と言われるかもしれないですね(笑)
>
> 私もまだまだ親と一緒に行きたいねって話した場所や食べに行きたいねって言ってる名物もありますし、これからも出かけられたらいいなぁと思います^^
>
> ステファニー
> (トラベラー名の表記は変わりましたが、読み方は変わってないので、今まで通り、よろしくお願いしまーす♪)
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