コチ滞在４日目と５日目は、再びLuLuに出向いて買い物したり、フォート・コチを散歩したり、インド音楽を鑑賞したりしてゆったり過ごした。<br /><br />ホームスティの常連客の中には、毎年１ヶ月避寒のために滞在するゲストもいるという。<br />私たちも６泊したが、確かにのんびり過ごすのにはコチは適地かも知れない。<br /><br />【旅程】11/18デリー→19~21ハイデラバード→22~24ハンピ→25~30フォート・コチ→12/1~2帰路<br />

コチその４【インドの南その９】

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2017/11/18 - 2017/12/02

35位(同エリア177件中)

エリア

コーチ(インド)

■12日目（11/29）コチ滞在４日目
朝はホームスティの２階テラスでとることが多かった。
前日に伝えておくと用意してくれる。シンプルだけど充分だ。
まず2000Rsをキャッシングした。残金と足せば明日の分も大丈夫だろう。
再びエルナクラムにある「ショッピングモールLuLu」に出かけた。前々日は１階のスーパーのそれもほとんどスパイスコーナーにしかいなかったので、インド１の大きさを誇るLuLuを満喫してみたかった。

エルナクラムに向かうジェッティ船内
今日もLuLuに行くのだと告げるとホームスティのリンダは、メトロで行くことを勧めてくれた。LuLuのすぐ近くにメトロ駅があることは確認していたが、ジェッティ乗り場から歩いていける距離に、アクセス出来る駅があるとは認識していなった。

フォート／エルナクラムジェッティ／LuLuの位置関係

エルナクラムジェッティ乗り場の最寄りのメトロは「MAHARAJA'S COLLEGE」駅だ。地図で示した場所なのだけれど、グーグルmapにも駅は表示されていない。おそらく開通したのはつい最近のことなのだろう。
MAHARAJA'Sスタジアムが現れたらすぐそこだ。
MAHARAJA'S COLLEGE駅に到着　
運賃表
LuLuの最寄りのメトロは「EDAPALLY」駅30Rs。乗車券のQRコードを改札機に読み取らせて入る。
メトロの車両
ピカピカの車内
EDAPALLYに着いた。駅からLuLuへの連絡通路が工事中だった。
メトロの高架とLuLu。
入店後、久しぶりにブラックコーヒーが飲みたくなって、ふらっとマックに入った。１杯77Rsという、日本よりも高いプライスだったので期待して待った。
なぜか後からの客が早くハンバーガーセットを受け取っていたが、単品のコーヒーがなかなか出てこない。
やっと手にとってテーブルでフタを開けた瞬間、愕然。ミルクコーヒーではないか。
まさにチャイと同じ。砂糖をたっぷり入れてミルクとシャッフルしたコーヒーだった。
「ブラックコーヒー」あるいは「ノーシュガー・ノーミルク」と言わなかったのがまずかった。南インドでは、コーヒーと言えばこのミルクコーヒーが一般的なようだ。同じ１階にCosta Coffeeもあったのでそちらに入ればよかった。

手鼻をくじかれたLuLu探索だが、上の階にもそれほど興味をひくショップなく、ほとんどスルーすることになった。ただアーユルヴェーダコスメやインドブランドの洋服店も入っていたので関心のある人には楽しいかも知れない。
面白いシーンだったのは、エスカレーターに嬉々として何度も乗っていた若者たち・・。メトロ駅にもエスカレーターはあったけれど、商業施設の普及はまだまだ少ないので、ここに来て初めて乗ったというインド人もいるだろうな。
総ガラス張り・・の一画。
映画館やアミューズメント施設もあって、ちょうど小学生が団体で利用していた。ここは買い物だけでなく、娯楽と社会見学の格好の場所だ。
ランチは4階のフードコートでミールス(143Rs)を食べた。バナナの葉っぱの皿が、バックウォーターの際には実用的と思ったが・・LuLuではオシャレな演出に見えた。
「EDAPALLY」駅から再び戻る。
今晩のインド音楽のライブは「シタールの夕べ」(300rs)だ。
途中で停電したが、
ロウソクのほのかな灯りの中で、途切れることなく演奏は続けられた。
シタールとタブラの音には熱がこもり、聴いていると身体が自然にリズムを取り出し高揚感に満ちた。
■13日目（11/30）コチ滞在５日目

朝、リビングにいてジーンに折り鶴を教えた。こうしたひとときも楽しい。
フォート・コチを散歩した。夏のいでたちで過ごせるのも、今日一日。明日は帰国の途につくので、この時間を大切にしたい。

消えかかった顔の絵に塀の上の雑草がかぶさる。髪の毛のよう・・。
建物全体がアイビーに覆われていた。
サンタ・クルス聖堂では、子どもたちの歓声が響いていた。
「ヴァスコ・ハウス」・・・16世紀に建てられ、ヴァスコ・ダ・ガマが滞在したことにちなんで名付けられと言う。
チャイニーズ・フィシングネット界隈の露天の土産物屋。
漁師たちが網を繕っていた。
浜茶屋でランチ。
フライドライスは今日も美味しかった。(また撮るの忘れた(^^;))　
インド綿を買った。肌触りが良いので、夏のアンダーウェアーをこれで作る。
演奏の前に劇場オーナーが挨拶
今晩のライブは、ハルモニウムが演奏に加わり、中世から伝承されているヒンドゥー教の歌が披露された。
なかなか渋いタブラー奏者。
３日通ったが、観客はいつも少なかった。
ホームスティにもどるとジーンが新聞を見せてくれた。

フォートは全く問題ないが、コチの南200kmあたりのインド最南端エリアに台風が上陸し、大きな被害が出たようだ。
明日のフライトに支障が出るだろうか?。
■14日目 (12/1) 帰国
朝、６時半の空港行きのシャトルバスで帰国の途につく。
ジーンたちが私たちを見送るために、起き出してくれた。滞在中色々とお世話になりました。ありがとう。
また、愛娘の素晴らしいダンスを見ることが出来たことも、コチ滞在に彩りが添えられた。
「Jeen Wilson'S Homestay」を選択して正解だった。
フォート・コチのバス停前界隈・・6時すぎ。
空港へのシャトルバスは時刻表通りに来た!!

※写真は他の日に撮ったもの。この位置に停車する。
コチ空港、チェックイン後。
フライトは定時運行されていて台風の影響は全くなかった。良かった!!。
快調にコチからデリーに向けて飛ぶスパイスジェット。
その後、デリー→上海、上海→関空へと乗り継いで自宅に戻ったは、
翌日12/2の午後４時半だった。

※デリーT1→T3に向かうシャトルバス乗り場。T1までの搭乗券とT3からの航空券を見せると無料で利用できる。
過去２度のインド旅と比べ消耗することもほとんどなく、とてもゆったりした時間が持てた。
そして、やはり旅の喜びは、「人」とのふれあい。今回も素敵な再会と新たな出会いがあって忘れがたい旅となった。

■旅の決算
【２人分旅行費用総額= 214000円】（123500円（滞在費）＋90000円（関空・デリー往復航空券）
【両替】113500円［７万円＋200$＋キャッシング12000rs →21010円の請求。従ってレートは100円に対して57rsになりレート率の良かったデリー市内と同じ。コチでは54rs。※平均両替late56（1rs=1.8円）]
【移動費２人分158000円=インド国内68000円＋関空・デリー往復90000円】
航空券～デリー→ハイデラバード10000円（日本で購入）＋バンガロール→コチ10600rs＋コチ～デリー15132rs＋列車～ハイデラバード→ホスペット2390rs＋バス～ホスペット→バンガロール2300rs＋メトロ・エアポートバス・市内バス・トゥクトゥク計1800rs
【観光２人分】8000rs（入場料ツアー他14400円）
【宿泊２人分】7000rs（10泊・12600円）
【食費２人分】8500rs（15300円）
【他２人分】7400rs（13200円）