2018年1月31日：第14回ダムカード収集の旅 千葉南部編（中編）　亀山ダム・高滝ダム の2ダム訪問　&　道の駅ふれあいパークきみつ　そして道の駅カード

2018/01/31 - 2018/01/31

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回で14回目です

第 1回：神奈川編　2ダム訪問
第 2回：神奈川編　5ダム訪問
第 3回：埼玉県＆山梨県　7ダム訪問
第 4回：山梨県＆長野県　6ダム訪問
第 5回：東京都＆山梨県　3ダム訪問
第 6回：神奈川丹沢周辺　3ダム訪問
第 7回：群馬県北部周辺　7ダム訪問
第 8回：群馬県＆栃木県　7ダム訪問
第 9回：栃木県北西部　8ダム訪問
第10回：栃木県編　11ダム訪問
第11回：群馬県＆埼玉県　9ダム訪問
第12回：群馬･栃木･埼玉　6ダム訪問
第13回：群馬県＆長野県　6ダム訪問

※第13回の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11312826

第13回終了時点で、7都県の80施設を巡りました

今回の第14回は千葉県南部編です。

アクアラインを通り木更津から千葉県に入り北上しながら、房総半島のダムカード配布施設を6箇所訪問しました。
最後には東金にある「石と光の楽園　みきの湯」でのんびりと汗を流す事が出来ました

また2016年に道の駅巡りをした時には未だ開設していなかった「道の駅　木更津うまくたの里」にも初訪問してスタンプをゲット、
とりあえず千葉県道の駅　全28駅のスタンプはコンプリートです
（4月には市川市に道の駅がオープンします。いたちごっこですね・笑）

ところで栃木県と千葉県の大半の道の駅（全ての道の駅では無い）で
「道の駅　カード」なる物が試行販売された様です
自分の中では、道の駅は基本スタンプを訪問の記録と捉えていましたが、果たして・・・？

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、
前編・中編・後編に分けてお届けします

中編は「亀山ダム」「高滝ダム」です


「千葉県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 9
中編訪問数・・・ 2（22.2％）
累計訪問数・・・ 4（44.4％）
未訪問数・・・・ 5（55.6％）

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 君津(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

前編にて
　東京湾アクアライン経由で千葉入り、海ほたるPAで休憩し、平成29年10月オープンの「道の駅　木更津うまくたの里」に初訪問し「道の駅スタンプ」ゲット
その後、「矢那川ダム」「片倉ダム」を巡りました

※前編の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11326677

※写真は前編の最終地「片倉ダム（笹川湖）」

「片倉ダム」から「道の駅　ふれあいパークきみつ」にやって来ました
「片倉ダム」から「道の駅　ふれあいパークきみつ」は僅か1km程の道のり

道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅

ふれあいパークきみつは
道路を挟んで大きく2つに分かれています

こちらは農産物直売所等がある建物

道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅

そして道路を挟んでもう一つの建物には
片倉ダム記念館とラーメン屋があります

片倉ダム記念館 美術館・博物館

片倉ダム記念館は入場無料で見学できます
しかし残念ながら本日は閉館日でした

ガラス越しに中を覗くと、どうやらパネル中心の展示の様です

片倉ダム記念館 美術館・博物館

すぐ裏手には片倉ダムによって形成された笹川湖が迫っています
でもこの辺りは湖の中でも峡部の様で川の様でした（笑）
釣りが盛んな場所なのか貸しボート場がありました

直売所等がある方に戻って来ました
記念館が閉館日なせいもあるのでしょうが
記念館側の建物より断然賑わっています

道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅

農産物直売所も、そこそこの賑わい
昨年道の駅スタンプラリーで来たなぁ・・・等と懐かしんでいたら
なんと、栃木県と千葉県の一部の道の駅で
「道の駅カード」先行試行発売の案内が！

道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅

道の駅は、各管轄（北海道・東北・関東等等）ごとにスタンプラリーを実施していたり、駅に準えて入場券を販売していたりしていますが、
カード流行りの昨今、ついにカードにも手を出す用です
但し、ダムカードと違って有料で1枚250円

既に関東道の駅はスタンプをコンプリート（当時より新設された数駅を除く）したのですが、物は試しに購入してみました

・サイズはダムカードより小さくクレジットカードサイズ
・正直250円にしてはややちゃちい作り
・写真もダムカードの写真は素敵に見えますが、道の駅カードはさほど・・・

でも訪問した記念にはなるか・・・
今後全国展開する様だし、管理ブロックごとに異なるスタンプ帳を持ち歩くのも不便かぁ・・・
いろいろ考えちゃいます

サイズ以外でダムカードとの最大の違いは
シリアルナンバーが付きます、私のは№000072
11月1日から先行販売して約90日で72枚の販売実績なので
売れ行は1日1枚以下ですね

あれ？
昨年スタンプラリーで巡った関東エリアの道の駅は165駅
交通費はともかく費用はスタンプブックの￥400-のみ
仮に道の駅カードを集めると
165駅×￥250-＝￥41,250-
結構ばかにならない金額です

うーん悩みます

道の駅 きみつふるさと物産館(ふれあいパーク きみつ) 道の駅

道の駅カードの事は後回しにしてダム巡りを続けます

「道の駅　ふれあいパークきみつ」から「亀山ダム」にやって来ました
「道の駅　ふれあいパークきみつ」から「亀山ダム」は僅か6km程の道のり

亀山湖 自然・景勝地

亀山ダム
1980年（昭和55年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 34.5m
堤頂長　156.0m
クレストラジアルゲート　　　　　　　4門
ホロージェットバルブ　φ1,100mm　 2条

亀山湖 自然・景勝地

ダム右岸側は公園になっていて散策できます
非洪水期なのでダム湖側から望むとほぼ満水位でした
千葉県は冬場は降雨量が少ないので、今後水位は低下の一途を辿るのでしょうか？

亀山湖 自然・景勝地

ダム右岸側は公園になっていましたが、ダム天端は一般道路でした
交通量は少ないですが歩道が無いので通行には注意が必要です

亀山湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム下端を望む

常用洪水吐より放水していました
或いは河川維持放流なのかもしれません

亀山湖 自然・景勝地

ダム天端から下流方面を望む
本当はもっと切り立った所にダムを建設したいのでしょうが
千葉県のダムは他県のダムに比べ堤高があまりありません
なんと言っても海に囲まれた房総半島ですから仕方ないですね

亀山湖 自然・景勝地

ダム天端からダム湖方面を望む
「亀山ダム」によって形成されたダム湖は「亀山湖」と言います
釣り船等もあり比較的観光地化されています
といっても、とても静かな所です

亀山湖 自然・景勝地

ダム右岸側には「亀山やすらぎ館」という観光案内所と食堂もありました
（片倉ダム記念館同様、本日休館でした）

湖畔亭 グルメ・レストラン

前編で巡った「矢那川ダム」「片倉ダム」
そして「亀山ダム」のダムカードは
亀山ダム左岸にある「亀山・片倉ダム管理事務所」で頂く事ができます

亀山湖 自然・景勝地

無事に3ダム分のダムカードを頂きました
「矢那川ダム」「片倉ダム」に関しては訪問を証明する必要があります
私は自撮り写真を見せました

亀山湖 自然・景勝地

「千葉県」ダムカード収集の旅
全9ダム中第1号（本日の第1号）は

・矢那川ダム

右上の目的記号は「FN」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
□　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「E」
□　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
■　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
矢那川ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持」目的の
「アースダム」という事になります

「千葉県」ダムカード収集の旅
全9ダム中第2号（本日の第2号）は

・片倉ダム

右上の目的記号は「FNW」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
片倉ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

「千葉県」ダムカード収集の旅
全9ダム中第3号（本日の第3号）は

・亀山ダム

右上の目的記号は「FNW」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
亀山ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

亀山湖 自然・景勝地

「亀山ダム」から「高滝ダム」にやって来ました
「亀山ダム」から「高滝ダム」は県道で26km程の道のり

途中、高滝ダム憩いの家に寄り道

高滝湖 自然・景勝地

「高滝ダム」によって形成されたダム湖は「高滝湖」と言います
ダムは養老川を堰き止めて作りましたが、ダム自身は川の峡部に造られ
例によって川が大きく蛇行しているのでダム周辺ではダム湖は小さく見えてしまいます。
それより高滝ダム憩いの家がある辺りの方が遥かに雄大な高滝湖を望めます

高滝湖 自然・景勝地

ダムサイトに移動して来ました
ダムサイトには「高滝ダム記念館」があります
2Fはレストランになっています

レストラン高滝 グルメ・レストラン

高滝ダム
1990年（平成2年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 24.5m
堤頂長　379.0m
ローラーゲート　　　　　　4門
小洪水吐用ローラーゲート　1条
ホロージェットバルブ　　　1条

高滝湖 自然・景勝地

構造等はパネルで分かり易く説明されていました

高滝湖 自然・景勝地

ダム湖の水位は、こちらもやや高め
この地域では、この時期の適正水位なのでしょう

高滝湖 自然・景勝地

周辺は公園として整備されています
ダム天端も車も通りますが歩道も整備されています

高滝湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム下端を望む
千葉県のダムは落差があまり無いので、減勢工といっても、さして特徴はありません

高滝湖 自然・景勝地

ダム天端よりダム湖方面を望む

前述した通り、ダム周辺の高滝湖はあまり大きくありません
もう少し上流側で大きく開けています
高滝湖は千葉県最大の人造湖だそうです

高滝湖 自然・景勝地

ダムに併設されている高滝ダム記念館には
2Fはレストランですが
1Fには多くの資料が展示されていました

レストラン高滝 グルメ・レストラン

中でも目を引いたのがこの写真
高滝ダムは1986年（昭和61年）着工なので
ダム湖になる辺りは既に結構開発されていました

そこには多くの方々が生活を営んでいました

レストラン高滝 グルメ・レストラン

ダムが竣工して高滝湖が出来た現在の姿
航空写真で見比べると一目瞭然です

高滝ダムより多くの田畑や集落が水没した事が伺い知れます
ダム開発には多くの方々の理解（極端に言うと犠牲）の元に成り立っている事が良く解ります

レストラン高滝 グルメ・レストラン

難しい話はこれくらいにしましょう

「高滝ダム」のダムカードは
「高滝ダム記念館」で頂く事ができます

「千葉県」ダムカード収集の旅
全9ダム中第4号（本日の第4号）は

・高滝ダム

右上の目的記号は「FNW」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
高滝ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

さて、この後は生活用水確保のため遥か利根川から「房総導水路」を用いて引水された「長柄ダム」「東金ダム」を目指します。
長柄・東金の両地区にはダムだけでは無く道の駅もあります
道の駅カードも買うのか・・・？
どうするのか・・・？
とは言え長くなってきたので、後は「後編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「後編」もご覧頂くと幸いです

レストラン高滝 グルメ・レストラン