
2017/12/30 - 2018/01/08
57位(同エリア78件中)
omiwaさん
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1月2日。マルヴァオンを出発して、スペイン国境側から離れる方向へ横断ドライブ。3つの世界遺産の修道院を回り、オビドスに宿泊しました。
12/30 羽田からロンドン経由でリスボン、レンタカー貸出、空港近くに宿泊
12/31 アルメンドロスのドルメン/クロムレック、エヴォラ、エヴォラ近くのB&B
1/1 エルヴァシュ、スペイン、バダボス、マルヴァオン
1/2 トマール、バターリャ、アルコバサ、オビドス
1/3 シントラ、ロカ岬、レンタカー返却、リスボン
1/4 ジェロニモス修道院、国立考古学博物館、発見のモニュメント、国立古美術館、4月25日橋、リベイラ市場
1/5 サン・ロケ教会、サンタ・ジュスタのエレベーター、勝利のアーチ展望台、リスボン・ストーリーセンター、サント・アントニオ教会、カテドラル、くちばしの家
1/6 ベレンの塔、国立馬車博物館、サン・ジョルジェ城、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会、サンタ・エングラシア教会
1/7 リスボンからマドリッド経由で成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マルヴァオンの朝。日の出が見たくて朝の散歩へ。人ひとりいません。
元旦でなくて、1月2日なのが残念。 -
太陽が昇ってきました。
何とも言えない美しさです。遠かったけどここへ来て泊まってよかったとしみじみ感じた瞬間です。 -
写真で美しさを表現しきれないのが悔しい。
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霧がかかってきてしまいました。世界がピンクのようなオレンジのような色に。
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世界が不思議な色合い。
すっかり霧の中に入ってしまったので、諦めて宿へ戻りました。 -
ちょうど8時頃になって、朝食の時間。
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パンの種類がいろいろっあって、食べ過ぎてしまう。。
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名残惜しい気持ちでマルヴァオンを出発、今日はスペイン国境を離れてポルトガルを横断、海側に向かいます。まずはトマールの修道院へ。
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トマールの修道院。テンプル騎士団がつくり、キリスト騎士団へと引き継がれた大変大きな修道院です。
エンリケ航海王子も40年間ここにいたのだとか。トマールのキリスト教修道院 寺院・教会
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修道院というより、砦のようです。
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南門。ジェロニモス修道院の建築家が手がけた門だそうです。
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大変細かい装飾。
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トマール、バターリャ、アルコバサの3修道院の共通券を買いました。
中に入ると、墓の回廊。15世紀にエンリケ航海王子が増築した回廊だそうです。
オレンジが実っています。たわわに実るオレンジは、旅の間中そこかしこで見られました。修道院の回廊にも、定番のようにありました。 -
この修道院、とにかく広くて、回廊が大小あわせて7か所もありました。
沐浴の回廊から、エンリケ航海王子の住居だった廃墟が。 -
2階から聖堂を見たところ。
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回廊には、ところどころ礼拝堂などの部屋がありました。
アズレージョで埋められた礼拝堂です。 -
テンプル騎士団聖堂。ここだけとても豪華!
騎士たちがすぐ戦いに行けるように、馬で回りながらミサに参加したのだとか。
16角形の円形になっています。 -
聖堂に入るところ、説教壇のようなものがあります。こちらは実際にありますが。。
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こちらはだまし絵!
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この木の棒のようなもの、何でしょう?
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16角形の中心、これが主祭壇、であっているかな。。
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聖堂の中の礼拝堂。
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天球儀やロープ、珊瑚など、大航海時代を思わせる意匠の窓。
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マヌエル様式の窓。ちなみにマヌエル様式とは、大航海時代を築いたポルトガル王マヌエル一世の時代に流行した、過剰な装飾が特徴の建築様式だとか。
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窓の下側。
映画パイレーツ・オブ・カリビアンをなんとなく思い出す。。 -
主回廊。ポルトガルを併合したスペイン王フェリペ2世が、ポルトガル王フェリペ1世とし戴冠した場所だそうです。
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回廊の間には、修道院の宿坊がずーっと並んでいます。
とにかく広い。 -
宿坊のひとつの部屋。簡素です。
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キッチン。
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ここにも水道橋が。
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回廊を取り巻く宿坊を外から見たところ。
この後行ったバターリャ、アルコバサよりはるかに広い修道院でした。 -
さて次は、バターリャ修道院へ。
外から見ると、何やら変な形です。煙突のような物が。バターリャの修道院 寺院・教会
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装飾が細かい。
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正面に回ると、地元の英雄だというアルヴァレスの騎馬像。
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正面から見たバターリャ修道院。
正式名は、「勝利の聖母マリア修道院」だそうです。カスティーリャ王の3万の大軍に奇跡的な勝利を収めたことを記念して建てられたそうです。 -
下を向いて座っているガーゴイル。
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外の装飾に比べ、中は意外にも簡素。
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主祭壇。
ステンドグラスから入る光が美しい。 -
ステンドグラスが大変凝っています。一枚一枚違うシーンになっています。
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創設者の礼拝堂。
中央には、戦いに勝利してこの修道院を建築したジョアン1世と王妃の棺があり、周囲の一つに、エンリケ航海王子の棺があります。 -
エンリケ航海王子の棺。頭が装飾でカバーされています。顔がわからない。。
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礼拝堂の天井。1755年の地震で倒壊して、再建されたものだそうです。
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アップにすると。。細密です。すごい。
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ジョアン1世の回廊。
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回廊から教会の方向を見たところ。
初代の建築は簡素だったそうで、100年後にジュロニモス修道院を手掛けた建築家がマヌエル様式の装飾を追加したのだそうです。 -
鐘を動かすメカの古いものが展示されていました。
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ゴシック様式の、アフォンソ5世の回廊。
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ガーゴイルがかわいい。
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いったん外にでて、教会の主祭壇の外側に作られた未完の礼拝堂へ向かいます。
あの煙突のようなものは、屋根がない柱だったのでした。 -
スパっと天井が切られている様に見えます。装飾に凝りすぎ、大きすぎ。。。
いったいどれだけの大きさにするつもりだったのでしょうか。
屋根まで作ってから凝ればよかったのにね。 -
天井を見ると青空が。
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柱の凝りようは半端ではありません。
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屋根がなくても棺はあります。雨ざらしでかわいそう。
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棺の上の天井の装飾。
ジョアン1世の息子ドゥアルテ1世により建築開始、その後マヌエル1世に引き継がれて100年建築を続けたものの、未完に終わったのだとか。 -
エンリケ航海王子の像。
航海王子って、「ナビゲーター」なんですね。 -
3連続修道院の最後は、アルコバサ修道院。
初代ポルトガル国王アフォンソ1世が建設した修道院です。その後にも増改築が行われ、最盛期には1,000人もの修道士たちが暮らしたのだとか。アルコバサの修道院 寺院・教会
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こちらも教会は簡素です。
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見どころのひとつ、ペドロ1世の墓。天使が遺体を支えていたり、棺を支えるライオンの顔それぞれが味があったりして面白いです。
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側室だったイネス・デ・カストロの墓。
棺を支える人の顔が面白いんです。 -
反対側。こちらの棺を支える人は、なんだかブルドッグみたい。
この2つの棺は教会の身廊を挟んで両側に、離れてはいるものの向かい合っておかれていました。最後の審判の日に、互いの顔を一番にみられるように。
政略結婚の王女についてきた侍女だったのが、王女の相手である王子と恋に落ち側室となったのち、殺害されたイネス・デ・カストロ。王となった王子の遺言でこのように安置されたのだそう。
悲恋はわかるんですが、どちらかというと、政略結婚で来た王女のほうが気になってしまいます。。 -
王の広間。壁のアズレージョと、歴代国王の像が興味深い。
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測量?ロープを持って、一体何をしているのでしょうか。
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王がこっちを見てる!
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ドン・ディニスの回廊。ディニス王14世紀初めに建設。
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参事会堂。歴代の修道院長の像が置かれています。すべての修道院長はここに埋葬されています。入口の足元のもきっとそうですね。
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緩い段がついている広い部屋。僧たちの宿泊場所だったそうです。その後はワイン貯蔵庫。どんだけワイン飲んでたの。。
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厨房。巨大な煙突!
巨大なかまどがあったり、設備が充実していました。 -
シンクですかね。
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食堂。ここを通れない人は、ダイエットを命じられたのだとか。
修道士がそんなに太ったらだめですよねえ。 -
ペドロ1世とイネスの墓が、身廊を挟んで向かい合っているのが見えます。
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回廊の2階です。
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アルコバサ修道院を出て、本日の宿泊場所オビドスへ。
宿についたら暗くなりかけていましたが、早速オビドス一周へ。またもや城壁歩きです。オビドスの城壁 建造物
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ポルタ・ダ・ヴィラ(西門)のあたりを城壁から見たところ。
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城壁がライトアップされています。
高さがあります。 -
ここにも水道橋。
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暗くなってきました。
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城が見えてきました。城は今はポサーダ(ホテル)になっています。
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ポサーダ。この裏の城壁は通れないので下におりました。
城のとなりのサンティアゴ教会は、なぜか本屋さんになっていました。 -
今度は町を歩きます。
さすが観光地、お土産屋や雑貨屋などがあちこちに。
ジンジーニャ(サクランボ酒)を、小さな小さなチョコレートのカップで飲むための屋台がそこかしこにあって、夫が飲んでみました。チョコレートボンボンより美味しかった、とのこと。
ジンジーニャは宿でもオーナーにご馳走してもらいましたが、確かに甘くておいしかったです。
子供用なのか、チョコレートドリンクもあちこちで売っていました。 -
可愛らしい街並み。
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ポルタ・ダ・ヴィラはイスラム時代に作られたメインゲート。日本の城でいうと枡形虎口のように、まっすぐ通れないようになっています。
アコーディオンの演奏をしている人がいました。 -
ポルタ・ダ・セニョーラ・ダ・グラサ(南門)にはクリスマスキャンディー型のライト。
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宿に戻ってきました。城壁のすぐ外。
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部屋は広くて快適!
疲れていたので、夕食は手持ちのアルファ米やみそ汁などで軽くして休みました。
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