2018年6月 オランダ・ベルギー・ドイツの旅(1) 出発＆アムステルダム街歩き

2018/06/08 - 2018/06/17

結婚20周年を記念して、夫婦で8泊10日のヨーロッパ旅行に行ってきました。

時間と体力の限界に挑戦するような、弾丸一人旅が好きな私と、
のんびりぶらぶら、ノープランな旅が好きな夫。
自分ではだいぶセーブしたつもりですが、
普通の人からしたら、かなりあわただしい日程だと思います。
黙ってついてきてくれた夫に感謝(笑)

★6月08日(金)　関空→アムステルダム泊
★6月09日(土)　キンデルダイク→デン・ハーグ→ロッテルダム泊
　6月10日(日)　デルフト→アントワープ→ブリュッセル泊
　6月11日(月)　ブルージュ→ケルン泊
　6月12日(火)　ブリュール→ボン→ボッパルト→コブレンツ泊
　6月13日(水)　マインツ→ライン川クルーズ→リューデスハイム泊
　6月14日(木)　フランクフルト→ハイデルベルク→シュトゥットガルト泊
　6月15日(金)　ホーエンツォレルン城→シュトゥットガルト泊
　6月16日(土)/17日(日)　帰国

今回は、出発～アムステルダム編です。

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空のKLMのカウンターでスーツケースを預けた後、お好み焼き屋さんの「ぼてぢゅう」へ。
プライオリティパスと当日出発の搭乗券を提示すると、1人3,400円まで無料なんです。
中はガラガラでしたが、店員さんが少ないからか、数分おきに1組ずつ案内していたので、入店まで10分ほど並んで待ちました。

10時まではモーニングメニューなので、牛ハラミ焼肉重セット(1,280円)＋カルピス(100円)にしました。
お肉の大きさが、メニューの写真とだいぶ違いましたが、無料だし満足。

搭乗ゲートで待っていると、20～30分ほど遅れてKLMの飛行機が到着しました。
出発も同じくらい遅れるかと思いましたが、10分ほどの遅れでした。

今回の席は、いわゆる非常口座席です。
SeatGuruでは「Bad seat」になっていて、理由の1つが窓がないことだったんですが、背もたれの真横に窓があって、外は普通に見えました。

前方に非常口がせり出していて、足元が狭いとのことでしたが、私はそんなに足が長くないので、いっぱいに伸ばしても問題ありませんでした。
離着陸時に手荷物を上に収納しなければならないことと、非常口前のスペースに人が集まってうるさい時があるのが欠点かな。
窓側なのに、隣の人に気を遣わずにいつでもトイレに行けるのは、女性にはすごいメリットだと思います(笑)
私には、なかなかの「Good seat」でした。

最初のドリンクサービス。
KLMのナッツ、美味しいんですが手が臭くなりますね。

飲み終わってから、カップに自転車やチューリップの模様があることに気付きました。
可愛い！

離陸から2時間弱。最初の機内食です。
和食を選んだら、魚の竜田揚げが出てきました。
味はまあ…、可もなく不可もなく…

トレイに敷いてあるペーパーを見てびっくり。
箸が1本ずつ左右にあるじゃないですか。
（洋食の方は、右にナイフ、左にフォークでした）
日本路線でも、海外のエアラインなんてそんなもんですね。

ロシアのノリリスク上空。
これこれ！これが見たかった！シベリアの白い大地です。

ウトウトしていたら、おやつの時間。
アイス自体は美味しかったんですが、目が覚めてしまって眠れなくなって困りました。

出発から9時間で、フィンランドまで来ました。
本当に湖ばっかり。
北欧にも行きたいな～。

2回目の機内食は、クリームソースのパスタです。
平たい麺で、とにかく固い。

当初の予定到着時間より、20分くらい早く着いたはずなんですが、入国審査で1時間近く待たされました。
スキポールって、とても機能的でスムーズな空港と聞いていたのにがっかり。
でも、「この空港でこんなに待たされたのは初めて」と夫が言っていたので、何かトラブルがあったのかもしれません。

スキポール空港 (AMS) 空港

空港内にあるNS(オランダ鉄道)のカウンターに行って、OV-chipkaart(オランダ国内のほぼ全ての交通機関で利用できるICカード)を購入しました。
カード本体が7.5ユーロで、最初のチャージは30ユーロにしました。
窓口だと手数料がかかるって何かに書いてた気がするんですが、クレジットカードでの支払いで、手数料は0でした。
カウンターにカード端末が置いてあって、カードを挿して、暗証番号を押して、カードを抜くまですべて自分で操作します。
オランダって、本当にカード社会なんだなあと実感しました。

地下の鉄道駅に降りるエスカレーター周辺に、こういう黄色いポールが沢山あるので、どれでも好きなポールにOV-chipkaartをかざしてチェックインします。
アムステルダム中央駅までは、切符を買うと5.3ユーロ、OV-chipkaartだと4.3ユーロです。

日本を出発してから13時間半。
やっと、アムステルダム中央駅に着きました！

アムステルダム中央駅 駅

ダムラック通りをまっすぐ進んで、徒歩10分弱で「RHO Hotel Amsterdam」に到着。
別の建物が並んでいるように見えますが、中でつながっています。

ロー ホテル ホテル

ホテルの入り口はこちら。
この数年、アムステルダムの旧市街中心部のホテルはバカみたいに高いのですが、ここはど真ん中なのにお手頃価格だそうです。(夫談)

エレベーターホール。
ここから部屋にたどり着くまでに、扉があったり階段を上ったり下りたり。

エアコンはありませんでしたが、古いなりに清潔で、広さも十分でした。
荷解きをして、少し休憩するつもりが、2時間近く寝てしまいました…

アムステルダムにいるのはこの日だけ。
せっかくだから、ちょっとぶらぶらしたいと思って、急いでホテルを出ました。
出てすぐ目の前が国立モニュメントという立地。
街中のホテルでよかった！
それにしても、19時半でも明るくて、時間の感覚がおかしくなりそうです。

ダム広場にある王宮。

ダム広場 広場・公園

広場から、ニーウェンダイク(Nieuwendijk)をうろうろ歩いて、通り沿いにあるHEMAに入りました。
2Fにフードコートがあって、値段が安くてひかれたのですが、ここで食べると晩ごはんになってしまうと思ってグッと我慢しました。

ヘマ 百貨店・デパート

FUJIFILMのチェキが売られていました。
オランダの女の子も自撮りとかするのかな。

HEMAを出た後、西の方へ進みました。
運河と自転車と花って、いかにもオランダって感じだわ～。

運河を4つ渡って、北教会に着きました。

北教会 寺院・教会

すぐ目の前に、アップルパイで有名な「Winkel43」があります。
ここが目的地♪

ヴィンケル 43 カフェ

アップルパイとミントティーにしました。
メニューに載ってませんが、注文したら出てきます。
シナモンがよく効いてて、ホイップと食べるととっても美味しい！
でも、いろんなクチコミサイトに「大きいけど意外とペロッといけます」的なことが書いてありましたが、ペロッとは無理でした。
これだけでお腹いっぱいになります。
ミントティーは、コップを持てないくらい熱い上に、後味がキョーレツで、好き嫌いがわかれるかも。
たまに小雨がぱらつく肌寒い天気だったため、店内で食べたので、画像の色がおかしいです…

夫はミートボールを頼んだんですが、中がクリーム状になっていて、丸いクロケットみたいな感じでした。

プリンセン運河の西側はヨルダン地区と呼ばれる下町で、旧市街の中でも特に街並みが美しいそうです。
本当に可愛い建物がいっぱいありました。

チューリップがきれいだなあと思ったら、チューリップ博物館でした。
もう20時半を過ぎていたのに、中には女性客が沢山。
18時に閉まるはずじゃないの？
そういえば隣のチーズ博物館も、19時閉店のはずがまだ営業していたし、その辺は適当なんですかね？

チューリップ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

西教会が見えてきました。
手前にアンネフランクの家があります。
この時期は22時までオープンしているので、まだまだ何十人もの人が外に並んで待っていました。

西教会 寺院・教会

そして、西教会とアンネフランクの家の間には、「PANCAKES Amsterdam」のWestermarkt店があります。
20時までなので、すでに閉店していました。
本当は、ホテルに着いてすぐここに食べに来る予定でしたが、寝過ごしてしまったのでパス。
パンケーキを食べていたら、アップルパイは無理だったと思うので、結果的には良かったです。
数年以内に、また来ることがあるでしょう。
それか、日本にできるかな？

西教会の南側には、アンネフランクの像がありました。
でも、なんか似てないような。

アンネ フランクの像 モニュメント・記念碑

雨はすっかりやんでいたので、そのまま南に進み、ナインストラーチェスと呼ばれるオシャレエリアへ。
ほとんどのお店が閉まっていましたが、私はショッピングには興味がないので問題なし。
夫にはかわいそうだったかも。
シンゲル運河沿いのカトリック教会の前で一休みしました。

21時でもまだ十分明るかったですが、橋のライトアップが始まっていました。
この周辺は飲食街で、お酒を飲んで騒ぐ人でとても賑やかでしたが、私たちはさっさとホテルに戻って寝ました。

翌朝6時、早起きしてお散歩です。
相変わらずの曇天(笑)

昨夜は大道芸人がいて人がいっぱいだったダム広場も、朝は閑散としています。
たまに見かけるのも、アジア人観光客っぽい人だけ。

王宮の前には鳩しかいません。

王宮の横を抜けて、マグナプラザへ。
ここの電停からトラムに乗ります。

マグナ プラザ ショッピングセンター

もう少し早い時間のトラムに乗りたかったんですが、土曜日は始発が遅くて。

OV-chipkaartがあるので、用はなかったんですが、券売機のアニメーションが面白かったので、トラムを待ってる間ずっと見てました。

Rijksmuseumで降りて、「I Amsterdam Sign」へ。
アムステルダムと言えばこれでしょう！
他の人が入ってない写真を撮りたかったんです！
(このために、超広角のコンデジを買いました)
空は白いけど大満足。
早起きして来た甲斐がありました。
この後、自撮り棒を持った赤いワンピースの女性が自転車でやってきて、1人でずっと撮影してましたが、オランダのインスタグラマー？

まだ開いてないけど、一応、国立美術館の通路も通ってみます。

アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

こっちはロビーでしょうか？

こっちはショップ。
そういえば、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」は今年～来年にかけて日本に来ますね。
さすがに「夜警」は門外不出だろうから、またいつか来なくては。

国立美術館のすぐ近くにも運河クルーズの乗り場がありました。
クルーズしてみたい気はしますが、夫が乗ったことある(しかも、豪華貸切ランチクルーズ！)ので、同じことするのはなんか悔しくて(笑)

Rijksmuseumの電停まで戻ったら、角にミッフィーらしきものがいました。
気持ち悪ぅ…

コスター ダイヤモンド 専門店

Damの電停のすぐ近くのお店。
白い猫が店番してました。
リアル招き猫ですね。
ちなみに、5番のトラムでDam→Rijksmuseum/Rijksmuseum→Damと同じ経路を往復したんですが、行きが1.2ユーロ、帰りが0.28ユーロでした。
往復でも、乗継扱いになるんですかね？

7時半頃にホテルに戻って朝ごはん。
私は、朝ごはんなんて駅の売店で適当に済ませるか、なんなら食べなくてもいいくらいですが、「ホテルで朝食をとる」のが夫のルールなので、この旅行中は毎日しっかり食べました。
品数が少ないところも多いところもありましたが、私自身の好き嫌いが多いので、ほぼ毎日同じ内容の朝ごはんでした(笑)

8時半にチェックアウトして、徒歩でアムステルダム中央駅に向かいました。
さすがにこの時間になると、大勢の観光客がぞろぞろと移動を始めていました。
京都に住んでいたことがあるので、地元の人が観光客を嫌がる気持ちはよくわかりますが、アムステルダムにはまだまだ素敵なところが沢山あるので、再び訪れることがあると思います。

旧証券取引所 建造物