筋湯温泉・九重温泉郷旅行記(ブログ) 一覧に戻る
九重連山にこの時期咲くミヤマキリシマを訪ねる旅の後編です。<br />平治岳山頂に咲くミヤマキリシマを訪ねた後は大戸越まで下山、そこから段原火口原まで直登し尾根伝いに歩いて北大船山に到着。北大船山は段原火口原の外周にある山で周辺は大船山方面におけるミヤマキリシマの群落地なっています。<br />そこを見学した後は段原まで下山、米窪に入って旧噴火口周辺に咲くミヤマキリシマを鑑賞して帰りました。<br />天候は依然として晴れたり曇ったりで安定しませんでしたが、北大船山方面の花付きもよかったです。こちらは6月10日前後が花の満期時期かと思われますが、私は満開前の方が美しいと思いました。<br />それでは引き続き天空に咲くミヤマキリシマをお楽しみ下さい。<br />

天空に咲くピンクの大花園を訪ねて( 九重連山に咲くミヤマキリシマ 後編)

18いいね!

2017/06/05 - 2017/06/05

133位(同エリア299件中)

旅行記グループ 天空に咲くピンクの大花園

0

60

ポポポ

ポポポさん

九重連山にこの時期咲くミヤマキリシマを訪ねる旅の後編です。
平治岳山頂に咲くミヤマキリシマを訪ねた後は大戸越まで下山、そこから段原火口原まで直登し尾根伝いに歩いて北大船山に到着。北大船山は段原火口原の外周にある山で周辺は大船山方面におけるミヤマキリシマの群落地なっています。
そこを見学した後は段原まで下山、米窪に入って旧噴火口周辺に咲くミヤマキリシマを鑑賞して帰りました。
天候は依然として晴れたり曇ったりで安定しませんでしたが、北大船山方面の花付きもよかったです。こちらは6月10日前後が花の満期時期かと思われますが、私は満開前の方が美しいと思いました。
それでは引き続き天空に咲くミヤマキリシマをお楽しみ下さい。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩

PR

  • 写真を撮っておられる方たちが移動するのを待って写した坊がつると九重連山の写真。<br />天気が良ければ九重らしい写真が撮れたのですが、背後の連山は薄雲に霞んでいました。<br />坊がつるの端を横切る吉部林道と朝歩いてきた登山道が眼下に見えます。登山道は法華院温泉山荘に向かいそこから谷沿いに登って行きますが、この登山道はかなり険しいです。<br />

    写真を撮っておられる方たちが移動するのを待って写した坊がつると九重連山の写真。
    天気が良ければ九重らしい写真が撮れたのですが、背後の連山は薄雲に霞んでいました。
    坊がつるの端を横切る吉部林道と朝歩いてきた登山道が眼下に見えます。登山道は法華院温泉山荘に向かいそこから谷沿いに登って行きますが、この登山道はかなり険しいです。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • しばらくするとまた雲に覆われてきました。<br />九重連山の方からこちらに向かってきます。

    しばらくするとまた雲に覆われてきました。
    九重連山の方からこちらに向かってきます。

  • あっという間に雲に覆われましたが、また回復するでしょう。<br />朝はとてもいい天気だったのに、また抜けるような青空にならないかな。

    あっという間に雲に覆われましたが、また回復するでしょう。
    朝はとてもいい天気だったのに、また抜けるような青空にならないかな。

  • 薄日が差してきました。今日は晴れたり曇ったりの繰り返し。雨が降らないだけでもいいのかも。<br />説明が遅れましたがここは平治岳本峰(北峰)の尾根に当たる部分。なだらかな斜面に広がるミヤマキリシマはこの時期一番のお勧めの景色です。<br />皆さんこの景色に出会いたいがためにここにやって来るんです。<br />一度この景色を目にしたら病みつきになりますよ。<br />

    薄日が差してきました。今日は晴れたり曇ったりの繰り返し。雨が降らないだけでもいいのかも。
    説明が遅れましたがここは平治岳本峰(北峰)の尾根に当たる部分。なだらかな斜面に広がるミヤマキリシマはこの時期一番のお勧めの景色です。
    皆さんこの景色に出会いたいがためにここにやって来るんです。
    一度この景色を目にしたら病みつきになりますよ。

  • 明るくなってきました。濃いピンクのミヤマキリシマが鮮やかです。

    明るくなってきました。濃いピンクのミヤマキリシマが鮮やかです。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • 北峰の方を振り返るとピンク色に染まる斜面に圧倒されます。

    北峰の方を振り返るとピンク色に染まる斜面に圧倒されます。

  • 平治岳本峰斜面に咲くミヤマキリシマ。

    平治岳本峰斜面に咲くミヤマキリシマ。

  • こちらの斜面の花付きもすごい。

    こちらの斜面の花付きもすごい。

  • 満開に近い開花状況の中、まだ蕾のミヤマがありました。<br />日の当たりなど同じ条件のはずですが何故か右のミヤマのみ開花していました。<br />とっても不思議な風景に思わずカメラのシャッターを切った私でした。<br />この後は北大船山のミヤマキリシマを見に行くために一旦大戸越まで下山します。<br />下りのルートは急な下り坂で、途中ロープが張られた場所など集中しないといけない場所が多いので写真は一切取る余裕がありませんでした。

    満開に近い開花状況の中、まだ蕾のミヤマがありました。
    日の当たりなど同じ条件のはずですが何故か右のミヤマのみ開花していました。
    とっても不思議な風景に思わずカメラのシャッターを切った私でした。
    この後は北大船山のミヤマキリシマを見に行くために一旦大戸越まで下山します。
    下りのルートは急な下り坂で、途中ロープが張られた場所など集中しないといけない場所が多いので写真は一切取る余裕がありませんでした。

  • 大戸越まで降りると、そこから段原火口原の背に向かう登山道を直登します。平治岳よりも高い山に真っ直ぐ登って行くので、この登山道が一番の難所でした。<br />途中何度も休憩して水分を補給しましたが、登るときはハアハア・ゼイゼイです。たぶん顔は引きつっていたんじゃないかと思いますよ。<br />大船山から平治岳にかけて縦走する場合は下り坂なので上りほどキツくはないと思います。<br />登山道の側に下り坂のガレ場があり、多くの登山者はそのガレ場を降りて行きます。<br />但しゴロゴロした岩場ばかりなので足を踏み外したり滑ったりしないように十分注意が必要です。<br />写真は上りの登山道の途中から撮った平治岳の様子です。手前の峰が南峰で奥が本峰(北峰)、上方から見ると平治岳の様子が分かり易いと思います。<br /><br /><br />

    イチオシ

    大戸越まで降りると、そこから段原火口原の背に向かう登山道を直登します。平治岳よりも高い山に真っ直ぐ登って行くので、この登山道が一番の難所でした。
    途中何度も休憩して水分を補給しましたが、登るときはハアハア・ゼイゼイです。たぶん顔は引きつっていたんじゃないかと思いますよ。
    大船山から平治岳にかけて縦走する場合は下り坂なので上りほどキツくはないと思います。
    登山道の側に下り坂のガレ場があり、多くの登山者はそのガレ場を降りて行きます。
    但しゴロゴロした岩場ばかりなので足を踏み外したり滑ったりしないように十分注意が必要です。
    写真は上りの登山道の途中から撮った平治岳の様子です。手前の峰が南峰で奥が本峰(北峰)、上方から見ると平治岳の様子が分かり易いと思います。


  • こちらは三俣山・硫黄山方面。<br />この直登の登山道で疲れを癒してくれるのが高山植物です。特にこのルートではイワカガミやツクシノマムシグサ、マイヅルソウを沢山見ることができます。<br />

    こちらは三俣山・硫黄山方面。
    この直登の登山道で疲れを癒してくれるのが高山植物です。特にこのルートではイワカガミやツクシノマムシグサ、マイヅルソウを沢山見ることができます。

  • シロドウダン。ツツジ科ドウダンツツジ属<br />この花はベニドウダンと伴に九重連山どこでも見られます。

    シロドウダン。ツツジ科ドウダンツツジ属
    この花はベニドウダンと伴に九重連山どこでも見られます。

  • ベニドウダン、同じくツツジ科ドウダンツツジ属。この花もよく見かけます。

    ベニドウダン、同じくツツジ科ドウダンツツジ属。この花もよく見かけます。

  • ベニバナニシキウツギ、スイカズラ科タニウツギ属。<br />名前の由来はニシキウツギに似ていて花が紅色だからだそうです。

    ベニバナニシキウツギ、スイカズラ科タニウツギ属。
    名前の由来はニシキウツギに似ていて花が紅色だからだそうです。

  • イワカガミ。イワウメ科イワカガミ属。<br />多年草で名前の由来は岩場に生える事と、光沢のある楕円形の葉を手鏡に見立てて命名されたとか。

    イワカガミ。イワウメ科イワカガミ属。
    多年草で名前の由来は岩場に生える事と、光沢のある楕円形の葉を手鏡に見立てて命名されたとか。

  • 同じくイワカガミ。この登山道の周囲に群れをなしています。

    同じくイワカガミ。この登山道の周囲に群れをなしています。

  • チゴユリ(稚児百合)です。<br />ユリ科の最も小さな花だそうです。花は下向きに、お辞儀をするように一つ花をつけます。ユリですが球根ではないので別種のユリなんだそうです。

    チゴユリ(稚児百合)です。
    ユリ科の最も小さな花だそうです。花は下向きに、お辞儀をするように一つ花をつけます。ユリですが球根ではないので別種のユリなんだそうです。

  • マイヅルソウ(舞鶴草)。ユリ科マイヅルソウ属。<br />この花は群れを成して咲いているので見つけやすいです。

    マイヅルソウ(舞鶴草)。ユリ科マイヅルソウ属。
    この花は群れを成して咲いているので見つけやすいです。

  • 花はマイヅルソウに似ていますが名前が分かりませんでした。<br />マイヅルソウよりも大きな花で、花を沢山付けていました。

    花はマイヅルソウに似ていますが名前が分かりませんでした。
    マイヅルソウよりも大きな花で、花を沢山付けていました。

  • ツクシノマムシグサ。サトイモ科テンナンショウ属<br />テンナンショウは一般的にマムシグサと呼ばれ日本各地に自生していますが、多くの種類があります。<br />マムシグサとはマムシが鎌首をもたげている姿に似ていることからそう呼ばれているそうです。<br />球根は毒性がありますが漢方薬として利用される種類もあるそうです。

    ツクシノマムシグサ。サトイモ科テンナンショウ属
    テンナンショウは一般的にマムシグサと呼ばれ日本各地に自生していますが、多くの種類があります。
    マムシグサとはマムシが鎌首をもたげている姿に似ていることからそう呼ばれているそうです。
    球根は毒性がありますが漢方薬として利用される種類もあるそうです。

  • マムシグサは花(仏炎苞)の色や形と葉の違いから種類分けしています。<br />花(仏炎苞)が緑色のものはアオテンナンショウと呼ばれていますが、アオテンナンショウは花(仏炎苞)の先端が糸状に垂れているため、ツクシノマムシグサとは別の種類です。<br />ツクシノマムシグサは花の先端は糸状ですが、垂れずに鎌首をもたげたままでピンと張っています。<br />さらに仏炎苞の背の先は白く透き通っています。写真で透き通っていることが分かると思います。<br />名前の「ツクシ」とは九州の意味ですが、私は同種のマムシグサを中国地方の山で見ました。<br />そのため九州地方のみに繫茂している種類でもなさそうです。<br />その姿が本当にマムシに似ているので、薄暗い所で見かけたらドキッとします。<br /><br />

    マムシグサは花(仏炎苞)の色や形と葉の違いから種類分けしています。
    花(仏炎苞)が緑色のものはアオテンナンショウと呼ばれていますが、アオテンナンショウは花(仏炎苞)の先端が糸状に垂れているため、ツクシノマムシグサとは別の種類です。
    ツクシノマムシグサは花の先端は糸状ですが、垂れずに鎌首をもたげたままでピンと張っています。
    さらに仏炎苞の背の先は白く透き通っています。写真で透き通っていることが分かると思います。
    名前の「ツクシ」とは九州の意味ですが、私は同種のマムシグサを中国地方の山で見ました。
    そのため九州地方のみに繫茂している種類でもなさそうです。
    その姿が本当にマムシに似ているので、薄暗い所で見かけたらドキッとします。

  • コケモモ(苔桃)、ツツジ科スノキ属。国の天然記念物です。<br />名前からは想像できそうもない名前ですが、名前の由来は苔のように地面を這い、桃のような赤い実をつけるからとのこと。<br />コケモモは九重が日本の南限地、そして世界の南限地でもあるそうですよ、驚きです。<br />九重にはいくつかの大群落地があって立て札などで表示してあるため、初めての人でも分かり易いです。<br />私がはじめてコケモモの群落を見たのは三俣山の麓でした。<br />群落以外にもこのようにひっそりと咲いているので登山道の左右を注意しながら歩いてみて下さい。<br />

    コケモモ(苔桃)、ツツジ科スノキ属。国の天然記念物です。
    名前からは想像できそうもない名前ですが、名前の由来は苔のように地面を這い、桃のような赤い実をつけるからとのこと。
    コケモモは九重が日本の南限地、そして世界の南限地でもあるそうですよ、驚きです。
    九重にはいくつかの大群落地があって立て札などで表示してあるため、初めての人でも分かり易いです。
    私がはじめてコケモモの群落を見たのは三俣山の麓でした。
    群落以外にもこのようにひっそりと咲いているので登山道の左右を注意しながら歩いてみて下さい。

  • 再び平治岳の様子。頂上付近は完全に晴れ上がっていますね。時間をもっとずらせばよかったかも。でも帰りが遅くなるし、この後の予定を考えれば平治岳でゆっくりとはしておられません。写真の中央やや右に登山道があるのが分かるでしょうか。白い姿の人が何人も写っていますがその道が昇りの登山道、そして中央左の道が下りの登山道です。<br />ここで小休憩したらまた頑張りましょう。<br />

    再び平治岳の様子。頂上付近は完全に晴れ上がっていますね。時間をもっとずらせばよかったかも。でも帰りが遅くなるし、この後の予定を考えれば平治岳でゆっくりとはしておられません。写真の中央やや右に登山道があるのが分かるでしょうか。白い姿の人が何人も写っていますがその道が昇りの登山道、そして中央左の道が下りの登山道です。
    ここで小休憩したらまた頑張りましょう。

  • 段原火口原の背に登り着きました。ここまで辿り着くのが本当に大変、次回からは北大船山には行かずにそのまま帰ろうと思っています。<br />ここからは北大船山まで段原火口原の周囲を進みます。向こうに見える山は火口原の周囲の山で、ここは小さなカルデラのようになっているんです。<br />この時期火口原の外周の山がピンク色になっているのを見るのはまだ2回しかありません。<br />一番九重で綺麗だなと思った写真はこの段原火口原に水が溜まって湖のようになっていて、周囲がピンク色のミヤマキリシマで染められている写真でした。<br />今回湖はできていませんでしたが周囲に花が咲いていたのは嬉しいことでした。

    段原火口原の背に登り着きました。ここまで辿り着くのが本当に大変、次回からは北大船山には行かずにそのまま帰ろうと思っています。
    ここからは北大船山まで段原火口原の周囲を進みます。向こうに見える山は火口原の周囲の山で、ここは小さなカルデラのようになっているんです。
    この時期火口原の外周の山がピンク色になっているのを見るのはまだ2回しかありません。
    一番九重で綺麗だなと思った写真はこの段原火口原に水が溜まって湖のようになっていて、周囲がピンク色のミヤマキリシマで染められている写真でした。
    今回湖はできていませんでしたが周囲に花が咲いていたのは嬉しいことでした。

  • 同じ場所でミヤマキリシマを大きく入れると写真が劇的に変りました。

    イチオシ

    同じ場所でミヤマキリシマを大きく入れると写真が劇的に変りました。

  • 登山道を進み段原火口原方向を写したもの。<br />北大船山周辺は平治岳と並んでミヤマキリシマが美しいと言われている場所ですが、近年ミヤマキリシマの立ち枯れが進み平治岳ほどの群落は見られなくなりました。<br />この辺りはミヤマキリシマがポツポツと点在としています。<br /><br /><br />

    登山道を進み段原火口原方向を写したもの。
    北大船山周辺は平治岳と並んでミヤマキリシマが美しいと言われている場所ですが、近年ミヤマキリシマの立ち枯れが進み平治岳ほどの群落は見られなくなりました。
    この辺りはミヤマキリシマがポツポツと点在としています。


  • 同じ場所でミヤマキリシマを強調してみました。

    同じ場所でミヤマキリシマを強調してみました。

  • 段原火口原の尾根からは大船山(1787m)が見えます。<br />写真左下にある窪みが米窪で旧噴火口の跡です。

    段原火口原の尾根からは大船山(1787m)が見えます。
    写真左下にある窪みが米窪で旧噴火口の跡です。

    大船山 自然・景勝地

  • 段原火口原と大船山。火口原が湖になっていたなら風情があったのに。

    段原火口原と大船山。火口原が湖になっていたなら風情があったのに。

    大船山 自然・景勝地

  • 北大船山(小高い山)が見えて来ました。奥に見える山は大船山。

    北大船山(小高い山)が見えて来ました。奥に見える山は大船山。

  • 北大船山の群落地は山の麓の周辺と山の南側斜面、それと尾根の両側です。

    北大船山の群落地は山の麓の周辺と山の南側斜面、それと尾根の両側です。

  • 平治岳ほどの群落ではないものの、中にはピークを過ぎたものが見受けられました。<br />こちらの開花の方が早かったようですね。<br />

    平治岳ほどの群落ではないものの、中にはピークを過ぎたものが見受けられました。
    こちらの開花の方が早かったようですね。

  • 北大船山からは九重連山の中核を成す山々を見ることができます。<br />ここからの景色は右は三俣山(写真には写っていません)から左は稲星山まで合計6つの山を見渡すことがでるので、九重の展望にはもってこいの場所です。<br />大船山に登ればもっと景色がいいのですが、疲れているのでそこまで登る元気はありませんでした。<br />最近は北大船山に登った後は下山しています。<br />さて、山を右から見ていきましょう。<br />噴煙を上げている山が硫黄山(1580m)、その左上が星生山(1702m)、そのさらに左上、角に見える山の右が天狗ケ城(1780m)左が中岳(1791m)。<br />中岳は九重連山で最も高い山ですが、何故か久住山(1787m)の方が主峰のように見られています。<br />久住山は中岳の陰に隠れているため北大船山からは見えません。<br />では山の続き、中岳の左の稲星山(1774m)、その手前の山が白口岳(1720m)です。

    イチオシ

    地図を見る

    北大船山からは九重連山の中核を成す山々を見ることができます。
    ここからの景色は右は三俣山(写真には写っていません)から左は稲星山まで合計6つの山を見渡すことがでるので、九重の展望にはもってこいの場所です。
    大船山に登ればもっと景色がいいのですが、疲れているのでそこまで登る元気はありませんでした。
    最近は北大船山に登った後は下山しています。
    さて、山を右から見ていきましょう。
    噴煙を上げている山が硫黄山(1580m)、その左上が星生山(1702m)、そのさらに左上、角に見える山の右が天狗ケ城(1780m)左が中岳(1791m)。
    中岳は九重連山で最も高い山ですが、何故か久住山(1787m)の方が主峰のように見られています。
    久住山は中岳の陰に隠れているため北大船山からは見えません。
    では山の続き、中岳の左の稲星山(1774m)、その手前の山が白口岳(1720m)です。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • 稲星山・白口岳を正面に捉えた構図。

    稲星山・白口岳を正面に捉えた構図。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • 北大船山南斜面のミヤマキリシマ。こちらは結構咲き揃っています。濃い色の花が多いので艶やかです。<br />

    イチオシ

    地図を見る

    北大船山南斜面のミヤマキリシマ。こちらは結構咲き揃っています。濃い色の花が多いので艶やかです。

    大船山 自然・景勝地

  • 大船山方面の写真を撮っていたらまた雲が湧いてきて、三俣山方面は雲で霞んでしまいました。<br />

    大船山方面の写真を撮っていたらまた雲が湧いてきて、三俣山方面は雲で霞んでしまいました。

  • 東側も雲に覆われていました。

    東側も雲に覆われていました。

  • 平治岳のある北西方向もご覧のとおり。<br />ミヤマキリシマも濃い色に染まってしまった。

    平治岳のある北西方向もご覧のとおり。
    ミヤマキリシマも濃い色に染まってしまった。

  • 北大船山斜面と平治岳。

    北大船山斜面と平治岳。

  • 今にも雨が降りそうな雲が降りくると一気に周囲の景色が暗くなる。

    今にも雨が降りそうな雲が降りくると一気に周囲の景色が暗くなる。

  • 北大船山の頂上です。ここまで雲が上がってきましたが、平治岳のように流れ去るでしょうからしばらく待ちましょう。

    北大船山の頂上です。ここまで雲が上がってきましたが、平治岳のように流れ去るでしょうからしばらく待ちましょう。

  • 案の定雲が去って行きました。<br />正面の山は大船山、山の麓にある小さな空地が段原。ここが大船山や平治岳方面に行く分かれです。<br />ここを右に進むと坊がつるにたどり着く下山道で、左は旧噴火口の米窪に行く道です。

    イチオシ

    地図を見る

    案の定雲が去って行きました。
    正面の山は大船山、山の麓にある小さな空地が段原。ここが大船山や平治岳方面に行く分かれです。
    ここを右に進むと坊がつるにたどり着く下山道で、左は旧噴火口の米窪に行く道です。

    大船山 自然・景勝地

  • 少し明るくなったみたい。上と同じ風景を横にして写しました。どちらの景色がいいでしょうか?

    少し明るくなったみたい。上と同じ風景を横にして写しました。どちらの景色がいいでしょうか?

    大船山 自然・景勝地

  • 日が差してきました。天気が回復した間に米窪へ行きましょう。

    日が差してきました。天気が回復した間に米窪へ行きましょう。

  • 北大船山南斜面のミヤマキリシマ。<br />この構図も好きな構図の一つです。この山は低いのでミヤマキリシマが咲いていないと絵になりません。

    イチオシ

    地図を見る

    北大船山南斜面のミヤマキリシマ。
    この構図も好きな構図の一つです。この山は低いのでミヤマキリシマが咲いていないと絵になりません。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • 三俣山方面は以前雲に覆われたまま。現在東側から天候が回復しています。

    三俣山方面は以前雲に覆われたまま。現在東側から天候が回復しています。

  • 再び北大船山南斜面の様子。こちらの斜面は花付きが良かったです。<br />これから米窪に行きます。<br />まず北大船山から段原まで降りてそこから木立ちが茂る細い道を歩きます。木立ちの林を抜けると視界が開けます。そして右の大きな窪みが噴火口跡で米窪です。<br />では行きましょう。

    再び北大船山南斜面の様子。こちらの斜面は花付きが良かったです。
    これから米窪に行きます。
    まず北大船山から段原まで降りてそこから木立ちが茂る細い道を歩きます。木立ちの林を抜けると視界が開けます。そして右の大きな窪みが噴火口跡で米窪です。
    では行きましょう。

  • ここが米窪、九重連山で最大の噴火口跡です。<br />噴火口の斜面にはピンクの花株がポツポツと咲いていました。

    ここが米窪、九重連山で最大の噴火口跡です。
    噴火口の斜面にはピンクの花株がポツポツと咲いていました。

  • 噴火口の淵に咲いているミヤマキリシマ。こんな所に咲いているのを見たのは初めて。<br />ちょっと感動です。

    噴火口の淵に咲いているミヤマキリシマ。こんな所に咲いているのを見たのは初めて。
    ちょっと感動です。

  • 米窪の写真を撮りまくりました。

    米窪の写真を撮りまくりました。

  • 米窪のミヤマキリシマ。

    米窪のミヤマキリシマ。

  • いつもはこんなに咲いていないのに噴火口の淵にも咲きまくっていました。<br />

    いつもはこんなに咲いていないのに噴火口の淵にも咲きまくっていました。

  • 米窪の周囲。

    米窪の周囲。

  • 米窪の周囲。

    米窪の周囲。

  • 一番咲いていたのはこの辺り。こんなにミヤマキリシマがあったのか。

    一番咲いていたのはこの辺り。こんなにミヤマキリシマがあったのか。

  • 米窪の周囲。

    米窪の周囲。

    大船山 自然・景勝地

  • この辺りはミヤマキリシマが疎ら。まだ蕾のミヤマもあって咲き揃っていないのかも。花付きも悪いようでした。<br />これで本日予定したミヤマキリシマ鑑賞は終わりです。現在午後3時5分、下山に50分くらいかかるとして坊がつるには午後3時55分頃に到着の予定です。

    この辺りはミヤマキリシマが疎ら。まだ蕾のミヤマもあって咲き揃っていないのかも。花付きも悪いようでした。
    これで本日予定したミヤマキリシマ鑑賞は終わりです。現在午後3時5分、下山に50分くらいかかるとして坊がつるには午後3時55分頃に到着の予定です。

  • この写真は大船山から写した段原の景色です。<br />何年も前に撮った写真ですが段原火口原や米窪(噴火口跡)の配置が分かり難いと思い掲載しました。<br />中央の窪んだ所が段原火口原、右下の窪みが米窪(噴火口跡)、左のピンクの小高い所が北大船山、中央奥の山が平治岳です。<br />この写真があれば山の配置などが分かり易いと思います。

    この写真は大船山から写した段原の景色です。
    何年も前に撮った写真ですが段原火口原や米窪(噴火口跡)の配置が分かり難いと思い掲載しました。
    中央の窪んだ所が段原火口原、右下の窪みが米窪(噴火口跡)、左のピンクの小高い所が北大船山、中央奥の山が平治岳です。
    この写真があれば山の配置などが分かり易いと思います。

    九重山 (九重連山) 自然・景勝地

  • 坊がつるには午後3時50分には到着したのですが、歩きすぎて足が悲鳴を上げ始めました。自分の足ではないような感じなので靴と靴下を脱いで足首に冷水をかけて脹脛と一緒にマッサージ。<br />氷が無いのでアイシングが出来ません。九余の策で山の冷水を使ってみましたが、足のほてりも脹脛の疲れも取れてずいぶん楽になりました。<br />30分足を休めて再び下山を開始、雨ケ池までは上りになるのでそこまでが結構キツかったです。<br />写真は坊がつるで休養を取っている時に写した平治岳ですがこの時は晴天でした。私が登った時は目まぐるしく天候が変わりましたが、こんな晴天の下でミヤマキリシマを見たかったです。<br />

    坊がつるには午後3時50分には到着したのですが、歩きすぎて足が悲鳴を上げ始めました。自分の足ではないような感じなので靴と靴下を脱いで足首に冷水をかけて脹脛と一緒にマッサージ。
    氷が無いのでアイシングが出来ません。九余の策で山の冷水を使ってみましたが、足のほてりも脹脛の疲れも取れてずいぶん楽になりました。
    30分足を休めて再び下山を開始、雨ケ池までは上りになるのでそこまでが結構キツかったです。
    写真は坊がつるで休養を取っている時に写した平治岳ですがこの時は晴天でした。私が登った時は目まぐるしく天候が変わりましたが、こんな晴天の下でミヤマキリシマを見たかったです。

  • 雨ケ池まで戻りました。これからは下り坂ですが、石が多い場所や急な下り坂などがあるので要注意です。さらに山中は外よりも暗くなるため見えにくくなります。膝も笑う年なのでより注意して下山しました。そのためこれ以降の写真は撮っていません。<br />ゆっくり帰ったので下り坂のルートなのに1時間30分もかかってしまいましたが、無事帰宅し九重の日帰り旅行は終わりました。

    雨ケ池まで戻りました。これからは下り坂ですが、石が多い場所や急な下り坂などがあるので要注意です。さらに山中は外よりも暗くなるため見えにくくなります。膝も笑う年なのでより注意して下山しました。そのためこれ以降の写真は撮っていません。
    ゆっくり帰ったので下り坂のルートなのに1時間30分もかかってしまいましたが、無事帰宅し九重の日帰り旅行は終わりました。

18いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP