03グローバルキャビン水道橋を探検する～見学編（ドーミーめぐり東京2018その３）

2018/03/07 - 2018/03/08

勝手にいれこんでいるビジネスホテル、ドーミーインは２０１６年から新業態で簡易宿泊所「グローバルキャビン」を始めました。
進化型カプセルホテルだそうです。
１号店の五反田には昨年旦那が泊まってちょこっと写真も送ってもらったりドーミーイン松山で見たテレビのホテル案内に、明らかに外国人向けの五反田の紹介動画があったおかげで大体様子が分かったので、今回のターゲットは２号店の水道橋。
五反田には女性用大浴場がないのも、ちょっとマイナスポイントだったのでした。

事前にメールでお願いしたら、快く大浴場とツインタイプを見学させていただけたのでした。
感謝です。

エリア 水道橋(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

上野から秋葉原で乗り換えて、ＪＲ水道橋駅到着。
出口はどっち？
多分東京ドームのある方だろうけど。

スマホで調べなおしたら、やっぱり西口でした。

水道橋駅 駅

西口でたら、目に着くのは東京ドームホテルやJRAの黄色い建物。
これより手前にホテルがあるはずなんですが。

東京ドームシティ テーマパーク

慣れないグーグルマップさんで方向確認しながら、交番前で川向こうにビル発見。
予想以上にコンパクトな建物でした。
ちゃんと上にglobalcabinの表示はあるものの、昔のドーミーインの緑や青の看板に比べて分かりづらいです。

と思ったら、夜は電光掲示されてそれなりに目立ってました。

ちなみに、翌日東京ドームシティ側から見たホテル。
お隣には芳文社の本社がありました。
旦那がここの漫画雑誌（調べたら2011年休刊）が好きで、掲載されてた漫画のモデルの宿「小屋場只々」が山口県にあるってことで、泊まりに行ったことがあります。
あっちは1日1組限定1泊一人3万超え（いまだにお金出して泊まった中では最高額）、今回の一応カプセルホテルの位置づけのグローバルキャビンは朝食付きに時間延長（正確には前倒し）で8000円ちょっと。
この日は空きがあったので、入口前の看板によると当日限定５９８０円で泊まれたようです。

高かったけどさすがに絶景だった周南市大津島の小屋場只々。
https://4travel.jp/travelogue/10966236
オーナーが趣味と地域おこしでやってなければ成り立たないお宿でした。

翌日泊まったドーミーインプレミアム神田の案内人さんの話では、水道橋は元々あった建物を改装されてオープンしたみたいです。
そういえば、この近くにあったドーミーイン水道橋（閉館）も、既存のホテルを改装してたなあ。
1階には住宅絡みの財団法人が入ってまして、

グローバルキャビン水道橋は2階より上です。
階段の手前側は吹き抜け状態なもので、翌日の雨にはちょっと困っちゃいました。
神田で既存建物の改築と聞いて、ちょっと不便な造りに納得した次第。
奥にはエレベーターもありますが、たいした荷物もないのでえっちら階段あがります。

Ginsai　Ｋitchenって、銀座にある親会社のフード部門に入ってるお店とのコラボになってるようです。
初めての試みということもあって、昨年１２月にオープンしたのに早くもだいぶ体制を見直ししてるようです。

フロントはGinsai　Ｋitchen側からの翌早朝撮り。
ビル自体がスレンダーなので、コンパクトです。

五反田に泊まった時に旦那から耳栓があるって聞いてたんですが、やっぱりありますね。
耳栓より鼻づまりを改善してくれるらしいテープの方が気になります。

グローバルキャビンのチェックインは通常１７時なんですが、今回宿泊プランを調べてたら１５時チェックインプランを発見。割高にはなりますが、１５時にチェックインして利用が１７時からの大浴場を先に撮らせてもらうことで事前に打ち合わせ。
１５時よりちょっと前に到着したもので、チェックインの手続きとってちょっと待ってたらお掃除完了したとのことで、先に荷物を置きに行きます。

パブリックスペース等の説明があるエレベーターから

上に上がります。
緊急用グッズ入りの椅子はドーミーインと同仕様ですね。

グローバルキャビンのご紹介。
内容は１号店の五反田の方にだいぶ合わせてあるような。
実際に使用してみたら、仕様が違うところもちょこちょこありました。

宿泊階は７階です。
女性は７階と８階なんですが、東京ドーム近くという立地もあり、コンサート等のスケジュールによっては、6階も女性用とすることも今後想定しているそうです。

エレベーターホールは吹き抜けになってるもので、ちょっとでも寒くないようにと配慮でヒーターが置いてありました。
あんまり効果はないのは、構造上しかたないですね。
同じく吹き抜けだった、今は閉館した大阪のドーミーインなんばを思い出しちゃいました。

セキュリティのため、エレベーターや入口ではフロントでいただいたリストバンドをかざします。
エレベータは、リストバンドをかざしても利用可能な階しか押せない仕様になってました。

エレベータではスムーズでしたけど、ドア前はちょっと反応が鈍かったかな。
かざすというより、くっつけたほうがよさそうです。

7階の自販機。
ここのスペースは階によって内容が変わってました。

簡易宿泊所なので法律上ドアにカギはかけられないそうで、扉の代わりにアコーディオンカーテン。

部屋に窓がないのを配慮してか、廊下の壁に木が書かれてたんですけど、この写真じゃ分かりづらいですね。

自分の部屋到着。
コンパクトだけど机スペースもあるからカプセルホテルって感じじゃありませんね。

コンパクトでもしつこく探索したのは次の旅行記に回すとして、

部屋に荷物放り込んで、フロントに声かけて館内見学させていただきます。
案内していただいた副支配人さん、以前浅草でもご案内いただいていたそうです。
嵌るきっかけとなった浅草も今はエクスプレスに業態替え。
前回泊まってからもずいぶんたちました。
https://4travel.jp/travelogue/10476668

大浴場はまだお掃除中だったので、先にシャワーブース等共用スペースから。
たしか６階。

トイレも共同。設備はよいです。
案内のとき、「6階はイベント等の状況により女性階にすることもある」ってことだったので、そのときは違和感でそうですが、リーズナブルに泊まれるからこのくらいは許容範囲でしょう。
ジャニーズ系のドームコンサートとかだと、全館女性専用にしても満室にできそうです。個人的には興味ないけど、同年代の友人には子どもと一緒に遠征して盛り上がってる人が複数います。

洗面スペース。
男性用にはカミソリタワーがあるのも定番です。

個室のシャワーブースがいくつか。大浴場がある階以外は階ごとについてます。

階によって違ってたサービス品。
毛布の予備（見学してたときは枕と勘違いしてました）と、冷凍庫。
各部屋に冷蔵庫がないので、必要な人はこの冷凍庫内の保冷剤を保冷バックに入れて部屋で使うことになります。
毛布は泊まった階にはここまで予備を置いてなかったので、男性用に集中して配備ってことなのかな？女性に比べて皮下脂肪少ないから寒がりな人が多いとか？

いよいよ、この時間帯かつホテルの人がいないと撮れない本命の大浴場は女性用から。

手前の共用トイレには、しっかりドーミーイン同様に非常用水が付いてました。

脱衣所。
階のセキュリティがあるから、大浴場の方はドーミーインみたいに暗証番号はありませんでした。

毎度の無料洗濯機（乾燥機は有料）も完備。見学した階にもランドリーコーナーがあったので、各階にあったのかな？
化粧品類もドーミーインとかわりませんね。

脱衣スペース少なめなのは

大浴場がコンパクトだから。
まあ、建物の規模からすると妥当です。

大浴場使ったときになんにも考えずにリストバンド付けたまま入って、「あれ、これ防水だっけ？」と心配になって案内人さんに後で聞いたら大丈夫でした。
道理で脱衣所に鍵付きロッカーを置かなかったわけです。

小ぶりでも和情緒があります。外には植栽の毎度の徹底ぶり。

壁絵。
浮世絵調だけど、しっかり東京ドームとドーミーインコが入ってます。

上野御徒町以来のアヒルさんがた。隊長がいるのでクマはご遠慮しときましょう。

１年半前の出張にかこつけて行ってきた上野御徒町。
https://4travel.jp/travelogue/11171520
既に忘れてた自分が書いてたことによると、上野御徒町の女性用大浴場は果実湯やってるからアヒル部隊が居なかったそうで、温泉でも果実湯もない場合はにぎやかしにアヒル部隊が住み着いてるってことかな？

大浴場があるので、個別シャワーブースはなくて大浴場内にこんな感じ。
個人的には座って洗面器使うのが好きだけど、シャワーだけな分、カーテン付きのようです。
ちなみに、後で利用して上がった時に台湾からという日本語話せる女の子が来たもので、8階に個室のシャワーがあるよと教えたら、８階に泊まってて大浴場使いたくてこっちに来たとのこと。
外国の人からすると、こっちの方が新鮮なんでしょう。

蛇口がない代わりというか、上にレインシャワーが付いてました。
ドーミーインでは初めて見るかな？
系列リゾートの伊豆高原のきらの里の高いお部屋に付いてたのは見学で見たことがあるような。
使うときにシャワーとレインシャワーの切り替え（一番上）の確認をしとかないと、いきなり水被る（過去に別のホテルで経験したかぎり、レインシャワーは壁面内で冷えて最初が水状態になってることが多いです）かもしれないので注意が必要かも。
シャンプー類はドーミーインと同じく、ポーラとツバキが交互に置いてありました。

各階1室だけのツインタイプも見せていただきます。
各階で性別固定なので、カップルで泊まるのは無理です。
お友達同士とか母子とかでしょうねえ。
ただ、構造上音が筒抜けだから、ガールズトークしたい人には宿泊自体が不向きです。

ちなみに、簡易宿泊所という性格上、子どもを添い寝でという泊まり方はできないそうです。

左右対称に見えて、実はベッド幅が違ってるとのこと。
キャビンタイプってフォーマットが決まってて工期が短くて済むって聞いたことがあるんですが、部屋により多少の違いがあるようです。

ついでに、上段キャビンの部屋も見学。
宿泊プランを見る限り、値段が安いのは上段の方でした。
音のことを考えたら上からの音が響きそうな下の方が設定が安くなるんじゃ？、と思ったけど、上がり下がりの手間を考えてのことでしょうね。
普段だったらとにかく安く、なんですが、普段の自分の行動パターンを省みれば出入り激しいから上だと迷惑だろうと下段キャビンにして、さらに見学で迷惑をかけるからとちょっと割高でも15時チェックインプランにした次第。

続いて８階見学。
こちらも女性階。

続いて同じく女性用の８階へ。
７階には自販機で、８階のこちらには冷凍庫と保冷バック。
飲み物等冷やして部屋に置きたい場合は、保冷剤と保冷バックを持ってくことになります。
この方式はドーミーインエクスプレス三河安城で体験済み。
https://4travel.jp/travelogue/10515545
ｅｘｐｒｅｓｓも最初は簡素にする分お安くというコンセプトだったはずですが、紆余曲折してるようで、あんまり他のブランドと違いがなくなってるような。
ｅｘｐｒｅｓｓの特長にするといってたペット宿泊も時折来るメールマガジンによるとやめちゃったようです。どこも稼働率伸び悩んでるみたいだったからなあ。

トイレは７階と変わりないので省略して、

洗面台は７階のランドリー分も使ってるのでこっちの方が広めかな？
化粧品類はドーミーインと同じです。

シャワーブースは、脱衣所スペースとほぼドーミーインの部屋にあるのと同じようなシャワースペースに分かれてました。

見てもすぐ忘れてたんですが、記憶の補填用に撮っておいた階の配置図には向かいにランドリーコーナーが入ってました。

５階の入口部分には漫画コーナー。
これがあるので、男性宿泊階ですけれど、女性のリストバンドでもエレベータが停まるようになってます。

３階の男性用の大浴場も見学させていただきます。

ちなみに３階に喫煙ブースもある関係で女性のリストバンドで３階も停まれるようになってました。

脱衣スペースは女性と数が変わらないかな。
ちなみに、グローバルキャビンのテレビにはホテル案内システムが入ってないそうで、大浴場の混雑状況はテレビでは確認できないのでした。

洗面スペースに

造りも大きさも女性用とほぼ同じかな。

こちらにもレインシャワー。

シャンプー類。
夏場は冷やしシャンプー置くみたいです。

こちらは隊長が目立たなかったので、クマが隊長におさまってみたのでした。

キャビンとＧｉｎｓａｉ　ｋｉｔｃｈｅｎは次旅行記にて。