ペルシャ湾岸諸国をめぐるクルーズに7才と3才の子連れで参加した時の旅行記です。温和な気候、美しい街並み、エキゾチックな体験、ぼられたり等々を記していきます。<br /><br />この旅行記ではＭＳＣスプレンディダに乗船した日（12/31）の様子を紹介します。大みそかなので夕食はフォーマルデー、そのあとは深夜に花火を見ながらカウントダウンパーティーという予定だったのですが・・・<br /><br />（旅程）<br />　Day1 12/30 成田発（→アブダビ）<br />★Day2 12/31 深夜、アブダビ着。セントレジス・アブダビホテルに前泊<br />　　　　　午後、ＭＳＣスプレンディダに乗船<br />Day3 1/ 1 シルバニヤス島（ＵＡＥ）に寄港<br />Day4 1/ 2 終日航海日<br />Day5 1/ 3 バーレーンに寄港<br />Day6 1/ 4 ドーハに寄港<br />Day7 1/ 5 ドバイに寄港（1/6まで滞在）<br />Day8 1/ 6 深夜にドバイ出港<br />Day9 1/ 7 早朝、アブダビ着。ＭＳＣスプレンディダ下船。アブダビ観光<br />　　　　　夜、アブダビ発（→成田）<br /><br />（関連する旅行記の一覧）<br />（旅行記　事前準備　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11296500<br />（旅行記全体のダイジェスト版）<br />https://4travel.jp/travelogue/11322099/<br />（旅行記１　エティハドで成田到着　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11324301/<br />（旅行記２　セントレジスアブダビで前泊　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11325053<br />（旅行記　ＭＳＣスプレンディダのバルコニー付客室　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11327377<br />（旅行記３　ＭＳＣスプレンディダに乗船　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11327779/<br />（旅行記4　シルバニヤス島寄港　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11328732<br />（旅行記5　終日航海　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11331501/<br />（旅行記6 バーレーン寄港　編）<br />https://4travel.jp/travelogue/11333419

着物で行く子連れクルーズ旅行記　ペルシャ湾編　3（ＭＳＣスプレンディダに乗船）

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2017/12/31 - 2017/12/31

321位(同エリア732件中)

エリア

アブダビ(アラブ首長国連邦)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 乳幼児連れ家族旅行

交通手段: 船

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前泊したセントレジス・アブダビからクルーズターミナルまでは約10キロ。タクシーも20分ぐらいで着きました。クルーズターミナルは複数ありますが、ＭＳＣスプレンディダなどの大型船の乗下船は画像の場所にあるクルーズターミナルです。フォートラベルの「ポートザイード」の位置とは違うので、注意ください。

ポートザイード (ニューマイナクルーズターミナル) 船系
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クルーズターミナル全体を船に乗ってから撮影したもの。写真右の切妻屋根の建物がクルーズターミナル。ここで乗船手続きを行います。下船の時もの同じ建物でした。

ポートザイード (ニューマイナクルーズターミナル) 船系
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対岸にあるサーディアット島には17年11月に開業したルーブルアブダビ（丸屋根の建物）が見えます。
クルーズターミナルの中は天井が高く開放的な作りです。無料のwifiも使用できます。
ラクダの置物があったので小学生は記念撮影。
クルーズターミナルの入り口側の様子です。アブダビ乗船組は少ないので、すぐに手続きが始まりました。
手続きの間に私も記念撮影。後ろの女性2人は着物が珍しいのか、ずっと見ていてました。
ＭＳＣのクルーズカードです。他のクルーズ会社のクルーズカードと比べると、表面に船内情報が印字されている特徴があります。列挙していくと、夕食のレストランは「La Reggia」の上層、テーブル番号は752、時間帯は最初の時間帯（18時半から）、船内インターネット使用時のＩＤ番号、避難時の集合場所は「Ｉ」、部屋は13187で13階の「Piero Della Francesca」等々。クレジットカードとクルーズカードとの紐づけは、船内にある専用の機械を使用して行いました。
今回もバルコニー付客室を選びました。部屋に入ると、ベッドの上に救命胴衣と船内新聞が置いてあります。

キャビンの詳細は、以下の旅行記にまとめています。
https://4travel.jp/travelogue/11327377
船内新聞によると、今日はフォーマルデー。また明日のシルバニヤス島でのエクスカーションの集合時間が書いてありますね。驚いたのが避難訓練の時刻が２０時半と、夕食の後に設定されていること。フォーマルの服装で救命胴衣を着るのかしら？
12月31日のカウントダウンパーティーは一階上の14階のプールサイドで、22時半からあるとのこと。花火もあがるので、これは絶対行かないと！
さて船内散策です。子連れクルーズ旅行で乗船日に絶対寄るべき場所が、ここキッズルーム。さっそく登録をしました。ＭＳＣはレゴと提携しているのか、キッズルームにもレゴがたくさん。レゴ好きの小学生と3歳児は大満足でした。
キッズクラブは3才～6才、7才～11才でグループ分けされていますが、部屋は同じなので提供されるサービスはほぼ同じ。写真はキッズクラブのプログラム。
子供さえよければほぼ1日預けっぱなしができるようなプログラムです。写真は航海の前半のプログラム。
こちらは航海後半のプログラム。キッズルームには日本人の「なお先生」がいてくれたので、助かりました。というのはキッズルームにはイタリア、スペイン、フランス、ロシアなど様々な国から子供が集まっているので、共通語がない世界。先生を通じて、子ども同士のコミュニケーションをとる必要があったからです。
5階にある「スプレンディダバー」で休息。バーと言っても、ソフトドリンクも出してくれます。ここは船の中央で吹き抜けになっています。近くにレセプションもあるので、乗船中はよく寄ることになりました。
今回のクルーズ手配をお願いしたクルーズブラザーズさんの特典で、子どもも含めて一人ずつドリンク無料券とアルコール無料券を各12枚いただきました。写真に写っているようなノンアルコールのカクテルは８～１０ユーロしますので、このバウチャーのおかげで今までにない質の高い船内生活を送れました。
スプレンディダバーのある5階と６階をつなぐ階段はご覧のとおり、スワロフスキーのクリスタルで飾られたもの。普通の服で立つと浮いてしまいますが、フォーマルで立つとすごく映えます。
サルの格好が好きな三歳児。
日の入りの時刻になりました。アラブで体験する初の日の入りですが、日本より太陽が大きく見えるような気がします。
フォーマルデーなのでお召し＆袴に着替えてレストランに入ります。
背広に着替えると小学生もお兄さんに見えます。
お母さんと３歳児もフォーマルデーの装い。カジュアル船なので、フォーマルデーといっても、タキシードをつけている人は少数派で、男性なら背広にネクタイ姿でした。なお、着物人はお父さんだけでした。
フォーマルデーなので、夕食は特別のメニューでした。料理はどれも多すぎることなく、おいしくいただきました。
メインの鴨料理。
別に注文したメインのエビ料理。
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デザートも少なすぎず、多すぎずでいい！
ここで悲劇が家族を襲います。そう疲労です・・。メインが終わるころから、子どもたちが次々睡魔に襲われます。寝てしまった小学生。深夜の通勤電車で寝ているサラリーマンにしか見えません。
ナプキンをかけて椅子の上で寝てしまった３歳児。器用に寝ています。まさかフォーマルの格好で子供二人を手分けして抱きながら帰ることになるとは・・・
さて部屋に戻ると、明日に上陸するシルバニヤス島でのエクスカーション「ジープサファリ」のチケットが部屋に届いていました。私たちは「グループＢ」でした。
写真はエクスカーションごとの集合時間の表。さてフォーマルの服装で避難訓練に参加するのが嫌なので、寝ている子供たちを一度起こして、服を着替えさせて参加。そんなこんなでバタバタしていると、親も強烈な睡魔に襲われました。お父さんとお母さんは避難訓練終わって部屋に戻ったら撃沈。折角のカウントダウンパーティーは夢の中で参加ということに・・
前泊ではゆっくり休む方がよいみたいです。次の旅行記ではシルバニヤス島を紹介します。長々と読んでいただき、ありがとうございました。