2017/07/31 - 2017/08/05
388位(同エリア721件中)
napaさん
急遽休みが取れたので、以前からいちどは見てみたかったねぷたまつりに行ってみることにしました。
7/31 深夜のフェリーで八戸へ
8/ 1 弘前ねぷたまつり
8/ 2 立佞武多の館、十二湖
8/ 3 恐山
8/ 4 寒立馬に会いに尻屋崎へ
8/ 5 帰宅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は八戸1300時発の苫小牧へ渡るフェリーに乗ることになっているので、尻屋崎経由で八戸港に向かいます。ほんとうは宿泊費も節約でき、青森での滞在時間も長くなる深夜2200発翌朝0600着に乗りたかったのだけど、何分急なことだったので予約がいっぱいで取れず仕方ありません。
-
国道沿いには大間鉄道のアーチ橋がところどころで見られました。建設中止から80年近く経ち、よく取り壊されず残っているものだと思いました。テレビアンテナがいくつも橋梁の上に立っているのが見えます。
-
民家の上をまたいでいく水道橋のよう。
-
アーチの向こうが気になって歩いてみました。
-
理髪店と紫陽花と坂道。
-
尻屋崎では馬止の自動ゲートをくぐり岬の突端を目指します。
ここに来る途中で通ってきた海岸沿いの大きなプラントが見えます。石灰石の採掘をしている尻屋鉱業所の船への積み込み施設のようです。こんな最果ての地に巨大な人工物、意外でした。 -
尻屋崎灯台。灯台の敷地の舗装はぼろぼろになっていて厳しい気象を感じさせました。
-
灯台のある岬の先端は、岩礁となって津軽海峡に落ち込んでいくぎりぎりまで芝生状の草地になっています。
-
津軽海峡を背に小さなお地蔵さま。人々は何を祈ったのでしょうか。
-
ところどころのくぼ地には自然に水がたまり、馬たちの飲み水となっているようです。それにしても馬たちの姿が見当たりません。どこに行ってしまったのでしょう・・・
-
岬を巡る道路を走らせていると松林の中に見つけました。徐行していなければ見落とすところでした。
-
松林のなかで佇む寒立馬。
-
悲しげな表情。
-
肉付きのいい尻。
-
岬の先端の強風吹きすさぶ草地で草を食んでいるとばかり思っていましたが、こんなところで休憩したりするんですね。予想外でしたが、思いがけず幻想的な風景でした。
-
とてもおとなしい馬たち。人が近づいても逃げも寄って来もしません。人間には興味がないといった感じ。この群れは牝馬あるいは当歳馬ばかりで、牡は1頭も見あたりませんでした。観光客の危険防止に別のところで管理しているのかもしれません。
-
蒙古馬の血を引くということで木曽馬や御崎馬のような小柄な体格を想像していたのですが、ここでも予想は裏切られました。道産子とも違う、北海道のばんえい競馬に用いられるブルトンやペルシュロン系の馬です。おそらく肉用馬として取引されるのでしょう。一時は9頭まで減っていたところ、有志による保護で現在は30頭ほどまで回復しているそうです。
-
前浜では漁師さんたちが海藻か何かを採っているようでした。近くの集落には畜舎らしきものもいくつか見えて、半農半漁の暮らしをしているのかもしれません。
-
冬は集落の近くの越冬用の放牧地に移されるようで、さすがに厳冬期は粗放的な管理ではないようです。野生馬ではなく家畜ですので。
-
八戸港フェリーターミナル。北海道からはかなりの数の牛たちが家畜車で運ばれています。本州の酪農家へ、肥育牧場へ、あるいは屠畜場へ。今回楽しみにしていたことのひとつはそういった家畜車と一緒になることでしたが、残念ながら行きも帰りも乗り合わせませんでした。
-
苫小牧2015時着。ちょうどその日はお祭りで海の上から花火を眺めることができました。揺れる船内から写真を撮るのは難しい。何枚も撮ったのにまともだったのはこの一枚だけでした。
北の短い夏、短いならではの情緒を味わえた旅でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
下北半島(青森) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 夏の青森
0
21