2018/02/03 - 2018/02/11
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minmiさん
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かつて世界史でがっつり勉強した古代エジプト。
世界ふしぎ発見!でもおなじみでした。
いつかこの目で見てみたいと思いつつ、安全性が気になり先送りになっていましたが、今回思い切って行ってみることにしました。
調べてみると個人旅行はちょっとハードな感じなので、ツアーを検討することに。
団体ツアーが苦手なので、少人数制ツアーをやってるファイブスタークラブに申し込んでみました。
ルクソールから始まり、クルーズ船でナイル川を上り、経由地で観光しつつアブシンベルへ。
最後にカイロ・ギザを観光するという9日間です。
2/3成田空港発
2/4ドバイ→カイロ→ルクソール
2/5ルクソール東岸
2/6ルクソール西岸
2/7エドフ・コムオンボ
2/8アブシンベル・アスワン
2/9カイロ
2/10カイロ
2/11カイロ→ドバイ→羽田空港
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
出発の2日前、エミレーツ航空H.P.で座席指定をしようとしたら、追加代金\54400でビジネスクラスのオファーが。
出発直前のバーゲン価格みたいなもんです。
東京からドバイまで約12時間、ビジネスクラスに乗れたら楽だよなぁ…。
\54400でもうちにとっては結構な出費だけど、日ごろから
「一度はビジネスクラスに乗ってみたい!」
と繰り返し言っていた夫の小さな夢をかなえるべく、奮発することに。
そして成田空港へ。
カウンターで荷物にこんな札が付けられました。
なんか自慢してるみたいで恥ずかしいんだけど(汗) -
ラウンジでモエ・エ・シャンドン飲もう~とか一時は盛り上がっていたけど、叩き売り航空券を買った客はラウンジ使えないんだと。
がっかり -
わくわくしながら搭乗。
エアバスA380
2階建ての大きな飛行機で、2階がビジネスクラスです。
中央列のカップル席を使いました。 -
1人分の占有面積が広くてびっくり。
間にある仕切りを立てればプライベートな空間になります。
サイドテーブルにちょっとした小物を置けるので便利。
テーブルの上にタブレットやミニバーがあります。 -
前も広々。
脚が短いからフットレストに届かないよ。 -
ブルガリのポーチがもらえます。
上が男性用。下が女性用。
中身は歯磨きセット・ローション・乳液・くし・香水・ティッシュ・鏡など -
まだ離陸前だというのにシャンパンが配られました。
そして担当する日本人CAが挨拶に来てくれました。
なんだこのセレブ感は(笑) -
座席に座って周りを見ても、他の客が目に入りません。
ほぼ満席なのに人の気配が感じられない。
すごいプライベート感。 -
夕飯
スモークサーモンの前菜めちゃうま。
今まで食べた機内食の中でダントツ№1 -
メインはビーフステーキ。
ちょっとパサついてるけど、赤身肉好きなので美味しいです。
まあステーキを機内で美味しく提供するのは難しいんじゃないかと。 -
夫はシャンパンやワインを沢山飲んで、もう人生思い残すことは無いようです。
ヨカッタネ(゜_゜) -
デザートはまあ普通
-
お茶とチョコレート
-
食後にぶらぶら歩いて後方へ行ったら、バーがありました。
外人たちが日本人の挨拶の仕方(お辞儀)を真似していた。
滞在中よっぽど印象に残ったんだろう。
こんなによく頭下げる国民はいないかもしれないね。 -
寝る時はほぼフラットに。
CAに言うとマットを敷いてくれます。 -
朝食
ペストリーが美味しかった。 -
ドバイに到着。
機体が大きいからか、揺れや振動が少なく快適だった。 -
次のカイロ行きの便が遅れると困るので不安でした。
というのはカイロから先を通しで取ってないので、カイロ→ルクソール便に乗り遅れたら、自腹でチケットを買い直して空いてる便に乗るという面倒なことになるのです。
定刻通り出発してくれてほっとしました。 -
短い夢は終わり、今度はエコノミーで。
-
カイロ空港に到着。
新しくできたばかりのターミナル2です。
ビザ($25)を買い、両替して荷物受け取って、国内線のターミナル3へ移動。 -
その前にsimカードを買わないと。
ターミナル2の出口付近にorangeのブースがあります。
一番安いやつ買った。
8GB・ 80分通話で£175(1050円)
言語を英語にしてわたすと設定をやってくれて、すぐ使えるようになりました。 -
ターミナル2を出るとエジプトのおっさん達がずらーーり。
こわいよー(笑) -
ターミナル3へは歩いて2分ぐらいなのですが、いったん外へ出て路上を歩いて行かなくてはならない。
変な空港。
エジプトのおっさんにタクシータクシー言われながらターミナル3へ。 -
エジプト航空国内線でルクソールへ。
-
ナイル川だー!(たぶん)
-
ルクソール空港でスタッフが出迎えてくれました。
旅程表では英語アシスタントと書いてあったけど、日本語話せる人でした。
他に客はいないようなので、我々だけの専属ツアーになるようだ。
やったぜーィ
このツアーでは、要所要所でスタッフが入れ替わり立ち代り現れ、世話をしてくれます。
スタッフの役割は次の3種類。
①ガイド(遺跡の説明)
②アシスタント(飛行機やホテルのチェックイン・空港への出迎え)
③運転手 -
スタッフの方々へはその都度チップを考えなくてはいけないので、結構面倒くさい。
渡すか渡さないか、渡すとしたらいくら渡すか決める。
釣りをもらうわけにいかないからぴったり用意する。
いつまで仕事してくれるか聞いて、タイミングを見計らって渡す。
エジプトポンドの小額紙幣が手に入りずらいので、1ドル札を沢山持っていったのが役立ちました。 -
初めてエジプトの地に降り立った印象は、遠い昔絵本で見たような気がする不思議な素朴さを感じるものでした。
-
バナナやサトウキビ畑が広がる南国風景の中に茶色いレンガの家がぽつんと立ってる感じ。
ヨーロッパの画家が描く南国の風景? -
街中に入ってきました。
発展途上国にありがちな交通ルールゆるゆる感が面白い。
ちなみに、この町では信号はほとんど見かけない。
ガイドの話によると、信号を作ってもエジプト人はあまり守らないからだって。
どんな国なんだよ!? -
お店に寄ってもらって水を購入。
うがいや歯磨きにもミネラルウォーターを使うつもりなので、大量に買い込みます。 -
ホテルはメルキュール・カルナック・ルクソール
チェックイン手続きと部屋の設備の確認などはアシスタントがやってくれます。 -
ハイビスカスジュースをいただきました。
この辺ではハイビスカスをジュースにしたりお茶にしたりするんだよね。
美味しかった。 -
一見かわいい部屋だけど、わりと古めかしいです。
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ちょっと庭を散歩してみます。
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リゾートホテルのようです。
昼間はプールでまったり、朝晩涼しい時に遺跡見物したりってもいいね。 -
ナイル川ですよ!
大河のわりに川幅狭いんだな。 -
街から離れているのでとても静かなホテルです。
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疲れているのでレストランに食べに行く元気もないし食欲もない。
夫はバーでビールを買ってカップ麺で夕食。
私は何も食べずに寝てしまった。 -
翌朝
朝食のレストラン -
なんてことない普通のビュッフェです。
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ロビーに行くと、日本語を話すガイドが待っていました。
旅程表では、この日は英語アシスタントが案内する(翌日から日本語ガイド)と書いてあったんだけど、なぜか日本語ガイドにアップグレードされていた。
ラッキーだ。 -
チェックアウトしようとしたら、前日買ったビール1本が2本分請求されてる。
ガイドさんに言って訂正してもらいました。
ったく油断ならないな。 -
ツアー会社のバンで観光へ出発。
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まずはカルナック神殿。
超逆光! -
入り口にスフィンクスが並んでいる。
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エジプト最大の神殿です。
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塔門の裏にはレンガが積み上げてある。
建設当時足場として使っていたようです。
塔門が未完成なので、足場が残ってるんですね。 -
遺跡全体の巨大さに圧倒される。
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巨大な柱がすごい密度で並ぶ大列柱室。
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大きいだけでなく、がっつりレリーフが刻まれていて手が込んでいる。
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約3000年前の建造物ですからね。
もう、すごいすごい!の連発でした。 -
かつては天井があったようで、上部の格子窓から明かりを入れていたようです。
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天井の梁の部分にもレリーフが刻まれていて、色彩が残っています。
かつてはカラフルに色づけされてたんだって。
薄暗い神殿の格子窓から差し込む太陽光線。
光に照らされる極彩色のレリーフ…
どんだけ神々しい空間だったんだよ!って思う。 -
この柱の太さ!
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代々のファラオ達が長年かけて増設を重ね、巨大な建物群となったようです。
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青空に堂々とそびえ立つ、ハトシェプスト女王のオベリスク。
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オベリスクの石は、220kmほど離れたアスワンで切り出され、船でここまで運ばれてきたのだそう。
こんなでかい石を切り出すのも運ぶの立てるのもすごい労力だよね。 -
ラムセス3世の神殿
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オベリスクやいろいろな供物がレリーフに描かれてます。
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ハトシェプスト女王の礼拝堂
女王の姿が削り取られています。
これは後継者トトメス3世の仕業と言われてるけど、諸説あるもよう。 -
アメン神にひざまずくファラオ。
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台座にちょこんと乗ってるのはふんころがし。
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見学を終える頃には観光客が押し寄せてきた。
カルナック神殿圧巻でした。
こんなに巨大で手の込んだ神殿を3000年以上も前の人々が造っていたなんて。
いや~もうびっくり仰天。
想像していたよりはるかに高度な文明だったよう。 -
次はルクソール神殿にやってきました。
町の中心部にあります。 -
ここにも大きなオベリスクが立ってます。
右側にもオベリスクがあったんだけど、時計塔と引き換えにフランスへ贈られ、今はパリのコンコルド広場に立っています。
たかだか時計塔と引き換えにこんな貴重なものをあげちゃうなんて、アホですね。 -
左右の像は、古代エジプト№1の権力を誇ったラメセス2世。
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小ぶりなカップルの像は、ツタンカーメン夫妻。
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柱に囲まれた中庭。
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ここも立派な柱が並んでいるが、カルナック神殿より小ぶりなので、カルナック神殿を先に見てしまうとちょっと感動が薄れるかも。
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ガイドさんが熱心に説明してくれて、その場ではなるほど~と感心したり理解するんだけど、結構忘れてしまう。
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もっと勉強してから来ればよかった。
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でも、細かいことがわからなくても、この壮大な建築や装飾の数々が3000年以上前に作られたという事実だけで充分感動する。
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キリスト教徒が使っていた時代に残された壁画。
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3つの小さいお堂
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なぜかモスクがある。
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スフィンクス参道。
かつてはカルナック神殿まで続いていたんだって。 -
狛犬みたいなもんでしょうか?
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見学を終えて、いよいよクルーズ船にチェックイン。
ここで大誤算が。
てっきり街のそばに停泊するものと思ってたんだけど、なんと街から車で15分位走った辺鄙な場所に停泊していた。
余った時間にルクソールの町を散策しようと思ってたのに、これじゃどこへも行けないよ。 -
とりあえず昼飯を食べながら考える。
タクシーが走ってるような場所じゃないので、タクシーで街へ行くことはできない。
どうしよう…
②ルクソール後編へ続く
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