2018/02/09 - 2018/02/11
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puricさん
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はじめに
この日記には観光写真はありません。
今年のpuricの野球愛と行動力は一味違う。
1月に気まぐれで沖縄に行った(沖縄24時間旅(電車移動のみ) https://4travel.jp/travelogue/11318227)とき、宿泊地近くにあった野球場が巨人のキャンプ地と気づいてから約一ヶ月。
あそこなら…あそこなら!
沖縄とはいえ電車でぱっとたどり着く場所に、プロ野球に係わってる野球場が存在する。
あそこでオープン戦開催するのはほぼ間違いない。
日程次第では…あそこで野球が見られる日が、存外はやく来るのかもしれない…
という思いを抱えて暮らしてきました。
発表された日程を見ると、土日で横浜と広島戦。
断腸の思いで送り出した元阪神大和の移籍先である横浜と、公式戦で見るのは容易でないカープとな。
もう行くしか無いじゃない!
大和とカープを追って、沖縄まで行く!
でも「土日にちょっと沖縄行かん?」みたいな事を言える友人はいないので、一人で行く!
というお話。
行けるなら 行けばいいじゃない おうのしま(字余り)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- じゃらん
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-
前乗り宿泊が大好きpuricです。
金曜日、仕事が終わってから伊丹空港へ向かいます。
遅くなったので慌ててコインロッカーから荷物を取り出し、梅田のハービスENTにある高速バス乗り場へ。
空港行きのほか、四国行きのバスが出ていました。
もう夜の高速バスは狭いし腰が痛くなるからノーサンキューですが、四国に行くならバスが一番便利かなあ… -
「ホテルA.P大阪空港前」に宿泊します。
「大阪空港前」の名の通り、確かにターミナルは目の前なんですが、道路とモノレールに遮られており、車も徒歩もぐるりと迂回しないとたどり着かない場所です。
旅本番より前乗り宿泊を楽しんでしまいがち。
写真を一枚一枚載せると前置きが諄くなるので、まとめてみました。 -
朝。
歩いて向かうつもりでしたが、ちょうどホテルの送迎バスが来たので、乗せてもらいました。
ホテルはホントに目の前なんですけど、車でも5分くらいかかった。 -
チェックインしたらスタバでコーヒーと甘すぎるクッキーをつまみつつ、高いところから失礼します。
早朝から荷物の預け入れの大行列でした。
手荷物検査も当然ながら大行列で早速ぐったりしましたが、無事搭乗しました。
通路側なので写真無し。 -
那覇空港に着くのは10時半頃。
1泊くらいの旅ならちょっと大きいトートバッグなどで出かけるのが常ですが、今回は野球観戦グッズやらの関係で、珍しくスーツケースを持っての旅でした。
まず予約してるホテルへ。
試合は13時からなので、ゆっくりもしてられません。
ホテル最寄りの「美栄橋」駅 -
道端に猫ちゃん発見。
-
にゃん。
-
荷物を預けたら球場へ。
球場には「奥武山公園」またはこの「壺川」駅が近い。
「奥武山公園」は1月に来たとき宿泊のため一度降りた事があるので、今日はお隣の「壺川」で降りてみます。
お隣駅といっても、運動公園をぐるりと囲うようにモノレールが走っていて、「奥武山公園」「壺川」2つの駅からアクセスできます。
野球の場合、外野席は「奥武山公園」、内野席はこちらの「壺川」が近いような気がする。
そもそもゆいレールは駅間の距離が近いので、二駅三駅くらい普通に歩けます。 -
改札を出る前に、ちょっとだけ電車写真など撮りました。
puricが大好きな奥武山公園と壺川駅間の大きなカーブ。
90度くらいのカーブなので、車両がかなり川側にぐっと傾くのがスリリングで楽しいのです。
首里方面に乗るとき、左側に立つとそのスリルを味わえる。 -
今日と明日のオープン戦告知を乗せて走るゆいレールです。
空港から乗ったゆいレールがたまたまこのジャイアンツ列車だったのですが、ホームで待ってるお客が一斉に「なんで巨人なんだよ」とざわついていました。
この日はオープン戦のために臨時ダイヤでの運行だったようです。 -
那覇市街地方向をのぞむ。
この先は海で、以前行った波上宮などがあります。
逆側は漫湖につながっている。 -
橋の向こうが目的の奥武山公園。
川の色が大阪ではあり得ない青色。 -
奥武山公園。
野球場とか陸上競技場などがあり、川に沿って海の近くまで一帯が広い広い公園になってます。
白い屋根が目的のセルラースタジアム那覇です。 -
一般の人が普通にキャッチボールをして遊んでいて、道を挟んだ反対側のフェンスの向こうでは、巨人の選手がアップしてる、みたいな光景です。
キャンプならでは!
いいなー -
ブルペンがある。
こんな仮設テントみたいな感じのとこなんですね。
投げてるのは一人だけ。 -
山口俊でした。
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1日目は巨人対横浜です。
この日は前年に阪神から横浜に移籍した大和を応援するため、やってきました。
1月に来たときは「いつかここで観戦できたら楽しいだろうな」などと思っていたけど、まさかそれから一ヶ月半後、ここに立っているとは… -
人でごった返すグッズ売り場で、応援アンド日除け用に大和の名前タオルを購入しました。
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指定を取りましたが(結構いいお値段)、自由席でも余裕で座れそうでした。
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最近は糖質オフを意識してますが、沖縄で飲むならやっぱオリオンビールです。
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スタメン。
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いたいた。
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よく思い返すと、移籍発表があまりにショックで、それ以降横浜関連のニュースはシャットアウトしていたので、横浜大和を見るのはほぼ初です。
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試合前、少年から花束贈呈。
沖縄出身の横浜嶺井選手にすごい声援があがってました。あと国吉投手も。 -
メンバー表交換です。
高橋監督とラミレス監督。
もとはチームメイトです。
同い年くらい? -
選手が出てきて守備位置に散っていくとき、地元の野球チームの少年も一緒に。
少年も嬉しいと思うけど、見てるお母さんも嬉しいよね -
筒香。1打席で交代した。
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ハンサムキャッチャー小林。
puricの中では結構打撃もよい選手。
阪神の投手がよく痛打されているという事。 -
後半になると最初のメンバーは全員交代してしまい、エラーなども目立って、見てるほうもだんだん緊張感が無くなってきました。
ここでお昼用に買っていたポークたまごおにぎりを食します。 -
横浜が勝ち。
-
試合が終わったら、ぱっとキャンプモードに変わります。
するするとバッティングケージが用意されました。
あれ?村田がいる?と思ったら岡本和真でした。
背番号のイメージって強い。 -
さて球場を出たら国際通りに戻ってきました。
今度来たら絶対行くと決めてた、台湾まぜ麺が食べられる、「まぜ麺マホロバ」で「まぜ麺焦がしチーズ」を晩ごはんとして食しました。
肉とニラ、ネギなどを一気に混ぜ込み、とろけるチーズと生卵をしっかり合わせて麺にからめる。
タレの絡んだ太い麺を箸ですくいあげて口に運ぶ。 -
今夜の宿泊は、ホテルWBFアートステイ那覇です。
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入口から階段を下りていくと、地下にフロントがあります。
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ホテル内はフリードリンク(お酒有り)と一緒にアーサー(あおさ)汁とゆし豆腐も食べ放題みたい。
最近はウエルカムだけでなく、ドリンク飲み放題のホテルが多い。 -
エレベーターホール。
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お部屋。
アートステイという名だけあって、ベッドのうしろの壁画が部屋によって変わっていて、いろんなアーティストが描かれた作品になってるそうです。
ただ、ホームページとかから見る印象よりはちょっと…ベッドもマットレス置いただけで、ちょっと押したらぐっと動いてひっくり返りそうになった。 -
ホテルからの景色。
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今日の戦利品。
勢いで買ったけど、今後使い道あるのかな? -
朝。
朝ごはんを食べるため外出します。
普段の喧騒が幻覚なのかと思えるほど静まり返った朝の商店街。
半袖はさすがに少し寒いかな?という気候。
ガラガラと遠くからシャッターを開ける音と、ちょっと涼しい空気から、春を通り越して初夏のにおいがした。 -
やちむん通り近くの大きなシーサーです。
この先に目当てのお店があります。 -
「沖縄そば エイブン」
朝から開店してると聞いたので足を運びました。
朝だけメニュー、朝そばセット。
そばとおにぎり、あと少しのお惣菜と書いてあったのでオーダーしたら、想像以上のボリュウムです。
口に運ぶたびフーチバー(ヨモギ)の香りがほわんと漂うそばはあっさりして、うどんの印象に近い。
昼はわりとガツンとした味のおそばが多いんですが、こんなに優しい味の沖縄そばもあるんですね。
三枚肉と卵焼き、カマボコが乗ってます。
幸せ… -
じーまみ豆腐、野菜の浅漬け?に人参しりしり的なものなど、野菜いっぱい。
-
パクチー風味の鶏肉のおにぎり。
脇に添えてあるパクチーとお味噌を鶏肉乗っけて一口。
肉とパクチーの鮮烈な風味と、お味噌のバランスが爆発的うまさ。
上の鶏肉を食べ終えたら、海苔を巻いた部分を持って、ご飯を一口。
うん、ふわりとパクチーが香る炊き込みご飯。
うまい。
ご飯にパクチーとお味噌を乗っけて、またぱくり。
があーーん!!
パクチーの鮮烈な香りとご飯の美味しさで最高のお味に。
上だけじゃなく中にも鶏肉がゴロゴロ入ってて、大満足でした。 -
さて、ホテルをチェックアウトしたらいったん那覇空港へ移動します。
搭乗手続きと共に荷物を預け、身軽になって再び壺川駅に来ました。
雨予報ながら朝は晴れていたし、あまり心配してなかったのですが、ここから急に曇ってきた。 -
橋から漫湖方面を。
空が重苦しい。
でも川は青くて美しい -
再び公園内をうろうろ歩いていると、なんかやたら人が集まってるので、サブグラウンドをのぞいてみました。
けっ、また山口か…昨日も見たし…違う人いないの?てかちょっと太った?ふてぶてしい顔が腹立つなあ…もう一人は誰?背番号何?
ん?
19? -
わお!
MVP、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、GG、ベストナイン、沢村賞、そして原監督の甥っ子、押しも押されもせぬ球界のエース、サムライジャパンの常連、そして間違いなく今年の開幕投手、そして独身のプリンス、菅野智之さん!! -
マウンドで見るとさほど大柄な印象は無いのですが、近くで見るとかなり大きかったです。
一目ではぱっと菅野と気づかなかったくらい、想像よりはるかに大きかった。 -
今日は巨人対広島。
-
スタメン。
今日もなかなかのメンツ。 -
今日もいっぱい。
周辺では広島弁が飛び交っている。 -
今日もオリオンビール。
普通にその辺に売ってるビールと何が違うってわけでは無いけど、沖縄にいて昼からビール飲んでますってだけで、精神的に美味さがしみわたります。 -
試合前のショーでは、ジャビットさんと、この奇怪なサイケデリック生物がうろちょろしていたが、このサイケデリックが何者なのか説明は無かった。
-
ピントが全然合ってない…田中広輔と俊太兄弟が出てきました。
そして謎のサイケデリック生物がセンターに。 -
なんとか試合はスタートしたものの……
-
2回の裏の巨人の攻撃中、いきなりスコールのような大雨が降ってきました。
-
一瞬で視界が真っ白になってしまった。
幸いpuricの席は屋根があって、風向きもセンター方向だったため、全く濡れずに済みました。
でも試合は中断。 -
みるみる雨がグラウンドに溜まっていって、引く気配が無い。
雨雲はまもなく去る気配なのですが、水が引かないと再開は厳しい…とざわつき始めたところで、審判がノーゲームを宣告しました。
この日は沖縄県内の各球場でオープン戦が開催されていましたが、各地はどこも中断からノーゲームに変わってました。 -
場内もあきらめムードでしたが、ノーゲーム宣告の後はええー、うそぉー…の声があがってざわつきました。
グラウンドがこれでは仕方ない。 -
そして、ノーゲーム宣告の直後から、嘘みたいにカラっと晴れ、腹が立つくらいきれいな青空が顔を見せ始めたのでした。
-
飛行機の時間があるから、あまり試合が長引くと途中退席しないといけなくなるなあ、と心配していたけど、まさかまさか、小一時間で終わってしまうとは。
カープご一行様を載せたバスを見送って、球場を離れます。 -
「旭橋」駅までブラブラ歩き、何もやる事がないのでゆいレールに乗って那覇空港へ向かいました。
夕方の那覇空港内は恐ろしいほど満員で、座る場所すら無く困り果て、炙り出されるように展望デッキに来てみたら、大正解。 -
空が青くてきれい…
昼間の雨さえ無ければ、今頃好天の下で野球観戦をしていたのに。 -
行ったり来たりする飛行機を見て過ごしました。
飛行機もさることながら、その向こうの海も美しい。
同じ海なのに何でこんなに沖縄の海は青いのだろう。 -
そんな事で、寒い寒い大阪に帰ります。
この二日間、結構経済的には無理したけれど、まったく後悔は無い!
野球好きなら本望といった、夢のような時間でした。
再見。
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